転身  (その19)
作:ecvt



「わぁー。お姉さまの腰って細いんですね、スリスリ・・・!でも胸はこんなに大きい・・・!」
女子高生の幸として予備のヘルメットを借りてバイクの後ろに乗った俺は、美女の腰に堂々と腕を回して背中に顔をつけると、スリスリと顔を擦りつけ、胸を揉みだしたった。
「きゃっ、ちょ、ヤダ、くすぐったいじゃない。運転に集中できないから・・・もう!」
制服のスカートがめくれ上がって、パンティが丸見えなのも気にせずに、美人女子高生とは思えないようないやらしい表情でバイクを運転する女性に顔を摩り付け胸を揉んでいる姿は道行く人の好奇の的だった。
バイク美女には、幸のまるで男の様ないやらしい表情は見えないので、女子高生特有のおふざけだと思っているようだ。
だが、そんなことも気にする様子も無く、中身が俺になってしまっている幸は言葉を続けた。
「お姉さまぁ、今夜泊めてくれませんか?」
「だめよ、ご両親が心配するでしょ?それに今日は大学時代の親友が泊まりに来るのよ・・・あん!こら!」
(チッ、まぁ、そう簡単にさっき会ったばかりの俺を泊めるワケねぇか・・・それじゃ・・・あなたになって、お宅に泊めてもらうとしますか!でもちょっとこの身体も名残惜しいよな・・・よし!)
「ちょっと考えさせて。でもその前にトイレ行きたいからそこのコンビニに寄ってください、お姉さまぁ」
「わかったわ。家に帰すのはあなたを心配してのことなんだからね」
「ええ、分かってます。じゃ、ちょっと待ってて下さいね」

コンビニのトイレに入った俺は、鏡の前に立って幸の顔と胸を撫で回しながらじっくりと眺めた。
「やっぱ可愛いなぁ・・・ちょっと名残惜しいけど、あのバイク美女も魅力的だからな」
そう言うと、幸はじっと鏡を見つめながら制服のミニスカートを捲り上げ、股間と胸をいじくりだした。
「あんっ!や、やっぱりこの身体、感度最高・・・!い、いいわぁ・・・」
陶酔した表情を浮かべながら幸は、さらに激しいオナニーを続ける。
「コ、コンビニのトイレでガマン出来なくてこんなこと・・・しちゃうなんて・・・なんて変態なの・・・あぁぁん!パパとママに知れたら・・・パパ、ママごめんなさぁい、幸はこんぉんなにいやらしい女になってしまいましたぁ・・・!あぁぁぁあああぁぁん!」
コンビニのトイレで果てた幸は、ゆっくりと立ち上がると、また鏡の前に立った。
「名残惜しいけど、良い身体だったぜ」
「ありがとう、あなたに操ってもらって本当に嬉しいわ!あんっ!」
そう言いながら幸はまた胸を揉みだした。
「あんっ!だ、だめじゃないか・・・ま、また濡れて・・・」
こうして幸の身体を惜しみながら何回もイッた俺は、ヨロヨロとしながらコンビニを後にした。
「遅かったじゃない!さぁ、バイクに乗って!家まで送るわ」
「はぁい」
「素直でよろしい!」
「えへっ!」
俺は幸の顔で無邪気な表情を作ってバイクに跨ると、再びバイク美女の背中につかまった。
「じゃ、しっかりつかまっててね」
「はぁい!」
二人を乗せたバイクはコンビニを後にして走り出した。
「で、あなたのお家はどっちの方なの?」
「あの・・・やっぱり俺・・・じゃなかった、私、[この人]だけ家に帰ってもらって、[私]はこのバイクを運転してあなたの部屋に行って[私]の親友となったあなたの親友と泊まることにするわ」
「え?この人って・・あなたのことでしょ?あとね、親友ってそう簡単になれるものでは・・・それにあなたにコレが運転できるとでも?」
「できるわ。もうすぐ[私]のバイクになるんですから。それにあなたの親友ともすぐに親友になれるわ」
「え?どういうことなの?それに私の部屋に誰が泊まるかは私が決めるの。あなたはお家に帰りなさい。わかった?」
「十分わかってますよ。なら、さっきから言ってるように万事解決ですね。あなたの部屋はもうすぐ[私]のものになるんですから・・・もちろん、親友もバイクもね・・・そして[私]は[私]のものになった部屋に行って[私]の親友と一緒に泊まる、と!それにこの娘は気が付いたら自分で家に帰るだろうし・・・」
「さっきから一体何を言って・・・ひっ・・・!うぐっ」
バイク美女はおかしなことを言い出した幸の様子を見ようとバックミラー越しに幸と目を合わせてしまった。そして後、急に苦しそうな表情をしたかと思うと、バイクを急停車させ、ヘルメットを外した。
そしてニヤニヤとしながら珍しそうに自分の手足を眺めたり自分の長い髪の匂いを嗅いだりしたあと、胸もとのジッパーを開け、Tシャツを引っ張って自分の胸をニヤけた表情でしばらく眺めると、背中に力なくつかまっていた幸をゆっくりとを歩道に横たえた。
「幸さん、もうちょっと君で女子高生体験したかったけど、このお姉さまが泊めてくれないって言うからさ、そんなケチなこと言わなければこうならなかった[かも]しれなかったのにね!ま、自業自得かな!」
そう言いながら幸のカバンから取り出したメモリーカードと双頭バイブをバイクのポケットに入れた。
「よし・・と、ん?待てよ・・・」
そして何か思い付いたような表情をすると、つなぎのジッパーを開けてブラとTシャツを脱ぎ捨て、胸元のジッパーを半分まで戻した。
「うーん、谷間が見えて・・・色っぽい!やっぱりこうじゃないとね!うん!」
そう言いながら梓紗はバイクに跨ると、バックミラーで自分の胸の谷間をニヤニヤとした表情で確認した。
「何か足りないなぁ・・・そうだ!」
梓紗はバイクのポケットから双頭バイブを取り出すと、ジッパーを開けて自らのアソコに挿入したのだった。
「あっあぁん!、最高!コレで新伊東梓紗の完成ね!じゃ、私はこの[伊東梓紗]として[私]のバイクで[私]の部屋に行って、[私]の親友とお泊りしに行こうっと!これなら幸さんも自分で家に帰るだろうし、[私]は伊東梓紗として心置きなくあなたの親友とあなたの部屋に泊まれる、と!これでいいんだよね、梓紗さん?」
「ええ、もちろんよ!今や伊東梓紗はあなたなんだから、あなたの考えていることが私・・・[伊東梓紗]の考えていることなのよ!だから遠慮せずに思う存分[私]をやってね!」
「じゃあお言葉に甘えて・・・でへへ・・・」
こうして、中身が俺になってしまった伊東梓紗は、ジッパーを胸の谷間を強調した元の位置に戻すと、本人が絶対しないようなニヤけた表情をしながら手馴れた感じでヘルメットを被り、颯爽とバイクを発車させたのだった。


(続く)


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