『ロリだろうが、何だろうがとにかく頂く方法
 作:嵐山GO


第3章 若すぎる愛人のボディを頂く (圭介編)

 平日の午後、一哉が外出の準備をしているところに
来客を告げるインターホンのチャイムが鳴った。
ピンポーン、ピンポーン
「はい、はい。今出るって。こんな時に一体誰だよ?」
 鞄を一旦、ソファに放り投げるとインターホンの
応答ボタンを押した。
「はい?」
「おう、一哉。いたのか? 良かった」
「なんだ、圭介か。ちょっと待って。今開けるから」
 一哉は玄関に向うとドアの施錠を解除した。

「すぐに出てくれないから留守なのかと思ったよ。
あれ? どこかに出かけるのか?」
 圭介は入ってくるなり、一哉の服装を見て言った。
 部屋にいる時はいつもジャージかTシャツに
トランクス一枚なのに、今日はキチンとアイロンを
掛けたシャツとスラックスを穿いているからだ。
「うん、今日はレポートの提出日なんでね。なんか用?」
「そうか…それは残念。実は、ほら…先日、お前が
また薬を試そうって電話掛けてきただろう。
 あの時は予定が入っていて駄目だったけど今日は
どうかなと思ってさ。やはり電話してから来た方が
良かったな」

「そうだね。ちょっとタイミングが悪かったね。
めぼしい子でも見つけたの?」
「そうとも。今度ウチの劇団に入ってきた子が、
めちゃくちゃイイ女なんだよ。彼氏がいるみたいだけど
構うもんか。俺たちでトコトン犯しまくってやろうと
思ってさ」
「ふーん、そんなにイイ女なんだ…でも、どっちみち
今日は無理だな。今度じゃ駄目?」
「うーん、俺もバイトと掛け持ちでなかなかタイミング
が合わないんだよ。確か今日なら休みで家にいる筈なん
だが」
「…そうなんだ」

「なっ、今日がベストなんだよ。一哉が行けないなら
俺一人でも行くかな…薬はあるか?」
「あるわけないじゃん! いや…ちょっと待って。前回、
使った残りが冷蔵庫に入れたままだっけ?」
 一哉がふと思い出したように自室の冷蔵庫へと向う。
 圭介も追うように後ろから付いていった。

「あー、やっぱり処分してなかった」
「前回の残りって、結局お前一人で使ったの? 何か
イイ事でもあったのか?」
「ん? いや、別に。ただフラフラと歩き回っただけで
何も楽しいことは無かったよ」
 一哉は前回、一人で女子校に潜入し少女に乗り移った
ものの、あと一歩でイケなかった事を思い出すと、
とても圭介には報告できなかった。

「それは残念だったな。ところで日が経ってるけど
コレ、まだ効果はあるのか?」
「どうだろうね…離脱は問題ないだろうけど、
とり憑いている時間は極端に短くなると思うよ」
「それでもいいか。突然来て贅沢は言えないもんな」
 圭介は薬の入った瓶を受け取ると、ソファに腰を
下ろした。
「おっと! もう、こんな時間か。悪いけど、そんな
訳だから行くよ。後は任せるから楽しんできて」
「ああ、悪いな。それじゃ使わせてもらうよ」

圭介は一哉が出て行くと、いつものように溶液をグラスに移し
一気に飲み干した。
「丁度いい。ここに身体を横たえておくか…」
 そう言うとソファに横になり、ゆっくりと目を閉じた。
 わずかな時間が経過し、圭介は自らの肉体から離れる事に
成功した。
(それじゃ、向うか。それにしても実体が無いから、いくら
離れたところまで歩いても疲れないのはいいよな)
 圭介は、そう言いながらも電車やバスを乗り継いで目的の女の
マンションへとたどり着いた。
(飯塚乃理子…ああ、あった。ここだ。601号室か)
 ポストを見て部屋番号すら探し当てた。
 続いて誰かがエレベーターに乗り込むのを1階で待った。
(6…01号室。よし、この部屋だぞ。頼む、いてくれよ)
 祈るような気持ちで玄関のドアをすり抜け、室内に侵入する。

(お! 良かった。いたな)
 飯塚乃理子というその女は圭介好みのスラリとした長身に
見事なプロポーションという両方を兼ね備えている美人だった。
(料理を並べているぞ。さてはこの後、彼氏が来るんだな。
では。その前に頂いちゃおうかな)
 二十歳位の女性が着けると、とてもキュートで可愛く見える
エプロン姿の背後から圭介は身体を埋めていった。
「あ? なに?…あ、ああ」
 運良く女の手には何も握られていなかったので、意識を
無くし床に崩れても大変な事態に陥らずに済んだ。
「ん…んー、うん。無事に入れたみたいね」
 圭介はさっそく飯塚乃理子に成り切って第一声を発してみた。
 やがて立ち上がると洗面所を探し当て、鏡の前でエプロンごと
スカートを持ち上げる。

「うわっ! 私ったら何てエッチな下着を穿いてるのよ」 
 極めて布地部分の少ないパンティの色はベージュだった。
「そっか彼氏が来るんだものね。でも待ってる時間も惜しいし、
今日は長く入ってられないみたいだから始めちゃうわね」
 圭介はさっそくエプロンの脇から右手を差し入れると、
その豊満な乳房を鷲掴んだ。
「ああー、思ってたよりうんと大きいじゃない。楽しめそう」
 さらに左手指先でパンティのゴムを潜ると、秘裂に押し当てる。
「まだ濡れてないけど、いいわよね。擦っちゃおっと」
 誰にお伺いを立てるわけでもなく、圭介は欲望を次々と
実行に移し始めた。
「乳首とか直接触りたいけど脱ぐわけにはいかないし…
仕方ないわ。着たまま鏡に写してイクってのもいいかも」
 脱衣を諦めると、中指の腹で執拗にクリトリスを刺激する。


「う、うーん…時間ばかり気になってなかなか濡れないわね。
それとも、こういう体質なのかしら?」
 ピンポーン
「ううん、もおっ! イイところなのに! 彼、もう来ちゃったの
かしら?」
 急ぎリビングに戻ってインタホンのボタンを押して「はい」と
返事をすると、「俺だ」と声が帰ってきた。
 セキュリティの解除ボタンを押して、声の主をエレベーター
ホールに通した。
(考えてみれば結構高そうなマンションに一人で住んでるよな?
短大生とか言っていたけど、収入のいいアルバイトでもしてんのか?
それとも一哉みたいに仕送りか?」

 ピンポーン
 続いて玄関のチャイムが鳴ったので、身なりを直しながら
出迎えた。
「いらっしゃい」
 おそらくは年差のないイケメンを想像していたのだが、ドアを
開けて見て驚いた。
 そこに立っていたのはチビ、ハゲ、デブという三拍子揃った
見るほどに冴えない中年男だった。
 唯一の救いは高そうな服装である。
 ただそれもブランドもののようだが、いかんせん風貌の酷さに
完全に負けていた。

「何だ? じっと見て。入るぞ。ほら、これは今月分だ」
(こいつに小遣いを貰っていたのか。ちぇ、ちょっとガッカリだな)
 男がセカンドバッグから取り出した封筒は、しっかりとした
厚みと重量があった。
「あ、ありがとう」
(これだと優に4、50万は入ってそうだな…)

「いい匂いがするぞ。飯の準備は終わったのか?」男が靴を脱ぎ、
リビングに向って歩き始めた。
「あ、あの…あのね。食事の準備は出来てるんだけど、
先にHしない?」
(唐突すぎるか? でも時間も無いしな)
 圭介は封筒をテーブルの上に置くと、男のシャツの端を掴んで
甘えるように言った。
「なんだ? 珍しいな。乃理の方から先に欲しがるなんて」
 男は女の事を乃理と呼んだ。もしかしたら、もう付き合いは
長いのかもしれない。
「うん…お料理を作りながら貴方のことを考えていたら、なんだかHな
気分になってきちゃって。うふふ」
「へー、いつもの乃理とは別人みたいだ。それに俺の事を
貴方だなんて呼んで」
「駄目ぇ?」
(じゃ、何て呼んだらいいんだよ!)

「よし、じゃ飯の前に軽く一発抜いておくか」
「うん! ありがとう」
(まったくムードのない奴め。こんな男、金さえ持ってなければ
誰も寄り付かないだろうに)
「さっそく、こいつを大きくしてくれよ」
 男はズボンのベルトを緩め、ファスナーを下ろすと中から
どす黒いイチモツを取り出した。
「…うん」
(ちぇ、フェラしなきゃ勃たないのかよ。こんなイイ女なのに)

 圭介は剛毛に埋まったペニスを手に取ると、自分の
方から唇を寄せていった。
「んんっ! 匂いがキツイわ」
「そうだろう。忙しくて今日で一週間、シャワーも
浴びてないからな。今日、乃理の部屋で浴びる筈
だったんだ。さあ、その臭いヤツを思いっきり
しゃぶってくれ」
「はい…ちゅば。んぐ! うっ、うえー」
(く、臭い! 臭すぎる。まったく何だってんだ、この
匂いは)
「ほらぁ、ちゃんと咥えないと駄目だろう。舌も使って
綺麗にしろよ」
「あ、ええー…でもぉ」
「相変わらず下手くそだなー。ほら、こうやるんだって
いつも言ってるだろう」
 男が両手で女の頭部を掴んで、強引に引き寄せた。
「ぐっ! うぐぐっ、ぐえ、うええ」
 異臭のする肉塊を口中に押し込まれると、嗚咽感が
一層高まり涙さえ出た。


「おおー、いいねー。その顔。生娘に無理矢理させてる
みたいだ。へへ、興奮してきたぞ」
「ぐっ、えっ、ぐえ…じゅる…ちゅば」
(ち、勝手に興奮してろよ。こっちは早く終わらせたいぜ)
「よし、よし。勃ってきたな。入れてやるからスカート
捲って四つん這いになれ」
「え? でも私、全然準備出来てないの。それに濡れても
いないし」
「そんなの構わねえよ。ほらケツ向けろ」
 男は女の身体を無理矢理、四つん這いにさせスカートを
捲った。


「よーし、じゃあ入れてやるからな」
 ズ、ズブ…ズズ
「いっ、痛いっ! やっぱり無理! 入んない…ちょっと
待って! お願い」
「うるさいなー。大丈夫だって。やってる内に濡れて
くるだろ。ほら、ほら、どうだ!?」

 ズブッ、ズル、ズズ
「くはっ! ホントに駄目…痛くて死にそう」
(なんだ、全く濡れないし感じないぞ。どういう事だ。
やっぱり少なからず相手のことを好きとかの感情が
伴わないと無理なのか? まさか不感症じゃないだろうな)

「痛くて死にそうか…そいつはいいな。では、もっと
奥までブチ込んでやる」
 ズ…ズブッ!
「いっ、痛ーーいっ! もう駄目! これ以上は耐えられない!」
「こいつはいいぞ。キツク締まってきやがった。まるで
処女のようだな。おおっ、イ…イクぞ」
「やめて! お願いだから、もう抜いてってば!」
「嫌だ。このまま、いつものように中に出すんだ。出すぞ、出る!
うっ、ぐうっ!」
 ドピュッ!ビュルン!!

(ちっくしょう。テメエだけ感じてさっさとイキやがった。
くっそうー、もう諦めた。抜けるぞ)
 圭介は結局、最後まで性感を高める事は出来ず、ついに
女の身体から抜け出た。
 一方、身体を取り戻した女は状況が理解できず、床に
伏したまま呆然としている。
(飯塚乃理子…よく分からないけど彼女も可愛そうな女だな。
ま、俺には関係ないか。それにしても一人で乗り移るのが、
こんなに難しいとはね。
 一哉に頼んでまた二人で共謀するか。とにかく今日は
もう帰ろう。疲れないつもりが、思いっきり疲れてしまった)
 圭介はついに熱い野望を果たすことなく、帰路へ向った。


   (さらに、さらに続く)





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