アース戦隊マモルンジャー 　作・しげお (ヘブンスジョー編) 第二十一話：世界征服と形成逆転！！ スネーククイーン：｢ヘブンスジョーよ、お前の作戦は進んでおるのか？｣ ヘブンスジョー：｢ハッ！！私の能力により、ヒロイン３人を私の支配下に置き、 そして新たに加わった男２人がヤラれた所で、私が止めをさしてしまえばこちらのものです｣ スネーククイーン：｢何と？あの手ごわいヒロイン３人が我らが仲間？デカした！！デカしたぞ！！｣ ヘブンスジョー：｢ありがとうございます、スネーククイーン様｣ スネーククイーン：｢今のうちに全ての人間どもを征服し、我が者にするのだ！！｣ 　スネーククイーン一味の“魔空・空間”では、世界征服を実行させるべく、 次なる作戦が実行されつつあった。 一報、祐一と健太は･･･。 健太：｢やべぇ〜、オレ、もうイッちまいそうだ･･･｣ 祐一：｢我慢するのです！！必ずピンチをチャンスに変える時がやって来ます！！｣ 永子：｢へぇ〜、まだそんな事言ってられるんだ〜｣ そこへ、ヘブンスジョーが現れる。 ヘブンスジョー：｢さぁ、３人とも、次なる作戦が実行されるからオレに付いてくるんだな！！｣ 梅子：｢はい！！ヘブンスジョー様！！｣ ヘブンスジョー：｢よぉし･･･って、あら？永子ちゃんとすみれちゃん、返事は？｣ 　支配下にあるハズの永子とすみれから返事がない。 それどころか、ヘブンスジョーが脳内にテレパシーを送っても、動こうことしないのだ。 その不思議な光景を目の当たりにした祐一と健太は、その場で驚愕する。 そして･･･彼女たちから信じられないひとことが告げられる！！ 永子：｢いつまでもアンタみたいなエロジジィの言いなりになってたまるもんですか！！｣ ヘブンスジョー：｢な、なに〜っ！？｣ すみれ：｢私たち２人はね、アンタに魂を吹き込まれる瞬間にバリアーを貼って、 アンタの記憶だけを読み取って、ワザと操られたフリをしてたのよ！！｣ ヘブンスジョー：｢あ、ありえん･･･、だが、梅子ちゃんはどうだ？彼女は完璧なるオレの奴隷だぜ｣ 永子：｢それもとっくに攻略済み〜♪アンタの記憶によれば、“アンタを倒しただけじゃ梅子ちゃんは救えない” ってのは大ウソで、手っ取り早く世界征服をするために、そう言ってスネーククイーン様の元へ報告しに 行ったんでしょ！？｣ ヘブンスジョー：｢ギクッ･･･｣ 　何と、永子とすみれは、ヘブンスジョーに魂を吹き込まれる瞬間にバリアーを貼って、 記憶だけを読み取り、梅子を救い出すため、ワザと操られたフリをしていたのだ！！ 健太：｢なるほどぉ〜、そう言うワケだったのか！！｣ 祐一：｢それでは、今までいたぶられた分、倍にしてアナタに返さなくては！！｣ ヘブンスジョー：｢ま、待て！！オレを倒せば梅子ちゃんは助からないんだぞ！？｣ 永子：｢あっそう！？じゃあ、こういうのはどう！？｣ ヘブンスジョー：｢あっ！！｣ すみれ：｢“記憶だけを読み取った”って言ったよね？だから、 アナタの術の一部も読み取らせていただきました！！｣ 永子：｢みんな、力を貸して！！｣ ヘブンスジョーとの決戦が、いよいよ始まった！！