女装遊戯(第4章)
作:嵐山GO


「あー、あった、あった。この箱だわ」
私は幾つかあった中から、着れなくなったお古が入ったダンボールを見つけた。
「夏物と冬物が一緒くたに入ってる・・・もう、お母さんたら。えっと、ミニスカート穿きたいんだっけ?」
ごそごそと手を突っ込み、綺麗に畳まれた中から着れそうな物を取り出していく。
「べ、別に、そういうわけじゃないけど・・・」
実際に目の前に洋服が並んでいくと恥ずかしいらしく、また顔を赤らめた。

「これなんかどう?いいでしょ。あと・・・トップスは・・・これね」
そう言って差し出したのは赤いチェックのフレアーミニ、上もやはり赤い大きなリボンが付いた白いブラウス。
両方ともサイズも小さくなったが、やはり今の私には幼すぎるコーディネイトになってしまう。
「少女っぽいけど・・・僕・・・あ、私に似合うかな?」

どうやら弟はHモードに突入すると心も女に切り替わるようだが、ひとたび事が済むと現実に戻り『僕』と言ってしまう傾向があるようだ。
「あんた背も低いし、まだ13・・・あ、14歳になったんだっけか?でも『少女』でいいんじゃない?」
「うん。分かった」
「じゃあ、これ着て。あ、その前に買ってきた下着に着替えてね」
「うん!」

恥ずかしそうに弟が着替えを始めた。
もう朝みたいに露骨な拒絶反応はしない。完全に目覚めてしまったのだろうか・・・。
私は頭の中で色々と交錯する背徳感の中でも、もっと違う試みを試してみたかった。
(何だろう・・・エスカレートするほど、胸のもやもやが大きくなっていく気がする)
「切ないような・・・もどかしいような・・・苦しいような、この気持ちは何なの?」
私は独り言のように、言葉を漏らす。

「里奈姉ちゃん、どうしたの?」
「え?」
「着替え、終わったよ」
「あ、ホントだ。ブラもちゃんと着けたのね。偉い、偉い」
ブラウスの薄い生地を通して、淡いピンクのジュニアブラが透けて見える。
本当ならスリップでも着せるべきだったのだろう。
(ま、いっか・・・外に出るわけじゃないしね)

「これでいい?私、可愛い?」
弟が何だか嬉しそうにくるりと回って見せる。
スカートが短いので、ベビーピンクのスキャンティがチラリと覗く。
まるで、一昔前のアニメに出てくる魔法少女みたいだが、不思議と弟には似合っていた。
「いいわよ・・・どうせならソックスも履く?あとカチューシャとか付けてみよっか?」
私はチェストから白のハイソックスと、小さな花飾りの付いたカチューシャを出して渡した。

ソックスを履こうとするミニスカートから伸びた弟の生足に、視線が釘付けになった。
(変態なのかなー・・・今の私って何だか男みたいね)
可愛い弟に女装させ、勃起したオチ○チンを見るとおしゃぶりしたくなってしまう
・・・そして今また買ってきた下着を着けさせ、小物類を使って着飾る・・・
さっきからドキドキと心臓が早鐘のように打ち始めた。

「こっちにおいで」
走り出したら止まらない、というか加速し始めた私の行動は大胆になっていく。
「うん」
弟も、そんな私の気持ちに気づいているのだろう。私の待つベッドの端にちょこんと座った。

「ユキ、もうオチン○ン立ってる・・・」
「うん。さっき、新しい下着に着替えてたら・・・立っちゃったの」
短いスカートの生地を持ち上げるほどに、ソレは隆起していた。
「触っちゃおうっと」
そうする事が当たり前のように、何のためらいもなく私は手を伸ばす。
「あン・・・そこ・・・」
弟も恥じらう少女を演じながらも、すぐに待っていたかのように可愛い声を漏らす。

「ユキ、横になって」
「はい」
素直に言う事を聞き横になったあとは、乙女のように両手を胸の上で交差し目を閉じた。
長い髪はシーツの上で扇状に広がっている。
「ふふ・・・女の子しちゃってさ。どうして欲しいの?」
意地悪く私はまた質問した。
「いやん」
「言わないと何もシテあげないわよ」
意地悪は続く。一番触りたいのは自分自身なのに。

「里奈姉ちゃん・・・触って・・・私のアソコ・・・」
「ここのこと?女の子なのに、こんなの付いてんだ。いやらしい」
スカートの上から、大きくなったソレをやわやわと揉んだ。
「やーん、そんなこと・・・言わないで」

「元気ねぇ。また、ミルク出しちゃう?」
「う・・・うん」
スカートを捲ると小さな下着は濡れ、染みが広がっていた。
「買ったばかりのスキャンティにもう染みが付いてるわ」
そんなことは、どうでも良かったがとにかく言葉で苛めるのが楽しかった。
「ごめんなさい」
「どうするの、この後は?こんなにパンパンに張っちゃって」
「お願い。お姉ちゃん・・・じかに」
「ふふ、いいわよ」

よく伸びるゴムを引っ張り布を少しだけ下にずらして、内側で苦しそうにしているソレを取り出す。
だが見た目にはスキャンティは穿いたままなので、その部分さえ除けば女の子だ。
「皮、剥いちゃうね」
「いやーん、それだとスグに駄目になっちゃう・・・の」
喘ぎ声が高まってゆく。
言葉では嫌がっても、身体はそうしてもらう事を待ち望んでいるのだ。
美少女二人の絡みが、また始まった・・・。

ゆっくり剥いていき再びピンク色の亀頭部が露出すると、無性にフェラチオしたくなってくる。
「あむっ」
「やんっ!お姉ちゃん・・・また・・・お口で」
弟が小さな腰を浮かして、快感に打ち震えているのが分かる。
じゅる、じゅー、じゅぱ
(あ、もう液が出てきた・・・この味・・・癖になるかも)

じゅっ、ちゅー
先ほどと同様に口をそぼめて液を吸い出す。
「や、やーーーん・・・それぇー、気持ちイイっ!!」
身体全体が波打ち、太股をすり合わせるようにしながら悶える。
じゅぱっ、ちゅるん、じゅば、じゅぶ
何分にも初めての経験だったが、とにかく自分の口内で不器用に泳ぐオ○ンチンに未熟なテクニックで攻めたてた。

「は・・はうーん。それ以上されたら・・・私・・・」
「なーに?どっぴゅんて、したくなっちゃう?」
口から開放して聞く。
「う・・うん」
「まだ、だーめ。今度は少しは我慢して。そうだ、次は私も感じさせてよ」
言うとベッドから下りて、着ている物をすべて脱いだ。

「どう?これが女の身体よ」
片手を腰に当て、ポーズをとってみせる。
「お姉ちゃん、綺麗・・・」
「うふ、ありがと」
ベッドに戻ると寝ている弟の身体の上に跨った。

「何するの?」
「ふふ・・・見てて」
私は荒々しくスキャンティを剥ぎ取り、股間の秘裂を弟のオチンチンの上に重ねてみた。
「ほら、ユキ見える?私の、お股にオチ○チンが付いてるみたいでしょ?」
「うわー、ホントだぁー」
「うふふ、何だか興奮しちゃうな。ユキの女装姿見ながらオナっちゃおっと」
まるで自分の股間に生えたようなソレを握ると、男の子がするようにオナニーを始めた。

「あ、ああ、あー!お姉ちゃん・・・駄目ぇ、ソレ私の・・・」
眉間にシワを寄せて歓喜の表情を露わにする。
「ふふっ、何て顔してるのよ。これじゃ、本当にどっちが男か分かんないじゃないの」
「だって、だって・・・そんな風に擦られたら・・・いやーん、もう・・・くぅっ!」
一方の手を口元へと運び、指を何本も噛んで迫り来るエクスタシーに耐えている。
「じゃ、こっちの手で私の胸を揉んでよ」
まだ誰にも触られたことの無い、蒼い乳房を弟に揉ませた。

「はぁ、はぁ、ユキ・・・なかなか上手いわよ」
「里奈姉ちゃんのオッパイ柔らかい・・・はうん!」
「時々、乳首も摘んだり引っ張ったりしてみて。あんっ!そうよ。じゃ、私は・・・」
握っていたモノを亀裂の溝に沿うようにして、前後に腰をスライドさせてみた。
「あぁ・・・凄い・・・お姉ちゃんのヌルヌルが私のに・・・」
「そうよ。ぴったり合わさってるでしょ?私も気持ちイイの。クリにオ○ンチンの先っちょが時々、当たって・・・はうっ!」

「お姉ちゃん・・・今、二人とも気持ちイイんだね・・・?」
「ええ・・・ええ、そうよ」
「お姉ちゃん・・・私、お姉ちゃんとキスしたい・・・」
「それは駄目よ・・・はうっ、ンンっ!だって、私たち姉弟だもの・・・ああっ」
「うん・・・分かった・・・。あん・・・我慢する・・・アー、んん!」
「ごめんね・・・・ユキ。はうん!」

「アぁ、何だか・・・オチ○チンの裏側にビラビラがあたって・・・凄いのぉ」
露出した無数の襞(ヒダ)が亀頭の裏側を刺激している。その感覚は当然、私の方にも伝わってきた。
「はぁー、ダメーぇ・・・私も、こんなの・・・耐えられそうにない・・・わ」
処女の狭い秘裂の隙間に、未発達のオチン○ンが見事に挟み込まれている。
未発達とはいえ、すでに亀頭部裏には段差を備えており、その段差が動く度に私に快楽を与えた。
「くっ・・・凄い、刺激が強すぎる・・・」

「お、お姉ちゃん・・・わたし・・・いま、女の子でしょ?」
「そうよ・・・だから、いっぱい感じていいの・・・私もいっぱい感じてるから」
「うん・・・里奈姉ちゃん、私・・・女の子だけど、また出るよ。ミルク出しちゃう・・・の」
弟の身体が小刻みに震え、細い身体がエビみたいに反り返る。

「待って!もうちょっと我慢して・・・一緒にイコ・・・」
今までにも何度かオナニーでエクスタシーに達したことはある。でも今日はそれ以上の『何か』を身体が欲していた。
「う・・うん・・・私も、お姉ちゃんと一緒にイキたい・・・ああ、でも・・・もう」
「駄目よ・・・ユキ、一緒に・・・イクの。ね?」
(ああ・・・もう我慢できないわ・・・これが欲しい!)
頭の中の思考を止めた。もう無我夢中でソレを掴み、膣腔に強引に当てがった。

「んんっ!くっ・・・キツ・・・でも、入れちゃう・・・」
弟は何をされているのか全く、分からないようだった。
一方、男性経験の無い私だったが、少女に付いたオ○ンチンを何とか膣内に迎い入れる事に成功した。
「お・・・お姉ちゃん・・・そ、それも、とても窮屈で気持ちイイよ」
「ああ・・・う、うーん・・・・」
(入ったわ・・・これ、これよ。私が望んでいた事。一番したかった事はコレだったんだわ!)


「だ、駄目っ!お姉ちゃん、私・・・もうイクっ!こんなの・・・我慢できない!狭くて、気持ち良すぎる」
「私も!私もよ、ユキっ!一緒にイコう」
たぶん、弟も頭の中が真っ白になっているに違いない。
私は初めて経験するセックスなのに、吹き上がる快感に何かが頭の中で炸裂した。
(これがセックス・・・こんな気持ちいいことを私はずっと我慢してたんだ)
「イ、イク!いや・・・またイッちゃうーーん、お姉ちゃん、もう駄目ェー!」
「ユキ、私もよ!イク、イク!イク!イクーーーっ!!!はうんっ!」

私たちは今日、最も危険な形で初体験を終えた・・・。
だが弟はまだ私とセックスした事までは気づいていない・・・弟に女装を強要し、淫らな事までしてしまった。
でも、もう今更、止める事など出来はしない・・・私たちの儀式は始まったばかりなのだ。


(終わり)



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