アース戦隊マモルンジャー 作・しげお 第四話:司令室が乗っ取られた!?その2 永子:「ほ・・・ほんとに富岡長官なんですか!?」 富岡長官からいつもと違う言葉が発せられる事に永子は疑問を抱いていた。 富岡長官:「そぅ!私は富岡ミク、アナタたちの長官よ!!」 すみれ:「レーダーにはスネークキューバの反応がないから、本物だわ!!」 富岡長官:「すみれさん、アナタは私を本物だと認めてくれるのね?じゃあ、素敵なプレゼントをあげる」 すみれ:「うっ・・・。こ、これは・・・」 さぁて、大変な事になってしまいました。 マモルンジャーの中で1番クールなマモルブルーのすみれが乗っ取られてしまったのです!! そして、正気に戻った富岡長官はその場で驚愕するのです!! 富岡長官:「私、今まで何してたの?」 永子:「長官、全然覚えてないんですか!?」 富岡長官:「ぃや・・・何も・・・。ただ、誰かが私のカラダで暴れてた事は確かなんだけど・・・」 永子:「その誰かって!?」 高峰教授:「くっくっく(笑)まだ分からないの!?アナタ達の探してる人物はとっくにこの部屋にいるってのに!!」 『悪魔の種』に支配された高峰教授がそう呟いた。 その時、すみれの口から思わぬ言葉が永子と梅子、そして富岡長官に向かって発せられるのだ!! すみれ(スネークキューバ):「これでマモルンジャーは終わったのも当然だな!!」 梅子:「す・・・。すみれさん、どうしたんですか!?」 すみれ(スネークキューバ):「軟弱モノのお前にはようはない!!消えろ!!」 梅子:「キャー!!!」 梅子は変身する間もなく、スネークキューバに乗っ取られたすみれによって、大けがを負わされてしまう!! 永子:「すみれ!梅子になんてヒドい事すんのよ!!」 すみれ(スネークキューバ):「おや?まだ分からないのかい!?分からない方がいいかもしれねぇな!!」 このままヤラさせてもらおうか!?マモルレッド、覚悟!! 富岡長官:「これは一体どういう事なのかしら!?」 富岡長官が危機を救うため、パソコンへと向かった!! そして、スネークキューバのデータを取り出し、弱点を調べ上げた!! 富岡長官:「これだわ・・・!いたっ・・・!!」 高峰教授:「ここでアナタは終わりですよ、富岡長官」 あと一歩の所で、『悪魔の種』に支配されている高峰教授に手を抑えられ、激しいSEXバトルが展開された!! 富岡長官:「高峰さん・・・。お願いだから目を覚まして!!」 高峰教授:「目を覚ます?知らないわ!そんな方法〜♪目を覚ますにはね、スネークキューバ様を倒すしかないのよ!! でも、絶対に勝てない。なぜならマモルンジャーは1人なんだからね!!ハッハッハ(笑)」 富岡長官:「でも、スネークキューバはいないのよ!?」 高峰教授:「なんなら、教えてあげようか?スネークキューバ様は今、マモルブルー。つまり、すみれさんの中にいるのよ!!」 富岡長官:「な・・・。何ですって!?」 高峰教授:「あら?アナタ、今まで乗っ取られててその記憶、全然ないんだ!!」 すみれがスネークキューバに乗っ取られてる事を知った富岡長官。 永子は、ひそかにそのセリフを聞いていた。 永子:「なるほど、そういう事ね!!」 すみれ(スネークキューバ):「ヤツめ、余計な事を・・・」 永子:「事情が分かればこっちのモノよ!覚悟しなさい!!」 富岡長官:「永子!!これ使って!!」 永子:「これは?」 富岡長官:「これですみれのカラダからスネークキューバを追い出すのよ!!」 永子:「分かりました!!」 富岡長官がとある武器を永子に差し出した!! その武器とは、スネークキューバとすみれを分離させ、すみれを元に戻す事が出来る『ヒョウイ解除銃』だ。 それをすみれに向かって放てば、スネークキューバはすみれのカラダに留まる事が出来なくなるという。 富岡長官:「いい?チャンスは1回キリよ!?」 永子:「はい!!」 激しいSEXバトルのせいでピンチに陥りながらも、永子に勝機をくれた富岡長官。 ぜったいに外す事は出来ない!! すみれ(スネークキューバ):「そんな武器でオレをこの女から解放させようと言うのか? 出来るかな!?」 永子:「出来るわ!!だって、私はマモルレッドだもの!!」 すみれ(スネークキューバ):「よかろう!受けてたとう!!だが、外した場合はお前もオレの部下にしてやるからな!!」 永子:「標準よし!ロックオン!!」 富岡長官:「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。頼んだわよ・・・。永子・・・」 永子:「シュート!!!」 『バーッン!!!!!!!!』 すみれ(スネークキューバ):「ま・・・、まさかこんな事が・・・!!」 永子の放ったビームは見事、すみれに的中!! そして、すみれのカラダからスネークキューバを追い出す事に成功した!! “おのれ〜!!” 高峰教授に植え付けられていた『悪魔の種』も解き放たれ、正気に戻った!! 永子:「すみれ、大丈夫!?」 すみれ:「えぇ!!何とか!!」 永子:「2人で決めるわよ!!」 すみれ:「そういえば、私、梅子を・・・」 永子:「話はあと。急ぐよ!!」 こうしてスネークキューバとの決戦が開始された!! 梅子は大けがで動けない。2人で仕留めるしかないのだ!! ・・・・続く・・・・ |