『他人の妹を頂く方法』
 作:嵐山GO


第7章 果てぬ想い

 パンッ! パンッ、パンッ!
 少女の小さな臀部に、兄の執拗な腰の打ちつけが続いている。
「はんっ! あんっ! 凄いキクーっ。やっぱ女の身体は最高…
あんっ」
「何? なにか言った?」
「ううん、なんでもないの。いいから、お兄ちゃん、もっと
激しく突いていいよ」
 四つん這いでシーツをぎゅっと掴んで言う。
「梨奈、ガツガツして、はしたない。お前はお嬢様なんだから、
もっとおしとやかにしていないとね」
 ぱんっ! ぱんっ!!
「やんっ! だって、すごいイイんだもん!」


「おおっ、またギチギチに締まってきた」
「あん! あん! やぁ、お兄ちゃん、私また…」
「なんだ、梨奈? もうイキそうなのか?」
「だってぇ女の子は、男の人と違って一回イクとイキやすく
なっちゃうんだもん。うあんっ!」
 妹の梨奈は兄の方を振り向きながら、泣きそうな顔で言った。


「しょうがないな。よしイッっていいよ」
「うん、ごめんね。お兄ちゃんはイカないの?」
「俺は、あと一回が限界だから、最後にイクよ。いいだろう?」
「うん…分かった。じゃ梨奈イクね」
「ああ、いいよ。そらっ!」
 ずばんっ! ばんっ!
「はうんっ! 凄い! 奥まで刺さってる! もう駄目っ!またイク!
また梨奈、イッちゃうよぉーーっ!! はうっんん!!!」

少女が四つん這いの姿勢から、ベッドに倒れこむように
うつ伏せた。

「…はぁ、はぁ、まだ、時間…大丈夫なの?」
 また酸欠状態に陥ったかのように、大きく息を
吸い込んでは吐きながら、辛うじて言葉を発する。
「うん? ああ、あと30分くらいは大丈夫じゃないか?」
 一哉は、ちらりと壁の時計に目をやり答えた。
「…そう…了解…はぁ、はぁ」
「お前の方が大丈夫じゃ無さそう」
 相変わらずベッドに伏せたままで、顔だけは横に向けて
息をしている。

「平気だよ…こんなに気持ちいいんだもんな。ギリギリまで
楽しまなくっちゃ損だぜ。ふぅ」
 男言葉ながら、台詞の単語が上手く繋がってきた。
 もう本当に大丈夫なのだろう。
「よし、じゃあ最終戦やるか!」
「いいよ。今度はどんな体位で梨奈を可愛がってくれんだ?」
「そうだな…立ってやろうか? どうだ、立てるか?」
「うん…。分かった」

 二人は家具を置いていないスペースを使って、壁に
少女を寄りかからせて前から挿入した。
 ずりゅっ…
「はんっ、さっきまで後ろからだったのに、また今度は
前から入れてもらうと感触がまるで違う」
「ああ、でも身長差があるから角度的に辛いな。ちょっと
動きにくい」
「やめるか?」
「そうだ! こうしよう。これ、前から一度やって
みたかったんだよな」


(続く)


inserted by FC2 system