『セーラー服と水鉄砲』
 作:嵐山GO


第5章 男姉妹、突っ走る?(その2)

 美鈴の最後の愛撫を込めた濃厚な攻撃が再開された。
 それは右乳首を吸い、左手でもう一方の乳房を揉み、溝に沿った
中指は第一関節を僅かに曲げて膣腔内に侵入させたのだ。
 そして、それらがあたかも別々の生き物のように勝手な動きを始めた。
 揉み揉み、ぐちゅ、ちゅば、じゅる、りゅっ、ずり、ずり、ちゅー
「あ、あー!凄い!こんなの…こんなのって…いやーん、感じすぎちゃう!
身体が…自分の身体じゃないみたい。でもイキそう…もう駄目!
我慢できない!」
「えーいっ、イッちぇー」
 くちゅ、くちゅ、ぐちゅー
「イク、イク、イッちゃうーーっ!駄目なの、セーラー服でイッちゃう!
はうんっ!!」

「ふぅ、ふぅー…」
 カーペットの上で目を閉じたまま、まだ大きく呼吸をしながら体調を
取り戻そうとしている少女がいる。
「どう?美月。気持ち良かったでしょ?」
 そんな妹に優しく声を掛ける姉の美鈴。

「すっげー、良かったっすよ。もう何て言うか意識がブッ飛んじまい
ましたから」
「何だ、安。素に戻ったのか」
 美月から安に戻ったのを見て、美鈴も男口調に戻る。
「もうアレですね。男とは全然違って、それこそ身体中が性感帯で
イク瞬間、死ぬかと思った位で」
「そいつは凄いな。オレも姉の記憶は残ってるんだが、実際体験して
みないと分かんねーからな」
 腕を組んで美鈴のセックスやオナニーの記憶を辿るが、気持ちがイイ
こと以上の事は分からない。

「じゃ、次は兄貴がしますか?俺、手伝いますけど」
「そうだなー…生き返って最初にやる事がオナニーってのも何だか
情けないが」
「俺はやっちまいました。兄貴もやってみて下さいよ。きっと最高っすよ。
なんつっても、このガキと違って経験豊富な熟練者なんすから」
「いや、豊富って…あのな、体験人数は1人だけだ。回数は8回…か」
「十分じゃないっすか。それにオナニーだって、もう3年近くはヤッて
んですから。完璧っす」
「うむむー、確かに」
 腕は組んだまま、さらに思考を探る。

「何か、問題でもあるんで?」
「いや、もしかしたらバイブでも持ってるかなと思って探ったが無い
ようだ。さすがに高校生じゃ指だけか…」
「いいじゃないですか。指でイケるんなら俺も手伝えますし」
「そうだな。やってみるか。ただしオレは制服脱ぐからな」
「あ、きったねー。俺んときは着たままだったのに」
「2人して制服がシワになったんじゃ、言い訳が大変だろ?」
「それも、そうっすね」
 安の返答を聞いて、兄貴は制服を脱ぎブラとショーツ姿になった。

「うわー、やっぱり出るとこは出てますねー。バストは何センチ
なんですか?」
「ん?83のCだそうだ。普通じゃないか?スリムだから大きく
見えるんだな」
「最高の身体っすよ。で、どうします?俺のベッドの上でしますか?」
「そうだな。借りるか。お前も脱げよ」
 1人がベッドに移動し、1人は服を脱いで生まれたままの姿になった。
「やっぱ、恥ずかしいっす。こんな未成熟な身体だと」
「そんなことない。美月、可愛いよ。だって私の妹だもの」
「あ、お姉ちゃんに戻ったんだ。そうだよね。男同士で絡んだら
気持ち悪いものね」
「ブツブツ言ってないで、早くこっちに来て脱がせて」
「はーい」

 小柄な美月は姉の隣に並ぶと、ショーツを脱がせブラのフロント
ホックを外した。
「形のいいおっぱいだね。仰向けになっても、ほとんど形が
変わらないもの」
「若いから、まだ張りがあるの。年取ったら垂れちゃうかしら?」
「それはないと思う。お姉ちゃんのおっぱいは、ずっとこのままだよ」
「そうならいいけど」
「あれ?なーんだ、お姉ちゃんだってお毛毛薄いじゃん。私も、
あと何年かしたら、これ位は生えるのかなー?」
「アソコの色はどう?見える?」
「見えるよ。うーん、私みたいな薄いピンク色じゃないけど、ちょっと
赤みがかった感じ」
「そう。まいっか。舐めてよ」
「え、もう?いきなり?」
「うん。とりあえず感度を確かめたいだけだから。あとは寝る前に
1人でシテもいいし」
「駄目です。ちゃんと美月がイカせてあげますから」

(続く)


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