『他人の妹を頂く方法』
 作:嵐山GO


第7章 果てぬ想い(その2)

兄は妹の身体を持ち上げ、両足を自分の腰に絡ませて、
さらに両手を首に引っかけてもらう体勢をとった。
「あうぅ、これだと一気に奥まで入ってくる。これ駅弁て
言うんでしょ?」
 妹の姿をした圭介は知っていても、わざと聞いて演技を続け、
一哉を喜ばせた。
「そうさ。この体位は体重の軽い子じゃないとね。だから梨奈
みたいな小っちゃい子にはうってつけなのさ」

 ぐちゅ、ぐちょ、ぐちょ
 両手で妹の尻を持ち上げながら、さらに前後に動かして
ピストンを繰り返す。
「いやーん、厭らしい音が私の部屋の中で響いてるぅ」
「そうだね、こんな可愛い部屋で、可愛い顔した女の子が喘ぎ
まくって、床にはエッチな汁をいっぱい垂らしてさ。
もう信じられないよ」

「言わないでよぅ…それにカーペットを汚したらママに
怒られちゃう」
「何の染みか知ったら、もっとびっくりするだろうね」
「やーーん、言わないでったらー」
 ぐちゅっ、ぐちゅ、ぱんっ、ぱんっ!

「さすがにちょっと疲れてきた。今度は俺が下になるから
梨奈が上に乗ってよ」
「うん、いいよ。ごめんね。お兄ちゃんばっか疲れさせて。
今度は梨奈が頑張るからね」
 二人は仲良く手を繋いでベッドへ戻った。


「入れるね」
「ああ」
 兄が妹のベッドの上ですぐに仰向けになると、少女が跨いで
乗った。
 ず、ずず…ずるーり
「ああん、入るぅ…」
「今度は俺、動かないから梨奈の好きなようにやっていいよ」
「うん」

 最初、不器用に小さな身体を上下に動かしてピストン
運動をしていたが、すぐにやめて今度は前後へとスライドし
始めた。
「おお! これ、結構いいな」
「そうでしょう? 梨奈もそう思ったんだ。やっぱさすが兄妹だね。
 きっと感じ方も一緒なんだね。はんっ」
 ずりっ、ずりっ、ずりっ…

「おおー、いい感じ。イキそうになってきた」
「お兄ちゃん…梨奈ね、最後は一緒にイキたいよ」
「うん、そうだな。一緒にイコう」
 そう言うと下から手を伸ばし、未発達の乳房を揉み始める。
「あーんんっ、いいっ。もっと、もっと強く揉んでぇ」
 兄は言われるまま妹の乳房を、存分に揉みしだいた。

 一方、妹は左手を兄の太股の上に乗せ、右手の指を秘裂に
差し入れてクリトリスを擦り始めた。
 それは10歳程度の子供の行為とは到底信じがたい光景だった。

「す、すごい…こんなの夢みたいだ。もう最高だ!」
 兄が最後の力を振り絞るように、腰を突き上げにかかった。
マットレスを激しくバウンドさせると、ベッドがそれに
合わせて軋(きし)む。
「ねぇ、ねぇ、お兄ちゃん。ちょっと止(や)めて」
 釣りあげたばかりの小魚のようにピチピチと跳ねていた妹が、
珍しく兄に声を掛けて中断させた。


(続く)


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