「精神男性化ウイルス」 羞恥!女子寮集団感染シリーズ 作・しげお その1:精神男性化ウイルスと言う名の呪い・・・!! ここは町外れにあるとある女子大学の寮。 その、女子寮で今、危機が訪れようとしているのだ!! 「うあっww凄いほこり・・・」 そう叫びながら掃除をしているのは、3年生の安藤真由、20歳。 掃除当番で、寮の1階にある倉庫を掃除していた。 彼女が掃除していた場所は、悪臭が漂っており、教師でもなかなか手を付けない、禁断の場所だった。 しかし、それを知らない彼女の掃除は進んでいき、周りは瞬く間にピカピカとなった。 ただ、悪臭は漂っているが・・・。 そこに、今日の宿直の先生である毛利すみれ(33歳)がやってきた。 「真由ちゃん・・・、もしかして、全部掃除しちゃった・・・!?」 「あっ!はい・・・、だいぶ汚れてたので!!それにしても、悪臭がヒドいですね!!」 「ま、まさか、この禁断の場所が・・・アナタに解放されるなんてね・・・」 「な・・・、何かあるんですか・・・!?」 真由が掃除していた場所。そこは、精神男性化ウイルスが封印されていた場所でもあった。 その昔、真由が通っている大学は男女共同で、寮も男女共同だった。 しかし、卑劣な男子生徒たちによるレイプ事件が発生!! もちろん、レイプを犯した男子生徒たちは速攻退学となった。 そのため、大学は女子のみが通い、寮も女子のみが暮らすようになったのだ!! だが、辞めさせされた男子生徒たちの恨みと呪いが寮に残り、 それが、精神男性化ウイルスと化して女子たちを襲って来た!! 危機を感じた当時の学院長は、地元の寺の住職に依頼し、 その住職によって、ウイルスとなった呪いは寮の倉庫の奥に封印されていたのである!! ―――――――――――――――― 「ここには、精神男性化ウイルスが封印されていたの・・・」 「精神男性化ウイルスって、あの・・・!?」 「そう、一度感染してしまうと、性欲の溜まった中年男そのものに精神が染まってしまう恐ろしいウイルス・・・」 「・・・・・・・・・・」 「ごめんね・・・ヘンな話しして・・・!!」 「いいえ!別に・・・」 「さぁ、早く部屋に戻って!!そろそろ勉強の時間よ!!」 「イケない!!すいません・・・!!!」 すみれ先生に注意された真由は、不思議な箱を持っていた。 それこそが精神男性化ウイルスが封印されていた箱だった。 だが慌てた真由は、誤ってその箱を落として壊してしまう。 それを知らない真由・・・。 一方、真由と同じ場所にいたすみれ先生に、 危機が迫っていたのだ!! ・・・・その2へ続く・・・・ |