「精神男性化ウイルス」
 作・しげお


第ニ話:学校の帰りに、友達が・・・!!

みさえ:「紗栄子、一緒に帰ろ〜♪」
主人公:「うん・・・」

 私の家は、学校から歩いて15分ほどの所にある。
恐る恐る私が学校から出て帰るところを、友達のみさえに止められた。
一緒に帰ろうと言うのだ。いつもの私なら明るく元気に返事をするのだけど、
先生の“あれ”を見てしまってから、そんな元気は全くなくなった。

みさえ:「紗栄子、今日よし子先生に呼び出されてたけど、何かあったの?」
主人公:「ぃや・・・。別に何も・・・」

 みさえがそっと話しかけてくる。でも、とてもあの状況なんて、
みさえに伝える事など出来ない。
(あっ!また、この状態・・・。ヤバいかも・・・!!)

 よし子先生に言われた事を思い出した私は、足を早める・・・。

みさえ:「ちょっと待ってよ!私たち友達でしょ?」
主人公:「それは、そうなんだけど・・・」
みさえ:「ねぇ?今日紗栄子の家、遊びに行ってもいい??」
主人公:「えっ!?別にいいけど・・・。突然どうしたの?」

 みさえが突然、私の家に遊びに来ると言い出した。
友達なので、もちろんOKした。でも、不安だ。ウイルスの驚異が押し寄せそうで・・・。

みさえ:「う〜ん、ちょっと紗栄子のおっぱいが気になって・・・」
主人公:「み・・・!みさえ・・・!?」
みさえ:「ここじゃまずいから、紗栄子の家でって言ってみたんだけど!?」
主人公:「いきなり何言ってるの?」

 みさえにも、ウイルスが周り始めたようだ。
その場からすぐに逃げたいけど、みさえを一人置いてはとても、逃げきれない・・・。

みさえ:「とにかく行くよ☆紗栄子♪」
主人公:「ちょっと・・・。待ってよ!!」
みさえ:「あれ?今日お母さんいないんだ!ラッキー!!」

 はぁ・・・。今日は両親が夜勤でいなくて良かった。
私はみさえに聞いてみた。

主人公:「みさえ?さっきからアナタ、だんだんヘンになって来てるけど、大丈夫!?」
みさえ:「何、突然!?ってか、友達なんだから何したっていいじゃん♪せっかくだし・・・全部ここで・・・」
主人公:「ダ・・・。ダメ!!」

 みさえが服を脱ごうとする所を私は取り押さえた。
するとみさえは正気に戻った。そして私は、よし子先生に伝えられた事の全てを、
みさえに伝えた。

みさえ:「何だったの?今の・・・。凄いキモチ悪い・・・」
主人公:「精神男性化ウイルスよ・・・」
みさえ:「精神男性化ウイルス!?」
主人公:「そぅ。今日、私がよし子先生に呼び出されたのは、その事について知るためだったの・・・」
みさえ:「そのウイルスにかかると、どうなっちゃうの!?」
主人公:「そのウイルスにかかるとね・・・。性欲の溜まった男の“あれ”になるんだって・・・」
みさえ:「性欲の・・・溜まった・・・男・・・」
(みさえの心臓の音:ドクン・・・ドクン・・・ドクン・・・ドクン・・・)

 私の発したひとことで、みさえが急に発作を起こし始めた。
息も荒くて辛そうだ・・・。

主人公:「みさえ?どうしたの!?」
みさえ:「はぁ〜ん・・・。私っていい女!?女子高生?」
主人公:「み・・・みさえ・・・!!」
みさえ:「ハハハハハッ!!紗栄子、お待たせ!!さあ、遊ぼうぜ!!」

 みさえがついに、精神男性化ウイルスによって性欲の溜まった男の“あれ”に覚醒してしまった。
でも、私は何も出来ないのだ。

みさえ:「紗栄子のおっぱい見せてみろよ!!オレの・・・。オ・・・?オマ○コがウズウズして仕方ないんだ!!」
主人公:「ヤメて・・・!みさえ、ダメーッ!!」
みさえ:「さぁ、お前のマ○コも濡らしたるぜ!!」
主人公:「アァッン!!う・・・!!」

ビシャ・・・ビシャ・・・ビシャ・・・ビシャ・・・

みさえ:「いい感じに濡れてきたな!!じゃあ、合体しま〜す♪」

 私は何も抵抗できずに、みさえとお互いのアソコを合わせてしまった。
知らず知らずのうちに私はいつの間にか、みさえとのレズ行為によって、感じてしまっていた。

主人公:「アッ・・・アッ・・・アッ・・・アッ・・・!!」
みさえ:「どうだ?紗栄子、キモチいいだろう・・・!!」

 キモチいい・・・?言われてみれば確かに・・・!!
ダメだ!!私がウイルスに負けてどうするんだ!!
でも、相手は友達のみさえ。否定なんて出来ない。でも、ここで完全に負けたら私も・・・!!

みさえ:「もっ・・・!!もうオレ、イクぜ!!」
主人公:「ダ・・・。ダメ〜!!!」

 結局私はみさえにイカされてしまった。
レズなんて、絶対イヤだと思ってたのに・・・。
今は・・・。その・・・。何となく・・・、キモチいいと言う感触しかないのだ。

みさえ:「紗栄子、今日はありがとう!!そうそう!言っておくけど、明日学校へ来ても、安らぎの場所はないぜ!!
じゃあな!!」

 みさえは狂った表情でそう言って、私の部屋から立ち去って行った。
私にはお姉ちゃんがいるけど、出来たら手を出さないで欲しい・・・。
今は、それだけを願っておくしか私には出来る事がない・・・。

・・・・第三話へ続く・・・・



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