『セーラー服と水鉄砲』
 作:嵐山GO



第10章 もっとキツく、もっと深く

「うふふ、おめでとう!これで美月も立派な大人の女ね」
 妹の身体から、僅かばかり身体を起こし言った。
「あ、お姉ちゃんに戻ったんだ。うん、優しい手ほどきのお陰だよ。
初めてなのに本当にイケるなんて思わなかったから嬉しかったよ」
「ううん、お礼を言うのは私の方よ。だって美月の大切なヴァージン
貰ったんだもの」
「お姉ちゃん、有難う!」
 美月はボンデージから突き出た、姉の大きな胸の谷間に顔を埋めた。

「すぐに2回戦、始める?」
「私はいいけど、お姉ちゃんの方が疲れてるんじゃない?」
 自分より何倍も身体を動かしたであろう、姉を気遣って言った。
「大丈夫。若いもん」
「花の17歳だもんね。あ、花も恥らう17歳だっけ?」
「どっちでもいいわ。それより、今度は美月がコレ着てみたら?」
 美鈴は着ているボンデージスーツを指差して言う。

「うーーん…何度も言うけど、私はお姉ちゃんみたくスタイル
よくないから…」
「大丈夫だって。着てみてよ」
「う、うん。そんなに言うなら…」
 諦めた妹は、姉が編み上げを解き終わるのをじっと待っている。

「はい!どうぞ。ちょっと汗かいたから気持ち悪いかも
しれないけど」
「それは別にいいんだけど…やっぱり自信無いなー。やだなぁ…」
 渋々受け取ったボンデージに身体を通し、姉のやったように
胸元まで編み上げていく。


「どう…かな?」
 完全に着終えるとベッドから下りて全身を見せた。
「うん、いいよ。ばっちり!確かに胸も無くて幼児体型だけど、
そのギャップがいいの。そのテのマニアが見たら、それはもう生唾
ものよ」
「誉められてるの?」
「勿論。あー、これからの2人の絡みをビデオに撮ったら高く
売れるんだけどなー」
「お姉ちゃん、それだけは駄目ですよ」
「分かってるわよ。じゃ、ディルドーを装着して」
「沢山、あるけどドレにしたらいい?」
「今度はさっきより太くて長いのに挑戦してみようかな…
コレなんか、どう?美月に入れる側は、私の方より一回り小さく
なってるの」
「でも、さっきのアナル用よりは大きいね」
「もう平気でしょ?これくらいなら」
「試してみる。ローション貸して」
 ここでも美月は見よう見真似で、瓶の液体を出し自分の亀裂と
ディルドー表面に塗った。

 ぬぷ…ぬぷぷ…ぬちゅー
「は、入る…あん、でも…大っきくて…ううっ」
「頑張って、美月っ!もう少しよ」
 辛そうに顔を歪める妹に声援を送る。
「入ったよ…お姉ちゃん、ちょっと苦しいけど…」
「少しの辛抱よ。スグに良くなるからね」
 美鈴もローションを自分側のディルドーに塗り始めた。
「あ…お姉ちゃん、駄目…響く…」
「ゴメン、すぐ終わるから」
 表面に塗り終わると、掌に残ったローションを自分の陰部に塗る。

「いいわよ。来て」
「今度は私が男役?」
「うーーん…年下のあんたが男で、私が犯される女かぁ…やめとく。
いつものようにレズりましょ」
「はーい」
「前戯はいいから、もう入れて」
「いいの?」
「ローションも塗ったけど中は、まだ濡れ濡れなのよ。太いの
見てたら待ちきれなくって」
「了解…いくね」

 ぬるーり、ずりゅー、ぬぷぷぷっ
「ああー、凄いっ…さっきより、うんと太くて…長くて…
満たされる…」
「やぁ…私もキツぃ…お腹がいっぱい…」
「はぁー…気を許すと快感が、どんどん込み上げて…スグにでも
達しそう。何か別の事でも考えないと」
「お姉ちゃん…あんっ、さ、先にイッてもいいよ。女の子は何度でも
イケるんでしょう?私の事はいいから…きゃんっ!さ、先にイッて」
「美月と一緒にイキたいの。私たち仲良くするって…それに、
いつでも一緒だって…」

 懸命に、押し寄せる快感と戦う。そのあまりの大きさに歯を
食いしばって耐える。
「くっ!駄目…お願い!美月、何か話し掛けて!頭の中、真っ白で…
どうにかなっちゃいそう…」
「い、いいよ…お姉ちゃんて学級委員でしょ?あ…あん…お姉ちゃん
みたいな優等生が家に帰ると、こんな格好で妹とレズってるなんて
誰も思わないよね。あん!」
「あ、あふ…そ、そうね。先生だって、まさか私がこんな太い
ディルドーをオマ○コに、咥え込んでるなんて思いやしないでしょうね
…あ、あー…イイ」
「もちろん…パパもママもね。や…やん、エラが引っかかって中の
ヒダが引っ張り出されそうっ!」
「玩具が、こんなにイイなら男なんていらないね」


(続く)



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