カラダを失った主人公の新たな生活とは?
 作・操りフェチ


第六話:某人気声優の一番の性感帯は、カラダ全体!?

 オレはこの物語の主人公である前橋サトル。
ちょっと前まではごく普通のどこにでもいるようなサラリーマンだった。

 そんなオレがある日の事、交通事故で体を失い、幽体となって彷徨っていた所、我が家の鏡の前で、未来から来たと言うオレの魂と一つになった。

 そして、元々オレが持っていた念力の力と、未来から来たオレが持っていた幽体離脱の力が最大限に解放され、今では魂分身の術まで覚え、“念力”でオレ好みの世界に変えながらかつ、全ての女性を手に入れるため、様々な女のカラダで、第二の人生を楽しんでいる。

 一人目は母親、二人目は妹と家族を支配したあと、妹のカラダで職場の先輩を乗っ取り、
そして今度は母親のカラダで、あの人気声優の○樹○々のカラダを乗っ取った!!

「くっくっく(笑)!!この力があれば、どんな女も一瞬で“オレ”になるんだよ〜!!」

 翌朝、オレの家を後にした一人の女が人通りの少ない路上で不気味に笑いながら、そう叫んでいた。

「あの人、朝からなに?キモチ悪い・・・・・・」
「気にすんなって!!早く行こうぜ!!」

「何かあの人、あの声優さんに似てない!?」
「な訳ねぇだろう!!プロの声優だったらこんな治安の悪い場所なんかに住まないよ!!」

 そう、オレの住んでいる場所は治安が悪い。
ひったくりや性犯罪、オレが受けた交通事故など、何かしら年がら年中不思議な事件が起きているのだ。
まぁ、その不思議な事件にオレは巻き込まれて、新しい力を手に入れてこの世に舞い降りたんだけどな!!

「さて・・・・・・。今日は○々さんんはオフなのですね。じゃあ、○々さんの自宅で楽しませてもらいますか!!」

 オレは路上でそうつぶやくと、○々さんの記憶を使って自宅へと向かった。

「さぁ、もうこんなハデな服、いらないよな!!」

 家に着くやオレはいきなり、昨日から着続けていた仕事着を脱ぎ捨てていく。
彼女の記憶によれば、この服が一番のお気に入りで、大事なメディアの取材や収録には、必ず着ていたらしい。

「おぉ・・・・・・。改めて見るけど、Gカップの巨乳、たまんないっすよ・・・・・・」

 一人、オレは鏡の前で不気味に笑いながら、胸を揉み始めた。
するとたった数秒で、マ○コがグショグショになってきた。

「こんなエロいカラダしてるのに、○々さんはどうして結婚しないんだろう?」

 顔も綺麗だし、声も可愛い。
しかも、オレがいじってみて思うにかなり性感もかなり強いと思われる・・・・・・。

「指が2本入っちゃった・・・・・・」

 気が付けば、オレは午前中から必死に彼女のカラダでオナニーをしていた。
もちろんこのオレの行動は、他のヤツらも読み取ることが出来るので、
『オレの魂の分身の一人が、とんでもないカラダを手に入れてしまった』と、思っている事だろう・・・・・・。

「やべぇ・・・・・・、イキそう!!」

 もう少しでイキそうだったその時・・・・・・。
一本の電話が彼女の携帯に鳴り響いた。

「ん?見覚えのある番号だぞ?」

 彼女自身の記憶では、その電話番号は携帯電話には登録されていない。
しかし、オレにはその電話番号が誰のものか、ハッキリわかった。

「もしも〜し〜!!そっちのオレさ、そのカラダ楽しんでる!?」
「ってぉい、オレかよ〜(笑)」

 電話をとったオレは笑ってしまった。
電話の相手がオレに憑依された女だったんだから、たまったもんじゃないわな(笑)!!

「今さ・・・・・・。撮影で神奈川なんだよね・・・・・・。グラドルのカラダが欲しくて妹のカラダから魂を分身させたんだけど・・・・・・」
「何も悩みの電話はしなくていいだろう!!お前もオレなんだ・・・・・・。オレが持ってた念力の力使えばすぐにでもソイツを出世させれるじゃんか!!」

 電話の相手はグラビアアイドルとして活躍している立花ともみ、25歳。
もちろんその名前は知らなかったけど、まさか片方のオレがグラドルを手に入れていたとはね・・・・・・。
しかも、記憶によれば○々さんとも少し親交があるそうじゃないか!!

「分かった分かった!!慰めてやるからオレの家に来いよ!!コイツは有名人だから、苦労はさせないぜ!!」
「じゃあ、今から2時間ぐらいでそっちに・・・・・・」
「ってかちょっと待て!!お前どうやって電話番号知ったんだ?」
「そりゃあもちろん、お前がソイツに憑依した瞬間からだよ・・・・・・。記憶は全て、共有されるからさ!!」

 こうして、オレは午後よりグラビアアイドルの立花ともみを自宅に招待し、慰めてやることにした。
既にオレの分身によって憑依されているとはいえ、分身が増えれば増えるほど、管理するのも大変になってくるのが残念な所だが・・・・・・。

「さぁ、ともみが来るまでもうちょっと楽しみましょうか〜!!」

電話のあと、オレは昼食の準備すら忘れ、ベッドで再び自慰行為を再開するのだった。






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