不思議な空間その1

作:ecvt


授業中、ふっと眠気に襲われて意識を失った俺、山本慎二は、二つの楕円形の覗き窓のある暗い空間に立っていた。
覗き穴からは明るい光が漏れている。
恐る恐る近付いてその穴を遠目に覗いてみると、俺自身が見ているであろう視界が見え、ノートを書いていた。
「な、なんだ?ここは!?」
振り向くと、床に丸い穴が開いており、そこから下へ続くハシゴが伸びていた。
「取り敢えず降りてみるか…」
俺はゆっくりと下へ降りていった。
降りてみると、そこは丁度教室ぐらいの薄暗い空間で、天井には無数の穴が開いており、そこから上へ登るハシゴが伸びてたのだった。
「な、なんだ!?ここは…」
上を眺めると、今降りてきたハシゴがあり、その根元には「山本慎二」と書かれていた。
「んん!?これは…俺のハシゴってことか…!?じゃあ他のハシゴは…」
他のハシゴを確認すると、それぞれにクラスメートの名前が書かれており、丁度教室の並び順にならんでいたのだった。
「へー、なんなんだろうか…一つ登ってみるか…」
俺は暫く考え込むと、クラス委員長の藤崎綾菜のハシゴを登ってみることにした。
彼女は、せっかく美人なのに、見た目もメガネに地味な髪形なのだが、なんといっても巨乳だ。
俺は密かに彼女の事をいいな、と思っていたが、いかんせん地味でまじめな性格で、クラスでの用事以外でほとんど話す機会に恵まれたことはない。
「よし、登ってみよう」
俺は恐る恐る「藤崎綾菜」と書かれたハシゴを登っていったのだった。


登りきると、そこは先程の俺の空間と同じ、二つの楕円形の覗き穴から光が漏れている薄暗い部屋だった。
部屋には何か彼女が問題に答えているであろう声が響いていた。
俺はゆっくりと覗き穴に近付いてみた。
遠目に見ると、彼女が見ているであろう視界が見えている。
「うわぁ、これが彼女の視界かあ…なんだかドキドキするなぁ…でも黒板の方の視界じゃなくって、下の胸を…」
胸が高鳴った俺は、グッと前に身を乗り出してみると、俺の目と覗き穴がピッタリと合った。
パァっと視界が白くなり、目が慣れると、俺は黒板を見つめていた。
音も響くような感じではなく、はっきりと聞こえた。
「はい、正解です。こんな難しい問題、よくできましたね、藤崎さん」
先生は俺に向かってそう言った。
「藤崎さん…!?なんで俺が…はっ!」
気が付くと声が甲高い。
視界も自分の意思で自由に動かせる。
下を見ると、俺はセーラー服を着ており、大きな胸が二つ膨らんでいた。
「お、俺が委員長に・・・・・」
俺は胸が高鳴るのを感じながら、委員長の胸を眺めた。
「藤崎さん、何をさっきから一人でぶつぶつおっしゃってるのかしら?」
先生が訝しげな表情を浮かべながら俺に問いかけてきた。
「な、なんでもねー…あ、ありません」
俺は慣れない委員長の声を使ってそう言うと、委員長の席に腰掛けた。
「あぁ・・・コレがスカートで椅子に座る感覚かぁ・・・なんだか頼りねぇなぁ」
俺は周囲を気にしながらコッソリと委員長のスカートをめくっていった。
「なんかスースーするな・・・おっ、水色のパンティ・・・!」
委員長のパンティに興奮した俺は、シャーペンで委員長のアソコをつついてみた。
「あんっ・・・気持ちいい・・・」
(こ、コレが女の子の体の感覚かぁ・・・もっとじっくり味わいたいけど、ココでやったら目立っちゃうしな・・・)
俺は目を閉じると、覗き穴から離れるように意識してみた。
すると、俺はまた、二つの楕円形の覗き穴から光が漏れている薄暗い部屋に立っていた。
「なるほど、こうすればいいんだ」
俺が感心していると、部屋に委員長のつぶやく声が響いた。
「やだ、私、なんでこんな事・・・」
委員長は戸惑っている様子だ。
「ってことは、俺が覗き穴を覗いている間は、俺の意思が委員長の意思となっている状態で、俺が委員長でやった事は、委員長自身の意思でやったことになるってことか!それなら・・・」
俺はハシゴ下りると、下の空間の丁度教卓の位置にあるハシゴに向かったのだった。
「あった!城嶋冴子。先生のハシゴだ」
俺は冴子先生のハシゴを登って行った。

登ってみると、そこはやはり二つの楕円形の覗き穴から光が漏れている薄暗い部屋だった。
「ここが冴子先生の部屋かぁ・・・」
すると、冴子先生のつぶやく声が響いてきた。
「あら?藤崎さん・・・赤い顔してどうしたのかしら?さっきも様子が変だったし・・・」
遠目から覗き穴を覗くと、冴子先生の視点は、委員長の方を向いている。
「よーし、冴子先生、失礼しまーす!」
俺は覗き穴に目を合わせた。
するとまた、パァっと視界が白くなり、目が慣れると、俺は教卓の上に立っていた。
やはり音も響くような感じではなく、はっきりと聞こえた。
下を見ると、俺はベージュのタイトスカートを穿いており、上半身はベージュのジャケットに水色の開襟シャツを着ていた。そしてジャケットの隙間から二つの大きな胸の谷間が見えた。
「ふふふ・・・」
声も大人っぽい冴子先生のものだ。
ちょっと開襟シャツを引っ張って、胸を覗き込んでみると、冴子先生の大きな胸と、それを包むピンクのブラが見えた。
「えへへ・・・いい眺め・・・」
教室では先生の指示により、生徒の有吉が教科書を読んでいるところなので気付かれている様子はない。
調子に乗った俺は、腰のラインからお尻にかけて撫で回した。
「あぁ・・・いい感触・・・」
俺はお尻の割れ目に手をかけたとき、有吉が俺に声を掛けてきた。
「先生、読み終わりましたけど・・・どうしたんですか?」
俺は慌てて姿勢を正した。
「はっ、な、なんでも・・・ない・・・わ。座れ・・・いえ、座って頂戴」
俺は慣れない冴子先生の声を使いながら、冴子先生として指示を出して有吉を座らせると、委員長に声を掛けた。
「あ、え、えーと、委員ちょ・・・じゃなかった、藤崎・・・さん、顔が赤いわよ。具合が悪いのかしら?」
(なんか、人前で女言葉話すの恥ずかしいなぁ・・・)
「いえ、なんでも・・・」
委員長の顔はさらに真っ赤になった。
「なんでもなくはないわ!顔が真っ赤よ。保健室に行ってらっしゃい」
俺は冴子先生として委員長に指示を出すと、委員長はそれに従って教室を後にした。
「さて、もう先生は用済みだな!」
俺はもう一度だけ冴子先生の胸元を覗き込んでからお尻を撫で回すと、目を閉じて覗き穴から離れるように意識した。
すると、やはり俺は、二つの楕円形の覗き穴から光が漏れている薄暗い部屋に立っていた。
ハシゴを降りて、下の教室大の部屋に着くと、俺は、丁度廊下があるであろう方向へと歩いていった。
すると、やはり出口があって、そこを出ると薄暗い廊下が続いていた。
廊下の先を見ると、天井に開いた穴から伸びるハシゴがゆっくりと進んでいるのが見えた。
「あ、あれは委員長のハシゴかな?」
駆け足でそのハシゴの下に辿り着くと、そのハシゴには「藤崎綾菜」と書かれていた。
「やっぱり・・・この空間と現実の空間は繋がっているんだ!では早速登るとしますか!」
俺はゆっくりと移動するハシゴにつかまると、委員長のハシゴを登っていった。


ハシゴを登ると、また同じ部屋に辿り着いた。
「私・・・今日は絶対変よ・・・早く保健室で休みましょう」
部屋に委員長のつぶやく声が響く。覗き窓からは廊下を歩く風景が見えていた。
委員長はスタスタと女子トイレの前を通り過ぎた。
「おっと、ココを通り過ぎちゃ駄目でしょ!」
俺はすかさず覗き穴に目を合わせた。
すると、視界が一瞬白くなり、視界が開けると、俺はまた委員長を支配していた。
「ふふふ…一回女子トイレってヤツに入ってみたかったんだよな…」
委員長としてくるりと向きを変えた俺は、委員長の高鳴る鼓動を感じながら、ゆっくりと女子トイレに入っていったのだった。
「お、俺が委員長の服を着て…女子トイレに入っちゃてるなんて…緊張するなぁ…」
俺はキョロキョロと左右を確認しながら忍び足で女子トイレの中をあるいた。
端から見れば、委員長はかなり挙動不審に思われるだろう。
それに俺には今の自分の姿が客観的に見られない。
一瞬、元の自分の身体のままに委員長の制服を着た姿を想像してしまった。
(おぇっ!でも、それが今の俺の真実の状況なんだよな…)
俺は恐る恐る洗面台の鏡に近付いていった。
ドキドキしながら意を決して鏡を覗き込むと、鏡には緊張した表情でこちらを見つめる委員長の姿が映っていた。
「よかったぁ…委員長だ…」
鏡の中の委員長は、緊張と悦びが混ざったような表情で、ペタペタと自分の顔を触っている。
「うん、私は委員長、藤崎綾菜なのよ。女なんだから女子トイレに堂々と入っていいのよ」
委員長の声でそう言いながら、俺は鏡に釘付けになっていた。
「委員長…んー」
俺は鏡に向かって唇を突き出した。
鏡の中の委員長も同様にこちらに向かって唇を突き出してきている。
(あぁ…委員長が俺にキスしようとしてるみたいだ…)
「あぁ〜っ、委員長…」
俺は鏡に熱いキスをした。
激しいキスをしているため、鏡は委員長の唾液でべちょべちょだ。
鏡には、鼻息も荒く、鏡にキスをしながら舐め回すだらしない表情の委員長の顔が映っている。
「うっ…くっ…委員長〜…」
興奮しながら委員長の胸と股間に手を伸ばした瞬間、女子トイレに近付いてくる足音が聞こえ、扉の磨りガラスに人影が映った。
(やべっ!俺が女子トイレにいたらマズいっ!)
俺は咄嗟に女子トイレの個室に逃げ込んだ。


「あ、体育の桐里まどか先生か…」
俺は個室の隙間から、洗面台の前に立つ、赤いジャージに白いTシャツ姿の桐里先生を見ながらそう呟いた。
(自分の声聞いて思い出したけど、俺って今、委員長だったんだから、慌てて隠れる必要なかったんだよな…)
桐里先生は手に水をためると、軽くうがいをし、歯ブラシセットを取り出した。
(なんだよ、歯磨きかよ…せっかくトイレで委員長の身体を楽しもうと思ったのに…邪魔だなぁ…)
俺は意識して覗き穴から離れると、委員長のハシゴを降りていった。
下に降りると、やはり女子トイレと同じくらいの広さの薄暗い空間に辿り着いた。
見ると、少し先にハシゴが見える。
そのハシゴには予想通り「桐里まどか」と書かれていた。
「やっぱりな…邪魔だから女子トイレから出ていってもらいましょう。失礼しまーす!」
俺は桐里先生のハシゴを登ると、すぐさま覗き穴に目を合わせた。


パァっと視界が開けると、目の前の鏡には驚いた表情でこちらを見つめる桐里先生の顔が映っていた。
右手には歯磨き粉がつけられた赤い歯ブラシを持っていた。
「うーん、こんなものいらん!」
俺はそう言いながら右手に持っていた桐里先生の歯ブラシを、横にあったゴミ箱に投げ棄てた。
そして俺は、首にホイッスルが掛けられている桐里先生の胸元を眺めた。
(やっぱりスポーツマンで痩せてるから巨乳ってワケじゃなさそうだな…)
俺はジャージのジッパーをおろすと、白いTシャツを後ろに引っ張って、胸を強調させてみた。白いTシャツに桐里先生の黒系のブラが透けて見える。
「うーん、なかなか…よーし、紫!」
そう言った俺はガバッと桐里先生のTシャツを捲り上げた。
「あぁっ!素直に黒だったかぁ…」
鏡には、嬉しそうにTシャツを捲り上げてこちらにブラを見せつけている桐里先生の姿が映っている。
「ブッブ〜!ハズレだからブラはボッシュート!」
そう言いながら桐里先生のブラを外した俺は、それをゴミ箱に投げ棄てた。
そして露になった桐里先生の胸をじっくり鑑賞する。
「うーん、大きくはないがキレイな形だ…っと、こんなコトしてる場合じゃなかったんだっけ!」
俺は桐里先生のまま女子トイレを後にしたのだった。


「えへへ…Tシャツに乳首が透けて見えて…先生はエッチだなぁ…」
廊下を歩きながら俺は、Tシャツを引っ張って乳首を強調させると、乳首をTシャツ越しに摘まんだり、胸を揉んだりして楽しんだ。
「なんか、委員長だと意識しちゃって緊張するんだけど、先生だと緊張しないな!でも先生、キレーだなぁ…」
桐里先生の体育教官室に入った俺は、デスクの前に姿見を置くと、ジャージのスボンとパンティをおろして、先生のアソコをじっくりと観察した。
「あんっ…うっ…」
少しだけ触ってみると、すぐに快感が伝わってきた。もうちょっと楽しみたい気持ちもあったが、女子トイレに残してきた愛しの委員長のところに戻りたかったので、覗き窓から離れたのだった。
(オナニーの途中でいきなり抜け出したけど、大丈夫かな…?)
「あっあぁんっ……って、私、何でこんなことを!?」
部屋には桐里先生の混乱した話し声が響いていたが、俺は無視していそいそとハシゴを降りていったのだった。
下に辿り着くと、そこは予想通り体育教官室と同じぐらいの大きさの薄暗い部屋だった。
が、部屋の出口を探すが見当たらない。
(ここは体育館横にある、本校舎から独立した建物だからな…同一の建物内じゃないと、身体の乗り換えは無理ってコトか…なら屋外も無理だな…)
とりあえず俺は、元来た桐里先生のハシゴを上っていった。
「もー!何であの時ブラ捨てちゃったんだろ!」
上っていった覗き窓の部屋に桐里先生の声が響く。
「とりあえずジャージを閉じて隠さないと…」
覗き窓からは、ジャージのジッパーを上げるところが見える。
(そんな勿体ない…!)
俺はすぐさま覗き窓に目を合わせた。
桐里先生の視界を自分のものとした俺は、上げかけのジッパーをまた一気に下ろした。
「でもやっぱり、隠すのは勿体ないわよねー!せっかく綺麗なんだから、もっとみんなにみてもらわないと!」
桐里先生の声でそう言わせた俺は、Tシャツの裾をピッと引っ張って乳首を強調させると、その張りを維持するためにTシャツの裾を結んだのだった。
「うーん!色っぽーい!」
姿見の前でポーズをとった俺は、再び桐里先生の身体で本校舎に向かったのだった。


「あちゃー、いない…」
本校舎に戻った俺は、先程の女子トイレを覗いてみたのだが、人影がない。
(保健室に行ったのかな…)
俺がトイレを覗き込みながらキョロキョロしていると、後ろから女の声で声をかけられた。
「桐里先生?何をなさっているのですか?」
「へ…?」
振り向くと、生活指導の神山静香先生が立っていた。
「まぁ!何ですか、その格好は!?」
(あちゃー!この先生、41歳の割にはスタイル良くて美人だけど、性格キツいのがなぁ…めんどくさいから桐里先生からはおいとまいますか!)
俺は覗き窓から離れると、桐里先生のハシゴを降りていったのだった。
ハシゴを降りた俺は、廊下と思われる薄暗い空間を歩いて、丁度保健室あたりの部屋に入った。
見るとハシゴが二つあった。
一つは保健の後藤紀子先生のハシゴと、もう一つは委員長のものだった。
俺は迷わず委員長のハシゴを上っていった。
「はぁ〜、私、一体どうしちゃったんだろう…あんなエッチな…」
委員長の声が覗き窓の部屋に響く。
(委員長!もうすぐ悩まないようにしてあげるからね!)
俺は再びドキドキしながら委員長の覗き窓に目を合わせた。
パァっと視界が開けると、俺は再び委員長になっていた。
俺はカーテンで仕切られたベットに寝ていたので、起き上がると、ゆっくりと両手で委員長の胸を揉んでみる。
「あっ…うっ…」
(あぁ…この感触…ただいま…委員長…)
そのまま委員長のスカートの中に手を伸ばす。
「あはぁん…だんだん…湿ってきた…」
(さぁ、いよいよ愛しの委員長のパンティの中を…!やっぱり委員長だとドキドキするなぁ…)
俺はスカートを捲り上げると、委員長のパンティのゴムを引っ張って中を覗き込んだ。
「うわぁ、しっかり毛が生えてる…それに…チ○ポがない…」
卑猥な台詞を委員長の声で聞くと、委員長にそういうことを言わせている罪悪感と高揚感の両方で、鼓動が速くなるのを感じる。
鼻息も荒く、俺は委員長パンティの両端に手をかけた。
(いよいよ委員長の…)
ドキドキと心臓が高鳴る。
ス…ス…
俺はゆっくりと委員長のパンティを下げていった。
ゴクリ…
俺は委員長の生唾を飲み込んだ。
ガラッ
そのとき、保健室の扉が空いた音がした。

(なんだよ、せっかくいいところだったのに…)
俺はカーテン越しに耳を澄ませた。
カーテン越しに聞き耳をたていると、入ってきたのは先程の神山静香先生だった。
どうやら具合が悪いようだ。
(なんだよ、また神山先生の邪魔が入ったぜ…、そうだ、ちょっとお仕置きしてやろう)
俺は覗き穴から離れると、ハシゴを降りていった。

降りてから薄暗い保健室ぐらいの大きさの空間を歩くと、ハシゴが二つ見えてきた。
一つは神山静香のもので、もう一つはフェロモンムンムンの保健室の先生、後藤紀子先生のものだった。
「うーん、やっぱりこっちかな…」
俺は後藤先生のハシゴを上っていった。
ハシゴを上ると、また覗き穴のある部屋へと辿り着いた。
「…なるほど、ではちょっと熱を測ってみましょう」
紀子先生の声が部屋に響く。
覗き穴に近付いてみると、神山先生が脇に体温計を入れたところだった。
(へぇ、これが全男子生徒の憧れの的と言われる紀子先生の視野かぁ…)
しばらくすると、体温計の電子音が鳴った。
神山先生がこちらに向かって体温計を差し出した。
(なんだよ、36.6度なら問題ないじゃん!これじゃ神山先生にお仕置きする前に帰っちまうぜ!)
「うん、36.6度、だいじょ…」
紀子先生が話している途中で俺は慌てて覗き穴に目を合わせた。
パアッと視界が白くなり視野が戻った。
「…ょう…ぶじゃないわ!」
俺は咄嗟に紀子先生の台詞を引き継いでそう言った。
「…え?」
神山先生は面食らった表情になった。
「先生の症状で発熱がないとすると…ちょっと詳しく調べてみましょう!」
俺はそう言うと、首にかけていた聴診器を耳に着け、適当に神山先生の胸元に当てた。
「あんっ!ちょっと先生?」
「シッ!静かに!」
俺は神山先生の声を制止すると、聴診器を神山先生の乳首あたりに当てた。
「あんっ!あの…」
「ダメね、音が舞って聞こえないわ!上を脱いで!」
俺は神山先生の声を無視して紀子先生の声で厳しい口調でそう言うと、神山先生はジャケットとワイシャツを脱いで、上半身はブラだけの姿になった。
(くっくっくっ…いいザマだ…)
「ダメよ!ブラも外して!」
「え…?」
神山先生は混乱しているようだ。
「早く!」
俺は厳しい口調で続けた。
「はい…」
神山先生は渋々ブラを外した。
「ふむふむ」
俺は紀子先生の顔で真剣な表情をつくって神山先生の胸を揉み続けた。
「…とすると…」
そして今度は今の自分である紀子先生の胸を服の上から揉んで、両者を揉み比べた。
「あの…先生…?」
紀子先生の真剣な表情に、神山先生は不安そうだ。
「ちょっと待って下さい!…とすると…」
俺はそう言うと、白衣を左右に広げ、紀子先生の服とブラを捲りあげて胸を露にし、直接、両者の胸を揉み比べた。


続く



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