アース戦隊マモルンジャー
 作・しげお

(ヘブンスジョー編)

第二十話:マモルンジャー、最大のピンチ!!

祐一:「ここは・・・!?」
ヘブンスジョー:「はぁ〜い、ボクの秘密基地へようこそ〜!!」
健太:「ったく、ここから出せ〜!!」
ヘブンスジョー:「やなこった!!これからお前らに、とびっきりいいモノを見せてやるんだ!!」

 マモルンジャーのうち、梅子(ピンク)はたましい吹き込み憑依銃によって、ヘブンスジョーに乗っ取られ、
永子(レッド)、すみれ(イエロー)とともにラブホテルに消え失せた。そして、
男2人の祐一(マモルバイオレッド)と健太(マモルゴールド)も、
ヘブンスジョー本体に囚われの身となっていた!!

ヘブンスジョー:「さぁ、キミ達にはこれからヒロインのヤラれっぷり、見せちゃうよ!!」
健太:「永子ちゃん達に何する気だ!!」
ヘブンスジョー:「それは見てのお楽しみ♪カモン、モニター!!」

 檻の中で囚われの身となっている祐一と健太の前に、
モニターが現れた。そして、映し出された映像は、ラブホテルだった・・・。

永子:「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
すみれ:「コイツ・・・、梅子ちゃんのカラダ乗っ取ってるからって、ヤリたい放題だわ!!」
永子:「チャンスはあるハズよ・・・!!それを待ちましょう!!」
梅子(ヘブンスジョー):「待つって誰を待つの?どう考えても、あの男2人は助けに来ないんだからさ!!
潔く、これでヤラれちゃいなよ♪」
永子:「そ、それはっ!?」

 ヘブンスジョーに魂を乗っ取られた梅子が、2人の前に差し出したのは、
ヘブンスジョー本体しか持っていないハズのたましい吹き込み憑依銃だった!!

祐一:「ヘブンスジョー、なぜ梅子ちゃんが憑依銃を!?」
ヘブンスジョー:「カッカッカ(笑)オレは物を瞬間移動できる能力も持っていてね。
今の梅子ちゃんはオレの魂により動いてる=オレの持つ武器は何でもそっちに持っていけるって、訳なんだよ」

梅子(ヘブンスジョー):「じゃあ、これでアナタ達も、ヘブンスジョー様の所へ行けるわね!!」
永子:「ヤ・・・やめて・・・、・・・ウッ・・・」
すみれ:「お・・・、おのれ・・・」

ヘブンスジョー:「ガッハッハ!!これでヒロイン全滅!!
後は、悪のヒロインに、ヒーローが倒されるのを、オレは楽しく見てるだけ!!」

 なんと、マモルンジャーのヒロイン3人が一瞬にして、
ヘブンスジョーのモノとなってしまった!!
そして、ヘブンスジョー本体に囚われの身となっていた男2人は、
ヘブンスジョーの持つ、瞬間移動の能力によって、ラブホテルに移動させられたのだ。

永子:「さぁ、2人とも、私たちがキモチよく介護してあ・げ・る」
健太:「姿だけはめっちゃ、カワイイけど、中身がヤツじゃな!!」
すみれ:「うるさい!!とっととウチらの奴隷になりな!!」
祐一:「これは、一大事ですね・・・!!」


・・・・第二十一話へ続く・・・・







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