転身  (その31)
作:ecvt


「パパ、ありがとう。私の為にここまでしてくれて・・・」
「パパじゃないわ・・・もう今からは元のママよ」
「うん!ありがとう、ママ・・・」
「喜んでくれてママも嬉しいわ。親として当然のことをしたまでよ。でもこれは一回だけ。このことは今後一切話題にしてはダメよ。私も本気でとぼけますからね」
そう言うと、俺は美佐子の口で奈美にキスをした。
「あぁんっ!ママ・・・また私・・・」
「わかったの?」
「・・・はぁい、ママ」
「おりこうさんね、さすがは私の娘ね。じゃ、ママはこの愛する美佐子の身体を一人で楽しんで・・・じゃなかった、一人で寝ますから、奈美ちゃんも、ちゃぁんと自分の部屋で寝るんですよ」
「はぁい、おやすみなさい、ママ」
奈美が風呂場を出て行ったのを確かめると、俺は美佐子の身体で鏡の前に立った。
「うっふぅーん!ココからは一人で大人の女の身体を楽しむとしますか!」
俺は荷物をまとめると、ダッシュで階段を駆け上がり美佐子の部屋に上がり込んだ。そして、美佐子のタンスを漁り、紫のレースのパンティとブラを身に着けると、スケスケのネグリジェを身に纏って壁に掛けてある姿見の前に立ったのだった。
「うーん!最高!また欲情してきちゃったぜ・・・美佐子ったら、さっきイッたばっかりなのに、なぁんて変態なんでしょう!あぁん!」
鏡の中に映る、色っぽい格好でポーズをとる美佐子のネグリジェ姿に欲情した俺は、再びオナニーを始めた。
「あぁん!だめぇ、な、奈美ちゃんが起きちゃぁう・・・む、娘が近くで寝てるのに、一人でこぉんなことして・・・あんっ・・・なぁんて変態な・・・母親・・・な、なんでしょう・・・くっふぅ・・・あっ・・・」
美佐子の手の動きは激しさを増していく。
「あぁっ!・・・それに・・・む、娘に欲情して・・・娘を騙して・・・あんっ!あ、あんなこと・・・して・・・ホ、ホントに・・・最っ低の・・・へ、変態母親よね・・・あぁ・・・美佐子は変態なのよ・・・変態な母親・・・あぁぁん!な、奈美ちゃん・・・あぁぁぁぁぁんっ!」
美佐子の身体で再びイッた俺はベッドに崩れ落ちた。
「はぁっ、はぁっ・・・気持ちよかったぁ・・・でも、まだまだ寝かさないよ、美佐子さん!」
「えぇ、もっと私を楽しませてぇん!なぁんちゃって!」
鏡に向かってそんな一人芝居をしながら、俺は荷物の中から双頭バイブを取り出すと、アソコにぶっ挿し、スイッチを入れた。
「あぁぁあぁあぁ・・・イッたばかりで・・・コ・・・コレは・・・き、効くぅ・・・ぁぁぁぁぁあぁぁ・・・も・・・だめ・・・」
美佐子の身体でイキながら、俺は眠りに就いたのだった。

翌朝、枕もとのでけたたましくなる携帯の音で俺は目を覚ました。
「・・・ん・・・まだ六時・・・ここは・・・な、なんだ・・・この格好・・・」
寝ぼけていた俺は、目が覚めると身体に胸があり、紫の女性ものの下着にスケスケのネグリジェを着ていたことに驚いてベッドから飛び起き、壁にかけてある姿見の前に立ったのだった。
「あ・・・なぁんだ、俺、今、美佐子さんだったんだっけ、えへへ・・・おはよう、美佐子さん、昨日は楽しませてくれてありがとう!」
「いいえ、こちらこそ楽しませてくれてホントに嬉しいわぁん!」
そう一人芝居しながら鏡にキスをした。
「今度はおっぱいを鏡に擦り付けて・・・あぁん!」
美佐子は自分の胸を鏡に押し付けながら、アソコに刺さったままの双頭バイブの電源を再び入れた。
「あぁん!いいわぁ・・・」
そこで再び携帯が鳴った。
「んだよ・・・せっかくいいところだったのに・・・」
俺はしぶしぶ携帯に出た。
「はい、何?いえ、何かしら?」
「お休みのところすみません、社長」
「ああ、青木さん、大丈夫よ」
電話の主は、若くして美佐子の会社の広報部を任されている美人キャリアOL青木沙紀だった。
いつもクールに仕事をこなす才女である。
「今、我が社の美容部門、入浴剤のCM撮影の現場なんですが、主演女優の藤本紀香が・・・」
「えぇ!あの藤本紀香!?俺、大ファンなんだよねー!」
「へ?」
「コホン。な、なんでもないのよ、続けて頂戴」
「はい、で、彼女が急に裸での撮影が嫌だと控え室にこもってしまって・・・」
「それは大変ねぇ!私もすぐに現場に向かいます!」
「え・・・?社長直々にですか?ご指示だけ頂ければ・・・」
「いえ、これは社の一大事よぉん!私も現場に向かいますので迎えに来て頂戴。コレは社長命令よ!」
「はい、ただいま!」
(くっくっくっ・・・あの藤本紀香に逢えるのかぁ・・・やったぁ!)
喜び勇んだ俺は、ネグりジェにそのままコートを羽織って荷物をまとめたのだった。


(続く)


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