今ここであたしの告白を読んでいるそこのあなたは矯正下着をご存知ですか? 殿方はご存知無いかもしれませんね。あたしたち女性の気になる体型の崩れを補正するするランジェリーのことなんです。 でもあたしが偶然手に入れた下着はちょっと違っていました。 これはあたしと夫が体験した不思議な出来事を書き留めたものです。 きょうせいしたぎ 作:toshi9 あたしの名前は八木坂淳子。2つ年上の夫・孝弘と、二人の娘・小学生の亜美と高校生の麻衣の二人の娘と4人の家族で暮らしています。 周りからは幸せそうだと言われるあたしたち家族ですが、内実は最近夫の孝弘があたしのことも娘たちのことも省みなくなり、困っています。 事の発端は、孝弘の会社での異動でした。それからというもの「自分には向いてない」と愚痴ばかりこぼすようになり、そのうち会社を欠勤して家でごろごろと寝たまま酒を飲むような生活に変わってしまいました。 あたしがいくら励ましても、会社に行くように促しても、行こうとしません。 このままでは孝弘は会社をクビになってしまう。 そんな不安に囚われながら送る毎日は以前の楽しかった頃とは一変してしまい、家庭は荒んでいく一方です。どうしたら孝弘が立ち直ってくれるのか良いアイデアもないままずるずると送る毎日でした。 そんなある日、買い物の帰りに思い悩みながら歩いていたあたしは、ふと気がつくと小さな路地裏に迷い込んでいたんです。 『天寶堂』 私の目の前には古びた建物のお店が建っていました。 「てんぽうどう」というその名前の書かれた看板に何となく惹かれるものを感じたあたしは、ふらふらとその店の中に入っていました。 店の中は思ったよりもずっと広く、いろいろな商品が所狭しと並べられています。 そんな店の中をゆっくりと歩いていたあたしの目に留まったのは、この古びた佇まいのお店とは違和感のある商品でした。 「こんなものまで売ってるの?」 それは袋入りで販売されている下着のセットのようでした。 『大特価 きょうせいしたぎ《男性用》 5組1000円』 『大特価 きょうせいしたぎ《女性用》 5組1000円』 というラベルがそれぞれついています。 半透明の袋の中にはいろんな色、形のものが雑多に入っているようでした。 「いかがですか? その品は大変お徳になっておりますよ」 突然背中からかけられた声に振り返ると、そこには色眼鏡をかけた男性が立っていました。 「あの、あなたは?」 「この店の店主でございます。もしお気に入りのようでしたら、是非ともお買い求めください」 「気にはなったんですけど、あの、こんなに中身がばらばらではちょっと」 いきなり声をかけられ、あたしはちょっとどぎまぎとしながら答えました。 「その下着にはちょっと面白い効果がありまして、身に着けますと相応の身体になるのです」 「下着相応の身体?」 「はい。どのように太った方でも、どのような年齢の方にも対応できますよう、5組のセットが入っております。ひとつお試しになってみては如何ですか?」 「???」 太っていても対応? 年齢に対応? どうやら体型の矯正効果のある下着のようですが、それにしても、あたしには店主の言っていることが理解できませんでした。 「よくわからないけれど、うちにはこんなにたくさんの種類必要ありません」 でも、ちょっときつめに言ったあたしの言葉に、店主は黙ってにこにこと笑ってます。 おかしいと思いながらも、誠実そうな店主のその様子に、あたしの中にはその下着に興味が沸き上がっていました。 「あなたには何かお悩みがあるようですね。お買い求めになれば、きっとその悩みも解決できますよ」 「え?」 「購入されたものはご本人限定ではありません。もし悩みの元が身近な方であれば、いろいろ試してみるのです。その方が一番かけ離れているものを着れば、きっとあなたの悩みは解決できますよ」 謎のような店主の言葉でした。でもあたしはその言葉に動かされていました。それにそれほど高い買い物でもありません。 「ふーん、面白そうね。それじゃ《女性用》をいただいてみようかしら」 「《男性用》も一緒に如何でしょう?」 「《男性用》……か、そうねぇ」 「セットでお求めになりますと、効果は倍以上でございますよ」 「倍以上?」 「組み合わせる楽しさが広がりますからね」 「ふーん」 また謎のような言葉です。意味がよくわかりませんが、とにかく倍以上というのには惹かれてしまいます。 「そう。わかったわ、それじゃ一緒にいただきます」 「まいどありがとうございます」 こうして、結局あたしは店主の言う通り《男性用》と《女性用》の両方を買ってしまいました。でも大きな袋を抱えて店を出てみると、何でこんなものを買ったのか、自分自身わけがわかりませんでした。 「《女性用》と《男性用》か、自分用と孝弘用に使うしかないかなぁ。気に入ったデザインのものがあるといいんだけど」 代金を払う前に中身を確認しようとしたところ「特価品なので、店内で袋から中身を出すのはご容赦ください」と店主から言われ、結局デザインもサイズもよく確認できなかったのです。 「うーん、やっぱり怪しいお店だったのかなぁ」 そう思いながら、あたしは家に帰りました。 「ただいま」 玄関の扉を開けましたが、夫の孝弘は出てやきません。 リビングに入ると、孝弘は新聞を頭に被せたまま、いびきをかいて寝ています。 「また食べたままほったらかして。全く、少しは後片付けくらいしたらどうなのよ」 テーブルの上には、ビールの空き缶や枝豆、それに冷蔵庫に入れておいた昨日の残り物が食べ散らかしたまま置かれています。 あたしはいらっとした気持ちで寝ている孝弘を見詰めましたが、すぐにそんな自分の気持ちを打ち消しました。 「孝弘だって悩んでいるんだ。でもこのままじゃ、ほんとにあたしたち駄目になっちゃう」 気を取り直してテーブルの片付けをしようと思ったあたしですが、ふとあの店主の言葉が思い出されました。 ……購入されたものはご本人限定ではありません。もし悩みの元が身近な方であれば、いろいろ試してみるのです。その方が一番かけ離れているものを着れば、きっとあなたの悩みは解決できますよ…… あたしは買ってきた袋を開いてみました。 《女性用》の中には真っ赤なシルクのショーツとブラ、フリルをたくさんあしらった花柄のショーツとブラ、ジュニア用としか思えない真っ白なショーツとスポーツブラ、女児用のキャミソールと白地にイチゴのプリント柄のショーツ、そしてピンクのおむつが入っています。 一方《男性用》の中には少し地味なトランクス、カラフルなデザインのビキニブリーフ、グレーのボクサーパンツ、子供用かと思える白いブリーフと、それにそれぞれに合わせたようなサイズの大小のシャツ、そして青いおむつがが入ってました。 どちらも、まるで家族全員の下着を寄せ集めたかのように見事にサイズ、デザインがばらばらです。 「なによこれ、ほんとにばらばらじゃない。所詮あんなところに売っているものなんてこんなものなのかな。失敗したな、でも……」 一番かけ離れているもの……か。 寝ている孝弘を見ながら、あたしの中に悪戯心がふつふつと沸いてきました。 「えへへ、一番相応しくないものといったら、これよね」 あたしはゆすっても起きない旦那の服を脱がせると、旦那の足を、《女性用》の中から取り上げたイチゴの柄のパンツに通してみました。 え!? パンツの中を通った孝弘の両脚は、驚いたことに、細く、白く、そして短く変化してしまったんです。そしてパンツを腰まで引き上げてみると、パンツはもの凄く伸縮性があるのか、どう見ても合いそうにない孝弘の下半身をその中に納めてしまいました。そして下半身に密着するや否や、今度は腰から下も小さく縮んでいきます。無理やり押し込んだペニスの盛り上がりは一瞬で無くなってしまいました。 「な、なんなのよ、これ」 孝弘の体の驚くべき、そして奇妙な変化を目の当たりにしたあたしは、唖然とその姿を見ていましたが、ふと思い立って今度は頭から女児用のキャミソールを被せてみました。 すると、孝弘の頭が、首が、そして肩幅がみるみる小さく、狭くなっていきます。そして髪が伸びる一方、身長はすっかり低くなってしまいました。 「下着通りの姿ってこういうことなの? 信じられない。でも……」 寝ている主人の姿は、顔立ちこそ旦那の面影を残しています、すっかり女の子そのものになっていました。 背丈は100cmくらいまで縮んで、あたしよりはるかに低い、というよりも下着だけの姿でぐーぐーいびきをかいて寝ているその様子は、お昼寝をしている時の下の娘・亜美にそっくりです。 「あの店主が言ったのはこういうことだったんだ。孝弘ったら、まるでほんとに小学生の女の子みたい。そうだ、うふふ」 ふと思いついたあたしは、下着姿の孝弘に、亜美の服を着せてみました。 ピンクのブラウスにデニム地のジャンパースカート、そしてフリルつきの白い靴下。 「うわぁ、かわいい」 亜美の服を着せられた孝弘は、もうどう見ても、亜美にしか見えませんでした。 あたしは笑うのを堪えながら、寝ている孝弘を揺り起こしました。 「起きなさい、起きなさいったら亜美ちゃん。いつまで寝てるの!」 「う、うーん、亜美がどうしたって?」 「ほらほら、いつまでもお昼寝していないで、早く後片付けのお手伝いするのよ」 「何言っているんだ淳子、亜美がどうしたって? え!?」 上半身を起こして眠気眼をこすっていた孝弘は、ようやく自分の体の変化に気がついたのか、慌てて自分の体を弄っています。 あたしはそんな孝弘の行動に笑い出すのを堪えながらも、たたみかけるように言いました。 「ほら亜美、早くしないとお父さんが帰ってくるでしょう。いつまでもぐずぐずしてない!」 「お、おい、俺は亜美じゃない。淳子、俺はおれだ」 「何をわけわかんないことを言ってるの、亜美。変な夢でも見たの? あなた、俺なんていつからそんな言葉を使うようになったの? 駄目でしょう」 そう言って、あたしは孝弘の頬を思いっきりつねりました。 「いた、いたたた」 「そんな言葉遣いをする口はどのお口かな? もっとお仕置きしないといけないのかな」 「そ、そんな…」 「ママに謝りなさい」 「す、すまん」 「すまん? ほら、また!」 あたしは再び孝弘の頬をつねりました。 「いたたた、ご、ごめん」 「『ごめんなさい、ママ』でしょう」 「ごめんなさい、ママ」 (面白〜い) あたしは、すっかり混乱して亜美の言葉遣いを必死で真似ようとしている孝弘を見て、内心爆笑してしまいました。 そしてその後、強引に洗い物の手伝いをさせたんです。 あたしの隣で、慣れない手つきで懸命に洗い物をする亜美の姿になった孝弘を、あたしはちょっと微笑ましく見ていました。 ちょっとやり過ぎたかな。 そう思ったあたしは、服を脱がせてあげることにしました。 「ありがとう、亜美。もういいわよ。お風呂沸かしているから、先に入りなさい」 「ええ? お風呂?」 「お昼寝して汗かいているでしょう。女の子が汗臭いままでいちゃ駄目よ。ほら、早く入りなさい。後で着替えを置いておくから」 あたしは戸惑う孝弘を脱衣室に押し込みました。 そして、服を脱いで浴室に入ったのを見計らって、素早く脱いだ服を回収すると、そこに主人の服を置きました。 「あなた、湯加減はどお?」 「ええ!?」 浴室からは孝弘の驚き声が聞こえてきます。 「元に戻っている!」 「どうしたの、あなた」 「おい、美佐子、俺、今まで亜美になっていなかったか?」 「はぁ? 何言ってるの。あなた、ばっかじゃないの?」 「そ、そうかなぁ」 「ゆっくりお風呂に入って。今夜はいいものを見せてあげるから」 「いいもの?」 「ええ、亜美と麻衣が寝たら、ね♪」 その夜、寝室に入ったあたしは、孝弘に昼間買った不思議な下着のことを話しました。 「なんだそれ、そんな場所で変な買い物をして、お前何考えているんだ」 「あら、あんな凄いものなかなか無いわよ。びっくりしちゃた。だってあなたが亜美みたいになるんだもん」 「ええ!? それじゃあれはやっぱり現実の事だったのか?」 「そう、本当に起きた事よ。ごめんなさい、さっきはごまかして」 「全く、何がどうなったんだってびっくりしたんだぞ」 「でも、効果は実感したでしょう。で、ほらこれ」 あたしは孝弘に真っ赤なシルクのショーツとブラジャーを手渡しました。 「何だ、これ」 「ね、着てみて」 「俺が着るのか?」 「そうよ、自分でもう一度、この下着の効果を確かめてみたら?」 「そ、そうか、そうだな」 男の理性が躊躇させていたようですけど、孝弘も興味があったのでしょう。納得したようにトランクスを脱ぐとショーツに履き替えました。ブラジャーは、あたしがつけてあげます。 すると、みるみる孝弘の胸は膨らんで、ブラジャーのサイズぴったりの大きな双丘ができあがってしまいました。 巨乳といっても良いでしょう。 「うわぁ、あたしのより大きいかも」 ショーツをはいた下半身は、腰がくびれて腰骨が大きく広がり、お尻がむくむくと膨らんで見事なラインを描いています。そしてショーツに収まりきれなかったペニスはみるみる縮んで、股間はのっぺりとなっていました。 髪もばさっと長く伸びて、その姿はもう外人のような見事なプロポーションの女性にしか見えませんでした。 一方のあたしは《男性用》下着の包みを取り出していました。 そして中からボクサーパンツを取り上げると、あたし自身もそれを履いてみたのです。 孝弘の変身を目の当たりにして、胸が大きくなることより、自分が履いたらどうなるのか、そっちのほうに興味があったのです。 履いたあたしのお尻はみるみるきゅっと締まり、腰骨も狭くなっていきます。そして股間にはみるみるこんもりとした盛り上がりが出来上がっていきます。 「うわぁ、あたしのここに、こんな……」 パンツを広げて中をのぞいてみると、そこには女のあたしに有るはずの無い男性のペニスがあります。 「おちん○ん、生えてるんだ」 そしてTシャツタイプの上着を頭から被ると、長い髪はあっという間に短くなり、肩幅も胸も広がり、がっちりした体型に変化してしまいました。 あたしは、若い男性になってしまったんです。 「お前、淳子なのか?」 孝弘は驚きの眼差しであたしを見ています。 「孝弘、きれいよ」 素晴らしいプロポーションの女性と化した孝弘を見下ろしていると、何だかむらむらとしてきます。そしてボクサーパンツの中のペニスが、むくむくとパンツを膨らましていくのがわかります。 それに気がついた孝弘は、顔をひきつらせています。 「淳子、お前まさか」 「ああ、なんだろうこの気持ち。我慢できない」 あたしは、孝弘の身体を自分のほうに引っ張り寄せると、がっちりと胸で受け止めました。 「あっ」 成す術なくあたしに腕に抱かれる孝弘の顔に手を当ててあたしに向けさせると、あたしはその唇に自分の唇を重ねました。 (ああ、いい) 孝弘の女体を抱き締め、舌を差し入れると、ぞくぞくしてきます。 「ん、んん〜ん〜〜」 という唸り声を上げ、ぱちぱちと瞬きしながらあたしを引き離そうとする孝弘。 でもあたしはその身体をますます力強く抱き締め、口づけを続けます。 そして、片方の手を孝弘のショーツの中に差し入れると、そこにできあがった女体のスリットをゆっくりとまさぐりました。 「んん〜〜〜」 豆のようなクリト○スの感触探し当てて指先でころがすと、ぴくんと仰け反る孝弘。 どこをどうすれば感じるのか、勿論あたしには手に取るようにわかります。 あたしがいじるたびに身体をよじる孝弘がかわいく、そしていとおしく感じられます。 あたしは、ますますその行為を強めていきました。 「や、やめ、もうやめて……あひぃぃ」 孝弘はもう涙目になっています。その表情がますます私を興奮させました。 「孝弘、あたしもう我慢できない」 「はぁはぁ、え? ええ!?」 あたしはボクサーパンツの裾をずらすと、いっぱいに膨らんだ自分のペニスを取り出しました。 長くそそり立ったそれは、目の前の女体を求めるかのように、ぴくぴくと脈打っています。 「淳子、やめろ、それだけは勘弁してくれ」 「ね、楽しみましょうよ、孝弘」 「ちょ、ちょっと待て、まだ心構えが」 「大丈夫、あたしが女の悦びを教えてあげる」 孝弘のはいた赤いショーツは内側から濡れて、その中の翳りと口を開いたスリットが透けて見えます。 あたしはショーツのすそを手でずらしてスリットが見えるように広げると、口を開けたそこに自分の股間で隆々と脈打つものをあてがい、そして力強く押し込みました。 「んぐっ」 あたしのペニスは、孝弘の女陰に易々と飲み込まれていきます。そしてあたしは自分のペニスがぎゅと締め付けられるのを感じました。 「ああ、暖かい、それにこんなに締め付けてくる。この感じ、これが男性の感じなのね」 あたしはもう夢中で腰を動かし続けました。 「あ、あああ」 いつしか孝弘もあたしの身体にぎゅっと抱きついて腰を動かしています。 あたしもその身体を抱き締め、胸を揉み、乳首を愛撫し、そして腰を何度も突き動かし、その心地よい感触をひたすらむさぼり続けました。 「あ、ああ、だめ、いく、いく〜」 「あたしも、出る、何か」 「「ああ、ああああああ」」 その夜、あたしは男性の雄雄しさを体験することになりました。 そして女の悦びを体験した孝弘はショックのようでしたが、翌日の夜、今度は自分から下着を着てみたいと言い出したのです。 それから、あたしたちは下着をいろいろ組み合わせては、夫婦で楽しみました。 ある時は子供同士の姿になって遊園地に遊びに行きました。孝弘の意見であたしが男の子のブリーフを、孝弘がいちご柄の女子パンツをはいて、男女入れ替わっての遊園地での1日は、緊張と興奮の連続でした。 そして夜になると、今度は20代の身体で男女入れ替わったセックスを楽しんだのです。 ある日は再び巨乳の女性になった孝弘にあたしの服を着させて一緒に町に出かけると、ショッピングを楽しみました。孝弘の姿を目で追う多くの男性を見て、あたしは内心苦笑するばかりでした。 またある日の孝弘は、ティーンズの女の子の下着を身につけ 上の娘のセーラー服を着て喜んでいます。 そんな孝弘を男子高校生の身体になったあたしはベッドに押し倒しました。 孝弘は結局会社で閑職に異動させられてしまい、収入は減ってしましました。でもその代わりに自由な時間は増えました。 今、あたしたちは二人で毎日いろんなシチュエーションを楽しんでいます。 もうあたしたちに夫婦仲の危機なんてありません。 今夜はどんな組み合わせで楽しもうかしら うふっ♪ (終わり) |