魂入れ替え銃 そのA 作:操りフェチ 皆さんおはようございます。 オレは、この物語の主人公、角谷ツカサだ!! 昨日、オレはあるショッピングサイトで面白いモノを手に入れた。 それが、この『魂入れ替え銃』である!! 銃の矢を相手に向かって放つと、その相手と心とカラダが入れ替わってしまうという優れものだ。 当初、オレはこのショッピングサイトの事をただの詐欺サイトかと思っていたが、実際にそれは、存在している会社だった。 異世界に転生したのかとも思ったが、それも違う。 (くっくっく!!まぁ、今日は朝一で社長に呼び出される日だったから、試すのにはちょうどいいかな?) オレはそう思いながら電車に乗った。 そしたら、駅のホームでどこかで見た事あるような人物と出くわした。 「あら?アナタがこの時間の電車に乗るなんて、珍しいわね?」 「誰かと思ったら社長じゃないですか・・・・・・。こんな所で会うなんて奇遇ですね。おはようございます!!」 「アナタ、そんな態度とってたら一生出征出来ないわよ? ってか、私に呼び出された意味分かってるの?」 あぁ・・・・・・。 最悪の金曜日の朝である。 まさか、満員電車の中、朝から社長の怒りの声が飛び交ってくるとは・・・・・・!! 仕方ない・・・・・・・。 会社に着くまでは使わないと決めていたが、この際、大衆の満員電車の前で、恥をかかせてやろう・・・・・・!! 「それはそれは・・・・・・。どうも失礼いたしました。所でさ、もしよかったらオススメの商品あるんですけど、社長も一つ、どうですか?」 「はっ・・・・・・? 今度は何・・・・・・!? うっ・・・・・・!!」 オレは、社長に向かって銃の引き金をひいた。 そしたら、オレの口元からオレの魂が出てきて、それが社長のカラダ全体を覆ってしまった。 そして、社長のカラダからは、社長の魂が出てきてオレのカラダ全体を覆うのである。 周囲の人々は、この光景を気にしていないようだ。 気が付いた時には・・・・・・。 「だからアナタってね・・・・・・!? へっ・・・・・・? 何これ・・・・・・!?」 「社長・・・・・・。残念ですが、オレと社長はたった今、カラダが入れ替わりました。よって、社長はこれからオレのカラダで生活していく事になりま〜〜す!!」 「はぁ・・・・・・。アンタ、私に何した・・・・・・!? うっ・・・・・・、カ、カラダが動かない・・・・・・!!」 「さすが、一流企業の社長さんだ!!素晴らしい記憶をお持ちですね!!」 「ああぁぁ・・・・・・。頭が、苦しい・・・・・・」 オレは、入れ替わりが完了すると、さっそく社長の記憶を読み取った。 新島真理恵(にいじままりえ)、39歳。 42歳の夫、中学三年生の娘である茜(あかね)と3人で江〇区のマンションで暮らしている事や、 社長が持つ性癖、普段からのしぐさや意外な趣味など、その人の全ての記憶が読み取れるのだ。 一方、入れ替わった相手の方は、カラダの自由が効かなくなり、記憶の読み取りが終わるまで頭痛に見舞われるようになる。 「あんた・・・・・・。ゼッタイ首だからね・・・・・・?」 「出来るのかな? オレのカラダになったお前に!!」 「やめろ・・・・・・。これ以上、私の中を覗き込むな!!」 こっちは笑って過ごせるんだ、これだけ愉快な事はないぜ!! 「ほら、着きましたから降りますよ〜!!もたもたしてたら遅刻だぜ!!」 「もぅ・・・・・・。待ちなさいよ角谷〜!!」 何という笑いこけてしまう光景・・・・・・。 普通なら逆なんだけど、社長と入れ替わったんだから、この慌てる光景を見るのが、楽しくてしょうがない!! 「おはようございます!!」 「おはようございます!!」 職場に着くと、玄関先で受付娘が出迎える。 もちろん、オレと社長が入れ替わってる事には、他の従業員は知る余裕もない。 「あら? 角谷君が社長と一緒に来るなんて、珍しいわね〜!!」 「えっ・・・・・・? あ、わ、私・・・・・・!?」 (もぅ、こんな紛らわしい事して、私はどうしたらいいのよ〜!!) やがて、社長室で・・・・・・!! 「さぁて、社長・・・・・・。今までオレに与えた屈辱をお前に味わってもらいますよ〜!!」 「今度は何・・・・・・。」 「気付きませんか・・・・・・。自分のカラダが思うように動かない事に・・・・・・!!」 「そんな事ない・・・・・・!? あれ、何かヘン・・・・・・!! あっ、うっ・・・・・・」 ついには動けなくなったか・・・・・・。 いや、この『操』のボタン機能は凄いな!! 相手のカラダを思う通りに出来るんだから〜!! 「お前、しばらくそこでじっとしてな!!」 「か・・・・・・、かしこまりました・・・・・・。へっ・・・・・・? 今何てった!?」 「おぉ・・・・・・。このボインボインの胸、たまんないね〜!!ちょっと、遊ばせてもらいますよ〜!!」 「そんな事・・・・・・、ヤメて!! ・・・・・・。最悪!!」 「残念だな〜!!抵抗しながらも従う事しか出来なくて・・・・・・!!ほら、お前のマン〇、もうこんなにヌレヌレだぜ!!」 「それ以上はお願いだからヤメて・・・・・・!!」 「何でだよ・・・・・・。お前がオレに今までやってきた屈辱感はこんなモノじゃなかった・・・・・・。それはお前も十分分かるだろう?」 「はぃ・・・・・・。分かります・・・・・・。う、うそよ・・・・・・。分かりたくもないのに!!」 「だったら何で、オレのチン〇、もうこんなに大きくしてんだ?」 「そっ・・・・・・。それはアンタが・・・・・!!はあぁぁっん・・・・・・!!」 「女みたいな喘ぎ声出しやがって、キモチ悪いな〜!!」 「いい加減元に戻せ!!」 「残念・・・・・・。この銃の効果は24時間なんだ・・・・・・。今日一日、オレはお前のカラダでたっぷり遊ばせてもらうぜ!!」 「さぁ、コイツのマ〇コが欲しがってるみたいだから、一発ヤリますか〜!!ほら、入れろよ!!」 「ぃ・・・・・・。いや、こんな形でセックスなんて・・・・・・」 「心配するな!! そのうちオトコとしての快楽を楽しめるようになるから!!」 こうして、オレは社長とセックスするという目的を果たせた。 その後、オレは社長の記憶を使って、その日一日を無事に終えたのである。 もちろん、24時間たたないと元に戻れないので、社長にはオレの家へ帰ってもらう事になるが、まだ、『操』機能は解除していない。 今後のお楽しみである。 |