アース戦隊マモルンジャー
 作・しげお

(キリキリバー編)

第十五話:新たな戦士、始動!!

 キリキリバーの特殊フェロモンガスを吸い込んでしまった永子を助けるため、
富岡長官はある場所に来ていた。

それは、

“マモルンジャー育成特別訓練施設”

 そこでは、新たなマモルンジャーの一員となるべく、2人組の男が必死に訓練を積んでいた。
しかし、1人の男の性格がやっかいなのだ・・・。

祐一:「富岡長官、お久しぶりです!!」
健太:「あの3人、だいぶ手こずってるんだって?」
富岡長官:「今は無駄口叩いてるヒマはないわ!!あの子達を守るために、出動して!!」
祐一:「了解しました!!しかし、我らはまだ国からマモルンジャーの正式な一員としては、認められてませんが?」
健太:「祐一さんよ〜、そんな固い事言わないで、パーッとヤろうよ、パーッと!!」
富岡長官:「国の方には、私から認定許可を要請しておくわ!!」

 富岡長官の前に現れたのは真面目な性格で、全ての戦闘に置いて、完璧な頭脳を持った、宮田祐一、23歳が変身するマモルバイオレット。
 もう1人は、少し性格が甘甘しているがスピード感は早くてするどい、角田健太、22歳が変身するマモルゴールド。

 彼らは、マモルンジャーのヒロイン3人がもしもの時にいつでも出動できるよう、
特別に育成されて訓練していた、特殊な戦士なのである!!
そんな彼らに初仕事が与えられた!!

 彼らの初仕事は、マモルレッドの永子が敵の仲間となる前に、
マモルブルーのすみれ、イエローの梅子と協力してキリキリバーを倒すことである!!

その頃、地上では・・・。

女子高生:「はぁ〜ン・・・。熱い・・・。イキそう・・・」
OL:「もう仕事なんかどうでもいいわ〜!!おっぱい揉み揉み〜!!」

 キリキリバーの特殊フェロモンガスを吸い込んでしまった、街中の人がエロに堕ち、スネーククイーン一味に服従していく姿があった!!
それを見た健太は・・・。

健太:「くぅ〜、女子高生のオナニーか・・・!!最高だね!!」
祐一:「バカッ!!何を言ってるのですか!!我らの使命は、キリキリバーを倒して、皆さんを元に戻すことです!!」
健太:「ハイハイ・・・。分かってますよ〜(心の声:チェ・・・、ちょっとぐらい楽しませたって・・・)」

富岡長官:「じゃあ、頼んだわよ!!」

 こうして2人はすみれと梅子に合流するため、事務室へと急いだ。
なぜ2人が事務所でいるかと言うと、ヘタに行動を取れば、
特殊フェロモンガスを吸い込み、操られてしまうからである。
それは、クールな性格のすみれの計画でもあった。
そこへ、祐一と健太が合流する。

すみれ:「誰?永子!?」
梅子:「違う・・・。アナタ達何者!?」

祐一:「富岡長官から知らされてなかったのですか?」
健太:「俺たちゃ通りすがりの正義の味方だ(笑)」

すみれ:「私たちの仲間?」
梅子:「でも・・・、ちょっと違う気が・・・」
祐一:「失礼・・・。ならず者の性格の持ち主が、一名いるもので・・・」

 4人は会話を交わしながら、戦うために、互いの理解を確かめようとしていた。
その時、医務室で休んでいたハズの永子が、マモルンジャーの基地からいなくなっていた!?


・・・・第十六話へ続く・・・・



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