SKIN TRADE2
作:嵐山GO

(その8)

「ここは…一年生の更衣室?」
「ええ。さ、先輩入って」
「う、うん」
 女の子は腕にゴムで巻いていた鍵を使って解錠すると、僕の背中を
押した。
「何か、ここに忘れ物?」
「いいえ。違いますよ」
 カチャリ
(ん? 今、施錠した?)

「先輩…さっきのお返事、聞かせて欲しいな」
 後輩の女の子は、その小さな身体をすり寄せてくる。
「あ、えーと…でも私」
(だから、どうしたらいいか分かんないんだって!)
「先輩、私のこと嫌いですか?」
「そ、そんなことないわよ。白石さんて、小っちゃくって可愛いし
大好きよ」
(これくらいは言ってもいいよな)
「ホントですか? 嬉しいです! でも白石さんなんて呼ばないで。
私、真由です」
「真由…ちゃん?」
「まゆゆでもいいですよ。友達はみんな、そう呼んでるし。あ、先輩、
ちょっと背を低くして。顔見せて下さい」
「なに?」
 チュッ!
「えへ。先輩の唇、奪っちゃった」
「あ…」

「先輩、胸大きいんですね。触っていい?」
「え? ちょ、ちょっと待って。えーと…その、ほら…戻らないと
先生に…」
 そこまで言いかけると真由の手で口を塞がれた。
「大丈夫ですよ。私は保健室で寝てることになってるし。先輩は
間違いなく先生の評価は高いです。私が保証します。だから、ね?」
 真由は僕の胸を持ち上げるように揉み始めた。
「あ、はうん…」
(なんて気持ちいいんだろう…自分で揉むのとは全然違う)
「先輩、可愛いっ」
「そんなこと…ない…」
「もう我慢出来ない! 先輩、虐めちゃうっ」

 真由の手が口から離れ、僕のブルマの股間部を擦る。
「あ、そこは…くうん」
(なんだよ。すげー、感度。ブルマの上から触られてるだけなのに、
ビンビンに感じてくる。駄目だ…快感で身体が震える)
「えへ、真由も濡れてきちゃった」
 その言葉を聞いて僕も彼女の下半身に指を滑らせる。
 やはり陰部は熱く熱を持っている。
(直接触りたいけど、手汚れてるしな)

「あー、感じる。まゆゆ、上手いのね」
 誰もいない更衣室で二人だけで、淫らな行為に耽る状況に興奮度は
増した。
「先輩っ真由…嬉しい。夢みたい。お願いです。もっと強くして!」
「うん、こう?」
 右手中指を折り曲げ、陰部に押し当てると強く前後にスライドした。
「きゃうん! それ、凄いぃ」
 真由は興奮を露にすると、僕の体操着とブラを一緒に捲りあげ乳首を
吸った。
「あうっ! 駄目! 凄い…そこ弱いの」
 僕は自分の乳首が異常に感じることを知っている。だからオナニー
する時もクリトリスと乳首を同時に責め上げることにしていたのだ。
 真由は、まるで知っているかのように陰部と乳首を責め立てる。
「駄目…イッちゃいそう…」
 僕も真由の乳首を吸いたかったが身長差もあって、それは
叶わなかった。
 代わりに僕もブラごと捲り上げると生乳を存分に揉みしだく。

「あーーん、真由もイッちゃいそう。先輩、お願い。一緒にぃ」
 幼い胸を包むように揉み、隆起した乳首も摘み上げると最高潮に
達した。
「ええ、私ももう駄目みたい。一緒にイキましょう」
「イク、イク、イク…やーーーん」
 外に聞こえるんじゃないかと心配になるくらいの声を上げ、
真由は果てる。
 ほぼ同時に僕も一人では決して得られなかった想像を絶する快感に
脳内が弾け飛んだ。
「くっ! イクっっ!!!」

「先輩、今日は真由を運んでくれて有難うございました」
「あ、うん。こっちこそゴメンね。強く当てちゃって」
「いいんです。そのおかげで先輩といい仲になれましたから」
「あ、うん…そうね」
 僕らは服を整え、置いてあったブラシで髪をとかしながら
見つめ合う。
「もうすぐ授業、終わりますけど一応、戻りますか?」
「うん…その方がいいかな」
「了解。じゃ、一緒に行きますね」
 二人で更衣室を後にしても、真由はしばらく僕の手を離さなかった。
(とりあえず…いいんだよなぁ。そうだよ。友達が増えるのは
悪いことじゃない)
 僕はベンチに戻って座っても、しばらく先ほどの余韻を楽しんでいた。


(続く)


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