SKIN TRADE
 第3章 Part Of Plan(その5)
 作:嵐山GO


「紗枝ちゃん、良かったかい?ワシは一緒にイケて
最高の気分じゃよ」
 疲れなど微塵も感じさせない表情だ。
「う…うん。良かっ…た…けど」
 何とか機嫌を取って、早めに薬の効果を消すものでも
あれば貰おうと思った。
 だが…
「さてボチボチ2回戦を始めようかの」
「え?ちょ…ちょっと…もう」
 駄目と否定したかったが、すぐに老人が割って入った。
「女は何度でもイケるからの。ワシも研究を重ねて
女から抽出したホルモンで似たような効果の出る薬を
作ってみたんじゃ」

 老人が立ち上がった。股間には、まだ満足してないぞ
と言わんばかりに
黒光りするペニスが天を仰いでいた。
「い…いや…もう…帰り…たい」
「もう少しこの老人の、ささやかな願いを聞いてくれても
いいじゃろ?もう一つ、どうしても紗枝ちゃんと試して
みたいプレイがあるんじゃよ」
 そう言うと身体を大切そうに抱えあげ、立たせ、両手で
ソファの背もたれ部を掴まさせた。
(バックからするつもりか?ちくしょう…もう勝手に
しろってんだ!)

 老人の左手が細い腰に手を添える。右手は臀部の肉を
開く…
「あ…ちょっ…と、そこ…違…う」
(アナルセックスをするつもりかよ?まったく何を
考えてんだ!このエロジジイは!)
 事前に用意してあったのか、たっぷりのローションが
アナル周辺と内部に塗りたくられる。
「こんなもんじゃろうな…」
 再び醜悪なペニスがあてがわれる。しかも今度は
アナル入口に。

 じゅるっ、ずぼっ、むりむり、ぎゅーっ
「おおー、こっちも最高じゃな。紗枝ちゃんと付き合う
男は幸せもんだ。こんな名器は滅多にお目にかかれん
からのう」
「うう…くっ、苦しい…」
(勝手なこと言いやがって。これは作り物の皮だってんだ。
名器なんて言われても嬉しかねーぞ)

 ぬるーり、ぐりゅ、ぐちゅ、ぐちゅ…
 隅々までローションが行き渡りると、スムーズな
抽送が開始された。
「おお、これは堪らん!またしてもスグにイってしまい
そうだ」
「はうんっ!あ、あ、あんっ!あん!」
(くっそー、この身体、またしても感じてきやがった。
初体験なのに前も後ろも開発されちまうのかよ)
「いい声で鳴くじゃないか、紗枝ちゃん。もしかして
後ろも体験済みかな?」
「そ、そんな事…ない…けど…感じ…ちゃう…イイ」
(こうなったらジジイの弾が空になるまでやらせるしか
ないか。それにしても、この感覚はなんだ?」
 老人の反り返ったペニスはピンポイントで前立腺を
刺激してくる。
「くはっ!…そこ…ダメ…弱い…の」

 ずりゅ、ずりゅ、ぱん、ぱんっ!
 老人の激しくも規則正しいピストン運動が始まった。
おそらくイクつもりなのだろう…。
「はうん…やん…凄っ…こんなの…もう…」
(まずいな。俺の方が先にイッちまいそうだ。
 せめてジジイを先にイカせないと) 
「うおっ!?きゅうきゅうに締め上げてきたな。
紗枝ちゃんも男の喜ばせ方を知っておるとみえる。
こいつはイイぞ!」
「はん…駄目…もう…イッて…お願い…でないと…
私…もう」
(締め上げるのはいいが、こっちの感度が上がって、
もう駄目だ!イクぞっ!)

 きゅーっ、ぎゅっ、ぎゅー
 イク直前、紗枝に化けた男は目一杯、直腸筋と
括約筋を締め上げる。
「やっ!イク!…もう駄目ぇーっ!」
「ワシもだ!出すぞ!受け取れよっ!」  
 どぴゅっ!びゅる、びゅるるん!
 2回目とは思えない量が腸内に、ぶちまけられた。
「あ…熱い…まだ…出てる」
(さっきも、そうだったが中で出されるというのは
不思議な快感が伴うな…。何ていうか、まるで内壁を
ペロリと舐め上げられるかのような。女が中出しを
喜ぶのも分かった気がする…)

「ふぅー、満足じゃ。可愛い紗枝ちゃんの口も、狭い
おまOこも、形のいい尻までワシが汚したんじゃからな。
今日は最高の日じゃて」
 体力は依然、残っているらしく元気溌剌に言う。だが、
もう猥褻行為をするつもりはないらしく服を着始めた。


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