その身体を得た先に(中編)

 作:verdsmith7


その日一華はのんびりとした休日を過ごしていた。
昼食を食べ終えて、床に腰を下ろしてテレビの電源をつけたわいもないバラエティ番組にチャンネルを切り替えた。
一人暮らしの生活もだいぶ慣れ、ゆっくりと余裕のある休日を過ごせるようになった。
最初はあんなに苦労した料理も今ではすっかり板についたものだ。
もう田舎から引越しをして気が付けば1年以上経っていた。

学校に通うため田舎からこのアパートに引っ越してきたが慣れない土地の一人暮しは一華にとって最初は辛い物だった。
学校生活はもちろん料理、洗い物、掃除、洗濯、ゴミ出しを一人でしなければならないのは、想像していたよりも大変だ。
実家では両親がこんなことを毎日していたと思うと親のありがたみをあらためて実感した。
もっともこれらを主にこなしていたのは母親であり、父親がやっていたことはせいぜいゴミ出しぐらいだったので一華の感謝も当然母親に向けられた。

しかし、ここには両親はいない為、当然ながら全て一華が一人でしなければならなかった。
引っ越した当初は実家に帰りたいと何度も思ったが、陽太と付き合うことになってから憂鬱だった一華を大きく変えることになった。
時には不安で朝なんか来なければいいと思っていたが、今では朝起きるのが楽しみで仕方ない。
なぜなら学校に行けば陽太に会えるからだ。それに多くの友人もできた。
念願の楽しい高校生ライフを一華は満喫し、毎日が楽しかった。
付き合い始めてからまだそんなに時間は経っていないが、陽太といるといつも楽しく過ごすことができた。
「ふふ、今度の休みは陽太とどこに遊びに行こうかな?そろそろ暑くなってきたし新しい水着も買ったからプールにでも行きたいな」
一華は買ったばかりの可愛いワンピース水着を広げてみた。
「これなら陽太も喜んでくれるかな?」
実際一華に似合いそうなデザインであり、一華自身もスタイルが良いのできっと気に入ってくれるだろう。
そう思うだけでも少ないお小遣いを奮発した甲斐があった。
しかし、一つ残念な所があるとすれば・・・
「はあ、私の胸全然大きくならないなー」
ここだけはどれだけ一華が努力しても大きくなってくれる気配がなかった。

そんな事をしているとインターホンの鳴る音が聞こえてきた。
慌てて水着を片付けると急いで扉へと向かった。
「はい、どちら様ですか?」
もしかすると彼氏の陽太が遊びに来てくれたのかもしれない、そう思い意気揚々と扉を開けた。
そして来訪者を笑顔で迎える一華だったが現れたのは予想外の人物だった。
「え、あなたは!?」
そこにいたのは一華の彼氏の陽太ではなかった。
扉の前にいるのは女性であった。
そしてその顔には見覚えがあった。
そう、陽太と言い争っていた胸の大きなおばさんだ。
「な、何ですか?!どうしてここに・・・」
おばさんに一度会ったと言ってもほんの少しの事であり当然一華の家を知っているはずがなかった。
もしかしてあの時の仕返しにでも来たのではないかと思い一気に一華は不安になった。
そんな一華の様子に気付いたのかおばさんは口を開いた。
しかし、その内容は一華にとって衝撃的なものだった。

恵子(陽太)「驚いていると思うけど落ち着いて聞いてほしいの。こんな身体だけど私よ。あなたの彼氏の陽太なの」
突然家にやって来て自分の事を彼氏の陽太だと言い張るおばさんを一華はとても当然信じる気にはなれなかった。
実際それを聞いた一華は最初自分がからかわれているのだと思った。
一華「本当になんなんですか? いきなり来てそんな事誰が信じられるって言うんですか!?」
目の前にいる人物はどう見ても一華と付き合っている彼氏の陽太ではなく彼らよりもかなり年上のおばさんだ。
一華は何をされるか分からずいっそう警戒を強めた。
恵子(陽太)「だから私が陽太なのよ! 昨日も一緒に学校から帰ったでしょ」
一華「ふざけないで下さい! それよりどうして私が住んでる所が分かったんですか?!」
恵子(陽太)「違うの本当なのよ。起きたら身体を入れ替えられておばさんの身体になっちゃったの」

恵子(陽太)も普段通りの男口調で喋ろうとはしていたが、なぜか口から出てくる言葉はおばさんが話していた口調になってしまったのだ。
一華「いい加減にして下さい。帰ってくれないのなら警察を呼びますよ!」
遂には一華に警察を呼ぶとまで宣言されてしまい、とても陽太がおばさんと入れ替わったことを信じてもらえる雰囲気ではなかった。
恵子(陽太)「ああ、もう仕方ないわね」
埒が明かないと思った恵子(陽太)は一つ試してみることにした。
恵子(陽太)は入れ替わったことを証明する為にも恵子の記憶から得たあの呪文を唱えることにしたのだ。
それは明らかに日本語ではない外国語の言葉であったがスラスラと恵子(陽太)の口から唱えることができた。
一華の身体を思い浮かべ彼女と自分が入れ替わりたいと強く願いながら唱えた。
呪文を言い終えると恵子(陽太)意識が身体からスッと飛び出ていくような感じがした。
そして恵子(陽太)の身体は床にパタッと倒れてしまった。
一華「え? 何なの急に!?」
急に力なく倒れてしまった目の前の恵子の身体を見て戸惑う一華だったが、すぐに一華も何かに導かれるように意識を失ってしまった。

一華(陽太)「んー」
倒れた一華の身体はすぐに目を覚ますと背を伸ばしながら身体を起き上がらせ自分の身体を確認し始めた。
しかしその表情は先程までの一華とは雰囲気が違い、普段穏やかな表情は消えニヤッとした気味の悪い笑みを浮かべていた。
一華(陽太)「ふう、どうやら上手く一華になれたみたいね。恵子の記憶で分かってはいたけど実際入れ替わるって本当不思議よね」
先程までとは雰囲気が変わった一華だったが、その中身は陽太になっていた。
恵子から読み取ったあの呪文を使い、一華と身体を入れ替えることに成功したのだ。
一華(陽太)「という事はこのおばさんの恵子の身体には一華が入っているのよね。ふふ、おばさんの身体なのに中身は女子高生って考えてみると興奮するわね。さてと、それより今は『私』の身体を確認しないとね♪」
意識を取り戻した一華の身体はスッと身軽に起き上がると自分の身体を見回すとペタペタと触り始めた。

一華(陽太)「恵子の身体と比べて一華の身体はやっぱり若くて軽いわね。ふふっ、もう一生この身体で過ごそうかしら♪」
おばさんの身体に比べてまるで羽毛のように身体が軽く感じた一華(陽太)はすっかり若い一華の身体が気に入ったようだ。
近くの鏡をのぞき一華の顔や体を次々と触り若く瑞々しい一華の身体の感触を楽しんだ。
一華(陽太)「ああ、すごい肌がすべすべね。うふふ、髪の毛もサラサラだし私一華の身体本当気に入っちゃったわ。もうずっと一華として生きてこうかしら♪」
しかしそんな魅力的な一華の身体にも一つだけ不満があった。
一華(陽太)「・・・でもこの胸は小さすぎよね」
一華の身体を得た陽太は胸が小さくなった事に少し寂しさを覚えていた。
今の自分の身体を見下ろしても大きな谷間がそびえ立つ恵子の大きな胸がなくなり一華のスカスカな平らな胸が広がっているだけだった。
一華(陽太)「本当、スタイルも良いのにここだけは残念ね」
今では恵子のズシリとした胸の重みが懐かしくさえ思えた。

恵子(一華)「うーん、一体何が起きたの?」
陽太が一華の身体を堪能していると本物の一華が恵子の身体でようやく目を覚ました。
ゆっくりと身体を起き上がらせると一華(陽太)は嬉しそうに言った
一華(陽太)「やっと起きたのね。新しい身体でのお目覚めはどうかしら?」
その声を聞いて振り向いた恵子(一華)はギョッとした目で自分の前にいる人物を見た。
その人物はさっきまでの自分の身体だったからだ。
恵子(一華)「え!? どうして私がそこにいるの?じゃあ、私は・・・」

恵子(一華)は自分の身体を確認した。
するとすぐにさっきまでの自分の身体にはなかったはずの物が付いていることに気付いた。
それは恵子の身体の特徴でもある大きな胸だ。
自分の身体を見下ろすと胸の谷間が大きく口を開けていた。
一瞬それが自分の物であることが理解できなかった。
恵子(一華)「なんだか私の胸大きくなったような。それに凄く重い・・・」
不思議な物でも触るかのように恵子(一華)はぐいぐいとその大きな胸を持ち下から持ち上げたり揉んでみたりした。
恵子(一華)「ん! あんん!」
敏感な恵子の身体は触られるとすぐに反応を示した。
そしてその胸が自分の物であることをすぐに理解した。
恵子(一華)「嘘、何、この胸!? これ私の胸なの!? なんで私の胸こんなに大きくなってるの!?」

陽太がおばさんの身体で目覚めた時と同じように一華は大混乱になった。
それを見て一華(陽太)は自分が入れ替わった時と同じように驚いている一華を笑いながら説明を始めた。
一華(陽太)(「ふふ、やっぱりそんな反応になるわよね。そろそろ私と入れ替わったこと理解できた?」
そう言って混乱している恵子(一華)に手鏡を渡した。

手鏡を渡されゆっくりと鏡に写った姿を覗き込むと、そこには胸の大きな恵子の姿が写っていた。
どこから見ても自分は女子高生の一華ではなかった。
そして鏡に写った自分の姿と目の前にいる一華の身体を交互に見て、やっと恵子(一華)は理解することになった。
恵子(一華)「嘘!? 私達本当に入れ替わったの・・・」
鏡に写る自分の姿がさっきまで目の前にいたおばさんの身体になっていることを確認した一華は、やっと陽太の言葉を信じ始めた。
一華(陽太)「ふう、これで信じてくれた? あなたはもう一華じゃなくて恵子っていうおばさんの身体になったのよ」
おばさんの身体にされ最初こそ戸惑っていた一華だったが、陽太から説明を受けて少しずつ納得していった。


ようやく一華(陽太)はこれまでの経緯を恵子(一華)に伝えることができた。
起きたら身体が恵子というおばさんの身体になっていたこと、恵子の記憶からさっき一華に使った呪文を思い出すことができたこと、そしてこれから陽太の身体を取り戻す為に一華の協力必要だと説明した。
もちろん道中見知らぬ男子とキスをしたり、おっさんと不可抗力とはいえエッチしたことは伏せることにした。
話を聞き終えた恵子(一華)は最初は半信半疑だったが、最終的には信じてくれることになった。
恵子(一華)「そうだったんだ。ごめんね、来てくれた時に信じてあげられなくて」
身体はあの憎たらしいおばさんだったが中身は心優しい一華の言葉に、一華(陽太)はジンと胸が暖かくなった。
一華(陽太)「別にいいのよ。私もおばさんの身体だったし、それに喋り方じゃ誰だって私が本当は男子高校生だったなんて信じられないわよ」
一華なら信じてくれるかもしれないと思っていたことは心に秘めておくことにした。

ようやくこれで陽太の身体を取り戻すのに味方ができた。
そう思っていると恵子(一華)はおもむろに口を開いた。
恵子(一華)「じゃあまずは私の身体を戻してちょうだい」
その言葉に一華(陽太)は身体が固まってしまった。
一華(陽太)「え!?」
恵子(一華)「陽太の身体を取り返すのはもちろん協力するけど、何で私がこんな身体でいなくちゃならないのよ?」
一華としてもおばさんの身体でいるよりも早く若い自分の身体に戻りたかったのだ。
それに恵子の身体になってから股間がジンジンとうずいて仕方なかったのだが、当然一華がその理由を知る由も無かった。

一華(陽太)「えー、私もう少し一華の身体でいたかったのに。いいじゃない一華巨乳に憧れてたし、そんな大きな胸になれたんだからもう少し楽しみなよ」
そう言って一華(陽太)は恵子(一華)の大きな胸を掴んだ。
恵子(陽太)「あん!って何やってるの!?」
突然胸を触られた恵子(一華)は叫んでしまった。
それほど強く振れたわけではなかったが、恵子の身体の身体がそう感じさせたのだろう。
一華らしからぬ色っぽい喘ぎ声をあげてしまった。
一華(一華)「ほらその身体凄く感度良いでしょ。だからもう少しその身体を楽しんだら?」

恵子(一華)「何言ってんの、陽太が元の身体に戻れるように協力はするけど、私の身体をまずは返してちょうだい」
一華としてもおばさんの身体でいるよりも、早く若い自分の身体に戻りたかった。
大きな胸に確かに憧れはしたが、それは元の自分の身体の胸が大きくなりたかっただけで、当然おばさんの身体になりたいわけではないのだ。
それに恵子の身体になってから股間がうずいていたのだが、理由は一華に知る由もなかった。
一華(陽太)「はあ、その身体には戻りたくないんだけど仕方ないわね」
一華の若くて軽い身体を返したくはなかったが、このままでいれば元に戻った後に一華から怒られるのは目に見えていた為渋々承諾した。

もう一度一華と身体を入れ替えた時と同じくあの呪文を一華(陽太)は唱えた。
しかし、呪文を唱え終わっても二人の身体は元に戻ることはなかった。
一華(陽太)「えっ、どうして? あの呪文を言えば入れ替わるはずなのに・・・」
もしかしたら呪文を間違えてしまったのかもしれないと思いもう一度唱えたが結局は何も起きなかった。
恵子(一華)「陽太どうなってるの? その呪文で入れ替えたんでしょ」
一向に身体が戻る気配がない様子を見て恵子(一華)も不安になり始めた。


「悪いが一度入れ替わった人間とは二度と入れ替わることはできないぜ」
二人が元の身体に戻れないことに戸惑っていると男の声が部屋に聞こえてきた。
その声は陽太にとっても一華にとっても身近な声であった。
なぜならその声の主は本来の陽太の身体から出ている声だったからだ。
バタンと扉が勢いよく開くと部屋の中に見知った人物が入って来た。
「久し振りだな二人とも。元気にしてたか?」
部屋の中にいた二人を見つけると彼は嬉しそうに声を掛けた。
その身体はまぎれもなく陽太が昨日まで使っていた本来の身体だった。
一華(陽太)「わ、私!?」
恵子(一華)「陽太!?」


一華(陽太)「あなた恵子なの?」
陽太(恵子)「そうだぜ。いや、そうだったと言えるか。何せ今は俺が陽太なんだからな。それに恵子はそこにいるだろ」
そう言って恵子の本来の身体を指さして、かつての自分の身体を懐かしそうに眺めた。
陽太(恵子)「俺の身体って他人から見るとこんな感じなんだな。今まで野郎共がそのおっぱいをジロジロ見てきた時はうざかったけど、なるほどこうやって男になってみるとあいつらの気持ちが良く分かるな」
そう言うとイヤらしい目で恵子(一華)の胸の谷間を眺めた。
それと同時に陽太(恵子)の股間も素直に大きくなっているのが分かった。

一華(陽太)「私の身体を返しなさい!」
陽太(恵子)「へー、陽太は今度は一華と身体を入れ替えたのか。すっかり可愛らしくなったな」
一華(陽太)「な!?」
その言葉を聞いた一華(陽太)は一瞬後ずさりしてしまった。
本来の自分の身体に「可愛い」と言われても何とも思うはずがないのだろうが、その時の一華(陽太)はその言葉を聞いてドキッとしてしまった。
なぜそう思ったのかは分からないが、一華の身体が反応しているのは間違いなかった。
一華(陽太)は何とかそれを振り払い元の自分の身体に詰め寄るとキッとを睨みつけた。

陽太(恵子)「どうした? この身体を取り返すんだろ。ならさっさとやればいいさ。やり方はもう分かってるんだろ?」
まるで挑発するかのような口調で陽太(恵子)は薄ら笑いをしながら言った。
一華(陽太)「じゃあじっとしてなさい。私の身体返してもらうわ」
それを聞いた陽太(恵子)は「さあどうぞ」とジッと立ってあの呪文が唱えられるのを待った。
そして一華(陽太)はあの呪文を唱えた。
自分の身体を取り返す為に一字一句間違えず言い切った。
しかし呪文を言い終えても何の変化も起きなかった。

一華(陽太)「な、何で元に戻れないの?」
本当ならこの呪文を唱えれば身体を入れ替えて元に戻れるはずだ。
思い返してみればさっき恵子(一華)に使ってもう一度身体を入れ替えようとした時にも同じく何も起きなかった。
何かがおかしい、一華(陽太)は嫌な予感がしていた。
恵子から読み取った記憶、それはまだ完全に読めていなかったのではないか。
陽太(恵子)「どうやらまだ完全に俺の記憶は読み取れてないようだな。じゃあ教えてやるよ。あの呪文で入れ替わったら二度と同じ身体とは入れ替わることはできないぜ」
それは一華と陽太にとって衝撃的な告白だった。
一華(陽太)「そんな・・・」
恵子(一華)「嘘でしょ・・・」
それが本当なら二人はもう二度と本来の自分の身体に戻れないからだ。
しかもそれを涼しげな表情で二人に語る陽太(恵子)自身も元に戻れないはずなのに全く気にする様子を見せなかった。
一華(陽太)「そ、それなら、あなただって元に戻れないじゃない」

陽太(恵子)「じゃあ聞くが、一華の身体になったお前はあのおばさんの身体にもう一度戻りたいと思ったか?」
涼しげな表情を崩さず、陽太(恵子)は一華(陽太)に問いただした。
一華(陽太)「そ、それは・・・」
正直な所おばさんの身体なんか二度とこりごりだと思った。
一華の軽やかでエネルギーに溢れる若い身体を経験してしまえば二度とあの年増の恵子の身体になりたいとは思わなかった。


陽太(恵子)「俺は若い身体が欲しかったんだ。で、どうせなら男になってみるのも楽しいと思ってな。そんな時お前たちに会ったんだ。あの時は滅茶苦茶ムカついたからお前の身体を奪うのに何の抵抗も感じなかったよ。まあ自業自得だよな」
悪いのは悪態をついてきたお前達だと言わんばかりの説明だった。
しかし一華(陽太)達にとってはそんな事で自分達の身体を奪われたのかという理不尽さしか感じられなった。
一華(陽太)「そ、そんな事で・・・」
恵子(一華)「そんな酷いよ、こんなの・・・。お願い私達の身体返して下さい」
涙ながらに訴える恵子(一華)に陽太(恵子)はわざとらしく残念そうに言った。
陽太(恵子)「悪いがさっきも言ったが一度入れ替えたらもう同じ身体と入れ替えるのは無理だ。恨むなら短気な自分の彼氏を恨むんだな」
陽太(恵子)「それに俺の身体になったお前達がどうなるのか気になってたんだ。ほら年頃の男女が異性の身体に入るとどうなるかな?」
ニヤニヤと薄気味の悪い笑みを浮かべると静かに一華(陽太)に近づいていった。

そして陽太(恵子)は一華(陽太)に抱きついてしまった。
一華(陽太)「え!?」
恵子(一華)「何なの!?」
突然の出来事に二人は戸惑いを隠せなかった。
傍から見れば彼氏である陽太が彼女の一華に抱きついているようにしか見えないだろう。
恵子(一華)「ちょ、ちょっと何してるの!?」

陽太(恵子)「だって俺と一華は恋人同士なんだぜ。なあ一華?」
そう言って抱きついている一華(陽太)に問いかけたが、なぜか抱かれている本人は未だに戸惑っているようだった。
一華(陽太)「え、わ、私はその・・・」
一華の身体になった陽太は反論するどころかしどろもどろになりながらなぜか歯切れの悪い返答をするだけだった。
それに顔も赤くなりまるで恥ずかしがっているようだ。
恵子(一華)「陽太、本当にどうしちゃったのよ?!」
一華(陽太)の様子がおかしい、恵子(陽太)はすぐにそう思った。

一華(陽太)「わ、分からないの! なぜかあの顔を見て声を聞いてると私ドキドキしちゃって・・・」
本来の自分に抱き続けられていた一華(陽太)は先程から不思議な感覚を味わっていた。
目の前の身体が本来の自分の身体だと分かっているはずなのに、なぜか見つめると緊張してしまうのだ。
自分の胸がドキドキに鼓動を鳴らしている。
しかも段々とそれは激しさを増していったのだ。

陽太(恵子)「どうしたんだ一華?」
ニヤニヤと笑みを浮かべながら陽太(恵子)は覗き込むように顔を近付けていった。
するとその顔が近づくにつれて一華(陽太)の顔は恵子(一華)から分かるほど赤くなっていってしまった。
そしてモジモジとしながら定まらない視線をあちこちに動かしていると何か思い詰めていたんを吐き出すかのようにゆっくりと口を開いた。
「ごめん一華、私もう我慢できないの!?」
恵子(一華)にそう告げると陽太は一華の身体でかつての自分の身体にキスをしてしまった。

陽太の身体の恵子もそれを受け入れキスを続けた。
二人の唇が重なりやがてチュプチュプと舌と唾液が絡み合う音が聞こえてきた。
「陽太! な、何をしてるの!?」
しかも身体を奪った陽太(恵子)から仕掛けたのではなく、一華(陽太)から積極的にキスをしているのだ。
そんな声を無視するかのように一華(陽太)はディープなキスを続けた。

キスが終わったのは二人がお互いの口の中を味わいきった後だった。
陽太(恵子)「ふー、一華の唇はやっぱり美味しいな。はは、激しいキスだったけど凄く良かったぜ」
長いキスを終え唇を離した陽太(恵子)は唇を拭いながらキスの余韻を感じていた。
一方の一華(陽太)は俯いてしまい、陽太(恵子)とも恵子(一華)とも顔を向けられずにいた。
その顔はトマトのように真っ赤でまるで大好きな彼氏とのファーストキスを終えたばかり乙女の顔になっていた。


恵子(一華)「そ、そんな、何で・・・あなた陽太に何をしたの?」
目の前で繰り広げられた行為に恵子(一華)は戸惑いを隠せなかった。
見た目はカップルである陽太と一華だったが、中身は完全に別人だ。
それを分かっているのになぜ一華(陽太)はあんな事をしてしまったのか。それを考えると陽太の身体を奪った恵子が何かをしたとしか考えられなかった。
陽太(恵子)「はは、変だと思わなかったか? 女だったはずの俺が陽太みたいに喋って逆に陽太はまるで女みたいになってるのを」
確かに一華が初め恵子の身体になった陽太と会った時、相手を陽太だと信じられなかった。
その時の陽太はまるで本物の恵子のように振る舞っていた。
もっともその後無理矢理身体を交換させられてその事を気にする余裕も無かったので、今言われてようやく気付くことができた。
その時の恵子(陽太)は自然に話しているつもりでもなぜか出て来るのは恵子の口調だった。
陽太(恵子)「あの呪文で身体を入れ替えると入れ替わった身体の記憶や精神も自分のものにできるのさ。だから俺は今陽太の記憶も感情も分かるんだぜ。言い換えれば今の俺は陽太自身ってことになるな」

恵子(一華)「嘘よ、だって私はあなたの記憶も感情も全然分からないのよ」
事実恵子の身体になった一華は恵子の記憶も精神も影響は受けていなかった。
陽太(恵子)「相手の記憶を読み取るにはいくつか条件があるんだ。一つは時間の経過と共に少しずつ分かってくるんだが、もう一つはその身体で気持ち良くなる方法さ」
恵子(一華)「えっ、それって・・・」
陽太(恵子)「エッチなことをするってことさ。オナニーやセックスをな」
それを聞いて一華(陽太)は思い出していた。
自分が恵子の身体でオナニーやセックスをしたことを。
陽太(恵子)「はは、やっぱりな。お前あの身体でもうオナニーやエッチをしたんだろ。おっぱいはでかいし開発済みだったから年頃の男なら絶対気に入ると思ってたけど、まさかエッチまでしてたとはな。とんだ淫乱女だな」
一華(陽太)「ち、違うの! 私がしたかったんじゃなくてあの男が無理矢理して・・・」
言い訳をするように一華(陽太)は自ら望んでやったセックスではないと言おうとした。
しかし当の陽太(恵子)はあまりその事には関心がないようだ。
もうかつての自分の身体がどうなろうと知ったことではないという感じだった。
陽太(恵子)「別にあの身体を気に入ってくれてたんならそれでもいいんだぜ。もう俺のじゃないしお前のでもないしな。今は一華ちゃんの身体なんだしな」
恵子(一華)「そ、そんな・・・」

陽太(恵子)「ふふ、陽太も一華の身体を気に入ってるみたいだな。ほら、下がこんなに濡れてるぜ」
一華(陽太)「キャア!」
突然陽太(恵子)はスカートの中に手を入れ濡れた下着に触れた。
陽太(恵子)「やっぱりおばさんの身体なんかより若くて可愛い大好きな彼女になりたいよな。ほらほら」
今度はスカートから更に下着の中に手を伸ばし一華の股間にある溝を触り始めた。
一華(陽太)「ああ、だ、だめ。そんなことしないで・・・」
恵子の淫乱な身体で快感を楽しんだ後ではあったが、一華の精神によって陽太の身体で気持ち良くさせられていると思うと自然と興奮してしまった。
一華(陽太)「一華はやっぱりお淑やかで可愛いな。その身体にぴったりにしてやるよ」
やがて一華の股間はクチュクチュというエッチな音を立て始めた。
一華(陽太)「はあ、はあ。も、もうだめ・・・」
淫乱な恵子の精神と一華の陽太が好きという思いが合わさり陽太はあっさり一華の身体でイッてしまったのだ。
一華(陽太)「あんんー!」
スカートの下にポタポタと雫が落ちていった。


すると快感の余韻に浸っているとまた頭の中がかき混ぜられるような感覚が襲ってきた。
一華(陽太)「ああ、これが一華の、私の記憶・・・」
陽太は一華の身体で感じながら押し寄せる一華の記憶に流されていた。
一華が今まで過ごしてきた人生の経験やその時に感じた感情が溢れ陽太の頭を満たしていった。
それは陽太が恵子の身体で感じた時と同じような体験だった。
しかし、今回は恵子のイヤらしい性欲に満ちた感情よりも純粋に生きてきた一華の感情が大きかった。
そして一華の記憶がほとんど出尽くした陽太は自分の中にある3人分の人生の経験と感情があることに気付いた。
一華(陽太)「ああ、何だか不思議な気分ね。私は陽太のはずなのに恵子のエッチな記憶も一華の優しい記憶も感情も分かるの。それに目の前の陽太は自分だったはずなのに今は好きでたまらないの」
そう言ってチュッと静かにキスをした。
それはさっきキスした時よりもソフトなキスだった。
唇を少し触れさせ相手の唇から体温が分かる程度の静かなものだった。
甘いキスを終え一華(陽太)と一華(陽太)はそっと唇を離した。
一華(陽太)「私凄く嬉しい。大好きだよ陽太」
まるで本物の一華のようにキスを終え、目の前にいる陽太(恵子)にそう囁いた。
そして陽太(恵子)はそれを聞くとニヤッと笑った。
陽太(恵子)「やっと一華になれたようだな」

すると突然陽太(恵子)は抱いていた一華(陽太)を突き放してしまった。
一華(陽太)「キャア!」
さっきまでの陽太(一華)の優しい表情は消えまるで別人のように冷たい表情になっていた。
陽太(恵子)「おい、こいつを抑えておけ!」
その声と共に扉から二人の男が部屋に入って来た。
二人は一華(陽太)が動けないように身体を押さえつけ、更に喋れないように口にタオルを巻かれてしまった。
一華(陽太)「んん!」
抵抗しようにも元より力のない一華の身体では振り切るのは無理だった。
そして陽太(恵子)は静かに一華(陽太)に囁いたのだ。
陽太(恵子)「そいつらは俺の使用人さ。まあボディガードみたいなもんさ。そこで一華ちゃんが変わっていく様をしっかり見ておけよ。これで華憐な一華ちゃんとは一生お別れなんだからな」

後から入ってきた二人の男達に一華(陽太)を動けなくさせると陽太(恵子)は冷たい笑みを浮かべながら恵子(一華)の方に近づいていった。
陽太(一華)「よお一華ちゃん、初めましてと言うべきかな。不思議な気分だ。いつも会ってた感じもするからな。それにしても懐かしいな俺の身体。こうやって見ると俺のおっぱいやっぱりでかかったんだな」
何かされると分かっていたが、恵子(一華)は恐怖で動けなかった。
相手が逃げることも抵抗しないことも悟ると、近づいてきた陽太(一華)はそのたわわに実った大きな胸へと手を伸ばした。
恵子(一華)「きゃあ!」
突然胸を乱暴に摘ままれた恵子(一華)は悲鳴をあげた。
陽太(恵子)「へえ、俺ってそんな風に可愛らしい声を出すことができたんだ。なんか興奮しちまうな」
普段では決してそんな風に振る舞わないであろうそんな自分の姿を見て陽太(恵子)は興奮したようだ。
男の股間がムクムクと大きくなっていきそれを証明した。

恵子(一華)「もうやめて私何もしてないのに・・・」
二人が言い争っていた時でさえ一華は陽太を止めようとしていたぐらいだった。
一華には何も落ち度はなかったはずだ。
陽太(恵子)「ああ、お前は何もしてないさ。だけどお前はあいつの彼女だろ。だからあいつ自身を酷い目に遭わせるより大事な彼女が酷い目に遭った方がいいと思ってな」

陽太(恵子)「一応俺の元の身体だからな。お淑やかな女の子を淫乱なおばさんと入れ替えるとか凄く興奮するだろ?」
そう言って恵子(一華)の後ろから手を伸ばし大きな胸を鷲掴みにしてしまった。
まるで膨れ上がった水風船を手の中で揉むように陽太(恵子)はかつての自分の胸を触った。
恵子(一華)「あん! や、止めて触らないで!」
少し触れられただけで恵子の胸はピクッと電気が走るかのように快感を全身に流した。
しかもどこが気持ちいいのか元の自分の身体だけあって的確に触ってくるのだ。
恵子(一華)「はあ、はあ。あんん!」
陽太(恵子)「嬉しいだろ。彼氏の手で大きくなった胸を触ってもらえるんだ」
かつて散々自分の身体でオナニーしただけあって、その的確な手つきはすぐに恵子(一華)にとてつもない快感をもたらした。
少し乱暴な手つきではあったがそれは陽太の性欲がそうさせていたのだ。
恵子(一華)「はあ、はあ。嬉しくなんか・・・」
快感に弄ばれながらも必死で否定しようとした。

陽太(恵子)「ほら陽太の股間もだいぶ喜んでるぜ」
先程から恵子(一華)の腰の辺りに何かが当たっている気がしていたが、それは大きくなった陽太(恵子)の股間だった。
大好きな陽太が自分の身体に興奮してくれていると一瞬想像した恵子(一華)だったが、すぐにそれを否定した。
恵子(一華)「違う、あなたは陽太じゃない」
そう言われた陽太(恵子)は少し悲しそうな表情になった、一瞬図星を突かれて困っているのかと思ったほどだ。
しかし次の瞬間その顔は邪悪な笑みを浮かべた。
陽太(恵子)「そうだな。確かに中身は別人だ。だけど・・・」
そう言って恵子(一華)の頭を掴むと無理矢理キスをした。
恵子(一華)「うぷっ、んんんー」
口の中に陽太の舌や唾液が入って来る、それだけに留まらず陽太の体臭が鼻を突いてきた。
大好きな彼とのキスを身体全身で感じてしまう恵子(一華)は頭が真っ白になってしまった。
陽太(恵子)「だけど身体は本物だぜ」
恵子(一華)「はあ、はあ。ああ、私陽太とキスしちゃった・・・」
目の前にいる身体は確かに一華の彼氏の陽太だった。
しかし中身は別人だ。
それを分かっているはずなのに陽太の身体で近寄られ、陽太の声で囁かられてときめいてしまった
恵子(一華)の理性は少しずつ淫乱な恵子ものに上書きされていた。

陽太(恵子)「ほら見てみろよ。これが今の一華なんだぜ。凄く綺麗だろ」
そう言って恵子(一華)が着ていた服をスルスルと慣れた動きで脱がせていった。
あっという間に身に着けていた服は無くなり、残すは下着だけどなった。
恵子(一華)「ああ、これが私の身体・・・」
おばさんと言えど恵子の身体は色気をたっぷりと残していた。
白くムチムチの肌は女子高生の一華の身体と違い大人の身体という印象だ。
そして一華自身憧れていた大きな胸が今自分の物になっていることに、一抹の嬉しさを感じてしまった。
それを陽太も喜んで祝福しているかと思うと、入れ替わった事がどうでもよくなりそうになった。
陽太(恵子)「これが今の一華のおっぱいだ。凄く大きくて綺麗だろ。一華の胸がこんなに大きくなって俺も嬉しいよ」
服の上からでもわかる。恵子の胸は服を押し上げて、はちきれんばかりに飛び出ていた。
かつての一華の胸では見られない光景だった。
恵子(一華)「本当だ。これが私の胸・・・すごく大きい」
昔から一華が憧れていた大きな胸が自分の身体に付いていた。
自分が今、恵子という他人の身体になっている事を忘れる程の光景が広がっていた。


陽太(恵子)「ほら揉んでみろよ。凄く気持ち良いぜ」
嬉しそうに恵子(一華)に触るよう促していった。
恵子(一華)「い、良いの触っても?」
恐る恐る元の身体の持ち主に触っていいのか聞いみた。
憧れていた巨乳の身体に、一華自身気になって仕方なくなっていたのだ。
陽太(恵子)「全然好きにしてくれていいぜ。むしろそれはお前の身体だしな。ほら好きなだけ堪能しな」
そう言って肌に唯一残っていたブラジャーが外された。
するとポロンと恵子の大きな胸が飛び出した。
恵子(一華)「大きな胸、私の身体凄く綺麗・・・」
そう言って恵子(一華)は自分に付いた大きな胸をそっと触った。
前の自分の身体では味わえない胸の重みを感じる。
「私の胸重い。そっか胸が大きい人はいつもこんな感じなんだ」
下から持ち上げてその重さと大きさを手で感じた。
恵子(一華)「ああ、私のおっぱい柔らかくて気持ちいい」
平らな胸の時には味わえなかったふわふわの胸の感触があった。

そして淫乱な恵子の精神は恵子(一華)の手を無意識の内に自分の股間へと向かわせていた。
恵子(一華)「はあ、はあ。ああ私の身体凄い」
そして恵子の股間にある溝の中に指が静かに入っていった。
今まで何度も何度も恵子がやってきたオナニーは身体を自然と動かした。
恵子(一華)「ああ、私の身体とっても気持ちいい」
動かす手も少しずつスピードが上がっていった。
そのスピードが上がる度に恵子(一華)は淫乱な恵子へと変化していった。
恵子(一華)「あんん! ああ、だめ! 手が勝手に動いていくよ。だ、だめ! 手が止まらないの。私もっと気持ち良くなりたいの」
恵子が長年開発してきた淫乱な身体は純粋な一華を堕とすのにそれほど時間を要さなかった。
恵子(一華)「あーん!」

潮を吹き股間をピクピクと痙攣さえた恵子(一華)の顔は完全に淫乱な恵子の顔になっていた。
陽太(恵子)「凄く良い顔になったな。その身体を気に入ってくれて凄く嬉しいよ」
そう言うとまだ余韻から抜けきっていない恵子(一華)の胸に陽太(一華)は吸い付いてしまった。
恵子(一華)「あん! ああー、私の大きな胸を陽太が吸ってる。あはは、私ずっとこうしてもらいたかったんだ」
大好きな陽太に求められている事と淫乱な恵子の身体が男の身体を求めている事の精神と身体の欲求が合わさったことによって、一華はもう止められなくなってしまった。
恵子(一華)「はあ、はあ。陽太、お願いもっと吸って!」
既に目の前にいる陽太が本物かどうかなど一華にとってどうでもよくなっていた。
ただ陽太の身体が自分の胸を吸い自分を気持ち良くさせてくれる、それだけで満足だった。



恵子(一華)「陽太そろそろ貴方のアレを私に入れてよ」
上目遣いで恵子(一華)はそう頼んだ。
もう恵子(一華)は陽太の男の象徴が欲しくてたまらなくなっていたのだ。
それを聞いて陽太(恵子)は服を脱ぎすてると嬉しそうに男の象徴を近づけた。
陽太(恵子)「はは、これが欲しいのか。すっかりエッチになったな」
そして陽太(恵子)は恵子(一華)の中へアレをズブズブと入れていった。
濡れ濡れになった恵子(一華)の股間にすんなりと入ると恵子(一華)は嬉しそうに言った。
恵子(一華)「はあ、はあ。私、陽太と一つになれたんだ。陽太の凄く大きくて熱いよ」
自分の身体の中に大好きな男の象徴があると思うと一華は興奮してしまった。
生まれて初めてのセックスだったが不思議と不安はなく、それどころかこれからもっと気持ち良くなれると更に身体が熱くなった。
恵子(一華)「はあ、はあ。私、今陽太とエッチしてるんだ。ふふ、最高ね」
陽太(恵子)「嬉しいか一華?」
興奮する恵子(一華)に陽太(恵子)が優しく聞いてきた。
恵子(一華)「ええ、すごく嬉しい。それに凄く気持ちいいがいいの。エッチってこんなに気持ちが良かったんだ。ああ、もっと気持ちよくなりたいの私。ほら、もっと突いて!」
それは長年開発した恵子の身体からもたらされている快感だった。
その快感は恵子(一華)を更に快感の沼へと引きずり込んでいった。
今では恵子(一華)が自分から積極的に腰を動かし快感を求めた。
陽太(恵子)「ふふっ、すっかりエッチになったな。ほらもっと動かすぞ」
そう言うと陽太(恵子)も負けじと腰を動かした。
陽太(恵子)「はあ、はあ。凄く上手だよ」
恵子(一華)「当たり前よ。だって私、今まで男と何回もやってきたんだもん」
男がどうやったら気持ちよくなるのか、その時の恵子(一華)は自然と分かるようになっていた。
陽太(恵子)「そうだな恵子はエッチで淫乱だもんな」
恵子のエッチの知識も既に一華自身の物にし、記憶も恵子の物に染まっていた。
それは大好きな陽太とエッチができた喜びというよりも、若い男とエッチできた純粋な性欲の喜びであった。



セックスを終えた陽太(恵子)は嬉しそうに意外な事を言った。
陽太(恵子)「じゃあ次は男のカラダでやってみたくないか?」
男の身体になりたいなどと以前の一華なら絶対に思わないはずだった。
しかし、恵子の身体になり恵子の精神に染められた一華はもうかつての一華ではなくなっていた。
恵子は元々男に憧れていた。
男勝りの性格で自由な男の人生に憧れていたのだ。
そして男のカラダでエッチしたいと思っていた。
その願望はもちろん一華の精神にも流れていた。
そんな時、ふと隣にいる一華(陽太)の顔が目に入った。
男に動けないようにされている中、悲しそうな表情で恵子(一華)を見ていた。
それを見て恵子(一華)はハッと我に返った。
恵子(一華)「だ、だめ。私は一華よ。恵子なんかじゃないの」
正気を取り戻した恵子(一華)は頭を振って自分が恵子でないと言い聞かせた。
陽太(恵子)「オナニーもセックスもしたのにまだ完全に俺に染まらないのか。まあいいや。なら力づくでやるだけだからな」
当初の予定が狂ってしまったことに少しつまらなそうにする陽太(恵子)だったが諦めるつもりはなかった。

陽太(恵子)「おい健司、お待ちかねの時間だぞ!」
健司「やっと俺の出番ですか。楽しみに待ってたんですよ恵子さん」
一華(陽太)の身体を抑えていた一人の男が嬉しそうに呼ばれて近づいてきた。
健司と呼ばれた男は髪を金髪に染めて耳にピアスを着けており、見た目からしてチャラそうな感じだ。
恵子(一華)「これ以上何をする気なの?」
陽太(恵子)「単に一華ちゃんを淫乱な女にするだけじゃ芸がないだろ。だからよ・・・」
そうやって陽太(恵子)は健司の方を見てニヤッと笑った。
その笑みを見て恵子(一華)はすぐに彼らが何をしようとしているのか理解した。
恵子(一華)「まさか、私を!?」
陽太(恵子)「そうさ、一華ちゃんには次にこいつになってもらうのさ」

健司「いやー、俺マジ超嬉しいっス。まさか恵子さんの爆乳ボディになれて財産まで全部貰えるなんて最高っス」
チャラチャラした感じのその男は恵子になれる事をとても喜んでいるようだった。
陽太(恵子)「ふん! 俺の身体も財産も好きにすればいいさ。それより一華ちゃんに良い事を教えてやろう。この健司って奴は見た目通りの馬鹿だ。元々俺の使用人だったんだが全く使えないし屋敷の女には手をしょっちゅう出すから困ってたんだ」
それを聞いて恵子(一華)は更に自分がとんでもない人物と入れ替えられようとしているのだと理解した。
しかも今度は同性ですらない。
陽太(恵子)「ははっ、楽しみだよな。勉強ができてスタイルも良いお淑やかな女子高生が、馬鹿で女の事しか考えれないチャラ男になるなんて!」
嬉しそうに陽太(恵子)は一華(陽太)に向かって言った。

健司「じゃあ、一華ちゃん。俺の身体よろしくな」
そう言って健司はニヤニヤとあの呪文を唱え始めた。
慌てて恵子(一華)は呪文が聞こえないように強く耳を手で押さえた。
陽太(恵子)「無駄さ、その呪文は唱える奴が入れ替える奴の事を頭に浮かべたら、相手に聞こえてなくても発動するんだ」
そして健司は呪文を唱え終わると恵子(一華)と共に床に倒れてしまった。

すぐに二人が目を覚ますと自分の身体を確認し始めた。
恵子(健司)「ああ柔らかけえ。これからいつでもこのおっぱいが触り放題とか最高だぜ」
恵子(健司)は乱暴に自分の物になった胸を揉んで楽しんだ。
健司(一華)「やだ! 私、男になったの!?」
女の身体に喜ぶ恵子(健司)と男の身体に戸惑う健司(一華)。
だが手の中でぶるんぶるんと大きく恵子(健司)の胸が弾んでいるのを見ると、健司(一華)は自然とそれを目で追っていた。

健司(恵子)「おいおい。俺の身体でなにそんなに興奮してるんだ一華ちゃんよ?」
イヤらしい笑みを浮かべて裸のまま健司(一華)に近寄って行った。
一方の健司(一華)は目の前にある大きな胸にくぎ付けになっていた。
健司(一華)「な、何を言って・・・」
そう言われて健司(一華)は何を言われているのか最初理解できなかった。
恵子(健司)「やれやれ。じゃあ、たっぷり男の事を教えてやるよ。ほらっ!」
そう言うとズボンの中で膨れ上がっていた健司(一華)の男の象徴をぐいっと掴んだ。
健司(一華)「あう!」
その途端に健司(一華)の口から情けない声が出てしまった。

健司(一華)「うう・・・キャア!何これ!?」
突然股間を掴まれただけでも驚いた健司(一華)だったがそれでだけでなく別の違和感を股間から感じていた。
それは女の子にはない感触だった。
恵子(健司)「ははっ、いい反応だ。それが男の興奮の証拠さ。男は興奮するとそんな風にチン〇がでかくなるんだよ」
そして健司(一華)が履いていたズボンや下着を無理矢理脱がすと、そこからは大きくなった男の象徴が姿を現した。
元々健司は大の女好きであり、先程からエッチなことをしていた恵子や一華の身体を見て興奮していたのだ。
だからとっくに大きくなっていた健司の股間は既に限界に達しかけていた。
健司(一華)「やだ! 私にこんなのが・・・・」
健司の股間はピクピクと脈を打っているのが分かる程興奮していた。
それは元女の子の一華でもすぐに理解できた。

恵子(健司)「元俺の息子なんだ。これからたっぷり可愛がってくれよ。ああ、可愛がり方分かんねえよな。こうやるのさ」
露わになった男の象徴をぎゅっと手で掴むと勢いよく前後に揺すり始めた。
健司(一華)「あう!はあ、はあ、ううーん!」
男性が男の象徴を使ってオナニーをすることは健司(一華)も知っていたが、まさか自分がそれを体験するなど夢にも思ってなかった。
それにこの健司という男はとてつもなく性欲が高いらしい。股間が前後に動かされる度に身体の奥から快感が溢れ出ていた。
抵抗したいという思いはあったが、それも健司の性欲で全て潰され恵子(健司)の成すがままにされた。
恵子(健司)「どうだ? 女にこんなことしてもらえるなんてそうそうないぜ」
元の自分の息子を前後に動かしながら嬉しそうにそう言った。
可憐な女子高生が金髪のチャラ男になって喘いていると思うと恵子(健司)はますます興奮していった。
かつての自分の息子を掴む手にも自然と力が入り、その動きは更に激しさを増して続けた。
健司(一華)「はあ、はあ。べ、別に私こんなことしてほしくない。あんっ!」
言葉では否定しても身体は正直だった。
我慢をしても身体から快感が溢れ、それが声にまで出てしまっていた。
恵子(健司)「ひひっ、さっきまで女の身体でイッテたのに今度は男のチン〇で気持ちよくなってんのか? とんだキモイ変態野郎だな」
健司(一華)「はあ、はあ。何言ってるの。こ、これは元々あなたの身体でしょ。あなたの身体が勝手にこうなって・・・・」
必死で快感に抗いながら健司(一華)は否定した。
恵子(健司)「お前こそ何言ってんだ。それはもうお前の身体だろ。だからそのチン〇をおっ立ててるのはまぎれもなくお前なんだよ」


健司(一華)「はあ、はあ。や、やめて・・・こんなことしないで。お願いだから私の身体返してよ!」
恵子(健司)「さっきまでの恵子さんの話を聞いてなかったのかよ。馬鹿じゃねーの。ああ、もう俺なんだから馬鹿は当然か。何度も行ったがもうお前は元に戻れないのさ。そんなに落ち込むなよ。俺になっちまえば元の身体なんかどうでもよくなっちまうからさ」
健司(一華)「あうう、いや! 私、あなたなんかになりたくない」
恵子(健司)「おいおいもう男の身体になっちまったんだからそんな女みたいに喋るなよな。気色悪いな。ほらもっと気持ち良くしてやるからよ」
そう言うと掴んだ股間の手は更に動きが激しくなった。
健司(一華)「ああ、もうだめ。我慢が、もうできない」
未だ男の快感に抗う健司(一華)は最後の抵抗をしていた。
しかし、その抵抗も時間稼ぎでしかなかった。
健司(一華)「ああー、うう・・・。な、何なの? あそこが急に変になってきた」
ビンビンに膨れ上がった股間は限界にまで大きくなったらしい。
健司はその股間が次に何を起こすのか知っていたが、元女の子の一華にはその知識はなかった。

必死で欲望に抗おうとしたが男の性欲は一華が想像しているより強烈だった。
しかも一華は恵子の淫乱な精神も影響を与えられていた為、一華に残された理性だけで到底我慢できるはずもない。
大きくなった股間からは我慢汁が噴出し始めいよいよ男の快感のピークを迎えようとしている。
「だ、だめ! 私女の子なのに! あうう・・・」
それを見た健司(一華)は自分が男の身体で絶頂を味わおうとしているのだとようやく理解できた。
しかし、それに気付いた時には遅かった。
健司(一華)「あうう・・・。はあはあ。ああ、超気持ちいい」
少しずつではあったが、健司(一華)の口調は変化していた。
女の口調は少しずつチャラ男の健司の物に近づいていった。
健司(一華)「ああ、わたし、お、俺、もう我慢できねえ!・・・・や、やだ! 私、変わっちゃう。わ、私が俺でなくなっていっちゃう」
恵子の精神が上書きされる時もかなりの精神への影響が大きかった。
しかし健司の精神は恵子以上に不快で一華の精神が保てなくなるほどだった。
恵子(健司)「そうだ我慢なんかせずその身体でいっちまいな。お前はこれから身も心も俺になるんだ」
やっと健司(一華)の変化が起こり始めて恵子(健司)はとても嬉しそうにしていた。
目の前の人物を自分にしてしまう興奮、それを自分で行っているという優越感が歪んだ彼の欲望を刺激していた。
健司(一華)「うおおっ! ああ! 俺、健司になっちまう。俺は健司じゃないのに! どんどん健司になっていくー!」

こんな事思い出しくないと思っても、健司(一華)の頭に次々と知らない記憶が溢れてきた。
頭が悪く不良として過ごし学校の女の子に手を出し退学になったこと。
まともな仕事にありつけない中親のコネで恵子の元で働くことになったこと。
巨乳の恵子に憧れオナニーをしていたこと。
恵子の元で働く女性にまで手を出してクビになりかけていたこと。
陽太の身体になった恵子から憧れていた恵子の身体になってみないかと言われたこと。
それらが一気に健司(一華)の頭に流れて来た。
健司(一華)「で、出る、出ちまう!」
ビュッ、ビュッっと健司(一華)の股間から白い液体が飛び散った。
健司(一華)「う、うおお!」
その声は叫び声とも歓声ともとれるような感じだった。
それは一華の心が負けたことを意味していた。

絶頂の余韻を味わい、少しして健司(一華)はニヤッと笑った。
それも元の健司がしていたようなイヤらしい笑みだった。
「はあ、はあ。ヤベッ! 俺恵子さんにチン〇でイカせてもらったとかマジありえないんだけど!」
一華の元の精神は入れ替わった恵子と健司の精神に押しつぶされてしまっていた。
残ったのはかすかに自分が一華だったという曖昧な記憶だけだった。
しかも頭の悪い健司の精神のせいで、元の身体に対する執着心も消え失せてしまったのだ。

恵子(健司)「ははっ、こいつマジ俺になっちまいやがったよ。そうだ俺になった記念に初セックスでもやるか?」
健司(一華)「マジか? 恵子さんの身体とセックスできるなんてマジ感謝っス」
恵子(健司)「おお!完全に馬鹿な俺だな。じゃあ今度は俺を恵子さんにしてくれよ。そしたらもっと気持ち良くしてやっからよ」

陽太(恵子)「あいつは女好きだったからな。目の前の女の身体に我慢できなくなってるみたいだな」
一華(陽太)「そ、そんな一華」
タオルに口を巻かれてボソボソとしか喋れなかった一華(陽太)だが、何とかタオルを口から外すことができた。
だが、その時には既に全てが手遅れな状態となっていた。
恵子の淫乱な精神に耐えるのだけでもやっとだった一華だったが、更に健司の性欲も加わりもう手の付けようがない状態になっていた。
一華はとにかく気持ち良くなりたい、女を襲いたいという衝動だけで動いていたのだ。

恵子(健司)「さっきまでこの身体だったのにがっつきすぎだろ、あん!」
健司(一華)は吹っ切れてしまったように恵子(健司)の胸を吸い続けた。
その口に入りきらないほどの大きな胸を口に入れてその味を楽しんでいるようだ。
それは今までお淑やかだった一華とは思えない光景だった。
一瞬目の前の人物は本当に一華なのかとさえ疑ってしまいそうだった。
健司(一華)「へへ、こんなでかいおっぱいをしてる方が悪いんだ。こんなのしゃぶってくれと言ってるようなもんだろ」
恵子(健司)「あん、やっぱり恵子さんの身体は凄く感じるな。ほらもっと、私のおっぱいをもっと吸ってよ」
恵子(健司)ももっと恵子の身体で快感を得たいのか健司(一華)を求めた。


健司(一華)「はあ、はあ。そろそろ入れるぞ。いや、入れますよ恵子さん」
興奮を抑えられない健司(一華)は恵子(健司)の返事を待つ間もなく股間を恵子の溝へと近づけた。
恵子(健司)「ふふ、いつでもどうぞ変態さん」
そう言って健司は恵子の股を大きく開いた。
健司(一華)「うおお! 恵子さんの股だ。やっぱり凄く綺麗だ。俺のちん〇を恵子さんの中に入れられるなんて夢みたいだ!」
健司になった一華はまるで自分が今まで恵子とセックスをしたかったかのように完全に思い込んでいた。
自分が一華だった事も記憶の片隅に追いやられ健司の性欲だけで動いた。

健司の男の象徴はズブズブと恵子の身体の中へと入っていってしまった。
健司(一華)「おお、俺の息子が恵子さんに入った。ああ、凄く気持ち良いです!」

恵子(健司)「ほらほら、さぼってないで腰を動かしなさい!」
恵子とセックスをできたことに感動している健司(一華)に恵子(健司)はいつもやるように注意した。
健司(一華)「はいっ、恵子さん!」
いつもなら面倒臭そうにする健司だったが、この時は素直に返事をした。
かすかに残った一華の心がそうさせたのか、それとも恵子とセックスできる喜びからそうなっているのか健司(一華)自身にも分からなかった。
恵子(健司)「ふふ、素直だから私ももっと貴方を気持ちよくさせてあげるわね」
素直に頑張って腰を振る健司(一華)に気持ち良くなって気分を良くした恵子(健司)はお返しに腰を振り返した。
一方的に腰を振っていた健司(一華)は腰を振り返されてその快感にすぐに酔いしれた。
健司(一華)「はあ、はあ。俺やばい、こんな快感を知ったらもう女になんか戻りたくねえよ」
女の中に男の象徴を入れて男の身体で気持ち良くなる快感を知り、すっかり男の身体を気に入ってしまった。
恵子(健司)「そう、ならずっと男でいればいいじゃない。今の変態な貴方にお似合いよ」
それを聞いて健司(一華)はそうだったのかと嬉しそうな表情になった。
健司(一華)「ですよね! 俺これから男として生きていきます。そしていっぱい色んな女とセックスします!」
すっかり女の身体に未練はなくなった一華は、女を性欲の対象として見れなくなっていた。
そんな性欲に忠実に生きていくと宣言した健司(一華)を見て恵子(健司)は嬉しそうに言った。
恵子(健司)「うふふ、応援してるわ。元女子高生の一華ちゃん。これからは変態男として頑張ってね。じゃあこれからのお祝いの意味も込めて私の中であなたの精液をぶちまけちゃいなさい」

健司(一華)「ありがとうございます! じゃあ遠慮なくいきます!」
そう言って健司(一華)は精一杯腰を振って恵子(健司)の身体を突いた。
パンパンと二人の腰がぶつかり合う音が響いた。
やがてその音の間隔も終盤に近付くにつれて短いものに変わっていった。
健司(一華)「はあ、はあ。恵子さん俺もう出します!」
恵子(健司)「あん!いいわ、私の中に全部出しちゃいなさい!」

そして恵子(健司)も健司(一華)も同時に大きく腰を突き上げた。
恵子(健司)「あーん!」
健司(一華)「うおー!」
そして二人は大きく叫ぶと、お互いに入れ替わって初めてのセックスを終えたのだ。

恵子の身体に精液を出し切った健司(一華)は息を切らしながら嬉しそうに横になりながら言った。
健司(一華)「はあ、はあ。ああ! 男の身体最高だぜ! へへこれが今の俺なんだ! マジパネえ!」
そう叫んだ瞬間健司(一華)は股間から全てを出しきったのか、ガクッと力抜けるように床に横になってしまった。

陽太(恵子)「終わったようだな。ははっ、これで一華ちゃんは晴れてゲスな健司になっちまったってわけだ」
変わり果てた健司(一華)を見て陽太はとても満足そうだ。
一方で一華(陽太)はぐったりして横になってしまった健司(一華)に心配そうに声を掛けた。
一華(陽太)「い、一華、大丈夫?」
すると健司(一華)はその声が自分に向けられているとようやく理解できたのか頭をかきながら言った。
健司(一華)「はあ、はあ。ああ、俺そんな名前だっけ。さっきまでその名前で呼ばれてたはずなのにもう他人の名前で呼ばれてる気分だな。それに大丈夫かだって? むしろこの気分最高だろ。さっきまで女子高生だったのに次におばさんになったと思ったら今度は男にされてしかもエッチできたんだぜ」
するとそれまでボーっとしていた健司(一華)はまたイヤらしい笑みを浮かべ、隣にいる恵子(健司)に馬乗りになってしまった。
健司(一華)「まだやりたりねえな。ねえ恵子さん早く続きをやりましょう!」

恵子(健司)「もうしょうがないわね。本当にセックスのことしか頭にないのね、健司は」
自分の上に乗って来てやる気満々な健司(一華)を見て嬉しそうにそう言った。
健司(一華)「だってマジ男のセックス最高なんスよ」
恵子(健司)「ふふ、私の身体気に入ってくれて本当に嬉しいわ。さあ、もっと私を突いて気持ち良くして、お馬鹿な一華ちゃん」
そして健司(一華)は恵子(一華)の股間に再び男の象徴を入れると腰を動かした。
お淑やかな女の子の面影は全くなくなり、そこで腰を動かしているのはチャラ男の健司そのものになっていたのだ。
その後もしばらく二人の腰がぶつかり合う音と喘ぎ声が止むことはなかった。


一華(陽太)「うう、・・・一華」
身も心も変わり果てた健司(一華)の姿を目にし、一華(陽太)はあの時恵子と言い争ったことを悔いた。
あの時自分が大人しく謝っていれば一華は・・・そう考えると自然と涙が出ていた。
陽太(恵子)「彼女の心配してる場合か。へへ、お前はこいつになってもらうぜ」
そう言うと一華(陽太)の身体を抑えていた中年男が不気味な笑みを浮かべて言った。
男「俺もついてるな。これからこんな可愛い女子高生として人生をやり直せるなんてよ」
そして一華(陽太)の耳にあの呪文が聞こえてきた。













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