僕は水原先生!?(その3)
作:ecvt


「あら、あなた達、こんなところで何してるの?そんなことしてないでソフトボールしないかしら?ソフトボール部顧問の私がおしえてあげるわ!構えはこうよ、こう!」
ガラッと開けられたドアに立っていたのは、先生と生徒のレズ現場に遭遇したにもかかわらず、さして驚いた風でもなく、なぜかビキニ姿でバッティングフォームをとるソフトボール部顧問の市原瑞樹先生だった。
委員長こと隆が鍵を閉めたはずだったが、体育教師である市原先生だけあって、いとも簡単に合鍵で開けたようだ。
「ん?どうしたの?いつもの市原先生の記憶通りのバッティングフォームはきまってるでしょ?記憶を使えば簡単に出来ちゃうの!さぁ、あなた達もこうやって構えて・・・振りぬく!さぁ、やってみて!」
色っぽいビキニ姿なのにいつも通りきれいなフォームで真面目に素振りをして指導をする市原先生の姿は、とても妙なものだった。
「お前・・・隼人か!?」
「どうかしらぁん!」
市原先生はニヤニヤしながら構えたポーズのままお尻をフリフリした。
「前から、あのしまった身体がたまらない!とかおっしゃってましたわよね?どうなんですの?お答えになって、先生?」
「そうなのぉーん!私、市原瑞樹はぁ、さっきまではスポーツ一筋教師だったんだけどぉー、ついさっき素敵でかっこいい隼人くんに頭を乗っ取られてしまって変態レズ教師になっちゃったのぉん!嬉しい!私もまぜてちょうだぁい!」
「隼人・・・お前も成功したのか!」
「あぁ!昨日は俺だけ成功しなかったのけど今朝、やっと・・・な!どう?私、市原瑞樹よぉん!俺に市原先生の身体って似合う?」
そう言いながら市原先生は嬉しそうに次々と色っぽいポーズをとった。



「おぉ、いいねぇ!似合うかどうかって、まるっきり市原先生の身体そのままだからな・・・でもその普段とまったく違う市原先生っていいよ!俺・・・いえ、私も水原先生なのよぉん!似合うかしら?そろそろ生徒たちにも性教育としてこういうの見せてあげないといけないかしら、ねぇ、市原先生?」
俺も負けじと水原先生で色っぽいポーズをとった。
「いい提案ですね、先生。私も保健体育の授業でそうしたいと常々思ってましたわ!今度の職員会議で二人で実践して、提案してみましょう!ソフトボールの指導なんかよりこういうのを教えていきたいわぁおん!もうソフトボールなんてどうでもいいわぁん!」
先生たち二人は熱いポーズ合戦を繰り広げたのだった。
「あなた方、教師でありながら、生徒であるわたくしの目の前でなんとはしたない。そぉーんな・・・はしたないことしていいのは・・・理事長の娘で生徒会長であるわたくし・・・なのよぉーん!私も生徒会の総会で性教育について自ら発表したいですわぁん!」
いつも気高く清楚な高島先輩は、いやらしい顔でがに股になると、そのままブリッジをしてお尻を振ったのだった。


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