『幽体離脱〜ミルフィーユの少女たち〜
 作:嵐山GO


    第6章  マドリガル(Madrigal)

 鋸山(のこぎりやま)の脇道には20台前半と思われる男性と、
明らかに小○生にしか 見えない女児の2人だけがいた。
 今、男の方はシャツの袖を捲り上げ、下はトランクスだけ
という格好で、この少女に 翻弄されている。
「ねぇ、こうすると男の人って気持ちいいんでしょ?」
 そう、僕は先ほどから理香ちゃんの身体に入り込んで、
この男との情事に耽っている最中なのだ。
「あ、ああ、そうだよ…ううっ、手が小っちゃくて柔らかくて
…気持ちイイ」
 時々、男は手を伸ばし少女の、つんと背伸びをした胸の
てっぺんに触れようとした。
 だが身長差もあって手は届きにくく、男の方が一方的に
攻められている形だ。

「わーぁ、すごーい。ばっきばきに固いじゃん。あ、何か出て
きたよ」
「はぁー、いい…そ、それは気持ち良くなると出てくるんだ。
あ、ああー」
「へぇー、そうなの。舐めちゃっても平気だよね。はむっ」
 僕は答えを聞く前に、理香ちゃんの口でソレを咥えた。
「あっ、あーっ、そんな…あ、すごいよ。あー、駄目だ。
もう出る! 出ちゃうよ! あうっ!」
 小さな口の中は、あっと言う間に多量の精液で満たされた。

「やーん、なーに? これぇ、苦ぁーい。うぇーっ、臭っーい」
 さすがに味覚はダイレクトに伝わってくるので、たまらず
吐き出してしまった。
「あー、ゴメン。大丈夫かい? ほら、これを使いなよ」
 男は脱いだズボンのポケットからティッシュを取り出し
渡してくれた。
「うん…ありがと」

「ふぅー、スグにイッちゃったよ。上手いんだね。あ、でも
触るの初めてって言って なかったっけ?」
「そうだよ。でも同じクラスの子とかに色々聞いてるからね。
私ってすごい?」
「うん、最近の小○生はすごいよ。すごすぎる。聞いてたらほら、
また興奮してきたよ」
 男のペニスは、もう腹に付くほどに反り返っていた。
「すっごーい! ホントだー。固い…じゃ今度は私の、お股を
それで擦ってーぇ」
「え? ど、どうするの?」
「私が後向きになるから、お兄さんがお尻の間からソレを差し
込んでよ」
「お尻って?」

「こうよ」僕はショーツを脱ぎ、木の幹に両手をついて尻を
差し出した。
「分かった。バックスタイルだね。入れちゃってもいいのかい?」
「駄目っ! それだけは絶対に駄目なの。指も入れたことが
ないんだよ。きっと 痛くて死んじゃう」
 男もトランクスを脱ぎ捨て、背後から抱きしめるようにして
股間にペニスを 差し込んできた。
「やーん、なんだか私にオチン○ンが付いてるみたーい。
へんなのー」
 男がゆっくりと腰を動かすと、股間を通過しながらペニスの
亀頭部分が顔を出す。
「ちょっと待って。やっぱり少し濡らした方が良さそうだ」
 一旦、ペニスを抜き、たっぷりと唾液を垂らす。

「じゃ、もう一度いくよ」
 ぬらぬらと滑るようになったペニスが股間を擦り、時折、
段差がクリトリスに当たり刺激する。
「あ、気持ちいい…その辺、いい…。オチン○ンの出っ張った
トコが、スゴクいいの」
「エラの部分だね。雁首っていうんだ。もっと擦ってあげるよ」
「あん、あうっ、いいの。雁首が感じちゃう。もっとソレで
擦ってー」
「僕も気持ち良くなってきたよ。それにしても、よくこんな
格好でするの知ってたね」
「だって、あん…んんっ…お姉ちゃんがお部屋で彼とシテるの、
見た事あるもん」
「そうなんだ。お姉ちゃんて高○生?」
「違うよ、中○生だよ。一年生なの。だから私といっこ違い。
私も中○生になったら セックスするんだー。あん、やんっ」
 その言葉を聞いて男のペニスは、さらに誇張し動きも加速する。
「凄い、興奮する。そんな話聞いたら…もう…駄目だ」
 男がこれまでにない力強さで腰を奮い始めた。

「あ、あん。ねぇお兄さんてロリコンなの?」
「あ、う…うん…どうかな? 可愛い女の子が好きなだけだよ」
(ふん、立派なロリコンじゃないか。でも今は気持ちイイから
いいや。しっかりイカせて貰おう)
「私ねー、お姉ちゃんともエッチしたことあるんだー」
「本当に? いいぞ、いいぞー。年の近い姉妹のレズなんて
想像しただけで…ううっ」
「やーん、乳首勃ってきちゃったー」
「こんなに興奮したのは生まれて初めてだ。もうイキそう…だ」
「やん、待って。私もイキたい。ちょっと待って…たらー。
あん、やだ…あんっ!」
「ああ、でも…もう…我慢が、ああうっ」

「あ、あんっ、イキたい。私もイクのー。ねぇ、胸揉んでよ、
お願い」
 それを聞いて動きを一旦止め、両手を伸ばして、スリップを
託し上げると両胸を 鷲掴む。
 男が、その動作のために身体を密着してきたので、股間に
手を伸ばしてペニスを 強く握った。
「痛っ! な、何すんだよー」
「だって、お兄さん、もうイキそうなんだもん。私もイカせて
ってばー!」
「わかったよ。小○生の癖にイキたいだなんて、ませてるなー」
「お兄さんだってエッチな小○生が好きでしょ? さ、早くぅ、
さっきみたいにグリグリしてよぉ」
 男は再び胸を揉みながら、ペニスで秘裂とクリトリスを懸命に
擦り上げる。

「あうー…いい。イケそう…この身体、ますますエッチに
なっていく。あっ、駄目かも」
「イキそうなのかい?」
「うん、うん。イク…たぶん…だからやめないで、そのまま
擦り続けて。早くね」
 男はまったく少女の言いなりだったが、満更でもなさそうだ。
 ぐちゅ、ぐちょ、ぬちゅ…
「あん、あん、やん、いいの…ああ、いい…いい、イッちゃう」
 幼い身体の中に眩暈(めまい)がするような快感が吹き上げた。
「あっ、あ、そうよ、ああ、イク、イク…凄い! イッくーー
ーっっっ! ひゃうんっ!」
「イッたね? じゃ、いいね。僕もイクよ。あ、あうっ! 
出るっ!」
 ペニスがぐんと膨らみ一気に射精して、木の幹を汚した。

「ふー、気持ち良かったー。妹の身体も結構いいな」
「妹がどうしたって?」
 二人は余韻を楽しむ間もなく、身なりを整えながら会話をした。
「あっ、ううん。なんでもないよ。ゴメン、私もう行かなくっちゃ」
「写真はどうしようか? 現像したら見たい?」
「いらなーい。お兄さんは、その写真どうすんの? オナニー
する時のおかず?」
「そんな事しないよ。僕は人物は撮らないんだってば」
(そいつはどうだか。アルバムの中は少女の写真だらけじゃ
ないのか)

「ふーん。じゃあ、いつもは何を撮ってるの?」
「ふだんは雑誌に載せる料理とか衣料品とか雑貨類…だよ。
先月までは遺跡の 発掘に付き合わされて土器とか骨とかも
撮ったけどね」
「雑誌? 遺跡? 骨…? ふーん」
「プロといっても、まだ駆け出しだからさ。何でもやらされる
んだ」
「そう…大変なんだね」
「それじゃ、写真は僕が大切に保管しておくよ。それでいいん
だね?」
「うん。お願い。誰にも見せないでね。じゃね、お兄さん。
ばいばーい」

 僕は荷物を手に歩きながら、何か喉の奥に引っかかるものが
気になって 仕方がなかった。
(何だろう? さっき何か思い出しかけたような気がしたけど…)
「あ! そうだ。それより早く戻んなきゃ」
 記憶を手繰るよりも、今は一刻も早くトイレに戻る事が
先決だった。

 洗面所の鏡の前まできて、僕は理香ちゃんから抜け出た。
「あ、あれ?…私?…あ、そっか。オシッコして手を洗って
たんだ。なんか変なのー」
 理香ちゃんはポケットからハンカチを出して手を拭くと、
足早に沙紀ちゃんの元へ向った。
「おっそーいっ」手を振って呼ぶ沙紀ちゃんの声。
「ごめーん」同じく手を振って、理香ちゃんがそれに答える。
 さっきまでセックスまがいの事を していたとは誰も思いも
しない。
 
 こうして僕の楽しい遠足は無事に終わった。


(続く)




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