ある都市で戦いが行われていた。
 夕暮れ迫る中、燃え上がる工場群を背に右拳を差し上げて立つ巨大化したウルトラマン。
 掛け声とともにやや前かがみにファイティングポーズを取ったその視線の先には、不敵に笑う漆黒の巨大怪人が立っていた。

「もうやめろ」
「ふははは、この世界は私たちのものだ、ウルトラマン」
 お互いに攻撃を仕掛ける隙をみつけられないまま対峙するウルトラマンと怪人。だが、怪人はじりじりと右に移動して、夕陽を背にする。怪人の動きに従って少しづつその長い影がウルトラマンに伸びていった。

 ウルトラマンのカラータイマーが青から赤に変わり点滅をはじめる。
 その瞬間、突如ビルの間から新たな巨大怪獣が現れた。

 怪人と怪獣に挟撃されるウルトラマン。
 しかも、怪獣はその手に少女らしき人間を握っていた。
 少女は小さな声で「助けて」と何度も叫んでいる。

「この人間を助けたくば動くな、ウルトラマン」
「卑怯な」
「卑怯? 勝てばいいのさ。我らに卑怯という文字はない」

 じっと動けないウルトラマンに、怪人から伸びる長い影がウルトラマンの足にかかる。
「ぐっ」
 何かに気づいたように、よけようと体をかわすウルトラマン。だが遅かった。
 怪人の影はウルトラマンの足を絡め取るようにつま先に巻き付くと、徐々に下半身を覆っていく。
「うがっ」
「かかったな。貴様は終わりだ、ウルトラマン」
 顔を両手で覆って苦しむウルトラマンが大地に倒れこむ。
 漆黒の影が下半身から上半身に、そして彼の全身を覆っていく。
 仰向けに倒れたままじっと動かなくなってしまったウルトラマンは、そのマスクを残してみるみるしぼんでいった。
 やがてぺらぺらのビニールのようになってしまったその体は、陽炎のようにゆらりと消えてしまった。

「ふははは、これでこの世界は我々のものだ」
 怪人は勝ち誇ったように肩をゆすって笑うと、少女を握りしめたままの怪獣とともに夕闇の中に消えた。


ウルトラマンサヤ
-きたのはだあれ?-
 作:toshi9  挿絵:ひやまゆうさん


「ねえ、あれってウルトラマンの着ぐるみかな」

 フリーマーケットの中を巡っていた桜井紗矢と菱見薫は、その一店に飾られているものに目を留めた。
 個人出店の小さなブースに置かれているもの、それは確かに怪獣アトラクションで使われるウルトラマンの着ぐるみのようだった。
 近寄ってみると、段ボールの上に投げ出されるように卵型のマスクのついた銀色のウェットスーツに赤い模様の入ったような着ぐるみが転がっている。それは、確かにウルトラマンの着ぐるみに間違いなかった。

「君たち、どうだい? 安くしておくよ」
 店のエリアを示すシートに胡坐をかいて座っている白いシャツに黒いジャケット、黒いジーンズを着た、銀髪のチャラい男が二人に声をかける。
「あれえ、北野君じゃない。なにやってるの?」
 男は二人のクラスメイトの北野聖也だった。一週間前に転校してきたのだが、学校で見ていた姿と違い髪の毛を銀色に染めている。
「うちで余ったものをここで売っているのさ」
「余っている? あなたの家ってなにやってるの?」
「イベント用のスーツを作っているんだ」
「スーツ? そんなのどこにもないけど」
 紗矢は父親や姉が出勤する際に着ている『ビジネススーツ』を思い浮かべていた。
「正義のヒーローや悪の怪人を模した、いわゆる着ぐるみのことだよ。ほら、こんなのだ」
 北野が指さす先にはウルトラマンのスーツの他に、不気味な怪人や怪獣、フリルのついた衣装を着た美少女、平たく言うと魔法少女といったキャラクターたちの『スーツ』が飾られていた。その一番前に置かれたウルトラマンのスーツが紗矢の目に留まったのだ。

「うーん、そうねえ、でもこんなの使い道ないよ」
「ねえ薫、これって学祭で使えないかな」
「学祭?」
「うん、部で企画しているアトラクションよ」
「我々女子チアリーディング部と男子応援部合同のアレ?」
「そうそう。ほら、ウルトラマンってこないだの工場街での戦いの後、現れなくなってしまったでしょう。宇宙人や怪獣に襲われた我々女子チアリーダー部を助けに颯爽と学祭に登場……なんてやったら面白いんじゃない? きっとウケるよ」
「そうかなぁ」
「ねえ北野君、これいくらなの?」
 紗矢が胡坐をかいたままの北野に問いかける。
「同じクラスのよしみだ、君たちには特別安くしておくよ。スバリ1,000円」
「買った!」
「え? 紗矢、こんなの買っていいの?」
「安いじゃん、ぜったいお買い得だよ。はい、北野君1,000円」
「紗矢がバッグから財布を取り出すと、1,000円を差し出した」
「まいどあり」
 北野は立ち上がってウルトラマンのスーツを大袋に詰め込むと、紗矢に差し出した。
「今日のはどれも出来がいいからね、きっとウケるよ」
「ありがと、北野君」
「ひとつでいいのかい? こっちの怪人も一緒にどうだい?」
「あたしはこれでいいや。荷物になるし。でも確かに敵役のも買っておいたほうがいいかもね。薫、あなた買ってってよ」
「ええ? いやよ、そんな気色悪いもの」
「明日すぐに部室に持っていけば良いでしょう。それって、この間工場地帯に現れた怪人に似てるし、『ウルトラマン対悪の怪人、学祭で戦い決着!!』なんて面白いよ」
「そうねぇ、うーん、わかった。こっちの怪人も1,000円でいいの?」
「いいよ。じゃあ、これも包んであげよう」
 薫は1,000円を差し出すと、北野から怪人のスーツの入った袋を受け取った。
「ありがとう、じゃまたね」
 紗矢と薫は大袋を受け取ると、2体のスーツの使い方についてあーだこーだと二人でアイデアを闘わせながら他の店に移っていった。

「出来がいい? 当たり前だ、本物だからな」
 紗矢たちが去ると、北野は含み笑いを漏らす。
「くくく、哀れなものだな、ウルトラマン。そうやって何もできずに着ぐるみとして売られていく。しかも貴様を着るのはどうやらあの少女らしい。……面白い、面白いぞ」
 北野は立ち上がって残った着ぐるみを片付けると、何処となく消えていった。


 薫と別れて家に戻った紗矢は、持ち帰ったウルトラマンスーツを袋から取り出すと、自室の絨毯の上に広げた。
「うーん、思いつきで買ったけど、部のみんなの意見を聞いてからのほうが良かったかな……まあいいよね。テレビで見ていたウルトラマンとほんとそっくりだし。でもどうやって着るのかな……あ、開いた」
 背中の突起に両手を入れて左右に押し開くと、首筋から腰にかけてファスナーがあった。そのファスナーを下ろす。どうやらここから入って着るらしい。

「へぇえ、こっから体を入れられるんだ。学校で慌てないように一度試してみますか」
 着ていた制服を脱いで下着だけになると、紗矢は脚をスーツの中に差し入れた。なんとなく生暖かい。
「なんだか暖かいな。フリーマーケット会場って暑かったし、きっとお日様にずっと当たってたのね」
 深く疑問を抱くこともなく、紗矢はそのまま右脚、左脚、そして全身を着ぐるみの中に潜らせていった。

(やめろ)

「え? だれ?」
 もちろん、部屋には紗矢しかいない。
「気のせいかな」

(やめるんだ)

 また声が聞こえる。まるで遠くから呼びかけられているかのような、エコーの効いた小さな声だ。
「誰が叫んでいるんだろう。外で何かトラブルがあったのかな」
 紗矢は声を聞いても着るのを止めようとしない。最後にウルトラマンの顔マスクをかぶる。
 外が見えるように目の部分に隙間があった。
「へぇ、ここからちゃんと外が見えるんだ」
 紗矢が鏡の前に立つと、目の前にブカブカのウルトラマンが立っていた。

「ぷっ、サイズが全然合ってないや、あたしじゃダメだな。えーっと、部で一番背が高いのは……」
 そう言いかけて、紗矢は急に全身に異変を感じた。
 体を締め付けられるような感覚を覚えたのだ。
 ぶかぶかだったウルトラマンスーツは縮み始めていた。
「え?」
 体を絞めつける感覚はどんどん強くなる。
「え?! ちょっとなに?! 何これ?!」
 視界が急に暗くなる。
「なんも見えないんだけど?! ちょっとぉ! どうなっているの?!」
 叫んでも、スーツの締め付けが収まることはない。ぶかぶかだったウルトラマンスーツは今や紗矢の体にピタリと密着し、彼女の肉体そのものの女性らしいふくよかな曲線を描いていた。大きな胸、そして細い腰、大きなお尻といったウルトラマンの姿だ。
「アタシどうなっているの?! 苦しい!! きつい!!」



 だが、徐々に締め付け感は収まってくる。
 我に返った紗矢の目に飛び込んだのは、鏡にうつった女体化したかのようなウルトラマンの姿だった。

「かわいい姿になったものだな、ウルトラマン」
「え? その声、北野君?」
 部屋の空気がゆらりと揺れると、ドレッサーの陰からチャラい格好の男が現れる。
 北野だった。
「えっと、北野君、いつから私の部屋に」
「ふふふ、北野君か、私は北野聖也ではない」
「どういうこと? それじゃ、あなたは誰?」
「我々は6次元の彼方からこの世界を征服にきたカワモノ人だ」
「はぁ?」
「我々はこの地球の生物、いや地球だけではない、宇宙のあらゆる生物の中身を侵略することができるのだ」
「中身を侵略? 意味わかんない」
 ウルトラマンと化した紗矢の頭の上にクエスチョンマークが浮かんでいる。

「うぬぬ、わかりやすく言うと、生物の中身を抜き取って空っぽにできるのだ。そのスーツのようにな。そしてそれを衣服として自由気ままに着て生きるのが我々カワモノ人だ」
「カワモノ人?」
「この世界の生き物は全て我々の服となるのだよ。自分の好みに合わせて加工することも、スーツに意識を残すことも、中身を取り出すことも我々には自由自在なのだ。そのウルトラマンのスーツは中に入った者、即ちお前の体を描き出すよう加工してやったのだ」
「え? ますます意味がわからないよ」
「もういい! とにかくお前が今着ているのは本物のウルトラマンだ、だが今やお前がその中身になった。だからウルトラマンは女になったというわけだ、あの屈強な戦士が……くくく」
 カワモノ人は紗矢を見ながら笑い続ける。
「だが面白いのはこれからだ。さあ北野聖也君、犯ってしまいたまえ」
 その声に誘われるように、陰の中から少女が姿を現す。
 フリルのついたゴスロリ衣装を着た美少女だった。その姿は、怪獣に掴まれていた少女、いや、着ぐるみとして売られていた魔法少女にそっくりだ。

「えーっと、この子ってどこかで」
「我々がスーツにした人間の女だ。コスプレイヤーとか言う職業らしいな。だが今のこの女の中身は北野聖也、私が今着ているこのスーツの中身だった男だ」
「え? この子の中身が本物の北野君?」
「我々に協力してもらう代わりに、あのスーツをくれてやったのだ。ウルトラマンを陥れる為のか弱い少女役を彼は喜んで演じてくれたぞ」
「北野君、ほんとにあなたなの?」
 女体化したウルトラマンが少女を睨む。
「違う、僕は……うがっ」
 前から女の子になりたかったなどとも言えず、狼狽する美少女。だが突然股間を両手で押さえ、苦しい表情に変わる。
「どうした、命令だ、早くしろ」
 北野の姿をしたカワモノ人が冷徹に少女を睨む。
「うがが、そん……な」
 少女の黒いフレアスカートの生地は、押さえた両手の内側で、もこっと膨らんでいた。
「そのスーツは、お前の中身の一箇所だけを外に出せるように加工したのだ。さっきまであれだけ興奮して、もうお前の中身には溜まりっぱなしだろう。溜まった自らの精を思う様ウルトラマンの中にぶちまけるがいい。そうすればウルトラマンのスーツに残った奴の自我は完全に消える。我々の忠実なしもべとなるウルトラマンスーツの誕生だ!」

 北野、いやカワモノ人の声に促されるように紗矢に近寄った美少女はスカートをまくり上げる。露になったそのパンティがもっこりと大きく膨らんでいる。いや、納まりきらない亀頭がパンティから顔を覗かせていた。
「ちょ、ちょっと何よそれ」
「美少女スーツの中身の北野聖也のペニスだ。すっかり興奮してビンビンだ」
 カワモノ人は律義にそんなところまで解説する。
「おかしいでしょう、なんでこんなかわいい子の股間にこんなモノを」
「おかしい? おかしくないぞ、これはお前を犯す為に用意した道具だからな、さあ犯れ!」
 カワモノ人に促され、美少女はウルトラマン化した紗矢に両腕を巻き付けると、悩まし気にしだれかかってきた。
「やめ、やめてよ」
 だが、はぁはぁと興奮しきった美少女は紗矢の胸に自分の巨乳を押し付ける。
 ムニュムニュとお互いの胸が柔らかく変形する。
「ちょ、ちょっと、なにこの感じ、まるで裸になっているみたいな、ああん」
 紗矢がウルトラマンの姿で溜息をもらす。
 美少女の姿をした北野のほうも敏感に感じているらしい。快感に体を弓のように反らした紗矢の股間に、己の硬くなったペニスをぐいぐいと押し付ける。するとウルトラマンになった紗矢の赤一色の股間にぱっくりと裂け目が開いた。
 困惑した紗矢の胸のカラータイマーが赤く点滅を始める。

 ピコーン、ピコーン

「なによこの音?!」
「残されたウルトラマンの命もあと少しというわけだ。続けろ!」
 美少女の股間に生えたペニスが赤くヌラヌラと光る紗矢の股間に侵入を始める。

 ヌル、ヌル、ヌル

「あっ、なにこれっ?!」

 ズッ、ズッ、ズッ

「あっ、ひゃん!」
 美少女は抱きついた紗矢を押し倒すと、ペニスを紗矢の股間の奥に突き入れた。
「ああん! いや、こんな! あ、ああん!!」
 ウルトラマンの嬌声に興奮した美少女の息もさらに荒くなっていく。
「ハァー、ハァー、ハァー」
「からだっ?! あんっ! なんかきてっっ きてるうっ!! あっひいい」



 ウルトラマン化した紗矢は、まさにその絶頂に達しようとしていた。
 それはウルトラマンの命が消えることを意味するのだ。
 危うしウルトラマン!
 だがその時、突然クローゼットの陰の中から漆黒の怪人が現れた。

「おかしいよ、なんでこれ脱げないの、紗矢、助けて…え? ここ紗矢の部屋? え? まさか」
 出てきた漆黒の怪人は、気味が悪いと言いながらも興味本位で怪人スーツを着てしまった薫だった。彼女も怪人スーツの力で怪人化し、陰の中を紗矢の部屋に移動してきたのだ。だがその目の前で女体化したウルトラマンと魔法少女のコスプレをした美少女が体を重ねている。彼女は目を点にしてただ驚くばかりだった。
「何なのよ、これ。このウルトラマンってまさか…紗矢……なの?」
「え? はっ」
 薫の声に、紗矢は慌てて美少女をひっぺがず。ウルトラマンの股間から、怒張していきりたったままの美少女のペニスもニュルンと抜けていった。その瞬間、先端から精液がほとばしり出る。同時にウルトラマンスーツの股間の裂け目も消えてしまった。

「あ、ありがとう、薫、助かった」
「え? あたしは何も」
「くっ、失敗か」
カワモノ人は股間をさらしたまま倒れた美少女と、上半身を起こした紗矢をくやしそうに睨みつける。
「こんなのおかしいよ、あたしがなんでこんな目に」
 片膝ついて、よろよろと立ち上がろうとする紗矢。
「誰か、助けて! こんなの嫌ぁ!」
(よかろう、私の力を君に託す)
「え? またあの声……」
(共に戦おう、桜井紗矢)
「ちょ、ちょっと、だれよ」
(私はウルトラマン)
「ウルトラマン!?」
(だが今の私は戦うことができない。君が戦うのだ)
「ちょ、ちょっと待って」
(君は今からウルトラマンサヤだ!)
 その声と共に、紗矢の体に再び異変が訪れる。
 細かった体の線ががっちりしたものに変わっていく。
 肩幅は広く、そして細かった腕も腰も太くなった。
 腹筋が固く6つに割れると、むっちりした柔らかな曲線を描いていた腕も脚もアスリートのような逞しい筋肉が盛り上がっていった。
 スーツは本来の男性体のウルトラマンの姿に戻っていた。

「もぉ〜やけくそだ。カワモノ人、あなたの野望はこのウルトラマンサヤが阻止する」
「くっ、負けんぞ」
 カワモノ人は陰の中から怪獣のスーツを取り出すと、北野の姿のまま中に潜り込んだ。
 部屋を破壊しながら巨大化する怪獣。
「でやあ」
 続けてウルトラマンサヤも巨大化する。
 ウルトラマンサヤと怪獣は全壊した桜井家を挟んで対峙した。
 カラータイマーは赤く点滅したままだ。

 ピコーン、ピコーン、ピコーン

「これ以上……許せない」
 全壊した自宅を眺め、怒りをあらわにするウルトラマンサヤ。
 怪獣に向かって伸ばした両手の先から細長い光線が伸びると、怪獣を絡めとる。
 数々の怪獣の自由を奪ったウルトラマンの念力光線だ。
 怪獣になったカワモノ人は、動きを止められたまま空中に浮かび上がると、じっと固定された。
「くっ、離せ!」
「あなたって、超迷惑。失せろぉ」

 両手を揉むような仕草をするウルトラマンサヤ。
 怪獣の姿はそれに合わせるかのように圧縮され、ついには丸いボールのような形になってしまった。
 そのボールに狙いを合わせ、ウルトラマンサヤが十字を組んでスペシウム光線を放った。
 狙いたがわず光線が高い音を発しながら怪獣に命中すると、怪獣スーツを着たカワモノ人ももろとも爆発四散してしまった。

 シュワッチ

 空に飛び去るウルトラマン。
 その跡には裸の紗矢と、怪人スーツを着たままの薫、そして加工済み美少女スーツを着た北野聖也が残されていた。

「どうするのよ、これ〜〜」


(終わり)



あとがき
 久々の新作です。
 ある方からリクエストをもらって書いた作品ですが、うーん、少々リクエスト内容とずれてしまったかもしれません。〇〇さん、ご容赦を。
 ところで、書き進めているうちにひやまゆうさんが発表されていたイラストが展開にぴったりではないかと思い、許可をいただいて挿絵として使わせていただきました。ひやまゆうさん、イラストありがとうございました!
















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