BODY TRADE 第5話前編
作:嵐山GO


チュン、チュン、チュ・・・
小鳥の囀りが聞こえる。
僕が目を覚ましたのは、とても朝とはいえない時間になっていた。
「あー、昨夜は凄かったなー。中学生の女の子が初めてのオナニーで、あんなに乱れるなんてビックリだよ・・・」
ごそごそと起き出し、まずはシャワーを浴び、続いて誰もいないリビングで一人遅い朝食を摂った。

「さてと今夜はどうやって楽しもうか・・・?この足で近所を歩き回ってターゲットを探すのはツライし、用も無いのにブラついて不審者扱いされても困る・・・」
トースターにさらに食パンを2枚投入した。
「朝から4枚も食べるなんて。よっぽどお腹が空いてたんだ・・・結構、頑張ったもんなー・・・」

グラスのオレンジジュースも飲み干し、さらに注いだ。
「一度、女を体験したら男の絶頂なんて比較にならないよな。女がエクスタシーで大声を出したり、涙を流したり、失神したりするのが、ようやく理解できたよ・・・くくく」
僕は朝方まで頑張ったゲームを思い出しながら、顔一杯に厭らしい笑みを浮かべた。
「さてと、そんな若くて可愛くてエッチな子が近所にいればいいんだけどな・・・?」

焼け上がったトーストを食べ終え、流していたテレビも消して目を閉じ、考えた。
「誰も見つからなければ、また美菜ちゃんの身体を調教するか?今度は完璧に美菜ちゃんに化けて。エッチな声も聞かせて欲しいぞ。うーーん・・・でもなぁ、出来ればやはり今日は、すでに開発済みの子がいいなー。そしたらたっぷりと弄ってあげるんだけど、それこそ失神するほどに」

「あっ、そうだ・・・そういえば・・・」
僕は小さな閃きをもとに、立ち上がり静かにリビングを出た。


(第5話後編)へ


inserted by FC2 system