「精神男性化ウイルス」
羞恥!女子寮集団感染シリーズ
 作・しげお


その2:職員室のトイレにて・・・。

「まさか・・・、教え子にあの封印を解かされるなんて・・・」

 寮の生徒の真由に、精神男性化ウイルスの封印を解かされた事に対し、
ショックを隠せなかった。
この事件がもし、学院長に知られたら、大変な事になるからである!!

「はぁ・・・。・・・ん!?・・・かがみ!?」

 鏡の前で一息ついたすみれ先生・・・。
そして、鏡の前に映る自分の姿を見て、不思議に思ったのだ。

「私って、こんなにキレイな女の子だっけ!?」

 寮の生徒の真由によって、呪いの封印が解けた時、一緒にいたすみれ先生は、
その時精神男性化ウイルスを吸い込み、感染してしまっていたのだ!!
そして、そのウイルスの脅威が徐々に、すみれ先生の精神を苦しめていく・・・。

「ぃや・・・、ダメ・・・、やめて・・・」

 すみれ先生は脳に侵食してくるウイルスに対し、
必死に抵抗を続けるが、無駄である。

「なんで・・・?抵抗してるの・・・?わたし・・・、コレ・・・、とってもキモチいい・・・、
オナニーの・・・、ハズなのに・・・!!・・・そ・・・、そうだ・・・、全ての性欲を出し切るんだ!!
そして、あの日みたいに・・・、思いっ切り暴れて・・・、ウ・ヒッヒッヒッ・・・!!」

 すみれ先生から徐々に女性としての性格と口調が失われ、
表情も、ウイルスに感染する前とは全然別のモノに変わっていき、行動・言動はもちろん、
全ての精神が、性欲の溜まったエロい中年男そのものに変わってしまう!!
これが、精神男性化ウイルスと化した呪いの恐怖なのである!!

「綺麗な鏡に映るオレ・・・!!おっぱいもでっかいし♪
やっと、あの日みたいに暴れまわる事が出来るぜ〜!!」

「あ、あの・・・」
「だ・・・、誰だよ!!せっかく自分のカラダを今から楽しもうって時に!!」
「すみれ先生、そろそろ晩ご飯の時間ですよ?」
「やべ!もう晩ご飯か!!こりゃ、急がないとな!!」
「あの・・・、しゃべり方が凄いヘンですけど・・・」

 すみれ先生にトイレまで話しかけてきたのは、後輩であるレナ29歳。
彼女もすみれ先生と同じく今日の宿直係である。
レナは当然、寮の生徒によってあの驚異のウイルスの封印を解かされた事など、
知らないのである。

「実はさ、オレさ、ある教え子にさ・・・・・・・」

 精神男性化ウイルスに感染したすみれ先生は、
何にも知らない後輩のレナに全てを話した。
ショックを隠しきれないレナに、すみれ先生は少々不安もあったみたいだが、
時期に、レナも自分の仲間となると思うと、嬉しくてしょうがなくなっていた。

「あの、私、もうご飯食べてるので、すみれ先生も早くご飯食べてきて下さい・・・!!」

 後輩のレナは焦りながらすみれ先生を職員室から追い出した。
一緒にいる時間が長ければ長いほど、ウイルスの感染は早まるからだ!!

「私も・・・、気を付けなきゃね・・・」


 不安を隠しきれないレナは、素早くお風呂に、勉強時間の見回りの時が来るまで、
一眠りするのだった。

いっぽう、食堂へ向かったすみれ先生は・・・!!

・・・・その3へ続く・・・・



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