もし、魂分身の術が使えたら、アナタは何をしますか!? 作・しげお (セールスマン編) オレはこの物語の主人公である竹中春男。 車を売るセールスマンであるが、この不景気な世の中、 車なんて売れるはずもない。 それと同時に、女だって、一度も抱いた事がない。 でも、ある事をきっかけに、オレは“魂分身の術”が使えるようになった。 今ではそれを使って、セールスもやり放題で、顧客も取り放題(笑) なぜ、使えるようになったかと言うと、 ある日の夕方、突然の雷雨で、オレは慌てて安全な建物に入ろうとしたのだが、間に合わず、雷に打たれて道端に倒れ込んでしまった。 普通ならそのまま気絶してしまう所なのだが、何と、 雷に打たれたのが原因なのか、白いモヤのようなモノが自分の目の前に見えるのである。 幸い、他人には見えないらしく、普通に心配してくれている人もいる。 まだ、オレの意識はハッキリしない。 「あの、ねぇ、大丈夫?救急車呼ぼうか?」 ある人に声をかけられた。その人こそ、この物語の第一被害者である、 安藤結衣さんだ。 結衣さんが話しかけてカラダに触れると、その途端にモヤが消えて、オレの視界は真っ暗に・・・。 そして目を覚ますと・・・!! 「「あれっ!?いったいどうなってんだ?・・・声が!?」」 こうして、オレはお金持ちセレブ奥様の安藤結衣さんに魂が分身してしまったのだ。 結衣さんの記憶がオレの脳にどんどん流れ込んでくる。 「私は31歳の安藤結衣!!大手銀行に通う銀行員・・・、 今日はたまたま有休を取ってて、夫に内緒でショッピング♪」 最初は何が何だか分からなかったけど、こうしてみると、結衣さんとオレが同一人物になったようで、とても楽しいのだ!! これは雷に打たれて正解だったかも!? 「今日はショッピングの予定だったけど、アナタが大変そうだから、見てあげるわ♪」 「そんな、良いですよ・・・、旦那さんに悪いですし・・・」 「ダメ!!最近旦那も全然、相手してくれなくて、実は・・・、結構溜まってるの・・・」 「そ・・・、そうですか、じゃあお言葉に甘えて・・・!!」 こうしてオレ達2人は、結衣さんがよく利用するビジネスホテルに行く事になった。 もちろん、結衣さんの記憶を利用して!! 「ふっふっふ(笑)何でもし放題だなんて、なんてこんなに素晴らしいのかしら!!」 ホテルに着くや結衣さんはそうしゃべり(しゃべらせて)、チェックインを済ませて、 部屋へと向かった。 その後を、オレも追った。 「へぇ〜、ここが結衣さんのよく使う部屋なんですね!!」 「そうよ!!私、大事な人との接待では、最後に必ず、大事なお客様のおチ○ポをご奉仕してるの〜♪」 「うわぁ〜、結衣さんってとってもヤリマンなんですね(笑)」 「そう・・・、私は夫とのセックスでは満足できない、イケないヤリマン女なの!!こんな私をたっぷり抱いて♪」 「こんなに綺麗な奥さんとエッチ出来るなんて、オレ、幸せです!!」 「もう、春男さん・・・ったら・・・」 もちろん、この結衣さんの会話も、結衣さん自身のモノではない。 全てオレがしゃべらせているが、結衣さんは抵抗もなく、オレに従う。 そして、結衣さんは徐々に服を脱ぎ始め・・・。 「見て見て〜、私、Eカップもあるのよ?春男さんの顔、埋め尽くしちゃおうかなぁ〜?」 (Eカップもあるなんて、この奥さん最高すぎだ!!巨乳好きにはたまらねえ!!) 「奥さん、それより、オレ、車のセールスマンだけど、一台車を・・・」 「あっ!!そうよね!!アナタセールスマンよね?一台買ってあげるから、まずは抱いてちょうだい?」 「マジですか!?ありがとうございます♪」 これで一台、車を売ることに成功!! オレは奥さんに色んなエッチなポーズを取らせて写真に収めたり、 夜の生活の事など、言葉責めで熱い夜をホテルで過ごした。 車を買ってあげると言った奥さんだが、もちろん、オレがしゃべらせているので、 後で、彼女自身の脳に、エネルギー念を送って、解放させてからも、 面倒な事にならないようにだけ、始末をした。 そして・・・。 「うっ・・・あれ、私!?」 「何言ってるんですか?奥さんがオレを誘ったんですよ?」 「あっ!!そうそう、そうだったわね!!」 「そして車買ってあげるって言ったんですけど、覚えてますか?」 「もちろん覚えてるわ!!私が言った事だもの♪何でも買ってあげるわ!!」 「じゃあ、この冬に新型モデルで、車種は○○で、○○の車が出るのですが!!」 「凄くいいじゃない!!お金なんて全然気にしないから、予約するわ!!」 「ありがとうございます!!これで交渉成立ですね!!」 エネルギー念を送ることで、安藤結衣さんは、憑依された状態から解放されても、 オレの言いなり人形として、一生、過ごすことになるのである。 今回、紹介した車は保険料から何から何までサービス付けして、ざっと、 500万程度!! 憑依していた時に読み取った奥さんの記憶によれば、そろそろ奥さんの基本資金が一億円に・・・!! 高級車を買わせても、オレの言いなりなので、別にそんな問題はない。 あとで、旦那さんとの間で亀裂が出来るかもしれないけどね・・・。 |