転身  (その30)
作:ecvt


「あぁん!ママぁん・・・!」
「奈美ちゃん・・・これがキスよ・・・」
「あぁ・・・」
「そして男の人はこうしてくるわ・・・まずは・・・」
「あんっ!」
「胸!」
美佐子はいやらしい表情で、嬉しそうに娘の胸を揉みだした。
そして・・・
「ひぃっ!」
美佐子はアソコを弄くりまわした。
「そろそろ・・・ね!」
そう言った美佐子は、自らに挿入した双頭バイブを、そのまま奈美にぶち込んだ。
「あっ、あぁぁぁん!ひぃぃ!」
「どう?これが男にモノをぶち込まれる感覚よ!よく覚えておきなさい!オラオラァッ!」
美佐子は嬉々とした表情で激しく腰を動かした。
鏡を見ると、俺と一体となった美佐子がいやらしい表情で娘の髪を掴みながらバックの体制で激しく腰を動かしている。
「ひぃぃぃ!おかしく・・・なりそう!あぁあんん!!!」
「オラオラ!まだまだぁ!」
美佐子はさらに激しく腰を動かす。
「あぁぁん!マ、ママ・・・ちょ、ちょっと待って・・・!あんっ!」
「はぁつ、はぁっ・・・チッ、これからって時に・・・なんだい?」
美佐子である俺は奈美に双頭バイブの一方を差し込んだまま腰の動きを止めた。
「ママの口調が男みたいに・・・それにその腰の動き・・・慣れた男の人そのものって感じよ・・・一体・・・」
「そ、それは・・・、ママ、奈美ちゃんにリアルな男の人を知ってもらうために勉強したのよ!おほほ・・・」
「違う、そんなんじゃない!あれは・・・」
(おっ、美佐子の記憶によると・・・これは使える!)
「わかった、奈美、正直に話そう」
「え・・・?」
「私・・・いや、俺はお前のパパ、光雄だ」
「パ・・・パ?やっぱり・・・」
「そうだ。俺はお前を身篭ったママと離婚をした。だが諦め切れなかった俺は、ママと復縁しようとドライブに行き、そこで事故にあってしまった」
「事故のことは聞いたわ。それで?」
「不幸にも俺が助かり、ママは頭を強く打ち・・・俺は生まれてくるお前と愛する美佐子を守りたい一心で、横転した車の中で美佐子の手をとり、祈った。俺の精神力と生命エネルギーをどうか美佐子の身体に・・・!俺はどうなってもいい・・・!と・・・目が覚めると俺は美佐子になっていた。幸い美佐子の全記憶も読み取ることが出来た俺は、美佐子として、お前の母親として生きることにしたんだ。お前が混乱すると思って、決してママの中身が俺になってしまったという素振りは見せないようにしてね」
「そうだったの、パパ!」
奈美が涙をみせた。
「奈美・・・だけどパパは、離婚を切り出された愛する美佐子と一体化できたことの喜びと、奈美のことを考えて、美佐子のフリを続けてきたけれど、今日は興奮してついつい素の部分が出ちゃったようだね。わかってくれたかい?」
「パパ・・・今までありがとう」
「だが、男の素振りを見せるのは今このときが最初で最後だよ。お前に男のHを教えきったら、また美佐子に徹するつもりだから・・・」
「ええ、パパ・・・今だけね」
「じゃあ、いくよ、奈美・・・オラァ!」
「あぁん!パパぁん!」
俺は美佐子の声でとんでもない説明をした後、奈美と熱いキスをし、それから再び激しく腰を動かした。
「あぁぁん!いいわぁ!身体はママだとしても、それを動かしているのが男の人だと思うと・・・もっと興奮しちゃーう!」
「そうよ、パパとママに同時に愛されているのよ!」
俺はワザと美佐子の口調でそう言った。
「嬉しい・・・!あぁん!」
「でも・・・まだまだこんなもんじゃあないぜ!オラオラオラァ!」
身体をぐるりと反転させた美佐子は、駅弁状態で激しく腰を動かした。
「あぁん!私・・・ずっと片親だと思っていたけれど、ずっと、ずっとパパにもママにも見守られていたのねぇん!あぁん!」
「そうだよ、奈美・・・!」
「あぁんん!!イ、イクッ・・・!」
「俺も・・・奈美・・・おぉぉ・・・!」
そのまま床に倒れた二人は、さらに激しく腰を振りあった。
「イク、イクゥーーーーーッ!!」
「ぁぁぁぁああああぁぁあんっ!」
同時にイッた二人は、そのまま床でぐったりと倒れたのだった。


(続く)


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