転身  (その11)
作:ecvt



「あぁんっ!こ、こんな体勢で出来るなんて・・・!あんっ・・・!私の身体ならでは・・・でしょ・・・あぁぁぁ・・・ん!」
美紀は、便器の水洗用に横に伸びた金属の長いレバーを自らのアソコに挿入しながら、激しく前後左右に・・・あるときは回転させながら腰を動かし、片手で、両手で自らの胸を揉み、乳首を舐めたり、口に咥えて吸っていたのだった。
激しい動きのため、レバーによって水洗の水が何回ともなく流れ続けていた。
「み、美紀さん・・・さ、最高だよ・・・はぁぁぁぁぁん!はぁっ、はぁっ・・・もう一回・・・!」
その後も美紀は、自らの柔軟性と並外れた体力を武器に、色々な体制で何回もイッたのだった。

「はぁっ、はぁっ、こ、この身体ならではの・・・す、すげぇ体験だぜ・・・で、でも、まだこの人って体力が有り余ってるよ・・・うふっ!私ったらさすがフルマラソン走れる女性アスリートよね・・・!あなたのH心と私の体力と柔軟性があれば最強ね!ずっと一心同体でいましょうね!」
「じゃあお言葉に甘えてもう一発・・・」
[ピピッ、ピピッ!]
美紀がもう一発オナニーを始めようとしたそのとき、腕時計のタイマーが鳴った。
「・・・と、こんなことしてる場合じゃなかったんだ!私ってHだからトレーニング中でもすぐオナニーしたくなっちゃうのよね!この変態アスリート!あんっ!」
美紀は、そうつぶやきながら自らの胸を両手で乱暴に揉みしだくと、ウエストポーチに入っていた手鏡を取り出した。そして鏡を見つめながら自分の顔を撫で回し、不敵な笑みを浮かべた。
「でも・・・変態アスリートの美紀ちゃんはトレーニングもしなきゃいけないし、違うオナニーもしたいし、あなたのために病院に行かないといけなかったのよね・・・そうだ、私の体力の限界と、私のHの限界の探索、そしてあなたのために病院に行くという目的を一気に解決する方法を思いついたわ!」
美紀は、何か思いついたかのような表情をした後、自らのウエストポーチの中をガサゴソと漁り始めた。
「そうそう、これこれ!」
美紀はポーチの中から半分にカットされたバナナを取り出した。
「うし!これはホントは栄養補給の為にこの人が持ってきたんだけど、これを使えばこの身体での快感を味わいながら、病院にも向かえるし、女性アスリートであるこの人のトレーニングも兼ねることができるぜ!やっぱりトレーニング中に俺に乗っ取られちゃったからな・・・トレーニングも手伝ってあげないと悪いしな!ようし、これで一石三鳥!俺って冴えてるぅ!」
「私、あなた様のためならトレーニングなんてどうでもいいって考えていたぐらいなのに・・・こんな私のためにトレーニングのことも考えてくれたなんて、本っ当に嬉しいわぁん・・・」
「いやぁ、そんなに感謝されると俺も嬉しいよ・・・でへへ・・・では早速・・・」
ニヤニヤとしながら美紀の声色をつかってそう一人芝居をした俺は、バナナの表面にスキンクリームを塗ると、自分のアソコにバナナを挿入したのだ。
「あんっ!いぃわぁ・・・スキンクリームついてるから中の皮膚にもよかったりしてぇん・・・」
そしてバナナが外れないようにピッチリとしたスパッツを直接はき、腰にウエストポーチをつけると、ノーブラにタンクトップ姿で個室を出た。そして手に持っていたスポーツブラとパンティ、上着、そしてズボンを無造作にゴミ箱に捨てると鏡の前に立ってしげしげと自分の姿を確認しだした。
「うーん、鍛え上げられた身体のラインがクッキリと出て・・・タンクトップに乳首がポッコリと浮き出て・・・さ、最高だよ美紀さん!」
鏡の中の美紀は、おかしな格好をさせられているというのに、満足気な表情でこちらを見つめている。
「私もすっごく似合ってると思うわぁん。今まで何でこの格好でトレーニングしてこなかったのかしら・・・うっふーん」
そう言って色っぽいポーズをとってウインクすると、美紀は両腕で胸をはさんで谷間を強調するポーズをとった。
「でへへへ、いいねぇ・・・でも、今の俺にはこぉーんな事も・・・」
美紀はニヤリと笑った後におもむろに右足をV字に上げると、右手でつま先を掴んだ体勢となった。
「あぁん!バ、バナナが食い込んで・・・いぃわぁ・・・これで走ったらどうなっちゃうのかしら・・・楽しみだわ・・・はぁぁあぁん・・・」
ゆっくりと脚を下ろした美紀は鏡に顔を近づけ、パンパン、と、頬を二回叩いた。
「よし、新しいトレーニング法に挑戦よ!水原美紀、頑張ります!あんっ!」
いまや変態アスリートとなってしまった美紀は、鏡に向かって気を付けの姿勢をとって敬礼すると、走ってトイレを後にした。


(続く)

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