カラダを失った主人公の新たな生活とは?
 作・操りフェチ


第二話:現在のオレと未来のオレ

「くっくっく・・・・・・、何をそんなに悔しがってんだ?」
「お前・・・・・・、せっかく一つになったのに!?」
「だから言ってんじゃねぇか!!お前の心の奥底にまだ、抵抗感があるから完全に魂が一つになってないんだよ・・・・・・」

(何だと?オレがまだ未来のオレに対して、抵抗しているだと?)

 だとすれば、オレの魂だけが上空に浮いていても不思議ではない。
未来のオレはすっかり母さんのカラダの中に入り込んでしまい、楽しんでしまっているんだから。

「さぁ・・・・・・、もうこれでこの能力の使い方は分かっただろう?」
「あぁ・・・・・・」

 そう言って未来のオレに誘われるかのように、オレは念を最大限にアップさせる。
やがて、未来のオレと現在のオレの魂のエネルギーは一つとなり・・・・・・。

「お前はオレ・・・・・・、オレはお前・・・・・・、今一度一つになる!!」

2人してそう言うと、オレは、オレになった。

そして・・・・・・。

「これで・・・・・・、全ての女を支配できる!!未来の世界で出来なかったことが・・・・・・、この世界で!!」

 どうやら、未来のオレの記憶によれば、未来世界には女は存在していないらしい・・・・・・。
だからこの時代に生きている女が非常に貴重なんだとか・・・・・・。
そして彼は性欲を処理すべく未来の科学の力で、過去にタイムスリップしてきた。
しかし、彼の憑依の能力を恐れたとある神社の女神が、この鏡の中に封印してしまったらしい・・・・・・。
それを見付ける事が出来たオレも、凄い事だが・・・・・・。

そして改めてオレは、母さんの中に、憑依する!!

「私の名前は・・・・・・、前橋サトルのお母さん♪前橋ミツルよ〜〜♪宜しくねぇ〜〜!!」

 母さんの年は50手前だが、こうしてみると美しいカラダをしている。
さっそくオレは全裸になってみたが・・・・・・。

「マジかよ!!これが人生の半分を生きてきた女のカラダって訳ねぇだろ!!」

 確かにそうだ。
50と言えばそろそろ、肌の潤いもなくなり、胸のふくらみもしぼみ始めるころ・・・・・・。
しかし、美人作りに励んでいた母さんのカラダは、AV女優そのもののカラダ付きをしていた!!

「あぁっん・・・・・・、すげぇ・・・・・・、ちょっと突っ込んだだけでもうこの濡れ方!!」

 母さんの記憶によれば、父が他界してしまってからずっと、ご無沙汰らしい・・・・・・。
一人でオナニーするのも、オレのおかげのようだ(笑)。

「せっかく手に入れた女のカラダなんだ!!たっぷりイカせてあげないとな!!」

 オレは鏡をベッドの近くに運んできた。
次に、股を大きく開いて・・・・・・。

「やべぇ・・・・・・、これ、めっちゃ興奮するぜ!!」

 でも考えてもみればオレ、母さんのカラダに憑依してるんだよな?
だとしたら、母さんに申し訳ないじゃないか、早く返さないと・・・・・・。

しばらくキモチよくなった所で母さんのカラダから抜け出ようとすると・・・・・・。

「おいおい・・・・・・、そりゃあもったいないだろう?お前の持っている念力の力、上手く使えって!!」

 また未来のオレが、邪魔をしてきた。
未だに魂が一つになりきれていないのか・・・・・・。
だったら!!

 オレは、妄想を膨らませ、勢いよく念力を解き放つ。
すると、鏡越しに母さんのカラダはグラグラと倒れこむように、ベッドの上に横になってしまった。
それと同時に、オレの意識は妹の方へと行きわたり・・・・・・。

「おぉ?やっぱり、年頃の女の子は違うな!!」

 と、自然と妹のカラダで楽しみ始めるのであった。
一方、オレの憑依から解き放たれた母さんは・・・・・・。

「ご主人様・・・・・・、私に憑依していただきありがとうございます・・・・・・。このお礼はたっぷりといたしますので宜しくお願い致します」

誰もいない部屋で一人、そうつぶやいて、就寝したのだった。





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