『その後の英雄と悪漢』(その11)
 作:嵐山GO



 僅かな時間が流れ、オレは気を取り戻し、桜の下半身に手を
伸ばした。
 つやつやの白い肌、無駄な肉はまったく無い。弾けるような
弾力性、硬さの残る蒼い果実の皮を剥きにかかる。
 紺色のスカートに手を差し入れ、太股の感触を楽しみながら
陰部へと急ぐ。
「あん…お兄ちゃん、私…こわい…」
「目を閉じてていいよ」
「…うん」
 長い睫を持った瞼が閉じられる。オレは太股を這う右手を
一旦止め、左手でセーラーの上着をたくし上げた。
 水色のギンガムチェックのブラが現れた。ホックは前か
後ろか考えた末、ブラも外さずに、そのままたくし上げた。
 案の定、大きくは無い乳房が顔を出す。
(74のAってとこかな…これって微乳っていうのかな?
でも桜には、この位の大きさが似合ってる)

 誰も触れたことの無い乳房を砂でも集めるように、周りから
ゆっくりと攻め揉んでゆく。
「あ…ん…」
 桜の口から溜息にも似た小さな息が漏れる。きっと恥ず
かしさを隠すために懸命に耐えているのだろう。
 声を出さないように手を口に当てているが、八の字にも
似た眉が感じ始めてきた事を表している。
 そんな表情を見ていたら、もう堪らなくなって目の前の
ちょこんと乗った乳首を吸ってしまった。
 ちゅっ、ちゅば、ちゅー、ちゅ、ちゅっ
「いや…はーん、んんーっ」
 れろ、れろれろ…じゅる
 今度は完全に咥え込んで舌を使って転がした。口内の乳首は
完全な硬さを保っている。
 もう一方の乳首もいたぶる為に、スカートの中にいた右手を
呼び戻し、乳首を摘ませた。
「やんっ!乳首…こんなに感じるなんて…」
(可愛いっ!少女が大人になる時に一瞬見せる表情だ。今、
オレは最高に幸せだ)

   
 両手で乳房を揉み乳首を摘んでいたが、それだけでは堪らず
再び右手をスカートの中へと侵入させた。
(ついに…桜ちゃんの大切な場所、おま○こに触れられる
んだ。うわー、ドキドキする)
 太股をゆっくりと這うと、突き当たりの布を指先が感じた。
(この下着の中にあるんだ。夢じゃないんだ。オレは今、
桜ちゃんのおまOこに触れようとしている)
 焦らしたい気持ちと、はやる気持ちが入り乱れ、ついに
ブラとお揃いの小さな布が下ろされる。
 右手だけを使い、ゆっくりと確実に丁寧に下ろしてゆく…。


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