憧れのお姉さん

 作:verdsmith7


私は今起こっている事に呆然としていた。
会社に行こうと道を歩いていたら、角から急にランドセルを背負った男の子が飛び出してきたのだ。
気付いた時には私達はぶつかってしまい意識を失ってしまった。
「あいたた・・・」
私はずきずきと痛む頭を抱えながら顔を起こした。
冷たい地面の感覚が身体に伝わってくる。どうやら倒れていたらしい。
そして意識を失う前の記憶が鮮明に蘇ってきた。
「そうだ、私、急に飛び出してきた男の子とぶつかったんだ。こら! 急に飛び出しら危ないじゃない! ・・・ってあれ?」
私はぶつかった男の子に怒りをぶつけようとしたがそれらしき人物は見当たらない。
ただ私の目の前には倒れている女性がいるだけだった。
「あれ、この女の人・・・」
その女性はブラウスにタイトスカート、ハイヒールを履いていた、まるで私が着ている服みたいだと思ったが、それは違った。
なぜならその女性が来ている服は私が着ていた服そのものだった。
「な、何でこの女の人私と同じ服を着ているの?」
私は自分が着ている服を見てみた。
しかし、そこには今朝私が着ていた服はなかった。
今私は手首まで袖が伸びていたブラウスではなく半袖のシャツを着ている。スカートもなくなり半ズボンを着て、ハイヒールもスニーカーになっていた。
「な、何よこれ。これってまるでさっきぶつかった男の子が着ていた服じゃ・・・」
そして変わっていたのは服だけではなかった。
「わ、私の胸が・・・なくなってる」
私の自慢である大きな胸、それが今はまるでそんな物が最初から無かったかのように平べったい胸になっていた。
そして私は立ち上がると身体中を確認し始めた。
白く長い腕は短くなり日焼けをしている、手も小さくなった、スラリとした脚も縮んだみたいに短くなっていた。
そして私はゆっくりと股間を半ズボンの上から触ってみた。
いつもならそこには何もないはずだった。
「な、こ、これって・・・」
手にぐにゅぐにゅとした感覚が伝わり、何もないはずの私の股間に何かがあると示していた。
また、触られた股間からも不思議な感覚が伝わってきていた。
「な、何かズボンの中に・・・ある」
私は落ちていた自分の鞄を拾い中から鏡を取り出した。
「う、嘘よ!こんなの、お願い私の顔を写して!」
私は皆から綺麗だと言われ続けた25歳のOLの私の身体を鏡が写し出してくれることを願った
だが、そんな願いもむなしくそこに写し出されているのは男の子の姿だけだった、それはさっき私にぶつかってきた男の子そのものだった。
「私あの男の子になってるの・・・じゃ、じゃあ、あそこに倒れている女の人って」
私はその女性に駆け寄り顔を覗き込んだ。
肩にかかる細い髪、整った鼻に唇、白い肌、長い手足に大きな胸・・・それはまぎれもなく私の顔だった。
「そ、そんな・・・」
私はすぐ側に置かれていたカーブミラーを見た。そこには倒れた女性の側に立って呆然としている男の子が写っていた。

「ねえ起きてよ」
私は私の身体を揺さぶったり顔をぺちぺちと叩いて起こそうとしていた。
多分死んではいないだろうが、このまま目を覚まさなかったら・・・いきなり知らない男の子になってそのまま一生を終えることに、そんな不安が頭をよぎる。
するとやっと私の身体に反応があった。
「う、うーん」
気怠そうな声を出し、ゆっくり目を開く、そして私の顔をぼんやりと眺め始めた。
「あれ? どうして僕がそこにいるの、もしかしてこれって夢なの」
私もそうであってほしいとどれだけ願ったことか。
それよりもやはり私の身体に入っているのはこの男の子だという事は分かった。
取りあえず私の身体が無事だと分かり冷静さを取り戻した私は、男の子に私達が入れ替わったことを説明することにした。
もっともこの状況では男の子も信じざるを得ないだろうが。

「え、僕達入れ替わっちゃったの? という事は僕は今このおばさんなの、嫌だよ!」
鏡を見ながら人の身体で好き放題に言ってくれる男の子に私は少しムッとした。
私だって好きで男の子になったわけではないのだ。
「はあ、取りあえず私が住んでるマンションに行こうか? ここで話してもしょうがないし」
とにかく落ち着いた場所で話がしたかった私は、男の子と一緒に私の住んでるマンションへ行くことにした。
マンションまではそう遠くない。
いつもなら10分も掛からないだろうが、今日はそのいつもではなくなってしまった。
私は男の子が持っていたランドセルを背負い、私が元々持っていた鞄をさらに持っている。
これぐらいなら私の身体になった男の子に運んでもらえばいいのだろうが、男の子は別の問題を抱えていた。
「はあ、はあ。この靴凄く歩きにくいよ」
男の子はハイヒールに悪戦苦闘していたのだ。本来なら私が履いているスニーカーを履いていたのだから当然の感想だろう。
一方の私は若く身体が軽いためスイスイ歩けているのだが、この持っている荷物が私の体力を奪っていった。
ヨタヨタと歩く度に男の子に付いた大きな胸が揺れ動く。
それは傍から見ていた私を恥ずかしくさせるのに十分だった。
「ちょっと! 恥ずかしいから、ちゃんと歩いてよ!」
やっとの事で私が住んでいるマンションにたどり着いた。
結局私は重い荷物を担ぎ、片手で元の私の身体を引っ張って来た。一刻も早く帰りたかったのだ。
エレベーターを昇り私は私の身体を部屋へと案内する。それは自分でも不思議な光景だった。
愛しの我が家へやっと帰ってきた私はほっと一息ついた。
部屋に案内された男の子は珍しい物でも見るかのように私の部屋を眺めている。
「うわー、ここって凄く広いね。テレビも大きいし窓からの眺めも最高!」
男の子は私達が入れ替わった事を忘れたかのようにはしゃいだ。
まあ自分の住んでいる所を褒められて悪い気はしない。家賃は高いがまあまあの部屋だと自分でも思っていたので、他人から改めてそう言われると嬉しくなった。
だが、今はそんな事をしている暇はない。次のことをしないと。
「さあ私の部屋の事はもういいから、今から君が小学校と私の会社へ電話して休むことを伝えるのよ」
私の話しを聞いた男の子は私の顔で不思議そうな表情を浮かべてこう言った。
「・・・え、僕が電話するの?」
このまま小学校や会社に何も連絡しなければそれぞれ騒ぎになるだろう。
特に男の子は学校も親も心配して探し回ることも十分考えられる。
会社への連絡はそれに比べたら些細なものだが、元の身体に戻った後の信用に関わるので当然連絡する。
「はい、うちの子がすみません。急に体調を崩しまして・・・。ええ、今日はゆっくり休みます。・・・じゃなかった、休ませますので」
少し怪しい部分もあったが男の子は何とか小学校に電話していた。
彼の母親のフリをして今日は体調不良で休むという筋書きだ。勿論男の子がちゃんと演技できるように台本を用意し、練習もした。
男の子は母親と私のフリをするのを凄く嫌がっていたが、これも仕方ないことだと男の子に言い聞かせた。
「ふう、これで一安心ね。会社にも連絡できたし、これでやっと本題に入れるわ」

私と男の子は入れ替わるまでのいきさつを話し合った。
私はOLとして働く25才、あの時私は会社へと向かっていたのだ。
一方男の子は小学3年生であの時は遅刻しそうだったから走って学校へ向かっていたらしい。
そして偶然通り掛かった私達は頭をぶつけて入れ替わってしまったというのが分かった。
ならばもう一度頭をぶつけ合えば元に戻るのではないか、そう考えて早速私達は実践してみた。
あの時と同じように男の子の身体の私が走り、OLの男の子が歩いてぶつかる。
これを何度も試したが元に戻らない、試しに逆に私が歩いてOLの男の子が走ってぶつかりもしたが無駄だった。
結果得たのは酷い痛みと疲労だけだった。
このままでは元に戻る前に頭がおかしくなってしまいそうだ。
男の子も私の身体で疲れを見せ始める。
「もうやだ! 痛いしこのおばさんの身体すぐ疲れるし」
疲れていたせいか私はその言葉にカッとなってしまった。
「おばさんて呼ぶの止めて! お姉さんってっ呼びなさい!」
「は、はい。ごめんなさい。おば、お姉さん」
男の子は私の剣幕に押されたのか、素直に言う事を聞いてくれた。最後の間違いかけた部分には目をつぶろう。
そして太陽も傾き始めたので私はまた次の行動に移った。
「ママそうなんだ。うん、わたし、いや、僕今日はお友達の家に泊まるからね」
私は『ママ』に電話を掛けていた。
そして男の子が続けて話した。
「・・・というわけで今日はうちに泊まりたいと言ってますし、私の息子も喜んでいますので。はい、いえいえ全然迷惑だなんて思ってもいませんので、では」
再度男の子には演技をしてもらい男の子の家に電話をしたのだ、そして私が男の子の演技をすることになった。
今度は今日友達の家に泊まるという筋書きだった。男の子も慣れてきたせいか女の演技をさっきより上手くやってのけていた。
私は自分で演技をしてみて、男の子が私や母親の演技を嫌がる理由がよく分かった気がした。
異性、しかも年の離れた人物を演じるのはかなり大変なのだ。

そして夕飯の時間が近くなっていた。
男の子はまだ平気そうだったが私はもうお腹がぺこぺこだった。もしかしたら若くエネルギーに溢れたこの身体のせいなのかもしれない。
最初冷蔵庫の食材で料理をしようとしたがすぐに諦めることになった。
私の今のこの身体では身長が低すぎたのだ。台所に手は届かず調理器具もいつもより大きくて重く感じられた。
だからといって私の身体になった男の子にはとても料理を任せられそうになかった。
結局スーパーにお惣菜を買いに行くことにした。勿論男の子にも歩きやすい靴を履かせ一緒について来てもらった。
スーパーに行ってレジでお会計をしているとスタッフの女性に声をかけられた。
「あら、お母さんとお買い物? それにお金も君が払ってくれるの、偉いわね」
それを聞いて私は微妙な気分になった。私が男の子と思わるのはまだ良いが、私の身体はまだ結婚すらしていないのだ。
お金も元々私の財布から出していたので、それを褒めてもらった所で何も嬉しいと思わなかった。

マンションに戻ると簡単に夕食を済ませてお風呂に入ることになった。
このマンションの浴室は大きめに作られており、二人で入るぐらいの余裕はある。
最初男の子は一人で入りたがっていたが、私はそれに反対した。
まだ小学生といえど男なのには変わりはなかったからだ。
男の子は私が着ていた服を脱いでいく。
「うーん、これってブラジャーだよね。中々外れないよ、えい」
私の大きな胸を包んでいるブラを外せず四苦八苦する男の子は、無理やり外そうともがいている。
「ちょっと見せて外してあげるから」
ホックを外してブラを取るとポロンと大きな胸が姿を現した。
「うわー、凄いお姉さんのおっぱい大きいね。僕のママより全然大きいよ」
私の胸をまじまじと見つめて感想を言う男の子に私は段々恥ずかしくなった。
褒められているとは思うが、なんだかとても恥ずかしい。
「もう、私の身体をじろじろ見ないで! ほら、これを着けなさい」
私は男の子に目隠しをしてお風呂に入ることにした。勿論下の部分は絶対見せる気はなかった。
私も男の子の服を脱いでお風呂に入る支度をする。
パンツを脱ぐと私の股間に小さいながらも男の象徴がくっついている事に気付いた。
「はあー、やっぱり私男の子になってるんだ・・・」
お風呂に入り私は私の大きな背中を洗っていった。
普段自分で洗っている時は何も思わなかったが、その背中は今日一段と大きく見えた。
そして次に私の大きな胸も洗っていく。
「あはは、くすぐったい」
「ほら、じっとしてよ。洗えないでしょ」
男の子は胸やお腹を洗われるとくすぐったいのか笑ってしまい、私はなかなか上手く洗うことができない。
すると自分の手がその大きな胸に触れてしまった。
手にプニッとした胸の柔らかさと石鹸でさらにすべすべになった肌の感触が伝わってきた。
それが触れた瞬間、一瞬で私は柔らかくて気持ちの良い感覚に陥ってしまった。
(私の身体ってこんなにすべすべで柔らかいんだ・・・)
私は男の子の身体を洗いつつ気付かれないように、その身体を触っていった、もう少しあの身体を触っていたいと思ってしまったのだ。
タオルの端を持ってわざと自分の手に肌や胸が当たるように洗っていく。
すると男子は何かに気付いた。
「ん、お姉さん僕の背中に何か当たってるよ?」
私はその言葉にハッとした、当たっているのは大きくなった私の股間だったのだ。
恐らく身体に触って気持ちよくなっているうちに大きくなったのだろう。
それはお風呂に入る前に見た時とは比べ物にならないぐらいに大きくなっていた。
股間にあれが付いているだけでも嫌なのに、今私はそれを大きく立たせてしまっている。
それは私の股間から激しい脈をうち、ギンギンい膨れ上がっていた。
「お姉さんどうしたの?」
目隠しを外して確認しようとする男の子を私は慌てて静止する。
「ご、ごめんね。ちょっと石鹸の入れ物が当たってたみたいなの。あはは・・・」
私は強引に男の子を説得して身体を洗い続けたが、男の子に股間が当たらないように細心の注意を払った。
お風呂から出る頃には股間はやっとさっきよりマシな大きさになっていた。
ほっと一安心をする私だったが、今度は男の子が女物の下着を付けるのを嫌がった。
「こんなの友達に見られたら笑われちゃうよ」
私は嫌がる男の子に無理やり下着を履かせ、波乱の入浴はやっと幕を閉じることになった。

夜も遅くなり電気を消して眠ることにした。
幸いなことに予備の布団があったので私と男の子はそれぞれ別の布団で眠ることになった。
しばらくすると隣で男の子がもぞもぞと動き始めるのに気付いた。
そして何と私の布団へ潜り込んできたのだ。
「え、何?」
布団の奥から私のかつての顔がひょこっと現れる。
「ごめんね、でも何だか怖くなっちゃって。だから一緒に寝てもいい?」
その瞳に嘘はなく表情も何だか怯えているように見えた。
だから私は「いいよ」と言って頷いた。
「やったー、お姉さんありがとう。おやすみなさい」
しばらくすると男の子はスースーと寝息を立てて眠り始めた。
一方私はゆっくり眠れずにいた、男の子が私の腕に抱きついてしかもその大きな胸を腕に当てていたのだ。
今朝まで自分の身体だったそれが今は自分に抱きついて静かに眠っている。そう思うとなぜか私は興奮して眠れなくなってしまった。
私は男の子が完全に眠ったのか確認すると顔を近づけた、そして気付かれないよう私はその唇へキスをしてしまった。
「ん・・・」
男の子は少し声をだしたが、そのまま眠り続けた。
私はドキドキと自分の胸が鳴り響くのが分かる、そんな事をしてしまったのかこの時は分からなった。

翌朝もしかしたら目が覚めれば身体が元に戻っているかもという淡い期待は簡単に消えた。
朝鏡を見て変化していたのは寝ぐせが付いたことぐらいだった。
深いため息を付いて私は今日のことを考えていた。
まだ大丈夫だとは思うが、学校に行った方がいいと思ったのだ。
もし先生が心配して男の子の家にお見舞いにでも行ったら大変なことになる。
だから今日は私が学校へ行くことにした、男子小学生として。
一方、OLの私の身体になった男子には有休を使ってもらうことにした。
このまま仕事へ行っても大騒ぎになることぐらい目に見えていたのだ。
私は男の子を起こして会社へ電話をさせた。男の子の演技はもう慣れたものだった。
「じゃあ、私は学校へ行ってくるから。貴方はここで大人しくしててね」
男の子に一通りの注意を済ませ、私は約10年ぶりに小学校へと行くことになった。

当然だがかつて私にも小学生だった頃があった。
だから久々に見る学校が新鮮に見えたものだが、今は男子小学生としての登校なので心中は複雑だった。
なんなら本当に年齢だけ若返って女子小学生として登校したかったと思う。
学校へ到着すると職員室へ顔を出した。
「ご迷惑をおかけしてすみませんでした。もう体調の方はすっかり良くなりましたので」
昨日休んだ経緯や今日の体調を担任の先生に報告したのだ。
「すっかり元気そうで良かったよ。それにしても随分丁寧な言葉遣いになったな。やっぱりまだ体調悪いんじゃないのか?」
丁寧に事情を説明したつもりが、つい社会人的な口調になってしまったので私はまずいと思った。
体調が悪いという先生の指摘はあながち間違いではなかったが、その場はそれで立ち去ることにした。
先生に『丁寧』な報告を終えた私は男の子に教えられた教室へ移動し席へ着いた。
「ねえ、どうして昨日は休んだの?」
私が席に座ると周りに他の子達が集まってきた。
「ええと、わた……僕、昨日調子が悪くなっちゃってそれでね」
必死に男の子を演じる私だったが、内心では「私こんな所で何してるんだろう」と冷めた考えを巡らせていた。
私への尋問はようやく授業が始まったことで終わった。

久しぶりの授業だったが流石に社会人の私にはそれは簡単すぎる授業だった。
ぼんやりと先生の話しを聞いていると先生も私に気付いたのか問題を解いてみろと指名された。
「こうですか?」
私は簡単に解いたつもりだった。
「ん、これ全然違うぞ。やっぱり先生の話しをちゃんと聞いてなかったんだな!」
私はその言葉に耳を疑った。
こんな問題社会人の私なら簡単に解けるはずだ、しかし答えは間違っていた。
(嘘・・・私どうしてこんな簡単な問題が解けないの?)
それからも異変は続いた。
授業を聞いているとふと前の席の女の子が気になり始めたのだ。
恐らく美容室へ行ってるのだろう、サラサラの髪でオシャレな服を着ていた。そして薄くだが化粧もしているようだ。
そんな女の子を私は自然とジーっと見続けた。
(最近の女の子って私の頃よりオシャレで可愛いのね)
次の休み時間私は思い切ってその女の子に話しかけてみた。
「ねえ、その服かわいいね。髪も凄く綺麗だし」
私は思ったことをそのまま女の子に伝えたつもりだった。
すると女の子は満面の笑みを浮かべてこう言った。
「ありがとう、君って意外と女の子の事見てるのね。これはお礼よ」
女の子は私に近づくと、他の子にばれないように私の頬へキスをしたのだ。
「ふふ、皆には内緒ね」
女の子はそう言うと他の女の子達の所へ行ってしまった。
私は自分の顔がみるみる赤くなっていくことがはっきりと分かった
私は嬉しいやら恥ずかしいやらで顔を赤くしていると平行して私の股間も大きくなっていった。
そして私はあの女の子の事が気になってしまいその日ずっと学校で彼女を眺め続けた。
それは社会人のOLというよりまるで好きな女の子を見つめる一人の男子生徒のようだった。


一方OLの身体になった男の子は家で大人しくテレビを見ていた。
しかも見ていたのは本来なら男の子が絶対に見ないような恋愛ドラマだ。
最初はニュースを見るよりマシだと思って仕方なく見ていたのだが、いつの間にか真剣に見始めていた。
淡い恋の話で今丁度二人はキスをする場面だった、美談美女が唇を重ねている。
「いいなー」
男の子は自然とそう漏らした。
テレビが終わるとやる事がなくなってしまった。
そして男の子の興味は今の自分の身体へと向けられることになった。
「僕、今こんな顔なんだ」
部屋に置かれている鏡を覗いて今の自分の身体をじっくり観察し始める。
男子は真面目な顔をしたり変な顔をしてOLの色々な表情を楽しんだ。
「へえー、お姉さんってこんな表情もできるんだ」
表情を一通り楽しむと、今度は自分に付いている胸が男の子の興味を引いてしまった。
中身は男子小学生といえど大きなおっぱいには彼も当然興味があった。
「こ、これって僕のおっぱいなんだよね、本当大きい」
男の子にとって大人の女性の巨乳はかなりの刺激だ、しかもそれが今自分の胸にくっついているのなら尚更興味をひかれないわけがなかった。
「ちょっとだけなら触ってもいいよね、誰もいないし」
念のため周囲を誰もいないか確認し、男の子は恐る恐る自分の胸を指でつついてみた、プニっとした感覚が指先から伝わり、胸からも指で押されている感覚があった。
「うわ柔らかい」
ちょっとだけと思っていたのに男の子はすぐにOLの身体から興味を外せなくなってしまった。
もっとこの身体を触りたい、もっと見てみたいという欲求が男の子の頭に溢れる。
男子は着ていた服を脱ぐとブラも苦戦しながら外してしまった。
ブラを外すと中から水風船のような形の大きな胸が出てきた。
「えへへ、これ今は僕のおっぱいなんだ〜」
男の子は自分に付いた胸を鷲掴みにし、揉み始める。
「わ、柔らかい、それに何だろう、すごく気持ちいい」
両手で柔らかい女性の胸を包み込んで男の子は揉んだり揺さぶったりする。
そうしている内に胸からも快感が流れてくることに男の子が気付いた。
「ん? どうしたんだろう。何だかおっぱいが気持ちよくなってくるみたい・・・」
段々と触り慣れてきたせいか男子は乳首の辺りがやけに気持ちよくなることに気付いた。
試しに乳首をきゅっと摘まんだ。
「んっ、な、何これ? 凄くおっぱいがびりってなってすっごく気持ちいい。あうう」
胸から沸き起こる快感に男の子は手が止められない上に更に激しく手を動かしていく。
「んん、ああ、あーん!」
胸の快感だけで男の子はかなりの快感を得ていた。
「はあ、はあ。お姉さんの身体でするオナニー凄すぎだよ。毎日お姉さんこんな事やってたりするのかな。あれそういえばどうして僕オナニーなんて知ってるんだろう。それにやけに頭がはっきりしてきたような」
男の子は気持ちよくなってからそれまでの男の子の記憶からいっきに吹き飛んでいき、新たな記憶が頭から溢れるのを感じていた。
どんどん知識が、どんどん記憶が流れてくる。それは明らかに男の子ものではなかった。
「これってこのお姉さんの・・・」
そして胸を触るだけ触った男の子は次に気になる場所、女性の股間に目をやった、そしてニヤリと笑った。
この記憶が正しければこっちはおっぱいとは比べ物にならないぐらいに気持ちがいいはずだ。
「じゃあ、今度はここを弄るとどうなるのかな? ふふ、楽しみだな。・・・あん、凄い。僕、私変わっちゃう、お姉さんに変わっちゃう」
クチュクチュと股間からイヤらしい音が響く、男の子は今までに体験したことのない女性だけが味わえる快感に身を委ねていった。
「あ、あ、あんん。駄目いっちゃう、いく、あーん!・・・はあ、はあ、僕どうしちゃったんだろう。そうだこうしてる場合じゃなかったんだ!」
男の子は立ち上がると急いで下着を着てすぐにブラを付けるとブラウス、タイトスカートと会社の服に着替え始めた。
「さあ、昨日休んじゃったぶんを今日取り返さないとね、じゃあ、行ってきます」
ハイヒールで優雅に歩くその姿は誰が見ても少し前のあのOLと一緒だった。

私はやっと学校が終わるとマンションへと走って帰って来た。
自分の身体は大丈夫なのかずっと気になっていたのだ。
「ただいま。ちゃんと大人しくしてた?ってあれ」
マンションに到着して部屋に入るとそこには待っているはずの私の身体はいなかった。
「え、あの子どこに行っちゃったの?」
辺りを見回しても誰もいない。
気になることといえばいつも私が会社に着ていく服とハイヒールがなくなっていたことぐらいか。
「もしかして会社に行ったの?」
すると部屋の扉が開く音が聞こえてきた。
「ただいま。あれ、もう帰ってたんですね」
それは私の身体だった、思っていた通り会社の服を着て外に出ていたらしい。
私はどこで何をしていたか問いただそうとしたが、男の子の方から動き始めた。
「もしかして心配していました? すみません、やっぱり会社に行かないとまずいと思ったんですよ。いつまでも有休を使うわけにもいけないですからね。大丈夫ですよ、仕事もばっちりでしたから」
私は男の子が今朝と雰囲気が違うことに気付いた。
口調や話す内容だけでない、服装もしっかり着れてハイヒールでも平気そうだ、化粧をしている。
まるで今までの私を見ているかのようだった。
「あ、待っててください。今家に電話して、今日も泊る事を母に伝えるので」
男の子は家に電話するとメモ書きも読まずにスラスラと女性の演技をして友達の家に今日も泊ることを伝えたのだ。
「お待たせしました、母も了承してくれたので今日もここに泊まって大丈夫ですよ。あと今から夕飯の支度をするのでテレビでも見て待って下さい」
そして服を着替えると男の子はエプロンをして台所で料理を始めたのだ。
男の子は鼻歌を歌い、包丁を慣れた手つきで使いこなしている。
私はそれを不思議な目で見ていた。
「一体どうなってるの、あれじゃあまるで本当の私みたい・・・」
料理を楽しそうに作る男の子を見ていた私は、次第に目線をその身体のお尻へと向けていた。
男の子が身体を動かす度にお尻が動き、私もそれに合わせて目線をお尻と一緒に動かす。
私はそのむちむちした脚とお尻が動く姿に私はくぎ付けになってしまった。それを男の子はチラっと横目で見ながら薄く笑っていた。
「待たせちゃってごめんなさい。ほらできましたよ」
男の子は作った夕飯をテーブルに並べていく。
それは男の子が初めて作ったにしては信じられないほど上手に出来上がっていた。
私はその料理に驚いていると「ほら、冷めちゃわないうちに召し上がって下さい」と、男の子が私に早く食べるように急かしてきた。
私はいつも通り箸を使い食べようとする。
しかし、ご飯を取って食べようとするとボロボロと箸からこぼれ落ちてしまった。
それを見ていた男の子は私に注意をしてきた。
「あ、駄目ですよ。ほらお箸の持ち方が変になってるからちゃんとご飯が取れないんですよ」
おかしい、いつもなら正しく持って食べられていたはずなのに・・・
「ほら、こうやって持ってみて下さい」
男の子は私の手を持ちお箸の掴み方をレクチャーする。
私の身体になった男の子の柔らかい手が今の私の手に重なる。
柔らかく暖かい・・・私は男の子の説明を上の空でしか聞いていなかった。
「もう、ちゃんと今の説明聞いていました?」
私の眼前で男の子が私に注意してきたので私はハッと我に返ることができた。
目の前では男の子が私の顔でムッとした表情を見せている。
その顔に一瞬驚いたが、やがて自分の意識に反して私は男の子と目を合わせるのが恥ずかしいと思えるようになってきた。
何だろう、あの吸い込まれそうな自分の瞳を見ていると無性に自分が恥ずかしくなってしまうのだ。
勿論自分があの身体で生活していた時は鏡で自分を見ても何も思わなかったが、今は他人の女性として見てしまっていた。
頭ではあれは自分の顔で身体だと分かっているが、それでも身体は男としての反応を見せてしまいそうになる。
いや、もう見せ始めていた、また股間がムズムズと唸り始めたのだ。
「ん、どうしたんですかお姉さん?」
さっきから私がモジモジして全然顔を合わせていなかった事に疑問を感じた男の子は私にそう聞いてくる。
(私どうしたんだろう。さっきからドキドキして何だか落ち着かないし、それに男の子のあの顔を見ると変になっちゃいそう)
「もしかして僕のこの顔を見てドキドキしてます?」
男の子は私の顔でいたずらな笑みを浮かべ私にその甘い声で語りかけた。
その笑顔は明らかに良い事を考えている笑みではなく何かを企んでいる顔だ。
だが、そんな笑顔ですら今の私には強烈な刺激となってしまう。
「え、な、何言ってるのよ、ち、ちょっと考え事をしてただけで・・・」
私は突然の男の子の言葉にちぐはぐに答えてしまうほど混乱していた。
そしてまた私は目線を男の子から逸らしてしまった。
「ふふ、そうですか? ならいいんですけど。あれ、でも何だか顔色が悪いようですね、よく見せて下さい」
男の子はそう言って私に身体を近づいてくる。私の身体がどんどん迫ってきた。
あの私の身体が、顔が、胸が、お尻が、匂いがどんどん迫ってくる、その全てが今の私を刺激した。
それは私のまとまな思考を奪うには十分すぎる効果があった。
「え、え、あの私・・・」
そして目と鼻の先まで私の所へやって来ると男の子はニコッと笑った。
私はその笑顔を直視できず俯いてしまう。
「お姉さん大丈夫? ほらもっと僕に見せて下さい、その顔とその身体をね」
口では私の事を気遣っていたが、男の子は私に顔を近づけ耳元で囁き、その大きな胸を私にわざと当てていたのだ。
私の腕に柔らかく張りのある肌の感触が伝わってくる。
そして身体を密着させているせいか私の身体から漂ってくる匂いが私を鼻からも刺激していた。
それは私の身体の匂いと香水の入り混じったトロけるような香りだった。
そんな状況に置かれた私は今の自分の股間がパンパンになっている事にすら注意を向けられなくなっていた。
そして男の子はそれを見逃していなかった。
「ふう、今日は色々と大変で汗をかいちゃったからお風呂にでも入りましょうか?」
「え、お風呂・・・?」
昨夜あれ程男の子に自分の身体を見られるのが恥ずかしいと思っていたが、今夜は逆だった。
できれば私の方がお風呂に別々に入りたいと思った。
もう今の私は精神的にも肉体的にも限界近くまで来ていたのだ。これで一緒にお風呂に入ったりしたらと思うと・・・
男の子は私の服をテキパキと脱いでいく、昨日苦戦したり恥ずかしがっていた女性用の下着にはもう抵抗もなく慣れた手つきで外していった。
そして男の子は私の身体で裸になりながら私に迫った。
「ほら早く脱いで一緒に入りましょう、お姉さん」

今回男の子は目隠しをしていない。
私が目隠しをさせなかったこともあるが、できなかったというのが正直な所だ。
男の子が裸になってから私は男の子をなるべく視界に入れないように努めた。
そんな私の葛藤を知ってか知らずか男の子は湯船につかり鼻歌を楽しそうに歌っている。
私はすぐに湯船から上がると急いで身体を洗って浴室から出ようとしていた。
「ほら、ちゃんと身体は洗わないと駄目ですよ」
身体を洗っていた私の後ろから私の声が聞こえてくる。
「ほら全然背中も洗えてないじゃないですか。僕が洗ってあげますから」
そして私はタオルを男の子に取られると背中を洗われ始めてしまった。
すると明らかにタオルでない別の感触が背中を覆い始めた。
暖かく先っぽが少し丸いマシュマロのような感触が背中に2箇所当たっているのが分かった。
「え、こ、これって・・・」
後ろを振り返るとなんと男の子は大きな胸を私の背中に押し当てていたのだ。
かつての私に付いていた大きな胸が今私の背中に当たっていると思うと股間は更に大きくなった。
しかも男の子の顔は明らにニヤついていた。
「あ、あの、何を・・・」
「ふふ、だってこうしないと前も洗えないじゃないですか?」
男の子は私に大きな胸を押し当てたまま背中から私の前の部分を洗い始めた。
そしてタオルは身体の下半身へと動いていく。
「あ、そ、そこは・・・」
「ああ、ここもちゃんと洗っておかないと汚いですからね」
タオルが触れているのは私の股間だった。そこは既にかなり大きくなっていた。
ゴシゴシとタオルが私の股間を上へ下へとこすっていく、何度も何度も・・・。
タオルが股間をこすっていく毎に私の股間はビクビクを興奮を強めていった。
「あ、ああ・・・」
最初私は男の子のなすがままになっていたが、次第に自分でも腰を動かし始めていた。
「ふふ、どうですかお姉さん、気持ちいいですか僕のあそこは?」
「はあ、はあ、気持ちよくなんか、あん!」
男の子は押し当てている胸をわざと動かすと、耳元で甘い言葉を投げかけ、手に持ったタオルで私の股間をこすっていった。
「はあ、はあ、や、止めて、お願い。これ以上したら・・・あん」
気持ちよくなる度に私は不思議な気持ちになった。
「ふふ、これ以上したらどうなるんですか? ぜひお姉さんがどうなるのか見たいです」
もうこれ以上駄目だと思う理性の私と、もっとやってもらいたい、もっと気持ちよくなりたいという欲望の私が心の中でせめぎ合っている。
だが男の子が私に気持ちよくさせる度に私の理性はどんどん小さくなり、逆に私の欲望は大きくなっていくのだった。
その欲望は私の腰を動かすという方法で快感に身を委ねるようにさせていった。
「はあ、はあ、駄目、何か来てる、私のあそこから何か来てる」
「ふふ、お姉さん、我慢しないで僕の身体でイッて下さい。そして身も心も僕になって下さい。お姉さんになった私みたいに、うふふ」
私は身体を大きく揺らし更に激しく腰を振っていた。
もう我慢することすら忘れて私は男の子と一緒に気持ちよくなろうとしていたのだ。
「だ、だめもう我慢できない、いっちゃう、ううー、ああーん!」
浴室に私の声が響き、同時に股間から白い液体が飛び散った。
私は絶頂に到達し余韻に浸っていた、この男の子の身体の初めての絶頂を私は味わってしまったのだ。
(私この子の身体でいっちゃったんだ・・・恥ずかしいよ。ん、何で私恥ずかしいの? それにイッたって何だっけ?)
「私、僕、あれどっちだっけ? 私はお姉さんだっけ? でもお姉さんは目の前にいるし・・・」
自分の頭の中でそれまでの女としての人生が消えて新たに男の子の記憶が流れ込んでいたが、その時私は何が起こっているのか分からなかった。
一方私が混乱している間、男の子はそれを楽しそうに湯船に浸かりながら眺めていた。

夜電気を消して眠りに入る。
私はそろそろと音を立てないように移動した。
そしてスヤスヤと眠る男の布団にやって来て、昨夜男の子がやったようにその布団に潜り込んでいった。
私は男の子の隣に出て一緒に横になった、男の子はまだ眠っているようだ。
静かな寝息をたて、綺麗な顔を私に向けている。
電気を消して薄暗くてはっきりとその顔は見れないが、そんな中でもその顔の綺麗さがはっきりと分かった。
私はそっと顔に近づくと昨夜と同じようにキスをした。
私は男の子を起こさないように軽く触れる程度で唇を重ね、その唇の感触を味わった。
そして私は自分の手を男の子の大きな胸に触れさせた。
「ずっとこうしていたい」
私はそう小声で呟いた。
「ならそうしようか」
暗闇の中で声が響いた、それは寝ているはずの男の子だった。
大きな目を開けニッコリと私に微笑みかけてくる。
「お、起きてたの?」
「うふふ、最初からね」
私は男の子が起きてたのにあんな事をやってしまった事が急に恥ずかしくなって布団から出ようとした。
しかし、男の子は私の手を掴みこう言った。
「だいぶその身体にも馴染んできたでしょ。大丈夫もうすぐ全部変わりますから。僕もお姉さんの身体でオナニーをしたんですよ、それから僕の中にお姉さんの記憶や精神が流れ込んできたんです。だから僕でも仕事ができたり料理ができるようになったんですよ」
「お、オナニーって何?」
私はその言葉を聞いても何の事か分からなかった、聞いたことはある気がするが、意味が何なのか忘れてしまったというより最初から無かったように思えた。
「もうオナニーの事も忘れちゃいましたか。口調もだいぶ僕みたいになってますね。じゃあ私もお姉さんの口調にさせてもらおうかしら、もうこっちの方が楽なのよね」
「ねえオナニーって何?」
「うふふ、大丈夫これからたくさん教えてあげるわ。それよりお姉さんとさっきみたいにチューしない?」
それを聞いた私は嬉しくなってしまった。
もしかしたらさっきの事を怒られるかもしれないと思っていたから。
「うん、いっぱいしたい」
そして私は男の子とキスを続けた、今度はさっきまでお触れる程度のキスではない男の子が私の口の中に舌を入れてきたのだ。
あまりにも激しいキスに私は苦しくなって唇を離してしまった。
「ぷはー、はあ、はあ」
「まだ、君には少し早かったかな。でもこうやって見ると君って凄く可愛いのね。ほらチューしよ、大丈夫今度は優しくしてあげるから」
私はそれに頷いてさっきの続きをする。
キスをしばらく続けると私の股間は少しずつまた大きくなっていった。
それを見ると男の子は私に言った。
「ねえ、お姉さんのこと好き?」
私はためらいもなく答える。
「うん、大好き!」
それを聞いた男の子は嬉しそうに笑顔になると布団から起き上がり着ている服を脱ぎ始めた。
そして私の前に座るとおっぱいを出した男の子が嬉しそうに私を見つめその胸を突き出してきた。
男の子は何も言わないがその顔は「ほら、触らないの?」と訴えていた。
「あの、触ってもいいの?」
「うん、さっきのお礼よ」
私はゆっくりとその大きな胸を触り始めた。
お風呂の時とは違って今は自らその胸を触っていった。
自分が触りたい所を男の子は好きに触らせてくれた。
「あ、あん。ほらもっと強く揉んで、私を気持ちよくして」
男の子は甘い声で私にそうお願いしてくる。
私はその言葉に従い手に力を入れていった。
「ううん、そうよ。上手よ、私とっても気持ちよくなってきちゃった、あん」
「じゃあ、今度はおっぱいで君のあそこを挟むね、パイズリって言うのよ」
「ぱいずり?」
男の子は私の服を脱がしてしまうと、その大きな胸で私の股間に立っている男の象徴を挟んでしまった。
「あうう。お、お姉さん、凄く気持ちいい」
私の股間を柔らかい胸が挟んでくる、柔らかくて大きくて暖かい感触が私の股間から流れてきた。
「どう、気持ちいいい?」
「ああ、あうう、はい私、凄く好き」
それを聞いた男の子は少しムッとした表情で私に言った。
「こら、君は男の子でしょ。なら自分のことを『わたし』何て言わないの」
「ご、ごめんなさい。わた、いや、僕、気を付けるね」
「素直ね、私そういう男の子は大好きよ」
素直で大好きと言われたわた、僕はとても嬉しくなってしまった。
僕は綺麗で優しいお姉さんが、心の底から好きになっていた。
僕はお姉さんの胸に股間を挟まれて声を出してしまう。
「お、お姉さん、す、すごい、気持ちよくて、あううー」
お姉さんは胸で僕の股間を挟みゴシゴシと胸で擦ってくる。
それはとてつもなく気持ちよかった。
「うふ、お姉さんの胸に満足してくれたみたいね。ねえ、もっと気持ち良くなりたい?」
僕はそれに頷いた。

「じゃあ、素直な子に最後のご褒美をあげるね」
お姉さんは横になると股を大きく開いて僕に見せてきた。
そこに男の子にあるはずの物はない、少しの毛が生えてその中に小さな穴があるだけだった。
「え、ここに入れるの。汚くない?」
「大丈夫よ、汚くなんかないわ。それにとっても気持ちがいいのよ」
僕はお姉さんの言葉を信じて僕の大きくなった物を入れていった。
「う、うう、ああ」
「そ、そう、もっと奥にまで入れて、うん」
お姉さんの中に僕のあれが入っていく、そう思うと僕は嬉しいような恥ずかしいような気持ちになった。
そしてようやくお姉さんの中の先まで入った。
「うふふ、お姉さんの中気持ちいい? そう良かったわ。じゃあ今度は腰を振るから君も一緒に振って」
お姉さんはそう言うと腰を振り始めた、すると僕のあれがお姉さんの中で揺れて凄く気持ちがよくなっていった。
僕の股間がお姉さんの中で擦れる。そうするとまた僕の股間が気持ちよくなっていく。
そうしていると段々と僕は股間から何かがあふれ出る感覚に陥っていった。
それはおしっことはまた違う感覚だった。
「はあ、はあ、お姉さん僕何か出そう、これお姉さんから外に出した方がいいの?」
「ううん、お姉さんの中に出して、いっぱい出してお願い。はあ、はあ」
僕はお姉さんの言葉に従いそのまま腰を振り続けた。
もう我慢の限界はそこまで来ていた。
僕もお姉さんも汗をかき腰を激しく振っていく
僕の下でお姉さんがイヤらしい声を出しているのを聞くと僕はなぜか凄く嬉しくなった。
こうしてお姉さんと一つになって、もうすぐ二人でよく分からないけど更に気持ちよくなれる気がしたから。だから僕は思いっきり腰を振った。
そして
「う、ああー!」
「あーん!」
大きな声出した瞬間僕は頭の中で完全に何かが変わってしまったような気がした。
お姉さんも一緒なのか、しばらくぼんやりとしている。
そんなお姉さんを見て僕は今の事を謝った。
「お姉さん、僕お姉さんの中で何か出しちゃったみたいなの、ごめんなさい」
「いいのよ。うふふ、まだまだ子供ね。だけど大丈夫よこれから私が立派な男にしてあげるからね」
そう言ってお姉さんは僕に優しいキスをしてくれた。
その後僕は疲れのせいか、あっという間にお姉さんに抱かれて眠ってしまった。
「うふふ、眠っちゃった。ゆっくりお休み」

翌日
「うんママ、今日はちゃんと家に帰るね」
僕は家に電話をしてママに帰ることを伝えた。
何だか久しぶりにママに会える気がする、それは嬉しかったんだけど一つ寂しいのはそれでお姉さんと一緒にいられなくなることだ。
「ねえ、お姉さん」
「どうしたの?」
僕はモジモジとしながらお姉さんに聞いてみたいことがあった。
「また来てもいい?」
お姉さんの返事を僕は恐る恐る待つ。
もしかしたら嫌だって言われるかもしれない、それを考えると僕はお姉さんの答えが怖くなった。
でもお姉さんは優しく僕に笑いかけながら言ってくれた。
「ええ、いいわよ、いつでもいらっしゃい。またお姉さんと遊ぼう」
そしてお姉さんは僕にお別れのキスをしてくれた。

お姉さんはマンションの出口まで僕が帰っていくのを見送ってくれた。
「バイバイ、お姉さん。またねー!」
僕が手を振るとお姉さんも手を振り返してくれた。
段々とマンションが遠くなっていきお姉さんを小さくなっていくそれでも僕は手を振った。
帰り道お姉さんとぶつかった角に辿り着いた。
「ここでお姉さんとぶつかったんだよね。でもそれでお姉さんと知り合いになったから良かったかも」
だが、ここで僕は更に記憶が蘇ってくるのが分かった。
それまで毎日お姉さんがここを通り掛かっていくのを見た記憶。凄く美人で憧れだった。僕もあんなお姉さんになりたいと思った。だから僕はあの人形を買った。
僕が入れ替えたことがばれないように最初はお姉さんでなく、おばさんて呼ばないとね。
ふふ、これで入れ替わっても大丈夫だよね。
「え? 何この記憶・・・」
記憶はまだ蘇っていく、あの日お姉さんが通り掛かるタイミングを見計らっていた、そしてお姉さんがやって来ると気づいた僕は飛び出していった。そして・・・
「まだ、こんな所にいたの。早く帰らないと駄目よ、ママが心配するわよ」
僕の後ろから姉さんの声が聞こえてきた、さっきまでの優しい笑顔でなく不気味な笑顔で僕を見ている。
そしてお姉さんの手の中には記憶の中で見た人形が握られていた。
「ふふ、これは1回しか使えないのよ。でも大丈夫よ、もう必要ないから」
そう言うとお姉さんは人形を川に放り投げてしまった。
そして不気味な笑顔のまま僕の耳元に囁いた
「これからもたっぷり楽しもうね、お姉さん」






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