まだ残っている他の生徒達の視線を気にしながら、急いで4階に駆け上がる正和。
そして、人気の無い生徒会室の前まで走って来ると今一度、周りに誰もいない事を確認して、
ゆっくりドアを開けた。


「ま、松本さん?」


部屋に入ると急いでドアを閉めた正和。
その小さな部屋を見渡しても、生徒会長である松本園子の姿は無かった。


「ど、何処に行ったのかな……も、もう帰ってもいいんだろうか……」


そう思いながら、パイプ椅子に座ってしばらく待つことにした正和。
もちろん、ビデオカメラの視野に入らない椅子に座って。








臆病者の正和君は一体どうなるんでしょう(後編)

作:Tira







正和が生徒会室に入って来てから5分が経過し、そろそろ10分経つ頃。
職員室に行く前にはあったはずの園子のカバンも無くなっているし、きっと戻ってこないと思った正和が
ブルマとパンティを脱ごうと思ったとき、ゆっくりとドアが開いた。
園子が戻って来た……と思ったのだが、ドアから入って来たのは園子ではなかった。


「あら、山田君。松本さん知らない?」

「あ……平河先生……」

「いないのね。そっか、ちょうどいいわ。あのね、山田君。ちょっと話があるの」


生徒会室に入って来たのは、先ほど職員室でプリントを手渡した平河先生だった。
先生は後ろを向くと、ドアを閉めて鍵をかけた。


「ぼ、僕にですか?」

「ええ、そうよ。先生の方に来て」

「は、はい」


平河先生に返事をして、パイプ椅子から立ち上り歩き始めた正和。
ビデオカメラの視野に二人が入る。
それがいやだなぁと思いながらも、正和は先生の前で立ち止まった。
すると、平河先生は真剣な顔つきになって話を始める。


「ねえ山田君。今、そのズボンの下に、何を穿いているの?」

「えっ……」

「ね、先生に教えて」


正和は、いきなりの質問に言葉を失ってしまった。
どうしてそんな質問を。
まさか平河先生は知っている!?
いや、きっと松本さんが平河先生に言って――

その質問に目の前が真っ暗になった正和は、俯いて固まってしまった。
だが、そんな正和を見ていた平河先生は、何故か笑いを噛締めているように見える。


「あのね。山田君はどうしてそんなものを穿いているの?」

「あ……せ、先生……ち、違うんです。ぼ、僕じゃないんです……」

「僕じゃないって?どういう事?」

「だ、だから……その……」


正和は「松本さんが無理矢理穿かせたんです」と言いたかった。
でも、もしかしたら平河先生が松本さんに告げ口して……そうなったらもっと酷い目に合わされて……

それ以上の事は言えなかった。


「自分で穿いたんでしょ。それとも誰かに穿かせてもらったの?」

「そ、それは……じ、自分で穿きました」

「そうなの。ねえ山田君、そんなことして楽しい?」

「……た、楽しくありません……」


身体の横に伸ばしていた両腕の拳をギュッと握り締めた正和。

「それじゃあどうして?」

「……あ、あの……」

「なに?」

「そ、その……」


モジモジして話が進まない正和を見つめる平河先生。


「……いいわよ。理由を言わなくても。先生ね、別に怒っているんじゃないの」

「えっ……」

「山田君はそういう事をするのが好きなのかなぁって思っただけなのよ」


平河先生はそう言うと、少しウェーブの掛かったセミロングの茶色い髪を片手で後ろに払う仕草をした。
そして、


「そうだ。先生松本さんから預かっているものがあるの」


と言って、クスッと笑った。



「ま、松本……さん……から?」


それが何かを聞かなくても正和はすぐに分かった。
さっき園子が穿いたままだった正和のトランクス。
きっとそうだ。


「どうして松本さんがこんなの持っていたのかしら。ふふ、返すわね」


そう言うと、薄いグレーのタイトスカートの横に付いているホックを外し、ファスナーを下ろし始めたのだ。


「せ、先生?」

「ちょっと待ってね」

「えっ、せ、先生。ちょ、ちょっ……」


正和の前で恥かしげも無くタイトスカートを脱いだ平河先生。
肌色のパンティストッキングに包まれたほっそりとした2本の足。
スカートの中に入っていた白いブラウスの裾に皺が寄っている。
そんな平河先生の姿をまともに見れない正和は立ったまま俯いていたのだが、


「これ、松本さんに返しておいてほしいって言われたのよ」


と言われると、ゆっくりと視線を上に移動させた。


「あっ!?」


正和はその光景に驚いて、それ以上声が出せなかった。
ブラウスの裾を両手で持ち上げてニヤニヤ笑っている平河先生。
その持ち上げられたブラウスの向こうに見えるのは、パンストとパンティに包まれた先生の股間。

いや、そうじゃない。

パンティじゃない……正和のトランクスだ!
平河先生はパンストの中に正和のトランクスを穿きこんでいたのだ。
先生のムッチリとした女性のお尻のせいで、トランクスの生地が横に伸びている。
さらに、トランクスの前についている、ムスコを出すところのボタンが外れていて、
そこから下腹部と、少しだけ……先生のアソコの黒い毛が生えているのが見えていた。
足を入れるところだけ余裕があるのか、パンストの中で皺になっている。
一番刺激的なのは、先生の股にトランクスの生地がめり込んで左右に割れている所。
それを見るだけで、もう正和のムスコは理性とは関係なくギンギンに固くなってしまったのだった。


「先生ね、山田君がどんな気持ちなのか確かめたくて同じ事をしたのよ、うふふ」


ちょっと悪戯っぽい声で言った平河先生が、ゆっくりとパンストを脱いでゆく。
すると、先生の生足が徐々に正和に披露されていった。
黒いパンプスを脱ぎ、パンストを脱ぎ終わった平河先生がもう一度パンプスを穿きなおす。


「そうだ、私から松本さんに返してあげるから、今穿いているブルマとパンティを脱ぎなさい」

「えっ、い……今ですか?」

「そうよ、今脱いで。早く」

「そ、そんな……先生の前でなんて脱げません」

「先生だって、こうやって山田君の前で脱いだじゃないの」

「で、でも……」

「いいやら早く」

「…………」

「それとも先生が手伝ってあげようか?」

「い、いいですっ」

「ふふ。自分で返すなんて出来ないでしょ。今までずっと穿いていたパンティをブルマを」

「…………」


正和は真っ赤な顔をしながら先生に背を向けると、恥かしそうに制服のズボンを脱ぎ始めた。
園子の青いブルマに包まれた正和のお尻が見える。
その様子を鼻に指を当て、笑いを噛み殺しながら眺めていた平河先生。


「山田君、すごい格好ね」


その言葉に返事が出来ない正和は、ズボンを脱ぎ終えると急いでブルマとパンティを脱いでしまった。


「せ、先生。あの……僕のトランクス……」

「ん?ああ、これね。返してあげるけど、その前にちょっとコレを穿いてみてくれないかな」

「え?」


身体ごと前を向くのが恥かしいので、頭だけ先生の方に振り向いた正和。
平河先生は、先ほど脱いで机の上に置いていたタイトスカートのポケットから刺繍の入ったセクシーな
白いパンティを取り出すと、今脱いだ肌色のパンストと一緒に正和に差し出した。


「このパンティ、さっきまで先生が穿いていたのよ。これとパンストを穿いてみてちょうだい」

「ど、どうして僕が先生の?」

「ふふ。いいから早く」

「い、嫌ですよ。僕はそんなの穿けません」

「もう、山田君ったら。先生の言う事が聞けないの?」

「いくら先生の言う事だって……ぼ、僕は……」

「……そうなの。折角山田君の成績をあげるチャンスなのになぁ」


平河先生はそう言うと、パンティを指に引っ掛けてクルクルと回し始めた。


「山田君が先生の言う事聞いてくれないんだったら、成績下がっちゃうかもよ」

「そんな……」

「ふふ、誰も見ていないわ。先生も秘密にしてあげるから」

「で、でも……」


正和は、キャビネットの中で回っているビデオカメラの事がとても気になっていた。
今もずっと動きつづけているビデオカメラ。
こうやって先生といる間も撮られ続けているのだ。


「せ、先生。実はさっきからあそこのキャビネットの中でビデオカメラが……」


平河先生に背を向けたまま、無理矢理後ろに手を伸ばした正和。
その手の先にあるキャビネットを見た平河先生は、ゆっくりとキャビネットまで歩いてゆくと、


「あら、こんな物がどうして?もしかして山田君が撮ってたの?」

「ち、違います。それは僕じゃありませんっ」

「そう。じゃあ誰が?」

「それは……」

「いいわ。スイッチを切っておきましょう」


そう言うと、平河先生はキャビネットのガラス戸を開いて、慣れた手つきでビデオカメラのスイッチを切った。
……フリをした。


「スイッチを切っておいたわよ。ほんとに誰かしら?」


平河先生がクスッと笑いながら、白いブラウスにトランクス姿で正和の所に戻って来る。
ビデオカメラで撮られなくなったと思った正和は、ちょっとホッとした気持ちになった。


「じゃあ穿いてくれるわね」

「…………」

「はい、どうぞ」


平河先生は後ろを向いている正和の手に、パンストとパンティを強引に持たせた。
お互いの手と手が触れ合う。
初めて先生の手に触れた正和は、また顔を赤らめた。
平河先生は、今、正和が脱いだ園子のパンティと青いブルマを手に取ると、


「それじゃあ山田君が私のパンティとパンストを穿いている間に、私はこの松本さんの
 パンティをブルマを穿いてみようかな?」


と言って、パンティの股間部分に鼻をつけてクンクンと匂った。


「甘酸っぱい匂いがする。ね、山田君」

「え……さ、さあ……」

「匂わなかったの?山田君は」

「そ、そんな事する訳ないじゃないですか」

「そうよね、山田君はそんなこと出来ない人だもんね」

「…………」

「それより早く穿いて見せてよ。じゃないと先生の方が先に穿いちゃうわよ」


一旦机の上に園子のパンティとブルマを置いた平河先生は、
今穿いている正和のトランクスに手をかけると、お尻を振りながら
徐々に下に降ろして行った。そして黒いパンプスを履いたまま脱ぎ終わると、
今度は園子のパンティを手に取り、そのまま足を通して穿きこんでしまったのだった。
平河先生の大人のお尻には少し小さいようで、園子のパンティは横に伸びている感じだ。
そんなことは全然気にしていない様子の先生は、次に青いブルマを手に取ると、
パンティと同じようにスルスルと足を通して股間とお尻を覆い隠した。
このブルマもやはり小さいようだ。
横に伸びている分、縦には伸びず、おヘソが丸見え状態になっている。
それでも平河先生は嬉しそうな表情で自分の姿を見ていた。
青いブルマに包まれたお尻を撫でたり、のっぺりとした股間を擦ったりしている。


「ねえ、先生はもう穿いちゃったわよ。山田君はまだなの?」

「だ、だって……」

「……いつまでもグズグズしないでちゃんと穿けよっ!」

「えっ!?」

「……あ、ゴメンね。先生ってたまに暴言吐いちゃうのよね、クスクスッ」

「…………」


一瞬、態度が豹変した平河先生にビクッとした正和。
あの優しい平河先生がこんな口の利き方をするとは思っていなかったので
結構ショックだったようだ。


拳をギュッと握り締めたあと、手渡された平河先生のパンティに足を通し始めた正和。
園子のときよりも恥かしくて、頭に血が上りっぱなしだ。

ゆっくりとパンティを引き上げ、その薄い生地でムスコを隠す。
でも、園子のパンティよりも角度のついている平河先生のパンティは、
2つの玉を隠す事が出来なかった。
それに、さっきからずっと勃ちっぱなしのムスコは、パンティのゴムで首をしめられている感じ。
その様子を見られるのが恥かしかった正和は、ずっと後ろを向いたままだ。


「パンストって案外穿きにくいのよねぇ。だから先生が穿かせてあげる」

「い、いいですよ。じ、自分で穿きますっ」

「破けるかもしれないでしょ。それって結構高いんだよ。山田君知ってた?」

「……い、いえ……」

「先生も何度か練習したんだから」

「……せ、先生……が?」

「……ふふ、そうよ。貸してみなさい」


平河先生がパンストをたくして、正和の後ろにしゃがみ込む。


「ほら、足を入れなさい」

「……はい」

「そう。もう片方もね」

「…………」


正和の足首まで平河先生のパンストが纏わりつく。
平河先生は、そのままゆっくりとパンストを伸ばして引き上げていった。
膝を、太ももを包み込み、そして最後にムスコとお尻まで。
多少小さいものの、正和と平河先生はそれほど身長が変らないので、きちんと
下半身を包み込んでしまったようだ。
妙な肌触りと温かさを感じる。
これがパンストを穿いた感触なんだと思った正和。
パンストに包まれたムスコが妙にモッコリしてイヤラシイ。
情けない、そして恥かしいと言う気持ちとは裏腹に、何故か興奮してしまう正和だった。


「じゃあ制服とカッターシャツを脱ぎなさい」

「えっ」

「早くぅ〜」

「だって……」

「早くするっ!」

「うっ……」


ちょっときつく言われると、つい従ってしまう。特に相手は先生だから。
正和は黒い制服のボタンを外して脱ぐと、白いカッターシャツも脱いで上半身裸になった。
下半身だけ女性の下着を着けている状態だ。


「クスッ。それじゃあ先生の方に身体を向けて」

「は……恥かしいです」

「何言ってるのよ。ここまでしておいて恥かしいも何もないじゃない」

「だ、だって……こんな姿を先生に見られるなんて……」

「そう……それならそのままでもいいわよ」

「えっ!」


平河先生は正和を後ろから抱きしめた。
両手を正和のお腹に宛がっている。
髪の毛に残っているシャンプーの香りが、正和の鼻をくすぐった。


「ふふ。山田君、先生のパンストの履き心地はどう?」

「あ……あの……」

「いいのよ、何も言わなくても。ここを触ればすぐに分かるんだから」

「あっ……せ、先生……」

「こんなにおっ勃てちゃって……山田君、すげぇ興奮してるんだ」

「そ、そんな事……」

「ないです??またそんなウソ言って。興奮してないならこんなに硬くなってるわけないだろ。ふふ」

「せ、先生……ダ、ダメです。そんなに……しちゃ……」

「いいからいいから。先生に任せとけって」


平河先生の手がパンストの上からムスコを優しく撫でている。その手がパンストの中に入り込むと、
パンティの中にまで侵入して直接ムスコを触り始めた。
硬くなったムスコを右手で握り締め、ゆっくりと上下に動かす。
左手はその下にある2つの玉を優しく撫で回している。
恥かしさは頂点に達しているものの、この気持ちよさには絶対に逆らえない。


「あ……うう……はぁ……はあ……」


平河先生が……平河先生がこんな事を――
そう思うだけで、興奮が理性を追い越してゆく。
こんな事されるの、嫌だと思っていても――


「ううっ……せ、先生……はぁ……はぁ……はぁ……」

「な〜に?や・ま・だ・君っ」

「うっ……うう……」

「先生の手、柔らかい?」

「は、はい……」

「気持ちいいでしょ」

「……はい……」

「先生のパンティとパンストを穿いて、先生に触られているんだよ。興奮しないはずないよなぁ」

「はぁ……うくっ……」


白いブラウス越しに平河先生の胸が背中に押し付けられている。
それはとても柔らかくて温かかった。
まるでブラジャーをしていないように思える。
平河先生は左手だけをパンストの中から抜くと、その手でボタンを外して
ブラウスの袖から腕を抜いた。
そして今度は左手を正和のパンストに入れ、右手を出して同じようにブラウスの袖から腕を抜いた。
すると足元にブラウスがハラリと落ちる。
どうやらブラジャーは付けていなかったようだ。
平河先生のCカップほどの胸が直接正和の背中に押し付けられている。
それはとても温かかった。


「ねえ山田君。今先生の胸は直接山田君の背中に触れているんだよ。分かる?」

「はぁ……はぁ……は、はい……」

「どんな感じ?」

「うっ……そ、その……はぁ……はぁ……や、やわら……かい……です」

「だろうなぁ。誰が触っても硬いなんて言わないものねぇ」


しばらくムスコを刺激していた平河先生がパンストの中から手を引き脱いた。


「山田君のムスコを触っているうちに先生も興奮してきちゃったわ」


そう言って、ブルマの中に手を突っ込んだ平河先生は「んっ……んっ……」とイヤラシイ吐息を漏らしたあと、
ブルマの中から手を抜いてねっとりとした指を後から正和の口元に近づけた。


「口を開けなさい」

「…………」


何も言わずに口元を緩めた正和。
その口元に平河先生の指が割り込んできた。
ヌルンとした感触が唇に、そして口の中に入り込んでくる。


「どう?これが先生のアソコの味よ。美味しいだろ」


一通り指を舐めさせた平河先生が尋ねると、正和は「はい」と一言だけ返事をした。
口の中に甘酸っぱい感じが広がっている。


「良かったわねぇ山田君。今日は色々と体験できて。童貞なんでしょ」

「……は、はい……」

「それじゃあ今日は童貞を捨てちゃおうか」

「え……」

「その机の上に寝転がりなさい」

「えっ……」

「えっ……じゃなくて、早く寝転がるのよ」

「…………」


平河先生の言うとおり、木製の長机の上に仰向けに寝転がった正和。
背中に机の冷たさを感じる。
その間に平河先生は別の机の引出しからハサミを取り出していた。

そして、「じっとしてなさいよ」と言うと、正和のムスコにハサミを近づけたのだ。


「せ、先生っ!」

「いいから動くなって」

「だって……ううっ」


平河先生はムスコを包み込んでいるパンストを数センチ縦に切込みを入れると、
中にあるパンティを横にずらして、その切込みから硬くなっているムスコを取り出した。
パンストの穴からひょっこりと生えているように見えるムスコ。


「まずはそのまま自分でしごいてみて」

「こ、このまま……ですか?」

「そうよ、一人エッチするの」

「そんな事恥かしいです……」

「プッ……恥かしいだなんて。散々恥かしい事してるじゃない」

「だって……」

「それじゃあ最初だけ手伝ってやるから。んっ……んふっ……んん……」

「あっ!……うっ……くぅ……うっ……うっ……」


平河先生の温かい口の中。
園子に続いて、平河先生までもが正和のムスコをくわえ込んだのだ。
まだ何も知らなかった正和が、1日で二人の女性に――


「せ、先生っ!……あうっ……はぁっ……ううっ……」

「んっ……んんっ……んふぅ……ほら、後は自分でしなさい」

「はぁ……はぁ……はぁ……うっ……うっ……んっ」


平河先生の唾液まみれになってしまったムスコを掴んだ正和が、自らしごき始めた。
それをニヤニヤしながら見ていた平河先生は、ハサミを持って
穿いている園子の青いブルマとパンティを前に引っ張り、縦に切れ目を入れたのだった。
園子に返さなければならないのに。


「どう?先生の前で一人エッチするのは」

「はぁ……はぁ……は、恥かしいです……」

「ふ〜ん。でも気持ちよさそうにしごてるじゃない」

「だ、だって……はぁ、はぁ……」

「さて、そろそろ楽しませてもらおうかな」


平河先生はパンプスを脱ぎ、ギシッと机を軋ませて上にあがると、両膝をついたまま
一人エッチしている正和を跨ぐようにして立った。
そして、正和の両肩の横に手をついて四つん這いの状態になると、


「してやるよ、先生が」


と言って、しごいていた正和の手を掴んで止めた。
その掴んだ手を自分の胸に押し付ける。


「あっ……」

「どうだ?柔らかいでしょ。好きなだけ揉んでいいんだぜ」

「せ、先生……」


平河先生がニヤニヤしながら正和に話し掛けている。
その艶かしい先生の身体を感じながら、
手のひらの中にある柔らかい胸をゆっくりと揉む正和。
そのさわり心地は、まるで指に吸いついてくるようだった。


「両手で揉んでみろよ。こんな機会はもう無いんだから」

「えっ……あ、はい」

「んふぅ……そう……そんな感じで……うっ……そ、そこがイイっ」

「こ、ここですか」

「うんっ……うっ……あっ……ううっ……んんぅ」


硬く尖った胸の突起を刺激するたびに切ない吐息を漏らしながら、
時折身体をビクン、ビクンと震わせる平河先生。
髪を乱して眉毛を歪ませる先生の表情が、とてもセクシーな大人の女性に見えた。
それは、普段の授業では絶対に見せない表情。


「はぁ……んんん……ふぅ……じゃあそろそろ」


平河先生の腰が低くなっていくと同時に、ムスコが先生の手で天井を向かされる。
そのムスコの頭をめがけて、青いブルマの裂け目が降りて行った。
ピトッとブルマの裂け目に当ったムスコの頭。一瞬動きが止まったが、すぐに腰が降りてくると
ブルマの生地を擦りながら、何の抵抗も無く裂け目の中に入り込んで行ったのだった。


「「ううっ!」」


二人が同時に声を上げる。
身体の中に入り込んできたムスコ。
身体の中へ入り込んでゆくムスコ。

生暖かい中に埋れていったムスコは、平河先生が正和の上に座り込んだときに止まった。


「うっ……ふぅ……完全に入り込んじまった……」

「せ、先生……」

「すげぇ……先生のアソコに全部飲み込まれているんだぜ。どんな気持ち?」

「あ、暖かくて……狭くて……き、気持ちいいです……」

「だろうなぁ。こうやって入れているだけでも……何かすごく感じるっ」


そう言いながら、正和の上で座り込んだまま円を描くように腰を回した平河先生。
硬くいきり勃ったムスコがグニグニと先生の中を掻き回す。
すると、自然とムスコが締めつけられ、正和は極上の快感を味わう事になるのだ。


「ああっ……せ、先生っ……そ、そんなに締めつけたら……ぼ、僕っ」

「ううっ……あうっ……お前のムスコが奥に当って……き、気持ちいいっ」

「はぁ、はぁ……先生っ……うくっ……」

「すげぇよ……か、身体中に電気が走って……はぁっ、あっくぅ……」


円を描くように回っていた平河先生の腰が、今度は上下にピストン運動を始めた。
すると二人の耳に、ヌチャヌチャといやらしい音が聞こえ始めたのだ。
すでに先生の中から溢れ出した透明な液体は股間の青いブルマを濡らし尽くし、
正和が穿いているパンストから机へと流れ落ちて小さな池を作っている。


「はあっ、はあっ、先生っ……先生っ……」

「あうっ、あうっ……ダ、ダメだっ……か、勝手に腰が動いて……ひうっ……ううぁ」


とてもいやらしい先生の息遣い。
その口から涎が垂れて正和の頬に伝ってくる。
正和は先生の柔らかい胸を揉みながら、ただ先生にされるがままだった。
いつもの平河先生とは思えない行動や言葉。
それが更に正和を興奮させてしまうのだった。


「はあっ、はあっ、んっ……んぐっ……ふぅっ、ううっ……あっ、ああっ、はあぁ」


正和の上で跳ねる平河先生。
先生の身体の重みが下半身にリズムよくのしかかってくる。
柔らかいお尻が太ももに当る感触。
そして手のひらにある胸。
はぁはぁと吐息を漏らしながらじっと正和を見つめる先生の顔は茶色い髪の毛で
見え隠れしている。
先生と生徒という関係。
それが一気に崩れ、男と女の関係になってしまったのだ。


どうしてこんな事になっちゃったんだろう?


正和は快感を感じながら、頭の角で考えていた。
生徒会長の松本園子が一人エッチしているところを見てしまい、
無理矢理パンティとブルマを穿かされていやらしい事を。
次に平河先生が現われ、今度は先生のパンティとパンストを穿かされて
エッチな事をしているのだ。
園子と平河先生はつるんでいるのだろうか?
二人で正和に恥かしい思いをさせようと企んだのだろうか?



僕はそんなに悪い事をしたんだろうか?




「ああっ、な、何か……来るっ……あうっ……お、男の時みたいな……イ、イクのかっ」


平河先生が変な言葉づかいをしながら悶えている。
一心不乱に腰を振る平河先生。
そんな先生に、ムスコの奥から湧き出てくるものを感じていた正和。


「ああっ、ああ、あうっ、あうっ、すげぇのが……いっ……あんぅぅっ……はああっ」

「はぁっ……せんせ……そんなに……ううっ……し、締めつけたら……も、もうっ……」

「あああっ!イクッ……うああっ……ああっ、ああああっ、んあああ〜っ……あぐぅぅ!」

「ううっ、ああっ、あうっ……先生っ、先生っ……僕もうっ……うああああっ!」


平河先生がイク瞬間に正和のムスコを思い切り締めつけた。
その締め付けに耐えられなかったムスコは、園子のときからお預けにされていたものを
先生の中に、全て出し切ってしまったのだった。


「ひうっ……ああっ……あっ……あううぅ……はぁ……はぁ……はぁ〜、はぁ〜」

「うっ……うっ……うううぅ……はあっ、はぁっ……はぁ〜」


汗ばんだ身体を正和の上に預けた平河先生。
先生のCカップの胸が正和の胸板で潰れて、その奥にある心臓がドキドキしているのを感じる。
そして、先生のヌルッとしたあの中がヒクヒクと動いているのが分かる。


「はぁ……ふぅ……はぁ〜……こんなのありかよ……男と全然違うじゃねえか……」

「えっ?」

「はぁ〜。ああ、何でもないのよ。へへ、これで童貞じゃなくなったわねぇ、山田君」

「…………」

「どう?先生に童貞を奪われた気分は。気持ちよすぎて何にも感じないだろ」

「せ、先生……」

「中で出しちゃって。どうする?先生が妊娠したら。山田君が責任取ってくれるのよねぇ」

「そ、そんな……だ、だって先生が……」

「男の子が生まれたら正和って名前にしよっか。あははは」

「…………」


平河先生は笑いながら腰を上げて正和のムスコを抜いた。
先生の股間から白いものがヌルッと落ちてくる。

それを手に受けて正和の穿いているパンストに塗りたくった平河先生は、
テーブルの上から降りると園子のブルマとパンティを脱いで、


「今穿いているパンティとパンスト、山田君にあげるわ。それからこれ、やっぱり山田君が返しておいてね」


と言って、正和の顔の上にポンと投げた。
それを手でのけた正和は、無言のまま先生を見ていた。
先生は、まだ太ももに伝って落ちてくる液体を手で取ったあと、その汚れた手をブラウスで拭った。
そしてタイトスカートを穿くと「うああ」と背伸びをして、キャビネットの中のビデオカメラを手にすると、
何も言わずに部屋を出て行ってしまったのだ。


シーンと静まり返った生徒会室。
テーブルの上で平河先生のパンティとパンストを穿いたまま大の字になって寝ていた正和の目から、
知らない間に涙が溢れ出ていた。


「ぼ、僕が何をしたって言うんだよ……何もしてないじゃないか……ううっ」


袖で涙を拭きながら起き上がった正和は、股間のところに切れ目が入っているパンストと
パンティを脱ぐと、くしゃくしゃになったトランクスと制服のズボンを穿いた。

目の前にあるパンストやパンティ、青いブルマ。
正和はそれらを手に取ると、もう一度涙を拭きなおして焼却炉のあるグランドに歩いて行ったのだった――


「僕は何も悪い事してないのに……」






臆病者の正和君は一体どうなるんでしょう(後編)…おわり






あとがき

普通の男の子(私もね!)なら、こんなに美味しいシチュエーション、俺に代わってほしいぜ!なんて
思うのでしょうが、臆病者の正和君にとっては地獄の苦しみだったようです。
園子の一人エッチを見てしまったことで、性的な虐待を受ける。
嫌なのに、身体は勝手に反応して、快感を求めてしまう。
挙句の果てには先生に「責任取ってね」なんて言われると、もう彼の精神は朽ち果ててしまったようです(^^
まあ、今回は安全日だったようで先生は妊娠しなかったようですが(ウラ話
返さなければならないはずのブルマとパンティを燃やし、彼は一体どうするんでしょう。
もちろん、園子や平河先生は何も覚えていないので、返しに行ったところで逆に悪者扱いされるだけ
なのですが。
正和、明日もちゃんと学校に来てくれたらいいなあぁ(^^;

さあ、一体二人の女性には誰が入り込んでいたのでしょうか。
同じクラスの男の子?それとも――
そして、平河先生が持ち帰ったビデオカメラはどうするのでしょうか?
それは平河先生に乗り移っていた男性に聞いてみないとわかりませんね!

今回はちょっと長かったですが、最後まで読んで下さった皆様、どうもありがとうございました。
Tiraでした。

inserted by FC2 system