「どんな事しても許される手帳」
 作・しげお


第4章・・・憧れの優等生に・・・

 校長先生より、『どんな事しても許される手帳』を手に入れた
主人公の敦先生。今まで色んな人に使ってきたけど、まだ物足りない敦は、
新たなイタズラを考えていた・・・!!
それは、敦が受け持つクラスの1番の優等生、
のり子に近付く事だった・・・!!
 しかし、ただ普通に『のり子とデートがしたい。』とか、
『今すぐのり子とセックスがしたい!』等と言ったイタズラは、
敦にとってはもはや、単純すぎるのだ・・・!!
もっと大胆に・・・。そして、もっと恥をかかせたい!
そう思った敦は・・・、
敦:「オレがもし、優等生の、のり子だったらなぁ・・・。」
 と、つぶやいたかと思うと手帳に自然と書き込んでしまっていた・・・!!
『今日一日オレは、優等生の、のり子である!!』そう書いてしまった敦。
自分の部屋の前でいざ、鏡を見つめると・・・、
敦:「ヤベェ・・・。オレ、のり子になってるよ〜!!」
と、驚きを隠せない状態だ・・・!!
 一方、のり子自身はと言うと・・・、
のり子:「え〜!!何で、カラダが勝手に動いちゃってるの!?
しかも、鏡見てニヤついちゃったりして・・・ 汗」
と、驚愕するばかりだった・・・!
(のり子の心の声:そういやさっき、頭の中に敦先生が入ってきたけど、
あれは何だったんだろう?確か・・・、『今日一日オレは、優等生の、
のり子である!!』って言ってたのは確かなんだけど・・・)
敦:「うわぁ!凄い!!のり子のおっぱいでけぇよ〜!!」
のり子:「何で〜?何で私・・・、おっぱいなんて・・・。」
(のり子の心の声:悪い妖怪にでも取りつかれたのかな?
敦先生に相談してみようっと!!)
 カラダが勝手に動いてしまうのり子は、必死にこらえ
おっぱいを揉みながらも携帯を片手に、担任の敦へと電話するのだった!
しかし、電話に出たのはいつもの敦とは少し違っていた!?
・・・・・・ブルブルブルブルブルブル・・・
敦:「もしもし?のり子じゃないか、どした!?」
のり子:「な・・・、なんで・・・。何で電話の向こうに私の声が・・・ 涙」
敦:「いったいどうしたんだよ・・・。オレだよオレ。お前の担任の敦じゃないか!」
 敦が何度のり子に説明しても、のり子の耳には、
のり子自身の声しか聞こえないのだ!!
のり子:「なんか・・・、カラダが勝手に・・・!しかも、私敦先生に電話してるのに・・・!」
 のり子の脅える電話に、やっと気付いた敦・・・。
手帳を今一度確かめる。確かに、今敦は優等生ののり子のハズである。
しかしなぜか今はそののり子が本人と合わせて2人、いる事になってるのだ!!
それに気付いた敦は・・・。
敦:「全くしょうがないなぁ・・・。」
のり子:「早く、どうにかして!私・・・、感じちゃう・・・。」
敦:「分かった分かった!説明してやるよ!!実はさ・・・。」
 敦は、のり子に向かってどうしてカラダが勝手に動いてしまうのか説明を始めた。
驚くべき真実をしったのり子は・・・。




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