『セーラー服と水鉄砲』
 作:嵐山GO



第10章 もっとキツく、もっと深く(その2)

「私…今度、バイブ入れて学校行こうかな?は、はうっ!また奥まで
来た…」
「見つからないでね。せっかく、いい高校に入ったんだから退学に
なったら何もかも水の泡だよ」
「そ、そうね。分かった…表向きは清純な女子高生を演じるわ」
「その分、帰ったら私を好きにしていいよ。あ、あんっ!こ…
これ良過ぎ」
「もう馴染んできたの?やっぱり美月は淫乱ね…あふぅ…ヴァージン
捨てたばかりなのに、もうオチン○ンに夢中になるなんて」
「やんっ、そんなこと言っちゃあ。でも、この大きさ…素敵。
さっきより激しくイキそう」
「もう、こうなるとどっちが攻めか分からないね。あぐっ」

 ぐちょ、ぬちゅー、ぐちゅ
 混じりあった液が卑猥な音を繰り返すと、2人は堪らず頂点を
目指して駆け上がる。
「美月っ、お姉ちゃん、もうイク。美月は?」
「私もイケるよ。2回目だけど思いっきりイッちゃう!大きな
声出していい?」
「いいよ。あ、でも外で誰かに聞かれても困るから両手で口を塞いで」
「うん、分かったよ…あー、もうイク。お姉ちゃん、凄いのが来る!
手を握ってて」
「大丈夫…握っててあげる。失神しちゃうほど激しくイッて。
私、もう限界っ!」
 美鈴は妹の手を握ると、もう一方の手で小さな胸を鷲掴みにし、
硬くなった乳首を甘噛みした」
「あ、乳首駄目っ!弱いのー。イッ…イッちゃうーーー!!やーんっ!」
 美月は達すると同時に痙攣した腰を突き上げたので、そのまま
太いディルドーが美鈴の最深部に一撃を加えた。
「ぐはっ!す、凄っ!こんなの…凄すぎっ!!イッ、イクわ、
イクーーーッ!!!」

********************

「あぁ、またイク!」
「お姉ちゃん、私も…もう駄目なの。イクの!」
 姉妹に憑依した2人は、初めての休日を有意義にイキまくっていた。
「ふぅー、もう…何回、イッたのかしら…?」
「私…5回はイッた思う…」
「そう…私の方は多分…もっと…7、8回くらいはイッたわ」
「女って凄いんだね。お姉ちゃん」
「男の快感とは比べものにならないと聞いてはいたけど、まさか
ここまでとはね」
 再びボンデージを着込んだ美鈴は仰向けに寝ていたが、股間の
ペニスは萎える事を知らず天に向けて、そそり勃っている。

「お姉ちゃん…私、お腹空いた…」
「そっか、もう2時だもんね。外にお昼、食べに行こうか?」
 2人は、やっと起き上がった。
「育ち盛りだから栄養つけなくっちゃね」
「でもスタイルは維持しないと。可愛い服、着れなくなっちゃうわよ」
「だよね」
「そうだ、あんたに服買ってあげるよ。下着もだけど」
「でもママたちにバレない?」
「下着は、そんなに高いのは買わないし、服はフリマで見つけたとか
適当な事、言えばいいんじゃない?」
「お小遣い、あんまり貰ってないしね。2人ともバイトもしてないし」
「さ、そうと決まったらシャワーを浴びて食事とショッピングよ」
「うん!」

********************

 2時間もすると2人は食事を終え、ショッピングセンターで下着も
買い終えていた。
「あとは洋服ね。あ、ほら!あのウィンドウに飾ってあるのどお?
美月に似合いそうよ」
「ジャケットは可愛いけど、スカートが短すぎない?」
「あんたは背が低いんだからミニが似合うの」
「どうでもいいけど、背が低くて髪を両サイドに縛って、可愛い
なんて言われたら、もう言い訳出来ないね」
「そう、立派なロリよ。ほら、中に入って試着してみたら?絶対に
似合うから!」
「はい、はい」
 美月は背中を押されるようにして、店内に入った。

「ほらー、似合うじゃない!言ったでしょ?」
「う、うん…でもやっぱ短いなー」
 美月はスカートの裾を、何とかこれ以上下げられないかと苦戦
していた。
「いいの、いいの。すみませーん、これに決めました」
 美鈴は手を上げて店員を呼んだ。
「はい。プレゼントですか?お包み致します」
「いえ、いいんです。このまま着て帰らせるんで、着ていた服を
入れる袋だけ貰えますか?」
「かしこまりました」
 店員が袋を取りに一旦、下がる。
「え?お姉ちゃん、これ着て帰るの?」
「そうよ。包んで貰うと包装紙とかタグとか処分するの面倒でしょ?」
「相変わらず、兄貴は頭いいっすね」
「そんな可愛い格好して、急に男に戻るんじゃねーよ」
「えへへ」

数分後、姉妹は仲良く店を出た。
「お前の新しい格好見てたらムラムラしてきた。まったく女って
ヤツは際限が無い」
「もう勘弁して下さい。腰がガタガタっすよ。ウチに帰っても、
しませんからね」
「うるせーな、分かってるよ。親達も帰ってくるだろうしな」
「それよりも兄貴、なんだか異様に男の視線を感じるんですけど」
 美月に化けた安は辺りをキョロキョロと見回しながら言った。

「そりゃ、お前が可愛いからだろ?」
 一方、美鈴に憑依している兄貴も、それに気づいたのかサラリと答える。
「そ、そうなんすか?…でも、前に外出した時は、そんなの感じ
なかったんですけどね」
「お前、分かってねーな。今のお前は、もうガキじゃねーんだよ」
「どういう意味です?」
「オレに抱かれて女になったろ?出てんだよ。身体中から女を匂わす
フェロモンが」
「じゃあ、兄貴もですかい?」
「ああ、多分な。だがお前の場合、その犯罪的な外見に加えて大人の
女の匂いだ。ロリコンで無くても視線は移るってもんだ」

「はぁー、そうっすか。何だか頭痛くなってきた…」
「せいぜい背後に気をつけるんだな。学校で先コウに犯られんなよ」
「脅かさないで下さいよ。あ!でも、あれですかね。ココで
立ちんぼ(*)でもやらかしたら、結構な金、稼げますね」
「そんな事してみろ。すぐにシマの者がとんで来て、シャブ漬けに
された挙句、輪姦(まわ)されてビデオに撮られてボロボロになるまで
客取らさせられるぞ」
「うわっ、怖い!お姉ちゃん、ヤクザって怖いんだね」
「けっ!言ってろ」

 姉妹は会話を聞かれないよう、なるべく人通りを避けながら
バス停へと向かった。 
 
*立ちんぼ…路上に立ち、道行く男性に声をかけて身を売る、いわゆる
売春行為。


(続く)



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