『皮り種』
作:嵐山GO


 第9章 続・捕食

「す、すっごーい!葵さんのお股にオチン○ンが付いてるー。
しかも黒くて、あんなに大っきい」
「やあーん、私の彼の2倍くらいは、ありそう」
「カッチカチになって上向いてる…」
「やっだぁ、私…男の人のって見るの初めて」
「なんで私たち、あんなものが見えるのかしら」
 真須美が冷静に聞く。

「それは先輩達が心の中で一番見たいと思っているからですよ」
「そ、そうなの?」
「そんな筈…ない。私は彼がいるもん。そんなに大っきくは
ないけど」
「私、見たいって思ってるかも。別れてから随分エッチして
ないし」
「いやーん。私は見るの初めてだってばー」
「それにしても、これは太くて大きいわ。葵さん、触っていい
ですか?」

「ええ、どうぞ。どうせ先輩達の幻覚だし、触るなり弄るなり
好きにして下さい」
オレは下着をすべて脱ぎ捨てて、ソファに座った。

「うわっ、すごい太さ…握りきれないよ」
「色も形もグロテスクね」
「見てたら私、ちょっと感じてきちゃった」
「私も男の人のって触ってみたーい」
「男じゃないってば。葵さんのオチン○ンでしょ」
「あ、そっかぁ」

 5人がそれぞれ交代で触っている。
「ああ…気持ちイイ。ねえ、誰か私のオッパイを揉んで」
「あ、私、揉むー」
「桃香、ずるーい。じゃあ私は左ね」
「あ!ああん。気持ちいい。こういうのって感じちゃう。
今度は麻衣子ちゃん、こっちきてキスしてよ」
(あ、オレ…こいつのこと、ちゃん付けで呼んじゃった)
「はーい。でも私キスするの初めて。でも葵さんだったら
いいや。麻衣子の初キッス、あげますねー」
 5人の中で唯一、ベビードールを着た麻衣子を呼びキスを
せがんだ。
 チュッ!

「あ、いいなー。じゃあ、私はオチ○チンにキスしちゃおう
っと」
 ちゅばっ
「ちょ、ちょっと加奈。待ってよ。私にもさせて」
 じゅるじゅるー
 加奈と美樹が交互に咥えたり、胴体部分を舐め上げたり
している。
「うう…感じる…これも薬のせいか。凄い感度だ」

「乳首、ビンビンに勃ってますよー」
「こっちの乳首だって見てよ。もうカチカチよ」
 真須美と桃香が乳房を揉み、乳首を弄ぶ。
「あうう…うう…ぐっ…」
 全てに於いて未経験の麻衣子が、不器用なディープキスで
唇を塞ぐ。
 加奈と美樹が交互にペニスをしゃぶり、真須美と桃香が
乳房や乳首を弄る。
 ソファーに座ったままのオレは、まさに王様にでもなった
ような気分だ。

「ごめーん、私もう入れたくなってきちゃった」
「ええ、駄目だよう!順番でしょ。ジャンケンで決めよう。
ね?」
「わ、私は怖いからいい」
「麻衣子が抜けたから4人でジャンケンね。ジャーンケーン、
ポン!」

「やったー!私一番ね。いっただきまーす。わぁ、大きいー」
 加奈がまず跨り、ペニスを握って器用に膣腔に向い入れた。
 ジュブッ!!
「はうーん!ああー、凄いーっ!こんなのって」
 上に乗った加奈は奥まで入れるとすぐに腰を使い始めた。
 ぐちゅ、ぐちゅ、ずり
「あー、駄目ぇ!こんなに早く来るなんて…まだイキたく
ないのにー」

 薬が効いているから感度が倍増されているのだ。ましてや
彼女たちにとっては、これが初めての経験だ。
 催淫剤の役も十分に果たされていることだろう。
「ほらー、早くイッてよー。後が支(つか)えてるんだからー」
 後ろで待っている美樹が、加奈の腰を掴んで前後の動きを
手伝う。
「あ、駄目!美樹、それしたらスグにイッちゃう。はうっ!
やん、イク!」

「ほらぁイッたなら、もうどいてよ。次は私なんだからー」
 続いて美樹が乱暴に挿入する。
 美樹も加奈に負けないくらいの、見事な腰の動きだ。

「はぁーっ!!!イッちゃうーーん!!」
「イク、イク、イクーーっ!やんっ!!」
 麻衣子を除く4人が絶頂を迎え順に果てた。

「さ、麻衣子ちゃん。おいで。瑞希が女にしてあげるよ」
(どうも、この子だけは先輩という気がしないんだよな)
「で、でも怖い」
「大丈夫。優しくするから。それにこれは幻覚なの。実際には
無いものだから安心して」
「う…うん」

麻衣子を、ふかふかの絨毯に寝かせ上に乗った。
「ゆっくり足を開いて。そう…いい子ね」
 オレは髪を撫で、キスをしながらその未開通の膣へと指を
差し入れた。
「いいなー。麻衣子、あんなに優しくして貰って」
「羨ましいよね。私の初めて時なんか、ほとんどレイプだった
わよ」
「私ん時もそう。なんか無理矢理で超痛かった」
「男ってズルイよね。初めから気持ちイイんだもん」
 背後から4人が、男を批判している会話が聞こえてくる。

「じゃ、もういいね。ほぐれてきたみたいだからオチン○ン
入れるわね」
「…うん」
 ぬちゅっ、ずず…
「はうんっ!」
「痛くないでしょ?薬が効いてるから」
 ちゅっ
 小柄な身体に似合った小さな唇に口づけた。

「あ、ああー。はうん」
「どう?麻衣子ちゃん、全部入ったわよ」
「私、大人になれたんですね。葵さん、ありがとう!」
 麻衣子が両手を伸ばしオレに抱きついてきた。

「じゃ、動くね」
「はい。お願いします」
ずりゅ、りゅっ、ずりっ…
「はあーんっ!やっぱり処女はキッツいわー。キュウキュウに
締め付けてくるもの」
「やんっ、あんっ、あ、ああ、はう…んっ」

ぐちゅ、ぐちゅ、ぬちゅ
「あー、もう…中も小っちゃくって…狭くて駄目」
「あんっ!やん、きゃんっ」
 麻衣子の子供のような可愛い喘ぎ声が、オレの脳天を直撃
する。
「もう、そろそろ我慢…」
(待てよ…さすがに中では出せないぞ。妊娠ももちろん
ヤバイが、その前に精液という痕跡が残ってしまう。
こいつらが正気に戻った時、さすがにそれは誤魔化せない
からな)

「ね、ねえ…誰か私のミルク飲んで欲しいの」
「あ、私に飲ませて下さい」美樹が手を挙げる。
「駄目よ。私に頂戴っ!」真須美が言う。
「またジャンケンするー?」桃香が提案する。
「ジャンケンなら任せて!」加奈が言った。
 4人が揉めている。だがそう長くはもちそうもない。

「だ、誰でもいいからお願い。早くして。一番飲み慣れてる
子がいい」
 オレは僅かにストロークのスピードを抑えて言った。
(ヤバイ!この子の中にマジで出してしまいそうだ)

「じゃ、私ね。いつも彼に飲まされてるもの」
 加奈が悩ましげに唇を半開きにして言った。
「うん、お願い。加奈さん飲んで」
(久しぶりの射精だ。おそらく相当量出る事だろう。加奈なら
全部、零さずに飲み干してくれそうだ)

 ずりゅっ、りゅっ、ずぶっ!
「あー、もう出るっ!」
「葵さん…私、少しだけ感じてきました」
「ホント?でも、ゴメンネ。私、もう限界…また今度シテ
あげるから」
「はい…きっとですよ。あ、あん!」
「うわっ…キッツイ!絞まるっ!駄目!イクっ!!加奈さん、
お願い」
 射精直前に引き抜き、加奈の頭を掴んで口内にペニスを
ねじ入れた。


どぴゅっ!どく、どく…びゅるん!
「んんっ!むーん・・・ごく、ごくん」
 加奈が目を閉じ、大量の精液を上手に喉の奥へ流し込んで
いる。
(ああ、やはり上手い…)
「一滴も残さず飲んでね。搾り摂って欲しいの」
「んん…んぐ、んぐ」
 両手を交互に使って根元から丁寧に尿道をスライドし、残液を
搾り摂る。

 じゅぽんっ!
「あー、さすがね。上手いわ…すっかり綺麗になったもの」
 加奈から解放されたペニスの表面は唾液でテラテラと光って
いた。
「えへへ。彼氏に鍛えられてますからね」
 加奈が満足げに言う。
 オレは脱力している麻衣子の元へ戻り、ティッシュで股間を
拭いてやった。
(あまり出血していない…良かった。2年ともなると、スポーツ
などで処女膜は破れている可能性が高いからな…とにかく
これも見つかるとヤバイ。捨てておかねば)

「あー、少し寒くなってきちゃった。服、着ようかな…」
 一人が言った。
「ワンピやめてパジャマ着ようっと」
 それぞれが下着を着け、早々に寝巻きを着始めた。
(そろそろ薬の効果が切れ始めてきたか…それではコイツも
しまうとするか)
「あ、あんたの頭のタンポポ無くなってるよ」
「美樹だって、尻尾消えてる」

「葵さんは?」
 5人が一斉にオレを見た。
「なーに?」みんなの方に振り向いてみせた。
「あ!オチン○ンが無い!」
「ホントだ。これで全員、消えちゃったね」
「つまんないのー」
「なんか、あっという間だったね」

「葵さんも泊まっていきませんか?」
「うーん、どうしよう?でも何も持ってきてないし…」
(うわー…いい光景だなー)
5人のパジャマ姿やネグリジェ姿は天使達のようで、とても
美しかった。

「何でもありますよ。タオルも歯ブラシも…そうだ、私ので
良かったら持ってきますよ」
 美樹はそう言うと部屋から出て行ってしまった。

「うーん、泊まっちゃおうかなー…」
下着を着終えて、ふと先程の小箱を見るとまだ錠剤が残って
いた。
(まだあるのか…あの可愛い純白の天使達ともう一度やるって
のもいいなー。それに麻衣子にはもう一度抱いてやると約束
したし)

「お待たせー。葵さんには、これを着て貰いまーす」
 持ってきたのは、やはり純白のフリルやレースが施された
豪華なミニのネグリジェだった。
「ネグリジェって着たことないけど…」
「ワンピと同じですよ。それに、これ可愛すぎて私には似合わ
ないんで。なんなら葵さんに差し上げます」

「私より、麻衣子ちゃんの方が似合うんじゃない?」
「麻衣子には大きすぎるんです。この子、身長140cmしか
ないから」
「あ、そっか」
 オレはネグリジェを受け取って着てみる事にした。

「うあー、似合いますよ」
「葵さん、可愛い!素敵です」みんなが又パチパチと拍手する。
「エンジェルですね。今度は葵さんが背中に羽を生やして
下さい」
 麻衣子が言う。
「ええー、私はやっぱりオチン○ンの方がいいけど」
 加奈が言うと、桃香と真須美も同意した。
「私もー」
「賛成!」
「薬も、まだあるしね」美樹も欲している。


「うん、分かったわ!じゃ、泊めて」
「はーい、じゃあ今夜は6人でパジャマパーティだね」
「後で皆で一緒にお風呂に入ろうよ。葵さん、ここのお風呂
大きいんですよ」
「それから食事して、ゲームして…えーと、それから」
「エッチでしょ?」
「うん、そうだね。葵さん、またみんなを抱いて貰えますか?」
「ええ、もちろん!そんで麻衣子ちゃんには、次は絶対に
イッて貰うわないとね」
「あーい。お願いしまーす」

 こうしてオレは一度に5人の少女をモノにし、薬の力を
借りて一晩中イカせまくった。
 もちろん麻衣子もこの夜、女としての喜びを知った。

(薬は昔の知り合いを通じていつでも手に入る。オレは
自分が男としてやりたい時はこの少女達と乱交に及び、
女としてレズりたい時はチヨを抱く。そして今はまだ
開発途中だが、いずれ孝明とセックスで絶頂を迎えられれば
3通りの楽しみ方が出来るのだ。いや、一人でスルのも
入れれば4通りか…)

(フフ…こいつは最高の皮だな…絶対に手放さないぞ。
オレの女子高生活は始まったばかりなのだ)

 だが、このような都合のいい蜜月が長く続く訳も無く、
ついに事態は急展開へ!

次回、最終章「帰巣(前編)」





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