転身  (その18)
作:ecvt



「うっわー!スカート短ぇー!俺が聖白バラ女子高校の制服着ちゃってるよぉー!元の俺のままだったら完全に変態だよなぁ!ま、いっかぁ、今の[私]の制服なんだからな!」
「そうよ、だって私は女子高生なんだから、制服着るのは当たり前なのよ!」
そう言いながら中身が俺になってしまった三原幸は、まるで珍しいものでも見るかの様な表情で、更衣室の鏡の前で、ピラピラとチェック柄の短いスカートさせるように何度もジャンプしながらくるっと回ってみせていた。
「いいねぇ、このチラリズム!俺にはそんな性癖ないけど、どこかの変態教授はこれが覗き見したくて身を崩してったよな・・・俺なんか逮捕されることなく女子高生のスカートの中、見放題だし、全てが俺の思いのままなんだよな!他の生徒たちはしばらく練習だろうし、ちょっとこの姿で遊んでみよっかな!」
幸はそう言ってジャンプするのをやめると、鏡の前に立った。
「うっふーん!私、聖白バラ女子高の三原幸なのよぉーん!あなた、私のスカートの中が見たいの?いやらしい!でも、あなたになら見せてあげるわよ!うふっ!」
そう言いながら幸は、ゆっくりと自らのスカートを上げていった。
「どう?かわいいパンティでしょ?是非あなたに見てもらいたくって・・・さっき制服着たばかりだけど、あなたにブラも見てもらいたいから上も脱ごうかしら!」
幸はニヤニヤとしながら制服のリボンを外すと、鏡と自分の胸元を何度も見比べながらシャツのボタンを一つ一つ外していった。
「おぉー!制服の間から見えるブラっていうのもまたいいねぇ・・・。じゃあそのまま・・・」
その状態のままブラを外した幸は、シャツを両手で左右に開いて、露になった自らの胸を、鏡に向かって突き出したのだった。
「すっげぇHな絵面だぜぇ・・・でも俺って巨乳だなぁ・・・」
そう言って幸はシャツを開いたまま身体を左右に振って、胸を揺らした。
「じゃあ、また触ってみますか!あんっ!」
幸はブレザーを羽織ったままシャツを開いて露になっている自分の胸を、嬉しそうに揉み出した。
「あぁん!いいわぁ・・・じゃあ下も・・・はぁっ・・・パンティ越しに・・・ひぃっ!・・・あぁぁ・・・」
そして片手をスカートの中に忍ばせると、パンティ越しに自らのアソコを摩り出しのだ。
「ひぃぃ!わ,若いから・・・なんて・・・び、敏感なんだ・・・パンティの上から摩ってるだけ・・・なの・・・に・・・も、もう・・・イキそう・・・だ、だめよ、そんなことじゃ・・・私は・・・淫乱だから・・・もっと・・・ちょ、直接・・・さわ・・・触らないと・・・満足できないわ・・・!あぁぁん!」
幸はそういいながら、パンティーの中に直接手を入れて自らのアソコを激しく弄んだ。
「はぁうっ!ひぃ・・ひぃぃ・・・!イ、イク・・・イックゥ・・・はぁぁぁあぁぁぁん・・・・・」
幸はそのぞのばに崩れ落ちたが、しばらくすると立ち上がって再び鏡の前に立った。
「こ、こんな敏感な身体は初めてだよ・・・でも、やっぱりこの姿、いいねぇ・・・」
そう言って再びシャツを両手で広げると胸を突き出して鏡で観察した。
「今度は・・・!」
振り向いた幸は、お尻を鏡の方に突き出すと、その状態で首だけ鏡の方を見ながらゆっくりとしゃがんでいった。
「おぉう!だんだんとスカートがめくれていって・・・Hだなぁ・・・」
幸が自らのパンチラに魅入っていると、不意に呼び止められた。
「幸、なにやってんの?」
「・・・・!」
俺は慌ててシャツの前を閉じて起きあがった。
「も、もう練習終わったの?・・・え、えぇっとぉ・・・」
「前屈みになって・・・何か探し物?」
「そ・・・そうそう!コンタクト落としちゃって・・・どこかなぁ・・・!」
俺は慌てて幸の口調を使ってその場を取り繕った。
「へ?幸って目いいじゃん!何かの冗談?超ウケるんだけど!」
「あ、あはは・・そう、冗談よ!ウケたぁ?」
(一体何がウケるんだぁ!?ま、ごまかせそうだからいいか・・・)
「そういえば幸、コーチに何があったか知らない?アンタを送った後、ぜんぜん戻ってこないからキャプテンがコーチ室に行ったら、机に座って頭を抱えて悩んでる様子だったのよね。キャプテンが何聞いても[わからない]の一点張りで、結局コーチまで体調不良で、練習は中止になっちゃったんだよね・・・」
「へ、へぇ・・・私は何も知らないけど・・・」
「そっか・・・まぁしょうがないから着替えて帰るかな。ちょっと待ってて、一緒に帰ろう!」
「う、うん・・・」
いつの間にか更衣室に戻ってきた他の生徒達もいっせいに着替え始めた。
(おぉ・・・女子高生たちの生着替えだぁ・・・うしし・・・皆さん、いいんですかぁ?男の俺がここにいるんですよぉ・・・!)
俺は更衣室をうろうろとしながら女子高生の生着替えを堪能したのだった。
(うーん、あの娘のなかなか成長して・・・でも、この幸ちゃんのほうが断然可愛いしデカいね!お、あの人がキャプテンだったっけ・・・背が高くて大人っぽい美人だなぁ・・・顔は幸ちゃん同様俺好み・・・身体は・・・あれ?)
キャプテンは恥ずかしいのか、カーテンで仕切れる洗面化粧台のところに制服を持って入ると、カーテンを閉めてしまった。
(なんだい、あの娘もタイプだし、ちょっとあの娘になってみるとしますか!)
俺はこっそりとキャプテンが着替えているカーテンを潜って入っていった。
「キャ!三原さん!なにやってるの!?」
水着の脱ぎかけだったキャプテンは、急に入ってきた俺にそう言うと、慌ててシャツで胸元を隠した。
「いやぁ・・キャプテンの着替え姿が見たくって・・・」
「何言って・・・!」
「まあまあ、キャプテン!」
そういいながら俺はキャプテンの方を掴み、鏡の方を向かせ、キャプテンと目を合わせた。
「ちょっとなにする・・・・の・・・・・」
その瞬間、幸が床に崩れ落ちた。


「・・・ふぅーん、私って胸が他の娘に比べて小さいってコンプレックスから、ここで着替えてたのね・・・へーえ・・・」
キャプテンになった俺はそう言いながら胸元を隠していたシャツを床に投げ捨てると、脱ぎかけだった水着の上半身部分を捲り下げた。
「そんなに気にするほど小さくないのになぁ・・・ほら、こんなに形がよくて張りがあって・・・」
キャプテンは鏡を見ながら、まるで他人のことでも言うかのようにそう言うと、両手で自分の胸を救い上げたり、指先で乳首をいじったりして胸を弄んだ。
「あんっ、感度だってなかなか・・・」
そう言って水着の中に指を忍ばせると、自分のアソコをいじくりだした。
「はぁっ、はぁっ・・・あんっ!イクッ・・・」
キャプテンは軽くイッたあと、胸を露にしたまま腕組みをしてしばらく考え込むと、
「やっぱり、幸ちゃんの方がいいな!うん」
と言って、床で気絶している幸を起こした。
「キャプテン・・・?あれ・・・?私一体・・・」
「気が付いた?」
立ち上がった幸はまだ状況が整理できていないようだった。
「解りづらいかもしれないけれど、あなたはさっきまで私だったのよ。やっぱりあなたに戻ろうと思って・・・いいでしょ?」
そう言いながら俺は幸の方を掴んで鏡の方を向かせた。
「え・・・?それってどうゆう・・・」
「こういうことよ・・・!」
「・・・え?」
その瞬間、キャプテンは床に崩れ落ちた。
「・・・・。こういうことだったのね!また私になってくれてありがとう!すっごく嬉しいわ!」
しばらく苦しそうに瞬きをした後、幸は嬉しそうにそう言ったのだった。
そう、俺はまた幸の身体に戻ったのだ。
「うーん、キャプテンも好みだったんだけどやっぱり胸はこのぐらいないとね!」
そう言って幸は胸を救い上げて左右に振った。
「うーん、最高!じゃ、そろそろ病院に向かいますか!」
幸はカーテンの外に出ると、呼び止める友人を振り切ろうと、全速力で走ってフィットネスクラブを後にした。

「さぁて、電車で・・・あ!財布忘れた!それに・・・もうこんな時間かよ・・・面会時・・・あっ!」
キキィー!俺の目の前で、バイクが慌てて停まった。
走ってフィットネスクラブ前の横断歩道を渡っていた俺は、空に見惚れて信号が変わったのに気付かなかったのだ。
「ちょっとキミ、危ないゾ!」
そう言って750ccバイクから降りてきたのは、黒い光沢のあるつなぎに身を包んだ女性だった。
ヘルメットを外すと、中からロングヘアーを風になびかせた美人の顔が現れた。
(うっひょー!超美人なんですけど!かぁっこいい!)
「キミ、大丈夫?」
「は、はい」
「道の真ん中で立ち止まってどうしたの?」
そう言ってバイク美女は心配そうな表情で俺に顔を近づけてきた。
(近くで見るとまたさらに美人だなぁ・・・それにいい香り・・・こんな大きなバイク乗りこなして、美人で・・・かっこいいなぁ・・・そうだ・・・今の俺って交通手段もないし・・・ニシシ・・・!)
「・・・実は病院に見舞いに行こうと思ったんですけど、途中で財布を落としてしまって・・・」
俺は幸の顔で飛び切り悲しそうな表情をつくってそう言った。
「あら、それは災難ね、でももう遅いから家まで送ってあげるから後ろに乗りなさい。はい!」
そういうとバイク美女はスペアのヘルメットを俺に投げ渡した。
「あ、ありがとうございます・・・本当に・・・ね・・・!」
バイク美女に見えないように不敵な笑みを浮かべた俺は、ヘルメットを装着すると、美女の体を両手で掴んでバイクの後ろに乗ったのだった。


(続く)


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