第1章・・・プロローグ・・・

 啓志と恵は、セックスして中出しする事によって、元に戻れる事が出来た。
 そんなある日の事・・・。
 啓志は、街の外れの小さな、とても、怪しい神社に来ていた。
 何しろ、この神社には神様がいて、願い事をすれば「自分の願いを聞いてくれる」と言う言い伝えがある。
 その神様は、悪い神様なのかそれとも良い神様なのか・・・それは願い事をする人間によって、見え方が違うのだ!!
 啓志は神様が眠っていると言う神殿に近付いた。
しかし、何も起こらない・・・。
啓志:「やっぱり、ただの言い伝えだったのか・・・」
神様:「言い伝えではないぞよ!!」
啓志:「う、うわぁ!!」
 神殿から逃げ出した啓志が「願い事を聞いてくれる神様がいるなんて、ただの言い伝えだ」と思いながら神社を後にすると、突然後ろから怪しい声が聞こえてきた。
 振り返ると、お賽銭箱の中から強い光が溢れ出ている!!
 (これは夢か幻か?)そう思いながらも啓志は、お賽銭箱のふたを開け、中を覗き込んだ。
 するとどうだろう・・・、お賽銭箱の中に入っていくかの様に、その強い光の中へと吸い込まれていった。
 光の中で啓志が目を開くと、何と目の前に神様が姿を現した!!
啓志:「ここはどこだ!?」
神様:「神様の世界へようこそ、啓志クン!!」
啓志:「か、神様だって!?やっぱり、言い伝えはホントだったのか!!」
神様:「さぁ、お主の願い事を言うがいい!どんな願いも叶えてやるぞ?」
(う、うそじゃないよな?もし、出来る事ならば誰にでもカンタンに憑依できる力が欲しいけど・・・)
 啓志は心の中でつぶやいていると、心の中が読めるのか?神様が話しかけてきた。
神様:「今キミは、誰にでもカンタンに憑依できる力が欲しいとつぶやいたね?」
啓志:「なんで?そんな事が!?」
神様:「私はキミの行動、そして心の中も全て見通ししてるんだよ・・・!
そう、つい3日ほど前、キミのお母さんとのカラダが入れ替わってしまった事もね!!」
啓志:「いったいアンタは何モンなんだ?」
神様:「いいから、願い事を言ってごらん。どんなエッチな事でもかまわないよ」
啓志:「じゃ、じゃあ、誰にでもカンタンに憑依できる力を、オレに下さい!!」
神様:「よぉし、分かった!でも、それ1つだけでいいのかい?」
(も、もう1ついけるのか?)
啓志:「それじゃあ、1度憑依した相手を自分の仲間にする事が出来る力をくれ!!」
神様:「ふっふっふ・・・。よかろう!では、キミにその力与えてやろうぞ〜!!」
ピカーッ!!!!
 神様は、魔法の杖を取り出すと、啓志に向けて強い光を放った。
 すると神様はその場から消え、啓志1人が神社の境内でポツンと立っていた。
しかし、いつもの啓志とは少し様子が違う。
啓志:「やっと、人間の姿に戻れたな!」
 な、なんと啓志に誰にでも憑依出来る力を与えた神様が、彼のフリをして今の世の中を征服しようと、逆に啓志に乗り移ってしまったのだ・・・!!
 これからの啓志の運命はどうなってしまうのか?そして、これからの地球の運命はいかに・・・!?



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