転身  (その37)
作:ecvt



「あぁん!ま、また視点が重なってきた・・・も、もうすぐでイクゥ・・・!」
病室では、患者としてベッドで横たわる俺本体の上に、婦長である巨乳ナースの香川京香が跨ってその巨乳を大きく揺らしながら腰を激しく動かしていた。
「あぁぁぁん!・・・はぁっ、はぁっ・・・ま、また駄目か・・・コレで三回目・・・ま、この身体、まだ持ちそうだし、もう一回ヤッってみるか・・・」
京香は自分の体を見つめながらそう言うと、くったりとした俺本体のイチモツをその巨乳で挟み込んでパイズリを始めたのだった。

もちろん彼女は患者を襲う変態ナースではない。
記憶によると、学生時代から付き合っていてもうすぐ結婚を考えている彼氏がいる。
そう、彼女の中身は俺で、彼女の身体を使って元に戻るべく色々と実験してるのだが、なんとも上手くいかない。
「しっかし、この人って巨乳だよな・・・こうやって簡単に挟み込むことが出来て、俺のイチモツも簡単に復活するもんな!巨乳パイズリの威力恐るべしってカンジかな!ようし、このぐらいなら・・・」
京香さんこと俺は、俺本体のイチモツがギンギンに勃ったのを確認すると、慣れた感じで再びそこに跨って、自分ののアソコにそれを挿入して腰を動かしたのだった。
「悪いね・・・彼氏さん・・・これも患者のためだから・・・ね・・・あっ・・・あふっ・・・こ・・・今度・・・こそは・・・あんっ・・・頼みますよ・・・あぁん!」
病室には声を押し殺しながらもついつい漏れてしまう京香の喘ぎ声が響いている。

「あぁん!イクぅぅぅうぅぅうぅぅっ!はぁっ、はぁっ・・・また駄目か・・・そろそろこの身体も限界かな・・・」
ベッドから降りた京香は、身なりを直しながらヨロヨロと廊下に出て行ったのだった。

「あ、ストッキング履くとき伝線しちゃった・・・ま、いっか、どうせ乗り換えるしな・・・さて、次はギャル風の山根愛って娘にしますか!ヤリまくってそうだしな!あぁっ、この巨乳ともお別れね」
がに股で廊下を歩きながらそうつぶやいた京香は、まじまじと自分の胸を眺めると、じっくり味わうように揉むのだった。
「あふぅ・・・あ、もうナースステーションか・・・山根愛は・・・おっ、いたいた・・・胸はコッチほどじゃなイケろなかなか大きいし、締りのあるなかなかいいケツしてるよな・・・」
ナースステーションに着いた京香こと俺は、彼女の記憶から薬のありかを思い出し、コッソリと裏手に回って睡眠薬を服用すると、あたりを見回して山根愛を探した。
ギャル風の彼女はデスクでウトウトしているようだった。
新人ナースの北川雪江は真面目にテキパキと仕事をしている。
「今戻ったわ」
俺は京香の声でそう言うと、愛は飛び起き、雪江はこちらを向いた。
「婦長、遅かったじゃないですか、心配したんですよ」
「何かあったんですか?」
二人は俺の方に歩み寄ってきてそう聞いてきた。
「別に何もないわ。いつもより丁寧に見回りしただけよ!何か問題でも?」
俺は京香の声でそう言った。
「いえ、別に・・・」
京香のあまりにも自信たっぷりの態度に、二人は黙り込んだ。
「そんなことよりちょっと山根さん、いいかしら?」
俺は山根愛を洗面所へと連れて行った。

「雪江ちゃーん!婦長が倒れちゃったのぉ!疲れてたのかなぁ?」
しばらくすると愛が京香を引きずりながらナースステーションに戻ってきた。
「ええ!?」
北川雪江は慌てて駆け寄ってきた。
「私は婦長に見回りの続き頼まれたから、あとよろしくねー!」
愛はそう言うと、ナースステーションを去っていったのだった。

「へぇ、わたしってぇ、サーフィンやってるんだぁ!だからこんなに締りのいいカラダしてんのねぇ!えへへ・・・ギャルの話し方だ自然にできるぜ、なんだか変な感じだな・・・」
「そんなコトないわぁ!だってあなたは愛なんだからぁ!」
洗面所に着いた愛は、鏡に向かってこんな一人芝居をしながら自分の白衣の上着を捲り上げたり、スカートを捲り上げたりして身体を確認すると、色々とセクシーなポーズをとるのだった。
そう、もちろんこの愛の中身は京香から身体を乗り換えた俺だ。
「へぇ、エロい身体してんじゃん!胸もサーフィンで鍛えてるからハリがあるよな、さわってみよーっと!ぽいんぽいん!あぁん!ナニ自分の胸突っついてカンジてんのぉー?超変態なんですけど!ウケるぅ!なんちゃって・・・あぁはぁん・・・愛、興奮してきちゃったぁ・・・自分の体に興奮するなんてぇ・・・愛ったら変態ぃ・・・あぁん!」
愛は鏡を見ながら、嬉しそうにオナニーを始めたのだった。
「あっはぁぁぁぁん!イクぅーーーーー!・・・はぁっ、はぁっ・・・あぁ・・・こ、このカラダも・・・感度なかなかイイじゃん・・・しっかり濡れたし、体力もまだまだ続きそうだな・・・じゃ、この愛ちゃんで第二ラウンドといきますか!」
そのまま洗面所で絶頂に達した愛はゆっくりと立ち上がると、俺本体が眠る病室へと向かったのだった。


(続く)


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