素敵な身体
 作:verdsmith7


女子高生の結衣の家に母親の昔の友人である女性がやって来てしばらくが経っていた。
友美という女性は学生時代からの結衣の母親の友人であったが、母親が結婚をしたことを機に疎遠になっていた。
友美は定職にも就かず男を見つけては遊ぶ毎日を送っていた。
しかし、そんな生活が原因で婚期を逃し安定した仕事もしないまま過ごしたせいで遂にはアパートで暮らすことも苦しくなっていったらしい。
そこで古くからの友人である母親の元を訪ねたのだ。
いくら友人といえど家族と暮らしているのに居候をされたのではたまったものではなかったが、母親は昔のよしみで渋々承諾してしまった。
「今日からよろしくね明子、それに結衣ちゃん」
母親の一人娘である結衣に笑みを浮かべて友美は挨拶をした。

結衣にとって友美の印象は図々しくて派手なおばさんという感じだった。
いつも大きな胸や長い脚を強調する服を着て化粧を欠かさなかった。
夜はいつもどこかへ出かけては朝になるまでにいつの間にか帰ってる日々を送っていた。
そんな時は見ず知らずの男性が家まで送ってくれていたがその男性はいつも違う人物で同じ人物が来ることはなかった。
「ねえ、結衣ちゃんてもうすぐ大学生よね。そんな結衣ちゃんから見て私のことどう思う?」
ある日のこと突然友美に印象を尋ねられ結衣は困ってしまった。
内心では「婚期を逃したのに未だに遊んでばかりいるおばさん」というのが素直な感想だったが当然そんなことを言えるはずもなかった。
そんな思いを察したのか、なかなか答えようとしない結衣に友美は次の言葉を繋いだ。
「じゃあ私の身体で羨ましい所とかある?」
結衣は友美に唯一憧れている所があった。
「うーん、そうだね友美さんの大きな胸は羨ましいかな。私のは全然大きくならないし」
容姿に多少自信があった結衣が一つだけコンプレックスにしていたのが自分の胸だった。
他の同い年の女の子より胸が小さくそれを気にしていた。
それを聞いた友美はニコッと微笑むとポケットから何かを取り出した。
「じゃあ、このお守りを試してみる?」
出したのは神社でよく売られているお守りのようだった。
「これを私と一緒に持って私みたいな大きな胸になりたいって願えば私みたいな大きな胸になれるわよ」
「へー、本当ですか。じゃあ試しに」
別に信じていたわけではなかったが、結衣は友美とお守りを手で持つと友美のような大きな胸がほしいと願った。
友美もお守りを持って何かを願っているようだった。
お守りに願ってから結衣は妙に身体が疲れているのを感じた。
「どうしてかな? 何だか凄く疲れちゃった。今日は早く寝よう」
結衣は倒れ込むようにベッドに横になるとすぐに静かな寝息をたて眠りについた。
そしてしばらくすると結衣の部屋のドアがゆっくりと開くと誰かが入って来た。
「結衣ちゃんお母さんの若い頃にそっくりで本当に可愛いわ。ふふ、私の胸が欲しいのよね。じゃあその望みを叶えてあげるね」
そう言うと友美は眠っている結衣の顔に近づくとその唇へキスをした。
結衣は深い眠りについているためか目を覚ます様子はない。
やがて少しずつ友美のキスは激しいものになってきたためか「チュッ、チュッ」と口で吸いつく音が聞こえ始めた。
「う、うーん」
結衣はそれに反応したのか少しうなされ始めたが一向に目覚める気配はなかった。
そして友美は更に結衣へ激しいキスを続けた。
まるで全てを吸い尽くすかのように友美は結衣へキスを続ける、そしてそれはしばらく続いた。
やがてキスを終えた友美は結衣から唇をゆっくりと離した。
しかし、そこで眠っているはずの結衣の顔はなぜか友美の顔になっていた。
そして友美は鏡に写った自分を見て顔を確認するとうっすらと笑みを浮かべた。
そこにはさっきまでベッド眠っていたはずの結衣の顔があったのだ。
そして結衣の声でベッドで眠っている人物に語った。
「うふふ、これで欲しかった私の大きな胸が手に入ったね結衣ちゃん、じゃなかった友美おばさん。うふふ、おやすみなさい」

翌朝結衣は妙な気怠さと胸の圧迫感で目が覚めた。
いつにも増して身体が重く感じそれにも増してとても胸が苦しく感じたのだ。
「うーん、何だか昨日は寝苦しかった気がする。あ、それより学校の支度しないと」
胸の辺りが重く苦しい感じがしながらも目を覚ましいつものように制服を着ていく結衣。
だが制服はなぜかいつものようにすんなりとは着られなかった。
まるで身体にサイズが合ってないようで結衣は何とか無理矢理制服を着ていった。
「どうしたんだろう? いつもならすぐに着替えられるはずなのに・・・」
昨日まではすんなり着られたはずであり、1日で着られない程体型が変わったとは思えなかった。
結衣は何となく自分の手を見てみた。
手を見るといつもより肌が荒れている気がした、瑞々しい若い肌ではなくりガサガサで自分の母親の肌ような肌に感じられた。
「何で私の肌こんなに荒れてるの? それにやっぱり胸がいつもと比べて大きい気が・・・」
結衣は自分の胸元を見るとそこには昨日まではなかった二つの丸い膨らみがあった。
朝からの違和感が時間と共に増していく。
何かがおかしいそんな不安が彼女を襲う、そして近くにあった鏡を覗き込むことにした。
いつもなら制服を着た可愛らしい結衣が立っているはずだった。
しかしその日は鏡の中に結衣はいなかった、別人が写り込んでいたからだ。
そこにいたのは一緒の家に住んでいるおばさんの友美の身体だった。
友美は学生服を着て驚いた表情でこっちを見ていた。
「な、なんで友美さんが私の制服を着てるの?!」
一瞬部屋のどこかに友美が入っているのかと思ったがそれは違った。
なぜなら目の前に写っている友美も同じように行動しており、それは鏡に写った相手が自分の姿だと示していたからだ。
そしてようやく鏡の中で一緒に動いている友美が自分自身だと理解することになった。
「え、私? これが私なの? 私、友美さんになってる・・・」
突然家に居候を始め毎日家で顔を合わせていたおばさんの身体、結衣はその友美の身体になっていたのだ。
鏡を凝視しながら自分の身体をペタペタと触って本当に自分の身体なのか確かめた。
張りをなくした顔の肌の感触が手に触れて伝わってきた。
そして足元の方を見ると嫌でも目に入る大きな胸が目に入った。
「これ私の胸なの?」
大きな丸い膨らみを恐る恐る触ってみる。
ツンと指先が胸に触れと。
「やん!」
その瞬間身体がビクッと震え声が漏れてしまった。
今自分に付いているこの大きな丸い物が自分の胸であることが嫌でも理解できた。
「す、すごい・・・」
女子高生の女の子が感じるには大きすぎる刺激に一瞬意識が吹き飛びそうになるも、なんとか持ちこたえた。
そして改めて鏡で自分の姿を確認した。
それは30代の女性の制服姿であり痛いコスプレのようにしか見えない。
高校生が着るには肌の張りや大きすぎる胸で不相応に感じられたからだ。
「これが私だなんて・・・」
「うふふ、その身体の制服姿もまだまだ捨てたものじゃないわね」
ふと後ろでどこかで聞いたことのある声が聞こえてきた。それは友美(結衣)にとってずっと身近で聞いたことのある声のような気がした。
後ろを振り返るとそこには本来いるはずのない結衣の身体が立っていた。
「え? わ、私がいる!? な、何で私がそこに?」
昨日まで自分だったはずの身体が今目の前に立って自分に話しかけてきた。
目の前にいる結衣の身体は嬉しそうに近づいてくると、顔を覗き込んできた。
「ふふ、驚いてるみたいね。昨日お守りに願ったでしょ。私みたいになりたいって。だからお守りの力で私達が入れ替わったみたいなの」
「もしかして友美さんなの? それに身体が入れ替わったなんて。そ、そんなことって・・・」
「やっと理解できたかしら結衣ちゃん。あ、今は友美さんか。良かったわね大きなおっぱいになれて」
結衣は確かに友美のような大きな胸が欲しいと願ったが、別に友美の身体が欲しかったわけではなかったのだ。
「い、嫌よ。私の身体返して! 別に私は友美さんになりたかったわけじゃないのよ」
「ふーん、そうなんだ。じゃあこうしたら気に入ってくれるかな?」
結衣(友美)はひょいと身軽な身体で友美(結衣)の後ろに回り込むと、大きな胸をぎゅっと鷲掴みにしてしまった。
「あん!」
その瞬間友美(結衣)はついイヤらしい声を出してしまった。
手で胸を触られた時に感じた感覚は元の身体の時では味わったことのない刺激だった。しかもさっき自分で触った時よりも更に大きな刺激となって襲ってきた。
女の子だった結衣も自分の身体で楽しむ時はあったが、友美の感覚は全くの別物だ。
まるで身体全体で感じるかのように、胸を触られただけで全身に快感が走るようだった。
「どう大きな胸を手に入れた感想は? それにとっても気持ちいいでしょ」
制服からはみ出しそうな大きな胸を後ろから揉んでいった。
「く、あ、あん、や、止めて、お願い・・・」
そんな友美(結衣)の願いを無視して女子高生の身体の手には収まりきらない程の大きな胸を結衣(友美)は手で掴む。
「こうやって自分の胸を揉むのも不思議な感じね。それにやっぱり私の胸大きいのね」
かつての自分の胸を楽しそうに揉んでいく結衣(友美)は少しずつ力をこめていった。
「あんん。や、止めて友美さん」
「友美さんはそっちでしょ。そんな事言って本当は私の身体で感じちゃってるくせに。ほらこんなに興奮しちゃって」
結衣(友美)の手がスカートの中に入り込み濡れた股間を触った。
そしてそのまま友美(結衣)の股間を優しく触り始めた。
「ああ! だ、だめ。おばさん、私、学校に行かないといけないの。は、早く私の身体返してよ」
「うふふ、貴方はもう学校に行かなくていいのよ。もう女子高生じゃなくてただのおばさんなんだもの。学校には私が結衣として行くから安心してね」

「はあ、はあ。だめ・・・友美さんには無理よ、だって・・・」
友美(結衣)は何とか結衣(友美)を引き留めようした。
「そうよね、、生徒会の副会長だなんて昨日までの私なら無理かもね」
まるで友美(結衣)の頭の中を読んだかのように結衣(友美)は答えた。
それは今まで友美に教えてこなかったはずだ。
「ど、どうしてそれを?」
「ふふ、結衣ちゃんのことなら何でも知ってるよ。親友の名前も好きな男の子も結衣ちゃんのスリーサイズだってね」
それを聞いて友美(結衣)は身震いをした。
「そんなに怖がらなくても大丈夫よ。もう少ししたら結衣ちゃんも私のこといっぱい分かるようになるから。でもその前にその身体を堪能してもらわないとね」
するとそれまで友美(結衣)の股間を触れていた指が今度は股間の中へと移動していった。
「んん! そこはダメ!」
たまらず声を押し殺す友美(結衣)だったが股間の中に入っていった指が上下へと動いていくのが分かった。
「はあ、はあ。んんー」
喘ぎ声を上げ必死で快感に耐えている様子を結衣(友美)は嬉しそうに見て更に手を速めていった。
「さあ、そろそろその身体で友美として絶頂を味わいなさい」
友美(結衣)は限界が近いのか、息を荒げ腰を自ら動かしながら絶頂を待っているようだった。
「はあ、はあ。もうだめ出ちゃう」
そして友美(結衣)の身体がブルっと震えた。
「あああー!」

ようやく落ち着きを取り戻した友美(結衣)に結衣(友美)が話掛けた。
「じゃあ、そろそろ服を交換しないとね」
「い、嫌よ。何で私がそんな服を」
結衣(友美)が今着ている服は胸元が開いたいわゆるセクシートップスだ。
当然そんな服着たこともなく着たいとも思ってもみなかった。
「じゃあ結衣ちゃんがその身体で学校に行くのかしら?」
この身体で学校に行けば女子高生のコスプレをしたおばさんがやって来たと笑い者になるのは目に見えていた。
流石に友美(結衣)はそんなことをするわけにもいかず嫌々服を交換することになった。
「何で私がこんなの着ないといけないのよ」
ぶつぶつと文句を言いながら友美(結衣)は派手な服装へと着替えていった。
当然ながら下着も派手で元の身体が絶対に着ないようないかにも男性が喜びそうなものだった。
一方それとは逆に楽しそうに学生服へと着替える結衣(友美)は実に嬉しそうだ。
そしてようやく二人の着替えは終わった。
友美(結衣)は胸元が開き大きな胸を強調したエッチな服装へ、一方結衣(友美)は清楚な学生服の格好となった。
「ふふ、とっても似合ってるわよ、友美さん。私も久しぶりに学生服を着られて何だか新鮮な気分ね。その身体で学生服なんて単なるコスプレでしょ。じゃあ、そろそろ私は学校に行ってくるわね」
「待ってよ、私の身体どうなるの!?」
友美(結衣)は必死で学校に行こうとする自分の身体を止めようとした。
もしここで行かせてしまったら自分の身体はどうなってしまうのか、そもそも元の身体に戻れるのか、聞きたいことが山ほどあったのだ。
「大丈夫よ。1日経てば元に戻るはずだから安心して」
元に戻るという言葉を聞いた友美(結衣)はホッとしたのかそれ以上の質問しなかった。
それを見届けた結衣(友美)もニコッと笑うと玄関へと向かう。
「じゃあ今度こそ学校に行くからね」
そう言って結衣は学校へと向かってしまった。
家を出てから少しすると結衣はニヤッと薄ら笑いを浮かべた。
「馬鹿ね、こんな素敵な身体返すはずないでしょ。それに明子がそろそろ・・・うふふ」
不敵な笑みを浮かべ、若く綺麗な身体を手に入れた彼女は楽しそうに学校へと歩いていった。


家に取り残された友美(結衣)はぐったりとしていた。
今まで女子高生だったのに目が覚めた瞬間30を過ぎたおばさんの身体にされていたのだ。
「はあ、早く戻りたいな。それにこんな格好やだよ」
胸元が大きく開いた服で落ち着かない友美は大きな溜息をついた。
そんな事をしていると部屋の奥から母親がやって来た。
しかもなぜかその顔は険しい表情になっていた。
「ママ・・・じゃなくて明子、ど、どうしたの?」
母親でも結衣と友美が入れ替わっていることを信じられないだろう。その時友美(結衣)何事もないかのように振る舞いいつもの友美を演じてその場をやり過ごそうとした。
「とぼけても駄目よ。もう家から出て行ってもらうって約束なんだから!」
「え、出ていくって私が?」
母親の口から出て来た言葉は友美(結衣)にとって残酷なものだった。
今の今まで住んでいた家から「出て行け」と言われているのだから、しかもそれは娘ではなく他人の友美としてだ。
当然友美(結衣)は必死で母親に事の経緯を伝えようとした。
「い、嫌よ。だってここの家は私の・・・んんん!」
しかし、友美は必死で自分が娘だと言おうとしたが最後まで言えなかった、なぜなら母親のキスで口を塞がれてしまっていたのだから。
(え、私ママにキスされてるの? もしかしてママと友美さんてこんな関係だったの!?)
今起きている衝撃の事態に友美(結衣)は困惑するだけだった。
仲が良いとは聞いてはいたが、まさかここまでの仲とは想像すらしていなかった。
そしてそれを裏付けるかのように母親はそれまで重ねていた唇を離して潤んだ瞳で友美(結衣)に語り掛けた。
「もう何も言わないで。約束してたでしょ、今日になったら出ていくって。それに約束したのは友美なんだから」
「ち、違うの! それは・・・」
何とか説明しようとするが母親は聞く耳を持ってくれそうになかった。
「私も別れるの辛いんだからね。だから私達がこうするのもこれで本当に最後よ」
そして再び唇を重ねてきた。
「んん!んんんー」
(止めてママ! 私友美さんじゃないの)
それはソフトではなくディープなキスであり母親の明子の舌が友美(結衣)の口へと入り込んでいった。
友美(結衣)は母親を引き離そうとするが、母親は身体を密着させ手を頭と背中に回しているため抜けられなかった。
そうしている間にも母親は友美(結衣)の気持ちの良い事を全部分かっているかのように口や手を動かしていった。
舌をねっとりと絡みつかせ、手は友美(結衣)の胸を優しく包み込んだ。
「んん、んん、んんん・・・」
そしてやがて最初は抵抗していた友美(結衣)に変化が起こり始めた。
(ああ、ママのキスってこんなに上手かったんだ。ああ私、私もうだめ我慢できない)
するとそれまで抵抗していた友美(結衣)は自らの意思で母親のキスを受け入れてしまったのだ。
母親の舌に自分の舌を絡みつかせ唇同士を重ね合わせていった。
相手が自分の母親であることも忘れ、友美(結衣)は自分の中から沸き起こる欲望で素直に目の前の女性を求めた。
「やっと受け入れてくれたのね」
母親は素直にキスを受け入れるようになった友美(結衣)にまるで恋人へ語るかのように話した。

そして友美(結衣)の大きな胸を激しく揉んだ。
「あん!」
「ほら、友美ここ触られるの好きだったでしょ。今日が最後なんだからたっぷり気持ち良くしてあげるね」
甘い声で母親は囁くと手際よく友美(結衣)の服を脱がせていった。
派手な服と下着を脱がされ友美(結衣)は生まれたままの姿になった。
「友美のおっぱいやっぱり大きくて素敵ね。それが今日で見納めになるなんて・・・」
そう言って友美の大きな胸に吸い付いた。
まるで赤ん坊のように母親は友美の胸を吸って味わっている。
「んん! 凄く気持ちが良い。ママ・・・明子もっと強く吸って! あん!」
舌で乳首を触られる度に電気が身体に走る快感をかみしめた。
「友美、今日でお別れのせいでだいぶ大人しいわね。大丈夫、私がリードしてあげるからね」
本当は今目の前にいる女性は娘だと言いたかったが、快感を味わい友美(結衣)は言えなかった。
そしてお互いの胸と股間を弄り合った。
「はあ、はあ。ねえ、明子すっごく上手よ」
「はあ、はあ。うん、どうしたの? 今日は本当に変よ」
お互いの気持ちの良い場所を触りながら、母親はいつもと違う友美に違和感を感じ始めていた。
それは単に別れのせいだけではないように思えていたのだ。
「はあはあ、私出ていきたくない! ずっとここにいたいの!」
それを聞いて母親は一瞬悲しそうな顔になったがすぐに険しい顔に戻った。
「駄目よ! 私にはもう旦那も娘もいるんだからいつまでもあなたといられないの」
「ち、違う! そうじゃなくて・・・んんん!」
友美(結衣)の説明を全部聞く前に母親は強く友美の乳首を摘まんでしまった。
激しい快感に襲われ友美(結衣)は喘ぎ声しか出せなかった。
そしていつしか本当の事を言う前に、このまま気持ちよくなりたいという思いが強くなっていったのだ。
「あんん、明子もっとして私をもっと気持ちよくさせて」
「友美も私をいっぱい気持ちよくして」
二人の身体からは汗が流れ始め息も荒くなっていった。
「だ、ダメ。いく、またいっちゃう」
「ほら、友美これで最後よ二人で一緒にいこう」
そして遂に同時に絶頂へといッてしまった。
「ああーん!」
「ああ!」
二人が大きく身体をくねらると二人はぐったり横になってしまった。
「これでお別れだけどずっと好きよ友美」
そう言って最後のキスをした。


そして友美(結衣)は今まで住んでいた家を出ていくことになってしまった。
荷物をまとめていよいよ別れの時だが友美(結衣)はまだ諦めきれなかった。
「ち、違うのよ明子。私よ結衣ちゃんよ」
友美(結衣)は必死で母親を説得しようとするがなぜか出て来る言葉は友美の口調になってしまった。
そしてそんな説明では当然母親も二人が入れ替わっていることなど信じてもらえるはずもなかった。
「もういい加減にして。結衣ならここにいるでしょ」
母親の後ろでは家を出て行かされる友美(結衣)にニコやかに手を振って見送る結衣(友美)の姿があった。
あの後何食わぬ顔で学校に行き家に帰ると結衣を演じた。
「結衣ちゃん! 私の身体・・・」
「もう止めて! 家にいたいからって娘に八つ当たりするなんて酷いわよ」
母親はもう友美(結衣)の言葉を聞くつもりもないらしく、結衣(友美)へ身体を返すよう頼むことすらできなかった。
「友美さん、この家を気に入ってくれたのは嬉しいけど私のマネは止めてほしいかな。それにママと約束したんでしょ。ふふ、落ち着いたらまた遊びに来てね」
さも残念そうに語るがその表情は笑みを浮かべていた。
「さあ、今度こそ家から出てって!」
本来自分が暮らしていた自分の家を追い出される友美(結衣)はとぼとぼと家から遠ざかっていった。

それから仕方なく友美がいつの間にか借りていたアパートへと向かった。
「うう、何で私がこんな目に・・・。私が結衣ちゃんなのに、ここは私の家だったのに・・・」
自分の身体を奪われ自分の住んでいる家から追い出されたショックで友美(結衣)は顔を俯けていた。
今の自分にあるのはこの大きな胸の友美の身体だけだった。
友美(結衣)は何となく自分の胸を触ってみた。
「ああ、気持ちいい」
絶望の最中感じる気持ち良さは、友美(結衣)を快感の中へ押し流そうとしていた。
そんな時持っていた携帯が鳴っていることに気付いた。
そこには結衣という名前の着信が表示されていた。
それは電話を掛けている相手が自分の身体を奪った人物だということだった。
「結衣ちゃん! じゃなかった、友美!」
「ふふ、友美さんはそっちでしょ。その姿で私のフリは痛々すぎたね。ママも呆れてたよ」
怒りを露わにする友美(結衣)とは逆に結衣(友美)は実に愉快そうに語った。
「この身体思ったより肌もスベスベでスタイルも良いから気に入っちゃった。胸だけはちょっと残念だけど前みたいに肩がこらないから考えようによっては便利ね」
自慢気に新しく手に入れた身体を説明していく結衣(友美)に、友美(結衣)は怒りをこみあげてくるのが分かった。
そして結衣(友美)はまるで前の身体に未練はないかのように聞こえた。
「返してよ! 結衣ちゃんの身体返して、それ私の身体なんだから」
「うふふ、返すわけないでしょ。折角こんな素敵な身体と人生を貰ったんだから。これからはたっぷり女子高生を楽しませてもらうわ。友美さんもせいぜいおばさんとしてその身体を楽しんでね」
それを聞いて最初から友美が身体を返すはずがなかったこと理解した。
恐らくそれはこれからも返すことがないということだ。
「そう・・・」
静かにそう言った友美(結衣)に結衣(友美)はなおも話を続けた。
「あとそれから、その身体で結婚することでもあったら教えてね、大丈夫、胸でも見せておけば適当な男と結婚できるわよ。ママ達とお祝いに行ってあげるから、じゃあね」
そして通話は切れてしまった。
友美(結衣)は何も言わず鏡の中に写った自分の姿を見た。
そこには30代の友美の身体が写っていた。
電話が切れると友美(結衣)は電話が来る前の続きをするかのように胸に手を触れさせていた。
柔らかくクッションのような感触が伝わってきた。
そしてこの身体で初めて自分で快感を味わい始めていた。
「んん! はあ、はあ・・・ああ凄く気持ちいい」
まるで今までの事を忘れようとするかのように、友美としてその身体を味わっていた。
「はあ、はあ。私これから友美として生きていくのね。こんな大きな胸で、エッチな身体で・・・それも悪くないかもね」
胸を揉みながら服を脱いでいく。
30代とはいえまだ綺麗なラインが保たれている。
「私の大きな胸、それにイヤらしい唇、ふふ私の脚も凄く綺麗。これが全部私のなんだ」
そう言って友美(結衣)は自分の股間の中に手を入れた。
「私のここ凄く温かくて湿ってる」
そして指を上下に動かした。
結衣の身体でもオナニーはしていたが、友美の身体はすぐに快感を感じ始めた。
「ああ、凄く良い。毎日男と遊んだりオナニーをして本当この身体最高ね」
友美の身体から沸き起こる快感に友美(結衣)は完全に身を任せた。
「あんん! あ、またいきそう」
段々と手の動きのスピードは限界に達し声もどんどん大きなものへと変わった。
「いく! 私いっちゃう!」
そして
「ああー!」
遂に友美(結衣)は自分で絶頂を感じてしまった。
「はあ、はあ・・・」
まだ息が落ち着かない中友美(結衣)は置いてあった鏡の中に写っている自分に向かって言った。
「これからよろしくね」


エピローグ

あれから少し時間が過ぎた。
友美(結衣)はあれから一度も家に戻ることもなくパートをしながら生活をしていた。
なぜかあそこに帰ろうとすら思わなくなっていた。
それよりも楽しいことをしていたいからだった。
パートを終え部屋に戻ると自分の大きな胸を揉んではオナニーをする毎日をしていたのだ。
「はあ、はあ。やっぱり私の身体凄く気持ち良い。あん、もうずっとこの身体でいいかも」
自分の身体に溺れ友美(結衣)はエッチなことしか考えられなくなっていた。
そんな時、部屋の扉が開く音が聞こえた。
入ってきたのは結衣(友美)だった。
「あら、お楽しみの最中だった?」
嬉しそうにオナニーにふける友美(結衣)を見ながら部屋に上がり込んだ。
「はあ、はあ。今日は何の用?」
友美(結衣)は結衣(友美)が来たのにも関わらずまるで関心がないかのように胸を揉み続けた。
「ふふ、そろそろ身体を元に戻してあげようかと思ってるんだ。ほら私もうすぐ受験でしょ。ママも勉強しろって五月蠅いのよね」
一瞬元に戻すという言葉に驚きの表情を見せたがすぐに胸をまた揉み始めた。
「どう、元に戻りたい?」
そんな問いに友美(結衣)は胸も揉み続けながら笑顔で答えた。
「・・・絶対嫌! この身体もこの胸も全部私のものよ。こんな素敵な身体返すはずないでしょ!」
「そう、なら私は遠慮なく結衣として生きていくわ。そうだ! 最後にこの身体とやらせてあげようか?」
それを聞いた友美(結衣)はオナニーを止めると結衣(友美)に近づくと嬉しそうに唇を重ねた。
友美(結衣)は若い結衣(友美)の身体を舐めまわしながらその身体を味わった。
「はあ、はあ。ああ、若い女の子の身体凄く素敵ね。本当美味しい」
そう言いながらかつての自分の身体にキスし、胸を吸い股間へと手を入れていった。
相手の成すがままにされていた結衣(友美)だが密かに相手に聞こえないよう小さな声で呟いた。
「うふふ、本当馬鹿な女ね」















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