作・JuJu
朝食を作り終わると、母さんは普段着に戻ってしまった。
母さんの胸は大きかったなぁ。着やせするほうなんだな。
母さんと一緒に朝食を食べている間も、裸にエプロンの母さんの姿を思い出してしまい、ついつい胸に目が行ってしまう。
これから毎日、巨乳な母さんの裸にエプロンが見れるのだろうか。うれしいような、恥ずかしい様な。
いや、そんな事考えちゃダメだ! 恵美に浮気をするなと言った以上、俺だって恵美一筋じゃなければ。
……恵美に男がいなければの話だけど。
朝食の後、俺は自分の部屋に戻って恵美に電話をかけた。
「もしもし」
今度は恵美になって、アソコを見るんだと思うと鼓動が早くなる。
ついゼリージュースの小ビンを強く握ってしまった。ビンが割れたら大変だ。
「恵美、まだ怒っているのか?」
『別にぃー、気にしてないけどぉー』
間延びした低い声。恵美が怒っている証拠だ。
「昨日は悪かったよ。
お詫びにショッピングにいかないか? 好きな物買ってやるよ」
『本当!? だったら許す!』
現金な女だ。
「とにかく、今から俺の家にこいよ」
電話を切ってから、俺は計画を練った。
憑依は数分。すばやく行動しなければならない。
残っているゼリージュースはこれだけだ。失敗は許されない。
まずゼリージュースを飲んで俺の部屋に来た恵美に乗り移る。
恵美のアソコを調べて処女かどうか調べる。
胸も見たいが、ブラジャーを外す事に時間がかかる事が予想される。残念だがあきらめるしかないだろう。
その点、パンツなら脱ぐのに時間はかからない。
完璧だ。
時計を見る、恵美が来る頃だ。俺は裸になって恵美を待った。
呼び鈴が鳴った。玄関で母さんの声がする。
「あら、恵美ちゃんいらっしゃい。洋輔なら自分の部屋にいるわよ」
「おじゃましまーす」
俺はゼリージュースを飲んだ。身体が透き通っていく。耳を澄ますと恵美足音が大きくなってくる。
部屋の戸が開いて、恵美が入って来た。ちょうど俺の身体も透明になった所だ。母さんで試していたので、タイミングもバッチリだ。
「洋輔! ショッピングに行くわよ! あんな事があったんだから、欲しいもの買ってもらうからね。
あれ? いないの? トイレかな?」
俺は後ろから抱きついた。
「きゃっ! 何?」
恵美は背中をのけぞらせながら、振り向く。
「何か入ってくる! やめて!」
恵美に俺の身体を押し込む。
力を込める度に、俺の身体は恵美にのめりこんでいった。
ゼリーの塊に身体をうずめるような感覚が気持ちいい。
俺の意識が遠くなっていった。
気がついて自分の身体を見ると、恵美になっている。
やっぱり母さんから比べると胸が小さい。クラスでも小さい方だったからな。
おっと、今はそれ所じゃなかった。
俺はスカートの中に手を入れて、パンツを探した。
パンツを履いている感覚はあるのだが、なれない身体なので探すのに戸惑う。
それでも俺はパンツをつかむ事が出来た。一気に下げる。パンツを目の前で広げた。
「白なんだ。白って純情そうな子がはいてそうだけど、恵美が白とは意外だったな」
恵美の声で、恵美のパンツの批評をするのも変だ。
もっとパンツを見ていたかったが、俺はパンツを床に捨てると、スカートのすそを握った。
見ても良いんだろうか?
そんな考えが横切ったが、今はそんな事を考えている時ではない。何しろ時間がないのだ。
俺は一気にスカートをまくった。
上半身を前に倒して、恵美の股を見る。
だが、アソコはよく見えなかった。もっと後ろにあるらしい。
仕方が無いので机の引出しから手鏡を出しす事にした。
ベッドに座ってスカートをまくる。足を大きく広げる。
大きな鏡があれば、足を広げてアソコを見せる恵美が見れたのに残念だ。
俺は鏡を恵美の股にもっていった。
よし、今度はアソコがよく見える。
へー? これが女のアソコなのか〜。
いや、感心している場合じゃない。
つい目的を忘れる所だった。
このまま見ていたって、処女かどうかはわからない。
俺はとりあえず、割れ目を開いて見る事にした。
恵美の人差し指と中指を使い、割れ目を引っ張って広げてみる。
割れ目が開いて、中が見えた。アソコの中は複雑なピンクの肉の塊があるだけで、やっぱり処女かどうかわからない。
困った。
そうだ、中に指を入れて直接触ってみればわかるかな?
俺は恵美のアソコに指を入れようとした。
「はあん!!」
アソコに触っただけなのに、電撃のようにアソコから身体中に向かって快感が走る。
思わず声が出てしまった。母さんに聞こえなかっただろうな。
まだ、指を入れてもいないのに。
だけど、触っただけで声が出てしまうのでは、指を入れる事が出来ない。
それにしても女のアソコってすごいな。指でこれならチ○ポがはいったらどうなるんだろ?
バイブでも持っていれば、試してみたのになぁ。
入れてみたいなぁ。
男と違って、女の快感って底無しだって言うけど、本当なのかな?
そうだ。こうして母さんに憑依した時裸にエプロンって思ったら、母さんは裸エプロンになっていた。
喫茶店の女の子が言っていた副作用って、憑依している相手の考えを操作できるって事なのかな?
だったら、恵美いたずらできるかな?
あんな現金な女にはお仕置きだ。
よし、『恵美はバイブが大好きです』。それと『恵美はバイブをいやらしい物とはおもいません』。
あとはあとは、えーと。
そんな事を考えていたら、小便したくなって来た。
「時間切れか!」
俺は床に落としたパンツを拾ってトイレに駆け込む。
今度はちゃんとすぐに便器に座った。
座るとすぐに小便が出た。
小便が終わってすぐに立ちあがると、俺の身体は恵美から抜け出した。トイレに座っている恵美を見たかったが、
裸で恵美とトイレに入っていたなんて母さんに見つかると大変だ。俺は身体が透明なうちに部屋に戻った。急いで服を着る。
部屋の戸が開いて、恵美が入ってきた。
「わ! ビックリした!」
「なんだよ、いきなり部屋に入ってきて、俺の顔を見るなり驚くなんて」
「だって洋輔、さっきはいなかったじゃない」
「さっき? 俺はずっと部屋にいたぜ? 恵美こそ俺の家に来るなり大声で『おトイレ貸して』なんて叫ぶから、この部屋まで聞こえたぜ。
小便が漏れそうで、幻覚でも見たんじゃないのか?」
「え? でも……。言われてみれば部屋に入ってから何をしたか憶えていない……」
「そんな事はいいから、早くでかけようぜ。恵美が来るの待っていたんだからさ」
「あたしが来るの待っていたの? そうなの?
じゃ、まあショッピングに付き合ってやりますか!」
俺達は街に出た。
「今日はあたしの欲しいものをかってもらうからね」
恵美はそんな事を言っている。
やっぱりこんな現金な女にはお仕置きが必要だ。
ただ、どうやってバイブを手に入れよう。
などと考えていると、突然恵美が腕を引っ張られる。
「ねぇ? あのお店見て行こう!」
恵美は俺の腕を引っ張って行く。
ここって……大人のおもちゃ屋じゃないか。
「早く入ろうよ!」
恵美が楽しそうに言うので、俺は周りの目が気になって恵美を押して店に入った。
恵美はバイブがあるコーナーに走り出す。
まるでケーキ屋でケーキを選ぶように、はしゃいだ。
「わあ、バイブがいっぱい! 素敵!」
「おい!」
「ねぇ! このバイブなんかかわいいと思わない!」
恵美はピンク色をした、ちっちゃな卵型のバイブを手に取ると俺に渡した。
「やめろって」
「まったく、男ってバイブのよさがわからないんだから!
あっ、こっちの方がいい!!
やっぱりチ○ポ型の方がいいよね?
これなんか太くて大きくて、入れたら気持ち良いんだろうなぁ〜」
今度は黒いチ○ポの形のバイブを手に取る。
あまりに屈託がない様子に、見ている方が恥ずかしくなってくる。 確かに恵美を『バイブが大好きで、
いやらしい物とはおもわない』様にしたのは俺だが、それは俺の部屋とかで二人でこっそり楽しもうと思ってだ。
まさか、こんな大胆な行動に出るとは思わなかった。
「そうだ洋輔! このバイブ買ってよ! なんか買ってくれる約束でしょ?」
「いや、それは?」
「男の癖に、約束破る気?」
「そうじゃなくて……。ほんとうにそれでいいのか?」
「うれしい! あたしバイブ大好き!」
(つづく)