女教師の個人授業

作:なお&Tira





まあ何処の学校でも一人くらい嫌な先生はいるもので、崇文(たかふみ)の通っているこの共学でも例外ではなかった。


「おい田中。今、俺を睨みつけただろ」

「えっ……し、してません」

「グランド10周してこい」

「そ、そんな……」

「何だ?もっと走りたいのか?」

「わ……分かりました……ちぇっ」

「ああ?お前、今舌打ちしただろ、プラス5周だっ!」

「…………」


たまたま先生と目が合っただけなのにグランド15周もさせられるなんて――。
体育の教師、藤倉先生には誰も反抗できず、崇文はしぶしぶグランドを走り始めた。
まだ20代後半であろう藤倉先生は、身長も185センチと大柄で、高校ではスポーツをしていたらしく筋肉質で体格もよい。
そんな藤倉先生に逆らったものなら後がどうなるか――。
逆らった奴が、放課後に校舎の屋上で竹刀を持った藤倉先生にめちゃくちゃされたという噂を聞いた事がある。
やられた奴は、怖くて誰にも言えなかったとか。
まあ、あくまでも噂話しだが。

崇文は、いつかこの藤倉先生に仕返しをしてやりたいと思っている。
でもまともにやりあっても勝てるわけも無く――というか、退学させられるかもしれないし。

実は、同じ事を思っている生徒はほかにもいた。
男子生徒はもちろんだが、女子生徒達の中にも。

麻奈「また腰に手を回してきてさ、さりげなくお尻を触るんだよ。
    ほんっとにあの藤倉ってエロ教師なんだからっ!」

そうやって声を抗えているのは崇文と同じクラスの西澤麻奈(にしざわ まな)だ。
崇文と付き合っているわけではないが、結構いい関係。
放課後、部活が無いときなどはよく一緒に帰ったりする。
昼休み、学食を食べた後、グランドの隅にある緑のフェンスにもたれかかりながら、二人で藤倉先生の事を話している最中だった。

崇文「俺なんて目が合っただけでグランド15周させられたよ。
    まったく教師だからって偉そうにしやがって」

麻奈「だよね、ほかの先生だって気づいているはずなのにさ」

崇文「怖いんだよ。あの藤倉が」

麻奈「ねえ、放課後に山原先生に相談してみようよ。ほら、山原先生って」

崇文「噂で流れている話しだろ。藤倉は山原先生が好きだって」

麻奈「うん。いつも山原先生の前ではカッコつけてるもんね」

崇文「でも山原先生には無理じゃないかなぁ」

麻奈「そんな事無いと思うわ。
    だって好きな女性に言われたら嫌とは言えないものよ。
    崇文もそう思うでしょ」

崇文「う〜ん、それはそうだけどさ……」

麻奈「私以外にもいやらしい事されてる女の子がいるから、
    もう我慢出来ないのよ」

崇文「それは俺だって同じだって」

麻奈「私、山原先生に言ってみる」

崇文「……なら俺も付き会うよ」

麻奈「うん」

こうして二人は、放課後に山原先生に会いに行く事になった。
藤倉先生の体罰とセクハラを止めてもらうように。






そして、放課後。

山原先生に呼び出された藤倉は山原先生の教官室に向かった。
期待と興奮で自分でも知らぬ間に藤倉の足取りは、
軽くなっていた。
ガラガラガラ……

勢いよく教官室の扉を開けた藤倉。

藤倉「すいませーん。山原先生。居ますか?」

居るとわかっているのについつい大声で言ってしまう藤倉。それに対し、

山原「はーい。居ますよ。こっちにいらっしゃてください」

と本棚の奥から綺麗な声が聞こえてくる。
言い忘れていたが、山原先生の部屋はところ狭しと本が並べてあり、
奥の机は入口からは見えなくなっている。
藤倉は、その間を縫って奥に進んだ。

藤倉「あっ。山原先生。お話があるとおっしゃってましたが、俺になにか?」

山原「ええ。ちょっと相談したい事があって
    ……でもここじゃ、ゆっくり話せませんね。
    あっそうだ!ぜひうちにいらしてください。
    ちょうど見せたいものもあるんですよ。どうですか?
    だめなら無理してとは言いませんが……」

藤倉「えっ!?ほっ本当ですか。無理やりだなんて、ぜひ伺わせて頂きます!」

山原「そんなに喜んで頂けたらこちらもうれしいですわ。
    じゃあ、ちょっと、帰る準備がありますので、
    門で待って貰ってもらってもいいですか?」

藤倉「はい!喜んで!では、先に行って待っていますので」


そういうと藤倉は嬉しそうに山原先生の部屋を後にした。しかし、藤倉は山原先生が不敵な笑みをこぼしていたことに気づいていなかった。

しばらく藤倉が待っていると、トコトコと校舎の中から山原先生が出てきた。


山原「お待たせしました。さあ行きましょう」

そう言った山原先生の腕の中には一冊の分厚い本が握られていた。

藤倉「山原先生。その本はなんですか?」

山原「あっあぁ。これはちょっと趣味で……面白そうだったんで家で読もうかと」

藤倉「そうなんですか。それはそれは。さっ!いきますか」


ワクワクしながら藤倉は山原先生について行った。
色々な事を話ながら20分くらい歩いていると山原先生が住んでいるマンションについた。
それは六階建てのなかなかいい所だった。


山原「ここの三階が私の家です。さあこっちです」

藤倉「はっはいー!」

藤倉は興奮しながら、山原先生とともにエレベーターに乗り、三階に上がった。

山原「ここですわ」


足を止めた山原先生は先にドアを開け部屋に入っていく。
藤倉は興奮をかくせず息を荒立てながらついて行った。
山原先生の部屋は綺麗に整理されている。
ほのかにいい匂いも漂ってきそうな感じのワンルームマンションのようだ。
意外に大きなテレビと、ガラスのテーブルがある所までいくと、
山原先生はお茶をいれていくると行ってキッチンに歩いていった。
藤倉がしばらくそわそわしながら辺りを見回していると、お茶とお茶菓子を持って戻ってきた。


山原「さっさあ。どうぞ。つまらないものですが」

藤倉「いえいえ十分ですよ」


藤倉は興奮していたこともあってカラカラに渇いているのどを潤すために一気にグラスに入っているものを飲み干した。


藤倉「しかし、これは何ですか?みたことないんですが
    …あれっ。おかしいな…き……ぶんが……よ……く……なっ……」


酔っ払ったような変な感覚になり、そして最後に倒れていく藤倉が見たのはニヤリと笑っている山原先生の顔だった。






「うっう〜ん」

ゆっくりと目を覚ました藤倉は、どうやらイスに座らされているようだ。そして、違和感を感じ、動こうとしたが、首以外、動かせない事に気づいた。
先ほどから感じる違和感はどうやら胸のほうだと感じた藤倉は、首を下にやってみる。

「おぇ!あっあえええ!!」

なっなんと藤倉の目には、ぷるんと大きな双球が黒いブラジャーに包まれているのが映っていたのだ。
しかもどうやら下着以外着ていないらしく、服はどこにも見当たらなかった。
さらに、首を下に下げた時に柔らかな髪がフワッと降りてきたのだ。

「なっなんだ!あっ。ごほんっ!あーあー。……やはり声もたっ高く。この大きな胸。声。髪。と言うことは、つっつまり俺は女に。でもなぜ!?」

なんとか状況を整理できた藤倉はあたりを見回してみる。
すると、どうやら、山原先生のマンションのようだ。しかも、テーブルなどは片付けてあるが、さっきまでいた部屋だ。
混乱しながらももう一度胸を見てみる。すると、やはり大きな双球はあいかわらず自己主張をしている。

「あら。なに自分の胸じろじろみてるの?変態さんねぇ」

その声に驚いた藤倉はガバッと顔をあげ、声のするほうを見た。なんと、そこには自分が立っている。

「おっ俺!?」

藤倉「ちょっと!静かにしなさいよ。隣に迷惑でしょうが…ふっ。
    うふふ……そう、あなたよ。でも、中身は私……誰だかわかる?」

「…まっまさか!や……山原先生?」

藤倉「うふふ。正解。
    だけど、あなた。自分が誰だかわかんないんでしょう?私が教えてあげる」

オカマのようなしゃべり方をしながら、藤倉はすっと、手鏡を藤倉?の目の前差し出した。すると、鏡にはポカーンとしている。しかし、それでいて綺麗な山原先生が映っている。

山原「なっ!俺が!山原先生に!」

藤倉「静かにしなさいって言ってるでしょ!私の声でそんなに叫ばないで!
    …まぁ。いいわ。バカなあなたに教えてあげる。
    さっき本を持っていたでしょ。
    実はあれ、偶然図書館の奥にしまってあったの……
    それを私が見つけて、持ってたわけ。
    そして、本の内容なんだけど、なんと!これが、魔法書だったのよ。
    私も初めは信じなかったわ。
    でも、今の状況を見ればわかるでしょ。これもその本の力なの。
    もちろん。あなたの体が動かないのもね。
    それにしてもいいわー。男の体って力がみなぎってくる。
    実は私、男になりたかったのよ」

しばらく聞いていた山原だったが、整理がついていない頭で考え、やっと口を開いた。

山原「なっなんで山原先生みたいなきれいな先生が、男なんかに?」

藤倉「あなたにはわからないわよ。その顔。そのいやらしい体付き。最悪だわ。
    確かに男から見ればいいかもしれない……でも、私は大っ嫌いだった。
    どこにいってもじろじろ見られて、電車ではセクハラされるし……
    レイプだってされた事あるのよ。それに比べて男は最高ね。
    周りの目なんて気にもしなくていいし、やりたい事をやれる。
    女でいるなんてもうごめんよ」

山原「……でも……もったいない。こんなに綺麗なのに。
    それに、女は男より気持ちいいて言うし」

山原は自分の身体を見ながら言った。

藤倉「ふっ!あなたやっぱりただのバカだわ。
    そんなに言うなら、あなたに女の快感てやつを教えてあげるわ……」

そういうと、藤倉は本を取り出し呪文をとなえだした。
するとどうだろう、山原先生の胸がまるで、誰かに揉まれているように形をかえていく。

山原「あっ。んん!」

いきなりの事に驚いたのと、胸からビリッと伝わってきた気持ちよさに山原は声がでてしまう。

山原「なっ。なんで勝手に。ひゃ!んんっ!」

藤倉「どう?私の胸は気持ちいい?」

藤倉は、なおも呪文を唱えていく。今度は乳首が奥に押し込まれていく。

山原「あっ!あひっ!やっ。やめろ!ちょっととめっ!んふっ!」

藤倉「ふふ……えっなんて言ってるの?全然きこえないわよ」

山原「だから。んん!やっやめろ!あひっ!」

藤倉「……ふん!なによ。よがっている癖に……
    だいたい急に命令口調になってんじゃないよ。
    ……まあいいわやめたげる。ふふふ」

そういいうと、藤倉はある呪文を唱えてやめた。なんとか解放された山原は、息を整えているようだ。

藤倉「せっかくおもしろいとこだったのに……まあいいわ。
    そうだあなた。名前言ってみなさいよ」

山原「なっなんで。そんなことを……」

藤倉「いいから言いなさい!」

いきなり、藤倉に怒鳴られた山原は仕方なく名前を言うことにした。

山原(俺の名前は藤倉だ。)
   「私の名前は山原よ。って!どうなってるのよこれ。あっ、まただわ、あっ!」

普通に話したつもりだったが口からは女言葉しかでてこない。しかも、自分を山原と名乗ってしまう。

山原「いったい。どういうことなのよっ!」

藤倉「あははははっ!こんなこともできるのね。おもしろい。
    あなたの記憶と私の記憶をちょっと混ぜてみたの。
    私のほうを強めにね。だからほらっ!」

藤倉はいつの間にか手に持っていたバイブを山原に見せた。

山原「それっ!いつも私が!って。えっ?」

初めて見たものなのに、山原の脳裏には、以前からずっと使っているという記憶がよぎった。

藤倉「あっはっは、まじで傑作だわ。
    そうよね、あなたはこれでいつもいやらしくオナニーしてるものね。
    せっかくだから今から見せてもらおうかしら。
    あなたのいやらしいオナニーを。うふっ」

そういうと藤倉は手に持っていたバイブを山原に投げた。

山原「そっ。そんな事できるわけないでしょ」

どうやら山原は観念したのか女言葉で話す事にしたようだ。

藤倉「あ〜ら、いいのぉ? 言っとくけど、この体は人質みたいな物なのよ。
    なんなら犯罪でもしちゃおっかな。まあ捕まるのはあなただけどね。
    うふふ。あははは!で、どうするの?」

山原「ぐっ。わかったわよ。やればいいんでしょ。やるから、体自由にしなさいよ」

藤倉「仕方ないわね。はい!」

藤倉が魔法を解き山原は自由になった。山原は仕方なさそうにバイブを拾い上げ、それを胸に持っていく。そして、静かにバイブを付け軽く胸に押し付けた。

山原「んっ。んんんっ」

最初は軽く当てる程度だったが、徐々に強くこねるようにしていく。

山原「うっ。んふっ。んん」

段々と動きは激しくなり、山原はつけていたブラを手際よく脱ぎ、左手では胸をもみ、右手では、乳首に強くバイブを押し当てた。

山原「んんんっ!あはっ。あんっ。んんんっ」

藤倉「あははは!ほんとに私がいつもやってるのと同じね。どう女の快感は?」

山原「んふっ。そんなのいつもとっ、一緒に、きまってるでしょっ!」

藤倉「何で!?あっ。そうだったわね。私の記憶が強いんだったわね。
    あっそうだ、やり方だけそのままにして、後は戻してあげるわ」

そういいながら呪文をとなえだす。しばらくして、最後の呪文を言い終わると、藤倉は口を閉じた。

山原「何をしたんだ。んっ!んあっ!なんだこれは、気持ちいい!んっ。
    あん!さっきまではっ、いつも通りだったようなっんん……
    気がしたのにんっ!はぅっ!気持ちよすぎる。手が勝手にっ!」

急にすごい快感に襲われながらも、山原の手はいつも通りに動いていく。
今度は、右手にバイブをもったまま、黒いパンツの中に手を突っ込んだ。
いつも山原がやっているようにクリにバイブを当てる。そこから、もの凄い快感が生み出される。

山原「ああああーん。やばい!まじで目の前が白くなってきたぁ〜。
    はっあん。うはっ!」

藤倉「すごい。ホントにで私と一緒じゃない。
    この調子でいけば、次はアソコにいれるわね」

そんな風に説明していると、山原は言っていたようにアソコにバイブを入れた。

山原「うんんん!」

歯を食いしばって快感に耐える。
その姿はまさにいつもの山原だった。そのまま左手で胸を揉みしだく。

山原「んんんんっ!なっ何だ!この快感は!っんん!
    くるっちゃいそうだっ!ああーん!」

グリグリとアソコに押し込む。もうパンツはぐちゃぐちゃになっている。

山原「あはっ!もうだめ!んんっ!気が遠くっ!なっる。
    これが逝くってやつなのかっ!
    あっ!逝くっ!逝くーー!あああっ!」

色っぽい喘ぎ声とともに、背中をピーンと沿ったかと思うと、山原はその場に倒れこんだ。






しばらくしてようやく目を覚ました。
目を擦りながら起きた山原が見たものは、裸で仁王立ちしている藤倉の姿だった。
しかも、藤倉の息子はギンギンになっている。
驚いた山原はガバッと、体をおこした。柔らかい胸がプルンと揺れる。
床に起きたかと思っていたが、いつのまにかベッドに移動させられていたようだ。


山原「おっおい!なんで裸なんだよ!」

藤倉「だって、あなたのオナニー見てたらあなたのこれが勃ってきちゃってね。
    なんかむらむらしてきちゃったのよ。だ・か・ら、今から犯しま〜す」

そう言った瞬間、藤倉は山原に飛びかかってきた。必死に押し返そうとしたが、女の体では男の時のように力が出ない。

山原「おっおい!はなせ!ぐっ!力がっ!わかってるのか自分の体だぞ!」

藤倉「あははははっ!いい顔ね。わかってるわよ。
    もう私、その体に戻る気ないし、それよりもこの興奮。
    たまらないわ。最高よ!」

山原「ぐっ!離せよ!おい!いい加減にっ!んんんん。」

山原が言葉を言い終わる前に藤倉が自分の唇で山原の唇を覆った。

山原「んんんっ!んはっ!おい!やめてくれ!気持ち悪い!」

藤倉「うるさいわね。それにしても私の唇って柔らかくておいしっ!
    癖になりそう!んんっ」


またキスをし始めた藤倉は、今度は強引に舌を入れる。山原はふりほどこうと暴れるが、両手を抑えられ密着しているので、ほどくことができない。それどころか押し潰された胸が動くたびに快感を送ってくる。


山原「んんんんっ!んふっ!んんんんっ!」

藤倉「んん。ぷはっ!ふふっ。顔が赤くなってきてるわよ。感じてきちゃったの?」

山原「うっ。うるさい!感じるわけないだろうが!っんはっ!」

また、山原の話の途中で藤倉は動き出した。今度は両手で胸をつかみグニュグニュと揉みだした。

山原「あっ!あはっ!やっやめてっ。んん!くっくれっ!」

藤倉「そういってる割には、気持ちよさそうねぇ。
    あははっ。乳首たてちゃって、やらしい女ね」

グニュグニュと胸をいじっていた藤倉は今度は乳首をコリコリと転がし始めた。

山原「んはっ!んんっ!俺はっ!あはっ!男だ!
    いいっ加減に!んふっ!しろっ!」

藤倉「そんな事いっちゃって。本当はもっとしてほしいんでしょ。
    アソコもグショグショじゃない」


藤倉の言うとおり実は山原は段々と快感に溺れ始めていた。
しかし、頭の中の男の理性がそれを止めているのだ。
それを、知ってかしらずか。今度は右手を山原のアソコにやり、いじり始めた。もはや山原の理性は限界に近づいていた。


山原「ああああっ!んふっ!はぁーん!
    やめてっ!くれっ!はあっ!おかしくなる!」

藤倉「あははっ!すっかりよがってる癖に。いまさら……。
    わかったわ。やめてあげる」

すでに、山原が快感の虜になったのがわかったのか、藤倉は急に手を山原の体から離し動きを止めた。

山原「はぁはぁ……なっ。いまさら。んん。止めるのかよっ。あっ!やばっ!」

藤倉「ふふふ。ついに言ったわね。でも、あなたが止めてっていったじゃない。
    うふふっ。もしかして、もっとしてほしかったの?」

山原「ばっばかっ!ちがうよ。でも……」

藤倉「あらあら。すっかり快感の虜になっちゃったのね。まあいいわ。
    じゃあ。私をメチャクチャにしてください。っていいなさい。
    そしたら続けてあげる。ふふふ」

山原「ぐっ、そんな事言えるかよっ!」

藤倉「あらそう。だったらやめるだけよ」

山原「えっ!それは・・・ぐぐぐっ!」

しばらくの沈黙が流れる。そして、ついに山原の口が開いた。

山原「……私…を……クチャ……くだ……い」

藤倉「あらっ。ふふふっ。ぜんぜん聞こえないわよ。
    ちゃんとはっきり言わないとやめちゃうわよ」

山原「ぐぐぐっ…」


藤倉に主導権を握られているのがいやだった山原だが、もはや快感の虜になりかけていた山原は我慢の限界にきていた。
そして、ついにブチンと音をたて抑えていた理性が弾け飛んだ。


山原「俺を…いや……私を……私をメチャクチャに犯してください!」

藤倉「あはははっ!はいっ。よくできました。じゃあ続きしてあげる。
    まあどっちにしろ私のアレも限界だったし、
    言わなくてもしてたんだけどね。ふふふ」


山原を馬鹿にして言った藤倉だったが、もはや山原にはそんな事どうでもよかった。
快感がほしくてたまらなくなっていたのだ。


山原「もう!もうだめなの。待ちきれない!はやくあなたのでっかいのを入れて!
    そして、最高の快感をちょうだい!」

藤倉「あらあら。
    あんなに硬派だったあなたがすっかり淫乱女になっちゃったのね。
    ふふふ。はいはい、仕方ないわね」


そう言うと藤倉は自分の息子をゆっくりと山原のアソコに近づけていく。山原はまだ見ぬ快感を想像し、興奮しまくっていた。

そして、ついに藤倉のモノがゆっくりと挿入されていく。


山原「はっ!あはっ!入ってる。私のが私の中に。あああっ!最高っ!」

藤倉「うっ!これは……。結構いいかも……段々気持ちよくなってきた。
    んんっ!それにしてもあなたさっきから女言葉になってるわよ」

山原「あはっ!だって!んんっ!こっちのほうがっ!はっ!興奮するんだもの!」

藤倉「うっ!やっぱり!変態ねっ!それより、奥まで入ったみたい。動くわよ」

どうやら、奥まで入ったらしく、藤倉は腰を動かし始めた。

山原「あっ!あはっ!お腹がっ!あああっ!中に!ああああっ!」

もはや、何をいってるのかわからない。山原はただただ全身で快感を受け止めた。

藤倉「んんっ!私もっ!けっこう来てるっ!気持ちいいっ!」

山原「来て!あはっ!もっとおおんっ!」

さらに、藤倉はパンパンと腰を動かす。
それとともに、山原も藤倉の腰に腕を巻きつけいっしょに腰を動かす。段々と二人の快感は絶頂へと高まっていく。

そして、

藤倉「あっ!んんっ!なんかくるっ!」

山原「あはははんっ!んんんっ!出してっ!中にっ!私のなかっ!にっ!
    ぶちまけっ!てええん!」

「「いくーーっ!」」

同時に、絶頂に達した二人はお互いに抱き合ったままその場に倒れた。







藤倉「さあ、今日から授業の始めにグランド20周することにしたぞ。
    みんなしっかりと走れよ」

「「「ええ〜っ!!」」」

数日後の体育の授業。
藤倉は、大人しくなるどころか、更に厳しい事を崇文達に言い始めた。

「そんなに走れねぇよ!」

生徒から不満の声が漏れる。

藤倉「うるせぇ奴らだなぁ。
    誰か知らないが、お前達の中で山原先生に下らんことを話した奴がいる。
    みんなそいつのせいだからよっ」

「誰だよ、チクッた奴は」

「チェッ、俺達まで巻き添えにすんなよな」

生徒達は顔を見合わせて、その「犯人」を捜し始めた。しかし、藤倉先生がそのざわめきを静止し、

藤倉「おらおら、ぐずぐずしないでとっとと走れっ!」

と大声で叫んだので、生徒達は仕方なくグランドを走り始める。
そんな中、崇文は何も言うことが出来ず、悔しさをかみ締めながらみんなと一緒にグランドを走るのだった。

それは麻奈に取っても同じだったようだ。
まったく収まらない「セクハラ」行為。
大きな影が後ろから近づいてきて肩を叩かれたかと思うと、そのままごつごつとした手が前に滑り落ち、制服の胸の上でとまる。


麻奈「きゃっ!」

藤倉「おいおい、こんな胸じゃあ彼氏もなかなか出来ないよなぁ。
    俺が彼氏になってやろうか?ははは」

麻奈「し、信じられない……」

藤倉先生は、その手で制服の上から柔らかい胸を数回揉むと、そのまま歩いて行ってしまった――。

藤倉「あーー、おもしろい!最高!!
    どんな事しても、やばくなったら別の身体に移れば良いし。
    男ってやりたい放題できていいわ。
    それにヤりたくなったらいつであいつを犯せるし
    …まっ自分の身体だけどね。あっはははははは!!」


そう、藤倉先生の中身はあの日からずっと山原のままだったのだ。
一方山原先生の体になった藤倉はと言うと、


山原「はあーい。この問題わかる人?」

魔法の書で山原の知識の記憶をもらった藤倉は、山原先生としての生活を送っている。それは元の山原と何ら変わらない生活だ。しかし、まったく同じでなはなかった。

山原(ああーん、んふっ。やっぱりノーパンノーブラって最高!
    動くたびにおっぱいから快感がくるし、この股の開放感が……
    もうぐっしょり濡れてるもん。
    今日も、あの人にたのんでエッチしてもらおーっと)


すっかり女のエッチにはまった藤倉は、毎日快感の日々を過ごしているのであった。

ハッピーエンド?




inserted by FC2 system