ママはストーカー 作:verdsmith7 麻衣はいつものように起きると朝食を作り始めた。 ご飯を温め簡単な朝食を用意すると子供部屋でまだ眠っている一人娘の恵を起こしに行った。 恵はまだ深い眠りについているらしく麻衣が部屋に入って来ても起きる様子はなかった。 スヤスヤと静かな寝息を立てて眠るその姿はとても愛らしくこのまま寝かせてあげたいとさえ思ったが、麻衣は心を鬼にして恵が掛けている布団をはいでしまった。 「ほら、起きないと遅刻するわよ。もうパパがいないとだらけちゃって仕方ないわね」 「うーん、ママまだ眠いよー」 麻衣の夫は現在仕事の都合で単身赴任中だ、すると恵は夜更かしをするようになり朝は御覧の有様になってしまった。 恵は眠たげな眼を白く綺麗な手でこするとゆっくりとベッドから起き上がった。そしてフラフラと身体を揺らしながらリビングへと向かった。 朝食を半分寝ぼけながら済ませると恵は制服へと着替え始めた。 ブレザーにリボン、スカートを履き可愛らしい女子中学生の姿になっていく、麻衣はそんな娘を優しく見守っていた。 「うーん、またブラがきつくなってきちゃった。ママ、今度新しいブラ買ってもいいでしょ?」 「しょうがないわね、成長期なんだし。それに可愛い娘の為だから、いいわよ今度一緒に買いにいきましょう」 その言葉を聞いた恵ははしゃいで喜んだ。 娘は成長期の真っただ中で胸や身体がどんどん成長している。 あと数年もすれば母親である麻衣よりも綺麗でスタイルもいい女性になるだろう。 麻衣はそんな将来の娘の姿を想像すると自分のことのように嬉しく感じた。 「恵ちゃん、今日も綺麗よ。チュッ」 麻衣は娘の頬にキスをするとぎゅっとその身体を抱きしめた。 「ママ、もうやめてよー」 デレデレの母親に困惑する恵だったが、恵はそんな母親が大好きだった。 「じゃあ、ママ学校に行ってくるね」 「行ってらっしゃい、何かあったら連絡しなさい。あのストーカーがまだこの辺をうろついているらしいから本当気を付けてね」 最近娘の恵はストーカーの被害に遭っていた。 下校中に後ろをついてきたり、無理矢理話しかけようとしたり、学校から帰ると家の周囲で待ち構えていることもあった。 そんな事がしばらく続き、遂には警察にも相談した。 それでも24時間警察が娘を守ってくれるわけではないので、麻衣は母として娘のことがとても心配だったのだ。 娘の登校を見送ると、麻衣は買い物へ行く支度を始めた。 部屋着を脱いで下着姿になると、大きな胸が服の中から飛び出た。 流石に娘よりはまだ大きいがピチピチとは言い難い。それでもこの胸とへこんだお腹は今の年齢を考えると立派に思えた。 一児の母で30代半ば、おばさんと呼ばれても仕方のないことだが、まだまだ若くいたいと思った。 麻衣は黒のスキニーパンツとデニムジャケットを着ると、鏡を見ながら化粧を始めた。 目、鼻、口は整っており大きな胸とスラリとした手足が麻衣の美貌を強調していた。 今でも時々男性から声を掛けられることがある。 夫や子供がいる身ではあったが、正直男性に綺麗な女性として見られることは嬉しかった。 麻衣は今日パートもないのでゆっくりと買い物を楽しむつもりだった。 鞄を持ち家を出る。すると彼女を待ち構えていたかのように影から人が飛び出して来た。 その男には見覚えがあった、そう自分の娘のストーカーだ。 もじゃもじゃとした手入れのされていない髪の毛に横に飛び出たお腹、濃い髭・・・とても見た目を気にしているような人物ではなかった。 ストーカーは興奮気味に麻衣の前に立ちはだかったが、麻衣は落ち着いた様子でストーカーに話しかけた。 「ふふ、こんな所に来ていいのかしらね? この辺りは最近不審な男が出るから警察がよく巡回しているのよ。貴方のようなストーカーさんを捕まえるためにね」 それを聞いたストーカーは苛立ちを隠さず麻衣に語った。 「五月蠅い! 俺はストーカーじゃない、お前が本当のストーカーだろ!」 ストーカーは声を荒げ目を見開き顔を真っ赤にする、その様子から彼はとても嘘をついているようには見えない。 対して麻衣はそんな言葉を投げかけられても表情を変えることなく逆にそんな興奮しているストーカーをあざ笑う余裕さえ見せた。 「あらあら、急に家に来て何を言うかと思ったら、よく鏡で見てみることね、自分の姿を。どう見たって私が麻衣で貴方が気持ちの悪いストーカーでしょ。ほら、貴方にこんな麻衣の綺麗なおっぱいが付いてるかしら?」 そう言って麻衣は堂々と自分の胸に付いた大きなおっぱいを手で掴んでみせた。 「お、俺をからかうのもいい加減にしろ!」 それを見たストーカーは言葉ではそう言いながらも彼の股間はその言葉に反して大きく立たせていた。 そして最初の勢いを失ったストーカーの視線は麻衣が触る大きな胸にくぎ付けとなってしまったのだ。 「うふふ・・・へへ、少し見ない間にすっかり本物のストーカーらしくなったじゃないか。本物の麻衣さんよ」 すると麻衣さっきまでの上品な雰囲気はなくなり薄気味の悪い笑顔でストーカーに接し始めた。 まるでさっきとは別人のような態度を麻衣はとる。 「これなら誰が見ても俺が麻衣でお前は気持ちの悪いストーカーだと思うだろうな、あはは」 「黙れ! お前のせいでこうなったんだろうが!」 そう、この麻衣とストーカーの身体は入れ替わっていたのだ。 事の始めりは少し前まで遡る。 娘がストーカーの被害に遭い始めて少し経った時の事だった。 麻衣ははじめ娘の気のせいだと思っていた。後ろから男性が付いて来るなんて偶然歩く方向が一緒だっただけだろうと。 しかしそれが何度も続き、麻衣も家の周辺で不審な人影を見るようになってから娘がストーカーに悩まされていることを確信した。 そして警察はもちろん、友人や知人、学校のママ友にも相談することにし、娘の恵をなるべく友達と複数人で登下校させるようにした。 ある日麻衣はパートで遅くなり暗い夜道を帰っていた。 すると麻衣の家の前で変な男性が家の中を覗き込んでいるのを見つけたのだ。 その男は恵が言っていた特徴と同じ男性であり、彼が恵のストーカーだとすぐに分かった。 「貴方! 麻衣のストーカーね!」 警察を先に呼ぶことも忘れ娘を付け回すストーカーに麻衣は詰め寄った。 男は中年だろうか、黒い服装でポッコリお腹が飛び出し、髪を洗っているのさえ分からない不潔な風貌で麻衣は生理的に男を気持ち悪いと思った。 こんな男に娘が悩まされていたかと思うと麻衣は怒りで爆発しそうになった。 よくも可愛い私の娘を、警察を呼んで捕まえてやる!・・・そう頭の中で思った。 するとストーカーは麻衣に見つかったにも関わらずニヤニヤと不気味な笑みを浮かべた。 逃げようともせず、ただ麻衣を笑いながら見ているだけだった。 「あんたは確か恵ちゃんのママだったかな、確か名前は麻衣・・・そうか良い所で出会えた、へへへ。」 ストーカーはジロジロと麻衣を見ると、まるで品定めをするかのように麻衣の身体をじっくり眺め始めた。 「な、何よ気持ちの悪い」 あの風貌にこのおかしな言動は麻衣に嫌悪感を与えるのに十分すぎるほどだった。 「おー、恵ちゃんも凄く可愛いけどママの方もなかなか良い身体持ってるみたいだな、気に入ったぜそのエロい身体」 そう言うとストーカーは麻衣の方に向かっていきなり走り出した。 突然のことに携帯を取り出して警察を呼ぶ暇さえなかった。 ストーカーは麻衣が動けないように後ろから羽交い絞めにすると麻衣の体臭を嗅ぎ始めた。 「ちょ、ちょっと! 放して!」 麻衣の後ろからクンクンと鼻を鳴らす音が聞こえる、更にストーカーの強烈な体臭が麻衣の嗅覚に鋭い嫌悪感を与えた、恐らくこの男は風呂もあまり入ってないのだろう。 その時ストーカーは麻衣のポケットに何かを入れていたのだが麻衣はその事に気付けなかった。 「ちょ、ちょっと娘にストーカーするだけじゃなくて私も襲うつもり、絶対許さない警察を呼んでやるんだから」 麻衣は警察という言葉を出してストーカーがひるんだ隙に離れようとした。 しかし、ストーカーは意外な事を言い始めた。 「別にいいぜ、警察を呼びな」 そう言うとストーカーは麻衣を掴んでいた手を放した。 あまりに呆気なく自由になった麻衣は一瞬戸惑ってしまう。 「え?」 もしかしたら警察という言葉に怖気づいて謝って許してもらおうと考えているのかもしれない。 だが、今まで娘にしてきてストーカー行為や今さっき自分を襲おうとしたストーカーをもう許す気など麻衣にはなかった。 「今更謝ったって遅いんだから、もしもし警察ですか。はいストーカーです、私も襲われています。すぐ来て下さい」 麻衣が警察に電話をしている間もストーカーは逃げずにじっと待っているだけだった。 「へへ、警察はちゃんと呼べたか?」 ストーカーは相変わらず落ち着いた口調で話す。 だが、どこかおかしい、普通なら警察を呼んでる内に逃げるはずだ。だがこのストーカーはそんな素振り一つ見せなかった。 「これで警察が来て貴方を捕まえるわ」 麻衣はどこか怪しいストーカーに警察がもう来ることを伝えた。 「ぐへへ、それは違うな。捕まるのは俺じゃなくてあんたなんだからな!」 「え、どういうこと?」 ストーカーは何かポケットから取り出した、それは人形だった。 その人形は男性を象っており、短い髪と股間に男性の象徴が付いている木彫りの人形だった。 「何よそれ、その人形で何をしようっての?」 これから捕まる人間がなぜ人形なんか取り出すのか麻衣には分からない。もしかしてストーカーは現実逃避でもしているのだろうか。 「へへ、さっき俺が羽交い絞めにしてる時お前のポケットにも人形を入れたのに気付かなかったようだな」 「え?」 麻衣はポケットに手を入れると中に手に何かが触れた。 「これは・・・人形?」 取り出すとそれは女性を象った木彫りの人形だった。 「その人形には俺の髪の毛を付けてあるんだ、そしてこれはさっきあんたから取った髪の毛だ。これをこの人形に付けると面白い事が起きるはずだ」 ストーカーは持っていた人形に麻衣の髪の毛を付けると急に二人が持っていた人形は眩しく輝き始めた。 「え、何が起こってるの?」 突然の出来事に麻衣は理解する間もなく人形は光を強めていく。 麻衣は人形を手放そうとしたが人形は手にくっついたかのように手から離れてくれない。 そして麻衣は身体が固められたかのように動けなくなってしまった、まるで何かの力で身体を動けなくされているようだった。 見るとストーカーも同じように人形を持ったまま動かなくなっていた、だがそのストーカーの表情はとても嬉しそうだったのは間違いない。 そして人形からあふれ出る光は目を開けられないくらいに強くなっていた。 「い、いや、何これ、ああ・・・」 麻衣はその眩しさで目の前が何も見えなくなるとスッと意識が失われるのを感じた。 それはほんの一瞬の出来事だった。 光が収まるとようやく麻衣の目は周囲が見えるようになってきた。 「う、うーん。私どうなったの? え、私の声何でこんなに低くなってるの?」 それはいつもの麻衣の高い声ではなかった。今、麻衣の喉からは男性の低い声が出て耳から聞こえた。 麻衣は自分の喉を触って確認する。手で触ると喉の周りは脂肪に囲まれたブヨブヨの喉になっていた。 「こ、これ私の喉なの。違う、私の喉こんなのじゃない、それにこの太い腕・・・」 麻衣は自分の身体を確認し始めた、それは今までの自分の身体とは明らかに違っていたのだ。 横に飛び出たビール腹、太くて短い手足にはムダ毛は生え、自分が買ったことのない服装になっている。 それは別人の身体・・・そうさっきのストーカーのような。 「この身体ってもしかして・・・」 「そうだ、あんたは俺になったのさ」 それは聞き覚えのある声だった、しかも毎日聞いていた声。 その声の主に振り向くとそこにはいるはずのない・・・麻衣の身体が立っていた。 今日麻衣が着ていたヒール、スカート、ブラウスを目の前の人物が着ている、そしてその顔は明らかに自分の顔だったのだ。 「わ、私がいる。じゃあ、この身体ははさっきのストーカーの身体なの・・・」 「ようやく分かったか、そうさあんたは気持ちの悪いストーカーになったんだ、そして俺は可愛い恵ちゃんのママってわけだ」 麻衣の身体になったストーカーはそう言うと笑みを浮かべ胸を触り始めた。 「おー、いいおっぱいじゃないか。これが今日から俺のもんになるのか」 麻衣の大きな胸を得たストーカーは両手で服の上から胸を鷲掴みにして揉み始めた。 「ああ、やべえ気持ちいいー」 麻衣の美しい顔が下品な顔を浮かべながら自分の胸を触っている。 それは麻衣にとって屈辱的な光景だった。 さっきまで自分の身体が今ではストーカーのオモチャにされているのだ。 「や、やめて私の身体で変なことしないで!」 「そんな事言っても自分も興奮しながら俺のエロイ身体見てるじゃないか」 そう言うと麻衣の身体はストーカーの身体の股間を握った。 「キャッ!? な、なにこれ私の股間が、あああ」 自分の身体に股間を触られた瞬間、ストーカーの身体になった麻衣は股間から強烈な刺激が送られてくるのが分かった。 女性の身体にはない男性の象徴。それが麻衣の意思とは関係なくムクムクと大きくなっていた。 「や、やだ私にこんなの、いや!」 麻衣は男性の象徴が付いていることに混乱していると周囲が騒がしくなっている事に気付いた。 すると麻衣の身体を奪ったストーカーは笑いながら言った。 「はは、早く逃げた方がいいぜ。そんな股間を立たせた男が女性の前に立ってたらお巡りはどう思うかな?」 「そこの君! 女性に何をしているんだ!」 突然遠くから麻衣の耳に声が響いてくる。 それはストーカーになった麻衣に向けられている声だった。 その声は先程麻衣が呼んだ警察のようだった。 ストーカーを捕まえに来たのだ、しかし・・・ 「ち、違うの私は・・・」 麻衣は必死で自分がストーカーではないと警察に説明しようとする。 しかし・・・ 「キャー! 助けてお巡りさん、私こいつに襲われたの!」 突然麻衣の声でストーカーは叫び始めた。まるで自分が被害者だと警察にアピールするかのようだった。 「なっ!?」 ストーカーの身体になってしまった麻衣は急いでその場を逃げるしかなかった。 「こら、待ちなさい!」 後ろから警察の声が聞こえる、それでも麻衣は走って逃げた。 逃げるストーカーの身体を追っていく警察を後ろから麻衣の身体を手に入れたストーカーは笑いながら見ていた。 「じゃあな、ストーカーの麻衣さん。上手く逃げられるといいな、何せ捕まったら当分刑務所から出られないだろうからな。あはは」 「はあ、はあ。私何も悪いことなんかしてないのに・・・」 だが、いくらそれを説明した所でこの身体では誰も自分を麻衣だと信じてくれるはずもなかった、きっと娘の恵と私を襲ったストーカーとして捕まるだろう。 麻衣は重くなった身体と大きく立った股間に慣れないまま警察から逃げるしかなかった。 一方麻衣の身体を手に入れたストーカーは別の警官に事情を話し終えていた。 「さあ、気持ちの悪いストーカーも警察が来てくれたし、俺は恵ちゃんが待っている家に帰るか、もちろん美人のママとしてな」 麻衣が持っていた鞄を拾い家に向かった、そして落ちていた二体の人形も・・・。 夜も遅かったため恵は既に眠っていたようだ。 家中の電気は消されていたが鍵はちゃんとかかっていた。 だが、そんな用心も麻衣の身体を手に入れたストーカーには無駄な用心だった。 麻衣の鞄から鍵を取り出し扉の鍵を簡単に開けてしまった。 「今日からここが俺と恵ちゃんの家になるのか。楽しい生活になりそうだ」 家に上がると早速お目当ての部屋へと向かった。勿論恵の部屋だ。 「ここが恵ちゃんの部屋か。ああ、恵ちゃんの良い匂いがする。これから毎日俺はここを出入りできるんだ、恵ちゃんのママとして、ひひ」 恵の部屋に入ると、部屋は豆電球が付いているだけだった。 部屋は綺麗に掃除され、ファッション雑誌や可愛いぬいぐるみが床にあるだけだ。 麻衣(ストーカー)はベッドの側に来るとニヤニヤしながら眠っている恵の顔を覗き込んだ。 スースーと静かな寝息を立てながら眠っている。その姿はとても可愛らしくとても愛らしいものに感じられた。 「ああ、恵ちゃんが俺の目の前で無防備に寝てると思うと興奮する。何て可愛い寝顔なんだ、へへそれに今では俺の娘なんだ。チュッ」 すると麻衣(ストーカー)は恵の唇にチュッとキスをした、しかし恵はそれに気づかず静かな寝息をたてながら眠り続けている。 「柔らかい唇だ・・・もう少し楽しみたいが今日はお預けだな。明日から新しいママをよろしくな恵ちゃん」 麻衣(ストーカー)は嬉しそうに恵の部屋を後にした。 浴室にやって来た麻衣(ストーカー)は鏡を見ると鏡に映った自分をまじまじと眺めた。 「ふふ、私は麻衣、恵のママでパートに行ってます。夫は単身赴任中なの。この大きな胸は特に私の自慢なの」 そう言って麻衣(ストーカー)は胸を揉み始めた。 柔らかく大きな胸がマシュマロのように手にまとわりついてきた。 「ああ、このおっぱいが俺のだなんて最高だな」 そして着ていた服を脱いで下着姿になった。 白色のブラとショーツが胸と股間を隠している。 麻衣(ストーカー)は鏡の前で後ろを向いたりイヤらしいポーズを取ってその姿を楽しんだ。 「エロくていいなあ、結構いい歳のはずなんだけど下着姿も結構可愛いいなこの身体。さて、そろそろ生まれたままの姿を見せてもらおうかな」 ブラを外そうと後ろに手をやってみるが中々思うように外れてくれない。 「ん、上手く外れないな。仕方ないブラを回して外すか」 なかなか外れないブラのホックに嫌気がさした麻衣(ストーカー)は、ブラをクルっと引っ張ってホックが見えるように前へと持ってきた。 ようやくブラから解放された麻衣(ストーカー)は改めて鏡を覗き込んだ。 「おお、思った通り大きなおっぱいだな。ほー、下の方も流石に手入れされてるな。全くなかなかの美人だな」 麻衣(ストーカー)はむき出しの胸を手でこねくり回してみた。 「触ってる感触も良いけど、おっぱいが触られてる感触も良いな。んん、男なら味わえない快感だ。あん、あんん、いいい」 麻衣(ストーカー)は鏡を見ながら胸を騒いで女っぽく喘いでみた。 男の身体でそんなことをすれば自分でも興ざめする変態だが今の女の身体なら自分でも興奮してしまう色っぽい女だ。 麻衣の綺麗な声で喘ぎ、鏡で綺麗な身体が気持ち良さそうにしているのを見ると自分が他人になったことを実感させた、しかもこんなに綺麗な美人だ。 「あん、あん、んん・・・、へへ鏡を見ながら女みたいに喘ぐと興奮するな。こりゃ病みつきになりそうだ、あん」 そして少しずつ麻衣(ストーカー)の身体は熱くなっていった、汗がにじみ、息が荒ぶってくる。 「はあ、はあ。女も興奮するとこうなるんだな」 胸を触っていた麻衣(ストーカー)はやがて自分の胸の乳首がピンと立ってきているのに気付いた。 さっきまでと胸の形が変わったような感じだ。 「へへ、触ってたら段々乳首が立ってきちまったのか」 「さて、お待ちかねの下の方はどうなってるかな?」 手を股間に這わせてみる、陰毛は当然生えていたが、手入れされているのか思ったより綺麗に感じた。 そして股間に空いた女性の穴へと指を入れていった。 「んん、おお、凄いどんどん入っていく・・・んんん」 指はズブズブと入り込んでいく、そして入っていくほど麻衣(ストーカー)に甘い刺激を与えた。 そして入れた指を上下に動かし始めたのだ。 すぐにクチュクチュとイヤらしい水気を帯びた音が股間から響いた。 「ああ、んん、こ、これは凄え。男とは比べモノにならないな。あんん」 あまりにも喘ぎ声を出してしまうので歯を食いしばって声が漏れないようにしようとした。 しかし、その我慢をする顔が鏡に映るとその表情は麻衣(ストーカー)を余計に興奮させてしまったのだ。 「はあ、はあ。これが今の俺なんだ、ああイヤらしい顔、あんん、そして俺、んん、私は恵ちゃんを生んだママなんだ。ふふ」 声を詰まらせながら麻衣(ストーカー)は快感と共に押し寄せる麻衣の記憶に触れていった。 それは今までの自分とは大きく異なる明るい記憶だった。 そして麻衣(ストーカー)は絶頂へと近づいていったのだ。 「あっ、もうダメ、イク、イク・・・」 指を激しく上下させ身体を震わせた、そしてその時がやって来た。 「あっ! あんんんー!」 その声と共に麻衣(ストーカー)の股間から液体が飛び散った。 絶頂へ達した麻衣(ストーカー)はペタンと浴室へ座り込み余韻を楽しんだ。 「はあ、はあ。うふふ、さあ起きたら恵ちゃんといっぱい楽しまないとね・・・」 麻衣(ストーカー)は鏡に映った自分を見て勝ち誇った表情をした。 翌朝麻衣(ストーカー)は毎日麻衣がやってるように恵の部屋にやって来た。 恵はいつものようにまだ眠っていた。 「ああ、私の可愛い恵ちゃん。いま起こしてあげるからね」 すると麻衣(ストーカー)は布団の中に手を入れると恵の身体を触り始めた。 手をモゾモゾと動かし恵の身体の感触を楽しむ。 暖かくて柔らかい身体の感触が伝わってきた。 だが、それでも恵は起きる気配はない。 「あらあら、まだ起きないの? じゃあ、これでどうかしら」 そう言うと麻衣(ストーカー)は手を恵の出っ張った部位胸の上へと移動させると、今度は胸を揉み始めた。 「ふふ、中学生だけどもうこんなに大きいのね。やばいヨダレが、いけないいけない。それにもう私も限界」 ヨダレを袖で拭くと恵の唇に食らいついた。 昨日のようなソフトなキスではなく今回はしゃぶりつくように恵の唇を吸っている。 「う、うん? うんん、んん・・・んんん!?」 ようやく異変に気付いた恵は目を覚ました。 最初はぼんやりとした目だったが状況を把握すると急に目を大きく開いて驚いた。 「ぷはっ! はあ、はあ。ママ私に何をしてるの?!」 「だっていつまでも起きないんだもの。それに恵ちゃんが凄く可愛い顔で寝てたんだもの」 麻衣(ストーカー)はニコニコと笑いながらそんなことを言った。 「さあ、それより朝ご飯を食べましょう。」 そして食事を終えた恵はいつものように学校へと登校していった。 「じゃあ行ってきます。それにしても今日のママ何か変。どうして私の着替えをあんなにジロジロ見てたんだろう・・・」 恵は学校を終えるとその日は偶然一人で帰ることになった。 すると一人の男が恵に向かって走ってきたのだ。 それはいつも恵に付きまとっていたストーカー(麻衣)だった。 恵は急いで逃げようとする。 「待って逃げないで!」 ストーカー(麻衣)は必死で恵に頼んだ。 「な、なによ!?」 麻衣の側に駆け寄ると息を切らしながら恵に語った。 「お願い、信じてくれないだろうけど、私貴方のママなのよ」 「え? 何言ってるのよ。意味分かんない」 突然他人が自分のことを貴方の母親だと言われて誰が信じられようか、それが自分を付きまとっているストーカーなら尚更だ。 「私こんな姿だけどストーカーの身体と入れ替えられたの、だから今家にいるあいつは偽物なのよ。お願い信じて恵!」 ストーカー(麻衣)は必死に娘の恵に説明した。 昨日入れ替えられたこと、家にいる麻衣は偽物だと・・・ 「・・・」 恵はその説明を聞くと黙ってしまった。 ストーカー(麻衣)はそんな彼女にどうすればいいか分からなくなってしまった、信じてくれたのか、それとも・・・ すると恵はキッとストーカー(麻衣)を睨むと激しい口調で言った。 「許さない、散々私のことを付け回して、今日は何を言ってくるのかと思ったらママのことを偽物よばわりして、本当最低!」 恵は母親のことを馬鹿にされたと思い怒りの感情をストーカー(麻衣)にぶつけた。 ストーカー(麻衣)は本当のことを言っていたがその言葉が恵に届くことはなく、それどころストーカー(麻衣)に激しい敵意をもたらすことになってしまった。 「ち、違うの恵私は本当のことを・・・」 「五月蠅い! それ以上ママのことを変に言わないで! それに私にこれ以上近づかないでこの変態のストーカー!」 恵は涙を流しながらその場から走って行ってしまった。 残されたストーカー(麻衣)はかつての娘から罵声を浴びせられ呆然と立ち尽くすしかなかった。 「恵・・・」 学校から帰った恵は下校途中に会ったストーカーのことを涙ながらに伝えた。 「今日あのストーカーに会ったの、それだけじゃないのあいつママのことを偽物だなんて言うんだよ」 それを聞いた麻衣(ストーカー)は恵を抱いて優しく語り掛けた。 「大丈夫よ、あんな気味の悪いストーカーの言うことは忘れなさい。ママが偽物なわけないでしょ。大丈夫よママはいつでも恵ちゃんを守ってあげるから」 「うん、そうだよね。ママはママだよね」 恵は母親の胸元に抱きついてそのまま泣いた。 それから警察に改めて連絡をして娘の前にストーカーが現れたことを伝えた。 警察はできる限りのことをすると約束してくれた、恵にもそう伝えた。 「もう大丈夫よ恵ちゃん、警察とママがちゃんと守ってあげるわ、あのストーカーからね」 そして夜が更けて来ると落ち着いた恵は嫌な気配を感じていた。 なぜか恵はじっと見られてる気がするのだ。 もしかしたらストーカーが近くにいて見られているのかもしれないと思ったが、外にはそれらしき影はない。 いるのは家に母親だけだった、目線はなぜか母親から来るような気がした。 「ママ、どうして私をそんなにチラチラ見てくるの?」 恵は思い切って聞いてみることにした。 一瞬驚いた表情を浮かべた母親だったがすぐにいつもの優しい表情になった。 「う、うん。ちょ、ちょっとね。ほら恵ちゃんがあんまりにも可愛いから。そ、それより一緒にお風呂に入らない?」 それを聞いて恵は更に不思議がった。ここ最近はお風呂は一人で入っていたので母親からそんなことを言われるのは意外だったのだ。 だが、恵はそれを断る理由もなかった。 「う、うん」 ぎこちない返事をしながら二人は浴室へと向かって行った。 お風呂から出た恵は改めて母親に聞いた。 疑ってるわけではないが下校中にストーカーが語ったことが頭から離れないでいたのだ。 「ママ、どうしたの? 今日のママなんか変だよ。一緒にお風呂に入ろうって言うし、入ったら私の身体や胸をペタペタ触ってくるし。何だかママ・・・男の人みたい」 それを聞いた麻衣(ストーカー)は遂に観念したかのように語り始めた。 「そう・・・気付いちゃったのね」 そう言うと押し入れから何か袋を取り出すと恵にそれを差し出した。 そして満面の笑みで恵に行った。 「実はね・・・恵ちゃんが欲しがってたお洋服を買っちゃったの。だからその前にびっくり恵ちゃんをびっくりさせようと思ったのよ」 それは恵が前から欲しがっていた洋服だった。 しかし、その服は高く母親にすんなり買ってもらえないと思っていた恵は買うのを半ば諦めていたのだ。 そしてそれを手に取るとさっきまでの暗い表情は消え可愛い女子中学生の明るい笑顔に戻った。 「ええー、これって・・・酷いよママ。私本当びっくりしたんだもん」 母親の様子がおかしい理由が分かったのと、自分が今まで欲しかったものを両方手に入れた恵はとても喜んだ。 「ごめんね、だって素直に渡したらつまんないじゃない」 そんな嬉しがっている恵の様子を見て母親もとても嬉しそうな表情になる。 「やったー、ママありがとう。大好き」 恵は母親に抱き着くとその頬にキスをした。 「ふふ、私も大好きよ」 恵はこの時母親に抱きついて気付いていなかった、その母親の表情はいつもの優しい笑顔でなく不気味な笑みを浮かべていたことに。 そしてしばらく時間が経ち冒頭に戻る 「で、今日は何をしに来たのかしら? もうここは貴方の家じゃないわよ、ストーカーさん」 ストーカー(麻衣)を挑発するように麻衣(ストーカー)は話す。 「五月蠅い! さっさと俺の身体を返せ!」 ストーカー(麻衣)は警察に追われた後なんとか身を隠すことができていた。 しかし、ストーカーの身体でいる間に精神もストーカーのものに流されていってしまったのだ。 「うふふ、何を言ってるの? この身体も家も恵も全部私のものよ。だって私が麻衣なんだから」 以前と同じように麻衣(ストーカー)は自分の胸を揉んでストーカー(麻衣)を誘惑する。 ストーカー(麻衣)は何とかそれに耐えながら会話を続けた。 「黙れ、その身体もあの家も恵も俺のだ!」 「ふーん、じゃあそれを証明してもらおうかしら」 「お、おい何をする気だ?」 そう言うと麻衣(ストーカー)は着ている服を脱ぎ始めた。 ジャケットやシャツを脱ぐとすぐに麻衣(ストーカー)は下着姿になってしまった。 「だって貴方が本物の麻衣ならこんなイヤらしい麻衣の格好を見ても平気でいられるわよね?」 「や、やめろ! そ、そんなの俺に見せるな!」 服の上から胸を揉んでいる姿でさえ興奮してしまいそうになっていたストーカー(麻衣)にとってその光景はあまりに残酷だった。 美しい顔、手足、可愛い下着姿の女性が目の前にいる、そう思うとストーカー(麻衣)の心は爆発しそうになってしまった。 「うふふ、口ではそんな事言っても股間は正直よね。ほらこんなに大きくしちゃってる。本当は私を犯したいんでしょ? ストーカーさん」 麻衣(ストーカー)は近付くとその美しい身体を見せつた、そしてその甘い香りまでもが今や自分を誘惑しているとストーカー(麻衣)は感じた。 そして麻衣(ストーカー)は寸前の所で我慢しているストーカー(麻衣)の股間を握るとゴシゴシと動かし始めたのだ。 「あうう、や、やめて、くれ。そ、そんなこと・・・」 かつての自分の綺麗な手がストーカー(麻衣)の股間を触る、それは理性を簡単に吹き飛ばしてしまうものだった。 すると突然股間を動かす手が止まってしまった。 「え、どうして?」 麻衣(ストーカー)はニヤッと笑うと言ったのだ。 「ふふ、じゃあどうしようかな? やめたいならやめてもいいわよ。でも続きがしたいなら中でやりましょう。あなたの好きにしていいわよ」 ストーカー(麻衣)の答えは既に出ていた。 「あん、凄いもっと突いて!」 部屋の中でストーカー(麻衣)はかつての自分の股間に男の象徴を入れて腰を振った。 かつての自分の身体を突いて漏れてくる喘ぎ声が更に興奮を快感を増長させてくれる気がしたのだ。 「ああ、俺の中凄い熱くて湿って締め付けてきてたまらねえ」 自分の男性の一物が女性の穴の中で上下に揺れている、その快感は最高だった。 「はあ、はあ。もう休まないでもっと私を気持ちよくさせてよ」 麻衣(ストーカー)はそう言ってストーカー(麻衣)の頬に手をやった。 そして自分の唇に顔を持ってこさせるとそのままキスをした。 ストーカー(麻衣)は最初麻衣(ストーカー)のペースに押されていたが、やがてストーカー(麻衣)の口も激しく動き始めた。 二人のディープキスが続きイヤらしい音が口から部屋に響き渡った。 そしてストーカー(麻衣)は腰をまた動かし始めた。 パンパンという音が二人の接触した部分から聞こえ始める。 「ぷはっ! あああ」 「はあ、はあ。どうかした? ストーカーさん」 いきなりストーカー(麻衣)はキスを止めると喘ぎ声を上げ始めた。 「はあ、はあ。こんな快感初めてで俺気が変になりそうだ。」 ストーカー(麻衣)は女性との経験はなかったため初めてのエッチの衝撃は相当なものだった。 犯したいと思う気持ちは強かったが、実際にやってみると恥ずかしく、気持ちよく、しかもかつての自分とやっているという複雑な感情が入り混じっていた。 本来なら自分の身体にこんなことをしてはいけないと分かっている、しかし麻衣の声で甘く囁いてくるのだ。 「うふふ、だって貴方童貞だもんね。あん、いいわそれも今日までよ、私で童貞を卒業しなさい。私で気持ちよくなりなさい、童貞のストーカーさん」 その言葉を聞いてストーカー(麻衣)は自分の身体を犯すことに抵抗はなくなってしまった。 今は最高に気持ちよくなりたい。たとえ自分の身体を犯してでも・・・ ストーカー(麻衣)は吹っ切れたおかげかさっきより豪快に腰を振った。 そしてかつての自分の股間へ男の象徴を精一杯ぶち込んだ。 「あん、いいわよ。さっきより上手くなってるわ。あん」 「ああ、気持ちいい。最高だ、その身体本当すげえ」 そして二人はお互いにキスをして更に腰の振りを強めていった。 二人は息を荒げ汗を流しながらお互いの身体を求めた。 それはかつての自分の身体ではなく性の対象として相手を求めたのだ。 「ああ、ダメだ。俺もう、出しちまいそうだ。あああ」 「はあ、はあ。いいわよ、私の中で出して、いっぱい出しなさい」 ストーカー(麻衣)は股間から男の液が漏れてくるのを感じた。 そして二人は腰を突き上げた。 「あああー!」 「ああーん!」 「はあ、はあ。どう、ストーカーさん、ストーカーしてた母親とエッチした気分は?」 するとストーカー(麻衣)は麻衣(ストーカー)にキスをしてこう言った。 「はあ、はあ。最高だ、もっとしてえ」 麻衣(ストーカー)はそれを聞いてニヤッと笑った。 ある日麻衣(ストーカー)は恵の部屋を見て回っていた。 何か面白い物はないか探していたのだ、すると興味を引くものが一つあった。 それは恵の部屋に置かれていたパソコンだった。 幸いなことにパスワードは設定されていないようだ。 そして麻衣(ストーカー)は何かおもしろいものがないか調べ始めたのだ。 「あら? これは・・・ふーん、恵ちゃんそうだったの」 急に麻衣(ストーカー)は冷めた表情でパソコンの画面を見ていた。 すると机に置かれた母親の麻衣と娘の恵が仲良く映っている写真を手に取った。 そしてそれを見るとニヤッと笑った。 「へへ、じゃあ今度は・・・」 何かを思いついた麻衣(ストーカー)は薄気味の悪い笑顔を浮かべ早速準備に取り掛かった。 同じ日ストーカー(麻衣)はかつての自分の家に忍び込んでいた。 今は家に誰もいないようだ。 あれから何回か麻衣(ストーカー)と会っては身体の関係を持ってしまった。 もうストーカー(麻衣)は既に快楽へ溺れてしまい、昔自分が本物の麻衣だったことすらどうでもいいとさえ思えていた。 それでもここに来たのはもしかしたらかつて麻衣だった名残からなのかもしれない。それが今、娘の恵の下着を求めて手にもっている・・・ ストーカー(麻衣)は家にある下着を取っては匂いを嗅いで興奮していた。 もうストーカー(麻衣)にとって恵は性の対象としてしか見られなくなっていた。 「へへ、今度は恵とエッチしてえなあ」 やがて押し入れを探していると意外な物が出てきた、それはどこかで見た事があった。 ストーカー(麻衣)はそれが何かすぐに思い出した。それはストーカーの身体と入れ替わる時に使われた2体の人形だった。 男を象った人形と女を象った人形が2体揃っている。 「も、もしかしてこれを使えば恵と入れ替わることが・・・」 ストーカー(麻衣)は邪悪な考えに支配されていた。 そしてその時ストーカーは恵が帰ってくるのを隠れて待つことにした。 目的は決まっていた。 あの若さを、あの顔を、あの手足を、あの胸を全部自分のものにしたいと思ったのだ。 そして夕方恵と麻衣の身体が帰ってきた。 麻衣の身体に見つかるとやばいと感じたストーカーはじっと機会をうかがった。 夜も更けてくる。 そろそろ出るかと考えていると予想外の事態が起こり始めた。 「や、やめて放して!」 何と麻衣の身体が恵を襲っているのだ。 嫌がる恵の身体を強引に掴んで何かをしようとしている。 それが良くないことは明らかだった。 その光景を見た時ストーカー(麻衣)の頭に今まで娘の恵と暮らしてきた記憶が蘇ってきた。 初めての娘が生まれ涙を流し喜んだこと、初めて立った時のこと、初めて「ママ」と呼んでくれたこと、学校に通い始めた時のこと。 そしてそれらの記憶がストーカー(麻衣)を恵の母としての自覚を呼び起こしていった。 「そうだ、おれ、いや私は恵のママなんだ。助けないとあいつから、ストーカーから恵を!」 それまで性の対象として見ていた恵を今は守るべき自分の子供としてストーカー(麻衣)は動いた、手にはあの人形を持って。 麻衣の身体は恵が暴れているせいかストーカー(麻衣)の存在には気づいていない。 そしてストーカー(麻衣)は麻衣の身体の後ろに来るとその肩をたたいた。 「え?」 意外な人物が後ろにいたことで一瞬混乱した隙をつきストーカー(麻衣)は重いパンチをそのお腹にぶつけた。 娘を守りたいという思いと今までの自分にしてきた仕打ちに対する思いを込めた攻撃に麻衣の身体はお腹を抱えながら床に倒れ込んでしまった。 そうしている間にストーカー(麻衣)は麻衣の身体から髪の毛を取るとそれを人形に付けた。 「ごほ、ごほ。う、う、や、やめて、私は・・・」 倒れた麻衣の身体は何かを言おうとしているがそのまま目を閉じて動かなくなった、どうやら気絶してしまったようだ。 ストーカー(麻衣)はそれには構わず自分の髪の毛も人形に付けた。 そして片方の人形を麻衣の身体に置いた。 ・・・これでやっと元に戻れる。 そして人形はかつてと同じように眩しい光を発し始めた。 光が収まると麻衣は自分の身体を確認した。 今自分の身体は横たわっていた、そして気付いた自分の胸に大きなおっぱいが付いていると。 自分の臭いを嗅いでみる、お風呂に毎日入っている石鹸とシャンプーの匂いだ。 そして部屋に置かれていた鏡を覗き込んだ。 それはかつての自分・・・麻衣の身体だった。 「や、やった元に戻れたんだ!」 「マ、ママ・・・」 後ろから心配そうな声が聞こえてきた、娘の恵だ。 「ごめんね、心配掛けちゃってもう大丈夫よ」 麻衣として恵の母として恵を抱きしめた。 久しぶりの恵の身体の温もりを感じたがそこにはもはや恵への性欲は消えていた。 「ママなんだね、本物のママなんだね・・・」 「そうよ、私が本物の貴方のママよ。心配かけてごめんね、でもこれで全部終わったわ」 すると家の周りからパトカーの音が聞こえ始めた。 気絶したストーカーは駆け付けた警察に連れていかれた。 麻衣はそれを見届けると静かに語った。 「やっとこれで全部元通りになったのね」 エピローグ あれから月日が経った。 麻衣はパートに通いながら恵の子育てを変わらずしている。 恵ももうすぐ高校生だ。受験に合格して第一志望の高校に行くことが決まった。 そしてその身体もだいぶ成長していた。 胸は更に大きくなり背も伸びた、顔も大人びた印象になった。 学校一の美少女ともいわれるようになっていた。 だから麻衣はまた変な男に絡まれるのではないかと心配になっていた。 だが恵は心配する母にいつも言った。 「私、男の人に興味ないもん。それに何かあったらすぐにママに教えるね」 その言葉に麻衣は少し安心していた。 変わったことと言えばやたら恵とスキンシップが増えたことぐらいだろうか。 朝のキスをし、お風呂に一緒に入り、前の生活ではやってこなかったことだ。 それは麻衣にとって娘の恵を愛してのことだった。 ある日曜のこと麻衣はパートに出るため恵に留守番を頼んだ。 しかし途中で忘れ物があることに気付き家に戻ったのだ。 すると恵の部屋から不思議な音が聞こえてきた。 麻衣はそっとドアから覗き込む。 「はあ、はあ。恵ちゃんの身体も成長してだいぶ気持ちよくなったけど。ママの身体に比べたらまだまだだな。もっと開発しないとな」 それは恵が鏡を見ながらオナニーをしている光景だった。 まるで男のような口調で片手で胸を揉み、股間へもう片方の手を這わせている。 股間からはクチュクチュとイヤらしい音が出ていた。 すると恵は麻衣が後ろから覗いていることに気付いた、ニヤッと笑い母親に呼びかける。 「ふふ、見つかっちゃったね」 恵は悪びれる様子もなく嬉しそうに麻衣に語る。 「め、恵・・・?」 恐る恐る麻衣は娘の名前を呼びかける。 「そうだよ、ママ。恥ずかしい所を見られちゃったね。できれば次はノックしてほしいな」 いつも恵が話すように麻衣に話し掛けてきた。 しかし、麻衣は気付いていた。 「あ、あなた、まさか・・・」 その表情をしていた人物はあいつしかいなかった。 でもあいつは麻衣の身体になっていたはずだ。 「ふふ、恵ちゃん実は彼氏がいたんだ。パソコンの中にいっぱい写真があったんだ。中にはエッチいのもね。だから恵ちゃんにはだいぶ幻滅しちゃってさ。だから今度は私が理想の恵ちゃんになろうと思ったんだ」 そしてあの日麻衣が自分の身体を取り戻した時既に恵は・・・ 「じゃ、じゃあ捕まったストーカーは・・・」 麻衣は思い出していた、麻衣の身体を取り返す時麻衣の身体は何かを必死で訴えようとしていたのだ。 それを知らずに麻衣は入れ替えてしまった。あのストーカーの身体と・・・ 「ふふ、本当は恵ちゃんを眠らせて強引にママと身体を入れ替えてあげようと思ったんだけどね」 そして恵は話を続けた。 「ああ、そうそうあの人形はもう燃やしちゃったよ。もう私には必要ないからね」 それは二度と二人の身体が戻らないことを意味していた。 動揺を隠せない麻衣に恵は近づくと嬉しそうに語った。 「いいじゃない、あんな気持ちの悪いストーカーのことなんか。それより、今は私とママで楽しくやろうよ」 そして恵は麻衣の胸を掴むとその唇へキスをした。 「ん!んんん、ぷはっ!はあ、はあ」 それは力強く自分の娘とは思えないキスだった、麻衣は息を整えながら目の前の娘を見た。 唇を離すと恵はニコッと笑ってこう言った。 「これからもよろしくね、ママ」 |