「今度は憑依?」
 作・しげお


第3章・・・次の狙いは親父・・・

 母さんのカラダを乗っ取り、楽しむ憑依妖怪。
啓志を手足にして父親である康太を乗っ取ろうと企んでいた!!
恵(妖怪):「啓志よ、お前の父親は何時ごろに帰ってくるのだ?」
啓志:「早ければ夕方の3時、遅い時は夜の6時ぐらいになる時もあります」
恵(妖怪):「なるほど!」
 そう言って、妖怪が時計を見ているとちょうど、
時計の針は3時を回っていた!!
啓志:「そろそろですね・・・」
恵(妖怪):「さっそく乗っ取ってやるか!」
(妖怪の心の声:こやつは楽しめそうだわい!)
康太:「ただいまぁ〜!!」
啓志:「父さん、お帰り!」
康太:「オゥ!今、母さんいるか?」
啓志:「いるけど、どうかしたの?」
康太:「いや〜、最近疲れが溜まっちゃってさ、お前ももう大人だから、
分かるとは思うけど、一発抜いてもらいたくて 汗」
啓志:「やっぱり、父さんと母さんはそういう関係なんだ・・・!」
 部屋の奥で2人の話を聞いていた妖怪・・・。
(これは絶好のチャンス!!!)
恵(妖怪):「私なら、ここにいるわよ!」
康太:「じゃあ啓志、また後でな!!」
恵(妖怪):「何言ってるのアナタ・・・。啓志ももう大人なんだから、
少しぐらい私たちの間に混ぜてあげてもいいでしょう?」
康太:「な、なに言い出すんだよ急に・・・汗。いつものお前なら、
『子供の前でそんな話しないの!』って言うくせに・・・」
啓志:「そうだよ父さん!僕も混ぜてよ!!」
恵(妖怪):「さぁ、早くヤリましょう。ア・ナ・タ・・・?」
康太:「何だよ・・・汗 今日のお前らおかしいぞ!?」
恵(妖怪):「おかしくなんてないわ!普通よ、普通!!さぁ、
早く服脱いで〜!!!」
康太:「ちょちょ・・・、おい・・・汗」
 母さんのカラダに乗り移った妖怪は、父さんの服を無理矢理脱がし、
セックスを始めたかのように見せた・・・!!
恵(妖怪):「いいわ〜、このカラダ!!私に全部ちょうだい!!」
康太:「な・・・なんなんだよ・・・!!」
恵(妖怪):「もうガマン出来ないわ!じゃ、失礼しま〜す!!」
康太:「こ?これは、ま、まさかっ!?」
憑依妖怪:「そう。まさかのまさか!!軟弱なお前の息子がこの私を復活させてくれたのだよ!」
康太:「な、なに!?じゃあ、啓志は・・・!」
憑依妖怪:「そう。お前の息子は既に我が手に落ちた。そしてもうじきお前の妻もこの私の手足となるのだ!!」
康太:「くそっ・・・。なんという事だ・・・!」
恵:「もがいてもムダよ・・・。妖怪様は、この日本をスケベな世界で染める事が目的なの」
康太:「それじゃあ、お前たちわざと!?」
恵:「そういう事。だって、私たちの隠された性欲、ど〜んと解放されたいじゃない」
康太:「何言ってるんだ?そんな事したら日本が・・・!」
憑依妖怪:「そうだ!お前の妻の言う通り、私はこの日本をスケベで染めてやるのだ!!!」
康太:「は、離れろ・・・!オレのカラダから早く出てけ!!」
憑依妖怪:「どこまでもしぶといヤツめ!これならっ!!」
 妖怪はエネルギーを康太に注ぎ込んだ。すると、その場で康太はきせつしてしまうが、
すぐに立ち上がり・・・、
康太(妖怪):「この日本をスケベに染めてやる時が来た!!さぁ、これからは私の時代だ!!!
ハッハッハッ 」
 啓志一家は、まんまと憑依妖怪に乗っ取られて手足とされてしまった!!
その後、妖怪は次々といろんな人物に乗っ取り、手足を増やして日本の征服を開始するのであった!!



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