憧れのメイドたん(前編)

作:なお





「ぐふふっ。はぁはぁ。これがあれば、あの子は僕のものだ。ふふふふっ!」

暗い部屋の隅で不敵な笑いを浮かべているのは、今回の主人公、田中優也である。彼はぽっちゃりした体型で、パソコンのしすぎで、メガネをかけている。まあつまり秋葉系なのだ。そんな彼がなぜ笑っているのかを知るには少し話をしなければならない……。

優也「ふふっ、やっぱり聖子ちゃんは可愛いなあ」

優也はいつものようにメイド喫茶に行き、1人の女の子に見とれていた。彼女の名前は遠藤聖子。この店一番の人気者だ。顔はもちろんの事、巨乳で、ウエストはくびれ、お尻もムッチリとしている。男なら誰しもが振り向かずにはいられない、そんな女の子なのだ。

聖子「ご注文はお決まりでしょうか?ご主人様」

聖子が優也に向かってにっこりと微笑む。あまりの可愛さに顔が赤くなり、目をそらしてしまう優也。なんとかぼそぼそと口を動かす。

優也「こっ、コーヒー……」

聖子「かしこまりました。ご主人様」

そう言うと、聖子はカウンターの奥に消えていった。ふりふりのメイド服からパンツが見えそうになり、なんとも色っぽい。しばらく待っているとコーヒーがやってきた。周りではジャンケン大会などをして盛り上がっていたが、内気な優也にはそんな事をする勇気はない。いつものようにコーヒーを飲み干し、すぐに店をでた。

聖子「いってらっしゃいませご主人様」

店をでる時、後ろを振り向くと聖子ちゃんが優しく見守ってくれる。その姿を見ながら家に帰った。

優也「ただいまー」

誰もいないのに癖になってしまったあいさつをし、部屋のパソコンをつける。そして、いつものようにメイド物のエロゲーを立ち上げる。

「あっ、あん!ご主人様ー!」

パソコンからは女の子の喘ぎ声が聞こえてくる。優也はそれをおかずにオナニーするのが日課になってしまっていた。もちろん相手を聖子ちゃんとだぶらせながら……。

優也「はっはぁ、聖子ちゃん。君は僕のものだ!僕の自由なんだ!ああっ!」

どくどくと白い液体が流れていく。パソコンの画面でも、ちょうどメイドが逝く場面が映し出されていた。しばらく余韻に浸り、優也はパソコンを消し、寝る準備をする事にした。しかしカーソルをシャットダウンに合わせようとした時、一通のメールを受信していた事に気づいた。どうせ迷惑メールだろうなと思いながらも、いちおチェックする事にした優也。メールボックスの受信フォルダには一通の未開封メールが届いていた。

優也「なんだこれ?大好きな彼女を思いのままに?」

変なタイトルだなと思い、中を開いてみた。添付ファイルはないようなのでウィルスでなないようだ。メールを開くとポツンとリンクだけがある。優也は気になったのでリンクを開いてみる事にした。リンクのページに飛ぶと、そこのページには、あの子を意のままにと書いてあるだけで、他には注文というボタンだけがあるページが表示された。

優也「なんだこれは?注文?これ押したらなにかくるのか?これ、ワンクリックサイトなんじゃ……。……ごくっ!でも文面が気になる。もしほんとなら……。まあいい、いちかばちかやってみるか」

優也は淡い期待を抱きながら、注文のボタンをクリックした。すると画面には『注文ありがとうございます』とだけ表示されただけだった。

優也「はぁ、やっぱり……。ただのいたずらじゃん。ばからし!さっさと寝よ!」

優也はパソコンを消すと、風呂に入った後、ベッドに入り眠りについた。



次の日。もう太陽も眩しいくらいの時間に、のそのそと起き上がり、いつものように準備をする。準備も終わり出かけようと玄関に向かうと、そこにはポツンと箱が置いてあった。

優也「んっ?なんだこりゃ?母さんからの荷物かな……」

なんとなく気になったので優也は部屋に戻り、中を調べてみる事にした。部屋に戻ると箱を床に置き、調べてみる。

優也「……宛名はなしか……母さんじゃなさそうだな。まあいっか、開けてみよ!」

ごそごそと中を見てみると、全身タイツのような肌色の服が2着と2錠のカプセル、そして説明書が入っていた。

優也「なっ、なんだよこれ!なんか気持ち悪いな……でもまっ、とりあえず説明書を読みますか!」

最初は驚いたものの、段々興味が湧いてきた優也は説明書を読んでみた。しばらくして読み終えた裕也は、使い方がわかったのか、それを着てみる事にした。
ビニールを破き、タイツを取り出す。次に服を脱いで全裸になる。そして、足からするすると入れてみる。自分の足の方が遥かに太いのにゴムのように伸び、足がするすると入ってく。

優也「すっ、すげーっ!ピチっとなってるのに全然きつくない。むしろ心地いい気がする」
優也は、驚きつつもするすると全身に着込んでいった。顔まですっぽりといれると、さっきまで開いていた背中の部分が閉じていき、遂にはなくなってしまった。

優也「うわっ!すげー!全然違和感ないよ!ちょっと引っ張って……いっ痛て〜。まじかよ肌そのものじゃん。よし!次はっと!」

そう言うと優也は、自分の胸らへんに力をいれ両方に開いてみた。どうやら開こうとすると痛みはなくなるようだ。そして開いた後、そこからガバッとタイツを脱ぎ捨てた。ドサリとタイツが床に落ちる。

優也「ふぅ〜。これでいいはずだ。……うほっ!説明書通り!僕の皮ができてる!」

床に落ちたタイツは、さっきまでは何もない肌色だったのだが、今は完全に優也の姿になっていた。どうやらこのタイツは一度着た人の姿をコピーできるらしい。優也はしばらくタイツを見てハッと何かを思いついたらしく、顔がにやけだした。

優也「ぐふふ、これであの子は僕のものだ!」





と、だいたいこんな感じで最初に戻ってきたわけだが、もちろん本番はこれからである。では続きを話すとしよう。

にやにやとしながらしばらく黙っていた優也だったが、何か考えついたのか動き始めた。まず服を着て、そして机からビンを取り出した。ラベルにはクロロホルムと書いてある。

優也「ぐふふっ!まさかこんな事に使うとはね!あの時手に入れててよかったよ。よし!これで準備は整った。あとは聖子ちゃんだけだ……」

優也は用意した荷物をリュックに詰め終わると、外に飛び出していった。家から出た後500メートルくらい行ったとこで足を止め、ばれないように隠れた。そしてしばらくじっとしている事にした。あたりはシーンとしている。さらに時間が過ぎ、日も落ちかけてきた。

優也「……まだかな。たしか、今日はそろそろバイトが終わってここを通るはずなんだけど。…………。あっ!きたきた!」

どうやら聖子が来たようだ。ふりふりのついたワンピースに身を包み、自慢の胸をゆっさゆっさと揺らしながら歩いてくる。優也はばれないようにクロロホルムとハンカチをとり、それをハンカチに染みこませ、聖子が横を通りすぎるのを待った。

そして、

聖子「ふぅ〜。疲れた!帰ったらお風呂にはいって!んんっ!んんんん!」

優也は背後から一気に襲いかかり、ハンカチを聖子の口に押し当てる。聖子もとっさの事に驚きながらも、なんとか逃れようと必死の抵抗をする。

聖子「んんんんっ!んんっ!んん……んん……ん。…………」

しばらく抵抗していたが、段々と効いてきたようだ。あれだけ暴れていたのにおとなしくなっていき、遂には眠ってしまった。最後には力が抜けダランとなり、地面に倒れようとする。優也は必死で聖子の体重を支えて体を起こすとリュックを前にやり、聖子をおぶった。ハンカチをポケットにいれ、両手をお尻に回す。優也は手と背中に柔らかい感触を感じる。そしてなびく髪からいい匂いが漂ってくる。そんな誘惑にたえながら、優也は家に向かって歩きだした。

優也「背中に胸が当たってるよ。ふよふよしてる!ふふっ!これがもうすぐ僕のモノに……」

色々な事を考えながら、優也の顔は家に着くまでずっとにやけていた。

ガチャ!

なんとか見つからずに家に聖子を運び込んだ優也は、さっそく行動に移る事にした。聖子を部屋に運び、ベットに寝かせる。そして次に服を脱がせる事にした。

優也「ぐふっ!はあはあ。たまらない。興奮してきたよ。よっよし!やるぞ!」

かなり興奮しながら、優也は聖子のワンピースの下をつかみ腰のあたりまで一気に引き上げた。すると聖子の綺麗な足とかわいいピンク色のパンティが顔をだした。

優也「はあはあ!やばい!我慢できない……いやっ!ダメだ!モタモタしてたら起きちゃうよ」

やりたい気持ちをぐっとこらえながら、優也は途中まで上げていたワンピースを一気に引き上げ脱がせた。聖子は下着だけしか身につけていない状態になる。パンティ同様ブラもピンクで可愛いデザインだった。そのブラの中には窮屈そうにおっぱいが収められている。

優也「ふふっ!今から解放してあげるよ!」

そう言うと優也は聖子の体を横に倒してホックを外し、ブラを取った。プルンっと大きなおっぱいが解放される。優也はまた誘惑に負けそうになり、聖子の大きなおっぱいを揉みたくなった。その誘惑に絶えながらも、スルスルと足からパンティを脱がした。

優也「うわー……。綺麗だ!素敵だよ。聖子ちゃん。そしてありがとう。この体は僕が貰うよ。ぐふふふふ」

不敵な笑みをこぼしながら、優也は次の作業に移った。まだ使ってないほうのタイツを取り出し、聖子に着せていく。途中何度か胸や柔らかい肌に触れるたびに理性と戦いながら、なんとか全部着せ終わった。すると前と同じようにタイツは聖子の体をコピーしていった。

優也「ぐふふっ!これで脱がせば完成だ。聖子ちゃん、これでその体ともお別れだね……。そのかわり君には僕の体をあげるよ」

最後の仕上げにと優也は聖子の胸に両手をやり、一気にタイツを開くとそのまま脱がせた。さっきまではただのタイツだったのに、今の優也の手には聖子の皮が握られていた。

優也「ぐふふふふ!こっこれで完成だ。後は……さっき僕をコピーしたやつを……」

とりあえず聖子の皮を床に置き、さっき作っていた自分の皮を着せていく優也。どうやらこのために作っておいたらしい。聖子に全部着せ終えると、ダブダブだった皮が一気に整っていき、聖子は優也の姿になってしまった。

優也「ふふっ!自分で言うのもなんだけど、醜くなっちゃって。あの美しい体はどこにいったんだ……。……それも全部僕のものだ!はははっ!」

顔が緩みっぱなしの優也だったが、聖子の皮に足を入れた時に考えこむような顔になり、ぴたりと動きを止めた。そして優也は、ベットに寝ている全裸の優也の姿をした聖子を近くのイスに座らせる。そしてなんのために用意していたのかわからないが、縄を取り出し縛りあげた。

優也「ふふふっ!せっかくだから、聖子ちゃんに僕が聖子ちゃんになるとこをみせてあげよ!あっ!そうだ!騒がれたらうるさいから……。よし!それでは起こすとしますか!」

優也はタオルで聖子の口をふさぎ、話せないようにした。それが終わるとゆさゆさと体を揺らし、聖子を起こした。

聖子「んんん……。…………。んん!」

眠りから覚めた瞬間、聖子は話せなくなってる事、そして身動きがとれない事にまず驚いた。さらに驚いて下を見ると、そこにはいつもの自分の体ではなく、でっぷりと太った醜い体があった。しかも下半身には女にはありえないモノがついている。

聖子「んっ!んんっ!?んんんん!」

さっきもおかしいと思ったが、声さえも野太い物になっている。もはや何が起こったのか理解できない聖子はただ叫ぶ事しか出来なかった。

優也「ふふっ!おはよう、聖子ちゃん。んっ?何で!?て顔してるね!……それも当然か。まあいいや。突然だけど、今から君に面白いものを見せてあげるよ」

そう言うと、優也は服を脱ぎ捨て、聖子の皮を手に持った。

優也「ぐふふっ!これなんだ?」

優也は聖子の皮を、聖子に見せつけた。

聖子「んんんん!」

聖子はだらんとなっている皮を見て驚愕した。何から何まで自分そっくりだったのだ。

優也「ぐふふっ!すごいでしょ!これ君の皮なんだよ。それを今から僕が着ま〜す!」

嬉しそうに言いながら、優也は聖子の皮に足を通し始める。

聖子「んんん〜!」

野太い声で聖子はそれを止めようと叫ぶ。しかし今の優也にはそんな声は聞こえていない。スルスルと皮を穿いていく。さすがに優也の体にはキツイらしく、パッツンパッツンになっている。まず片足を入れ、そして次にもう一つの足を入れた。しかしまだ足は太いままである。

優也「うわっ!きついな!これ!よいしょっと!」

優也は一気に皮を腰まであげた。途中、勃起したチンポに引っかかったが、無理やり押し込んだ。優也の下半身はもっこりと下腹部が盛り上がり、聖子の皮を着ているがものすごく不自然な状態だった。一方聖子はというと、何が起きるのかと黙り込んでで見つめている事しか出来なくなっていた。

優也「股間がきついなっ!まだ馴染んでないから不自然だなぁ。ん〜まあいいか!」

皮の締め付けるきつい感じに耐えながら、優也は皮をどんどん着ていく。腕を入れ、肩まで引き上げた。後は顔だけという所で優也はわざと着るのを止めた。今の状態はただ聖子の皮の色をしたタイツを着ただけのようになっている。腹は出て、胸はしぼんだまま。そして股間の部分は盛り上がっている。

優也「どう?着てみたよ。君になってる?」

聖子「…………」

優也「ふふふっ。なわけないよね!実は凄いのはこれからなんだ!この皮はね、全部着なくても変身したい部分をなぞっていけば変身できるんだよ!まあ僕もやってみるのは初めてなんだけどね!よし!やってみるね!」

嬉しそうに笑いながら優也は手を足にやり、足の指先から押し込むようにして聖子の皮を触っていく。するとさっきまでパンパンだった足や指先がシュッとしなやかになった。優也は驚きと興奮を感じながら、足全体を押し込むようにしてなでる。一通り触り終えると優也の足はキュッと細くなり、さっきまでの違和感はなくなっていた。

優也「ははっ!すごい!聖子ちゃんの足だ!きれいだなぁ〜。…………。おっとっと。先にいかないとね」

両足を撫で終わった優也は、今度はお尻とお腹を整えていく事にした。まずは優也のでか尻によってパンパンのお尻を揉んでいく。すると揉んでいくたびに柔らかく、そして形のいいお尻に変わっていった。

優也「すごい!柔らか〜い。聖子ちゃんのお尻……しかも揉まれてる感覚もある。つまりこのお尻はもう僕のなんだ」

何回も揉み、最後にすっと撫でると優也のお尻は完全に聖子のものになった。お尻が終わると次はお腹に手をやる。優也は手に力を入れ、自分の突き出したお腹を押し込んだ。すると、なんの抵抗もなくお腹が引っ込んでいく。

優也「すっすごい!一気に引っ込んだよ。おへそも奇麗だし。あとはっと。んっ!はっ!……できた。……くびれだよ。すっすごい……」

優也は両手で横から腹を押し込んだのだ。見事なくびれが出来上がっていた。着実に優也の体は聖子ちゃんの体に近づいてきていた。

優也「次はもちろん胸だね。っとその前に……。よし!これで胸だけになった。では!ぐふふっ!」

優也は先に胸以外の肩や腕を整えた。残りはしぼんだ胸だけになった。そしてゆっくり胸に手をやり、しぼんでいる胸の上から自分の胸を揉んでいく。最初はあんまり変化がなかったが、徐々に風船が膨らんでいくようにおっぱいができていく。

優也「はあはあ。見てよ!僕の胸が育ってるよ!ああっ!もう片手じゃはいらないよ!」

いつのまにか優也の胸は膨らみ、完全に、しかもかなりの美乳になっていた。さらに乳首も女ようになって、ギンギンに勃起している。優也は試しに両手で乳首を摘んでみた。

優也「っ!んんんっ!何だ!ビリって!電流がはしったみたい!気持ちいい!っいたた!股間が限界だ」

さっきの快感で優也のチンポはギンギンになり、皮でかなり圧迫されていた。もうちょっとおっぱいを堪能したかった優也だったが、仕方なく最後の仕上げに入った。優也はギンギンに起ったチンポの上に手を置き、ゆっくりと押し込んでいく。するとみるみるうちにあんなに起っていたチンポが小さくなっていく。そして最後にはなくなってしまった。優也が手を放すと股間には膨らみはなく、うっすらとした恥毛に覆われた女のそれだけになっていた。ついに、優也の体は首から下は聖子のものになった。ちゃんと変化しているのか確認のために、優也は何も無い股間に手をやり、軽く擦ってみた。

優也「んんっ!はあはあ!あんっ!なんだよ。この快感は!……っあん!ついつい声がでちゃう。あんっ!……でも気持ち悪いな。男の声だと……。…………。んーもうちょっと遊びたかったけど……まあいいや!」

そう言うと、優也は後ろに垂れ下がっていた聖子の顔の部分を被る。そして目の位置や口の位置を整えた。すると聖子の皮は完全に同化していく。そしていつの間にか優也は完全に聖子の姿になっていた。

優也「あっーあー。んふふっ! 僕っ、いや、私は聖子、優也さんのメイドなの。すごい!聖子ちゃんの声だ。んふふっ!」

完全に聖子になった優也は嬉しくなって飛び跳ねた。跳ねるたびに、聖子の巨乳がプルンプルンと揺れる。揺れるたびに肌が引っ張られている感覚が、自分が聖子になった事を実感させる。

優也「ぐふふっ!すごいなぁ。おっぱい。股は揺れないし、あっ!そう言えばさっきから聖子ちゃ。ぐふっ!間違っちゃった。優也君なにも言ってないじゃん」

わざとらしくそう言いながら、愕然としてなにも言えなくなっている聖子に近づき口に縛ったタオルを解いてやった。聖子の目には、今となっては優也の物になってしまった大きなおっぱいが映し出される。

聖子「…っへ!へんたい!アタシの体返してよ!」

やっと喋れるようになった聖子は、ちょっと戸惑いながらも、大きな声で叫んだ。

優也「ぐふふっ!変態だって?あははっ!変態はどっちだよ!はたからみたら明らかに君のほうだよ!今の立場わかってる?なんなら警察に連絡してあげよっか?」

聖子「ぐっ!……さい……てい……。…………。」

そう言うと、聖子はまた黙りこんでしまった。

優也「ぐふふっ。また黙りこんじゃった。まあそれが正解だね。だって今は、誰がどう見たって僕が聖子ちゃんだもんね」

優也は嬉しそうに話すと、おもむろに自分の股間に手をやり、平らになったアソコに指を入れた。ニュルっと指が入っていく。

優也「んんっ!あ……んん。ほら。んっ!ここも……完璧でしょ!」

聖子「やめてよ!」

さすがにその行動には、聖子も口を挟まずにはいられなかった。

優也「チュポッ!んっ!僕の愛液っておいし!まあまあ、怒らないでよ。おとなしくしてたら元に戻してあげるからさ!」

優也は突っ込んでいた手を離し、その指を舐めながら話した。

聖子「ほっ本当!?」

優也「ああ!ホントさ!流石に僕もそんな最低な人間じゃないさっ!」

優也(ぐふふっ!ところが、そんな最低人間なんだよね。僕は……)

優也「……おっとっと!もうこんな時間か……。じゃ今から僕、外行ってくるから!」

聖子「えっ!それは!んんっ!」

優也は聖子が反論しようとしたので聖子の口を手でふさいだ。

優也「おっと。いいのかな。そんな事いっちゃって……」

聖子「…………」

優や「よしよし、それでいいんだよ。じゃ外行くから、着替えないとね。……さすがに男ものじゃまずいから……。そうだ!君が着てたやつ借りるよ!」

優也はさっきまで聖子が着ていた服に着替える事にした。まずはピンクのパンティを手にとる。

優也「うわーっ!ちっちゃいなあこれ!それにピンクだって……前の僕だったらさぞや変態だったろうね。でも今は……ぐふふっ!穿いてみよ!」

聖子の顔には似合わないいやらしい笑いを浮かべながら、優也はパンティを足に通していく。そして腰の少し下まで穿くとパチンと離した。

優也「んふっ!凄いよ。ぴったりだ!こんなの穿いたら、いつもならもっこりなるのに、ならないや。だってもうないんだもんね!ここ」

嬉しそうに笑いながら、パンティの上から自分の股間をなぞる。そしてきれいに張り出したお尻も撫で、自分が女だという事を再実感した優也。次にカップの大きなブラを取り、肩紐を通しカップを胸に当てる。

優也「ぐふっ!こうして見ると大きいねやっぱり!肩こりそ!ちゃんとブラはしないとね!……んっしょっと!なかなか難しいね。でも体柔らかくなってるから……」

最初はちょっと戸惑った優也だったが、聖子になった事で体が柔らかくなっていたようで、意外とすんなりホックを留めることができた。でも少し胸が溢れそうになっている。

優也「ちょっと、苦しいな。形も潰れてるみたいになってるし、どうすりゃいいの?」

優也は、さっきから黙りこんでしまっている聖子に聞いた。

聖子「…………。知らないわよ!変態!」

優也「んふふっ!いいのかなぁ。あたし〜。このまま外にでちゃおかなあ〜」

わざと、ブリッ娘口調にして聖子を脅す優也。

優也「なっ!…………。……手で全体に入れていくのよ!」

聖子「へぇ〜。なるほどね!ありがと。お・じ・さ・ん!ぐふふっ!」

優也は笑いながら、手をブラの間に入れ、カップにおっぱいを詰めていく。

優也「ふふっ!柔らけ〜。しかも触られてる感覚も……。よいしょ。よし、こんなもんか……。う〜ん。このアングルもなかなか……。どう?素敵でしょ!アタシ。ぐふふっ!」

おっぱいをカップにキレイに詰め終えた後、自分のスタイルを見せびらかす。中身はむさい男なのに、外見はかなり美人の女の子だ。嬉しくなった優也は、自分の携帯を手に取り、自分の顔を写していく。ピースをしたり上目づかいで可愛い顔をしたりしてたくさん顔の写メを撮った。

優也「よし!保存保存と!……よし。どれどれ。……うわっ!ホントにこれ僕なの?可愛いすぎだよ!……これなんてブラも写って最高ー!」

しばらく写真を撮ったりして楽しんだ後、優也は聖子のワンピースを着ることにした。

優也「これって上からだよね?……よっと。……これでいいのかな。……あっ!腰を縛るのかな。……なるほど、くびれが強調されたよ」

さっきまで聖子が着ていた服を着終えた優也。もはや完全に聖子になっている。クルッと回ってみる優也。ワンピースがフワッと上がり、パンツが見える。

優也「よし!完璧だね。誰が見ても聖子ちゃんだ。じゃ、行ってくるね!あたしがいない間、おとなしくしててよ」

聖子「ちょ!あんた変な事しないでっ!んんっ」

聖子が優也に注意する途中で、今度は聖子の口をキスしてふさいだ。

優也「んんっ!へへっ!キスしたゃった。優也君のファーストキスもらったゃったね。ふふっ」

とびっきりのかわいい顔をして話す優也。なにも知らない人から見たら、ほっとかないだろう。

優也「さてと、いってきますのキスも終わったし……。今度はホントに行ってきまーす!」

そう言うと、縛られている聖子を残し、慣れないハイヒールを履いて優也は家を出た。





(後編・その1)に続く


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