「今度は憑依?」 作・しげお 第5章・・・美人妻の集まる婦人会にて・・・ 憑依妖怪の戦略によって、まんまと憑依妖怪の手先にされてしまった啓志一家・・・!! あれからすでに、1か月と言う月日が流れていた。康太の会社の上司や同僚たち、 啓志の通う学校の生徒や教師たち全てが憑依妖怪の手足となって、所狭しと暴れまくっている!! 憑依妖怪:「さぁ、人間ども!!隠れた性欲をどんどん解放していくのだ!!! お前たちのスケベな行為がこの私の活動の源だ〜!!!」 憑依妖怪のその言葉に答えるかのように、地域の人々は家の中ではもちろん、会社や学校、ましてや普通に路上で、セックスやオナニーに没頭している・・・!! しかし、まだ憑依妖怪にはヤリ残していた事があった・・・! 恵の記憶を使い、記憶をさかのぼる妖怪・・・。そう、今日は美人妻の集まる婦人会が夜に、行われるのだ!! 恵(憑依妖怪):「イケないわ!今日は大事な婦人会があったのよ〜!そこで一気に美人妻どもを洗脳してやるわ〜!!」 恵のカラダに再び入り込み、婦人会の始まる時間まで ヒマをつぶす。そして戦略の時間がやってきた・・・。 恵(憑依妖怪):「そろそろ時間ね!!」 と、婦人会の開かれる集会場へと急ぐのだった!! 恵(憑依妖怪):「ごめんなさ〜い。遅くなっちゃった・・・^^」 楓:「もう、遅いじゃないですか・・・!!」 地区一の美人妻、楓(かえで)は既に乗っ取っていて、妖怪の手足となっている。 残る美人妻どももここで一気に乗っ取って洗脳してしまえば、もはや怖いものナシだ!! 美人妻A(すえ子):「何だか今日の恵さんと楓さん、いつもと様子が違うわね?」 美人妻B(由美):「確かに、いつもの2人ならすぐに会議を始めるけど、何だか怪しい笑顔・・・」 楓:「ふっふっふ(笑) どうやらみんな気付いたようね・・・!ここにおられるのは恵さんじゃないわ・・・。 この世の全てを、スケベで染める憑依妖怪様よ!さぁ、アナタたちも早くその身を妖怪様に捧げなさい!!」 すえ子:「やっぱり、怪しいって思ったら!!」 由美:「そういう事だったのね・・・!どうする?すえ子・・・!?」 すえこ:「どうするもこうするも、今私たちにはヤツに立ち向かう力なんて・・・」 憑依妖怪:「そう!確かにその通り・・・!お前たちは最後まで私に抵抗し、最後の力を振り絞り全ての力を使い果たしてしまった・・・。そう、あの祈祷師と同じようにな・・・」 すえ子:「祈祷師って・・・、まさか!?」 憑依妖怪:「コレを見るがいい・・・!!」 妖怪は、モニターで祈祷師・康太とその息子である啓志が街で女の子たちを犯している場面を見せる・・・!! 由美:「どうして!?アナタは30年前、祈祷師様が命をかけて神社のお賽銭箱の中に封印したハズよ・・・!!」 憑依妖怪:「確かに私は30年前、あの祈祷師によって封印された!だが、愚かな祈祷師の血を引く軟弱な息子が、この私を復活させてくれたのだ・・・!!」 すえ子:「ウ・・・ウソよ・・・!啓志君は真面目な男性教師のハズよ!」 由美:「わ・・・、私は見た・・・。啓志君が神社に願い事をしに来た姿を・・・。そして、たちまち妖怪に乗っ取られる姿を・・・。でも、私には止める事が出来なかった・・・。出来なかったのよ・・・」 すえ子と由美の二人は、若い頃お互いに青春を燃やしてともに、悪を倒すために戦うヒロイン、ライト・イエロー(由美)と、ライト・ピンク(すえ子)だった・・・!そして、二人を支えていたのが、祈祷師の力を今はなき啓志の祖父から受け継いだ、康太(ライト・レッド)だったのだ!! 三人は力を合わせて、この世を守るために、『平和戦隊ライトレンジャー』と名乗り、地球の平和を守った戦士でもあった!! 恵(憑依妖怪):「さぁて、昔話はここまでよ!さぁ、早く服脱ぎなさい〜、さぁ!」 楓:「ヤラないのなら、こっちからイクわよ・・・!!」 すえこ:「だ・・・ダメ・・・!」 由美:「すえ子・・・!先にイカされたら、私たちもヤツらの手足になってしまうわ! ここはガマンして。必ず・・・、助けに来てくれる・・・」 楓:「へぇ〜。まだそんな事言えるんだ・・・。もうレッドは妖怪様の手足なのにね(笑)」 恵(憑依妖怪):「一気に片づけるぞ!」 楓:「はぁ〜い、妖怪様っ!!」 その時だ!突然、街で女の子たちを犯していたハズの康太が、 すえ子と由美の前の前に現れた・・・! 康太:「悪あがきもそこまでだ!バケモノめ・・・!!」 恵(憑依妖怪):「きっ、きさま・・・?なぜ・・・!?」 康太:「いつまでもいつまでも、お前のようなスケベ野郎の手足になってたまるか!!」 憑依妖怪:「な、なんだと!?」 啓志:「そうとも!自分の使命は、自分自身の力で断ち切る事が出来るんだよ・・・!」 憑依妖怪:「おのれ・・・!ライトレンジャーめ、揃ったな!!」 この後、奇跡が起きて地球の平和は無事、守られるのである!! 第6章(最終章)続きます!! |