昼休み×屋上×魂

作:マロエ



眞子は自分のしてる行動に違和感を感じていた。
クラスメイトの武志を昼休みに屋上に誘い込んで、スカートを捲り上げパンツを見てもらっている。
「ど、どうぞ……み、見て……よ」
眞子は、武志の事をクラスにいる太った男子としか見ていなかった。
ただそれだけで話したこともない。むしろ話もしたくもない相手だった。
なのに、今、自分の意思で、手で、スカートを捲りあげていた。

「あ、あまり見ないで……よね」
恥ずかしさのあまり顔を伏せる。
「見ないでって、自分からパンツ見てくださいって誘ってきたんじゃないか」
ニヤニヤしながら武志は、眞子の白いパンツをねっとりと見つめ続けた。


「……や、やっぱり、おかしい。こんなの私したくな……ぁ、ううん、見てくれてありがとう、もっと見て? ほらほら?」
恥ずかしがってたのが嘘のように、眞子は突然腰をつきだした。
ニヤニヤしてる武志に自分の下着を見せつけるように、腰を左右に振りだす。
「あはは、やっぱり50%は魂を移動させないとダメなのよねー」
ピンクのリップクリームがついたぷるんとした唇で、眞子楽しそうにそんなことを呟いた。
「加減が難しいのよね……25%だと……え、きゃ、私……何して……やだ、やだっ!」
眞子は途端に顔を赤らめ、涙目になる。
武志はその涙を見て、指差した。
「その表情もいいね!」
「ば、な、何言って、もうや、やめ……ぁ、あは!でも笑顔のがいいんだよね〜?」
涙はすぐに乾いて、眞子は武志に満面の笑みを振りまいた。
これが演技ならば、女優もびっくりなほどだ。


「さてと、じゅうぶん見たし、今度は触らせてもらうとしますか」
武志は眞子に近づき、その白いパンツ越しに股間を刺激する。
「ぁん、そこ……気持ちいい」
眞子はブルリと震えて善がる。
武志の分厚い指がアソコを上下に行き来するたびに、ピクピクと身体が震える。
「武志君に触ってもらうの気持ちいいのぉ」
いつの間にか、眞子の方から武志の指に押し付けるような動きに変わっていた。
「あはは、おもしろいな、今度は10%くらいにしてみるか」
武志がそう言うと、ピタッと、眞子の腰が止まった。
「……ぇ、い、いや、なのに……どうなってるの私……」
眞子は自分で掴んでるスカートを必死に下ろそうとした。
なのに手は動かない。まるで手もスカートが固まってしまってるかのようだった。
「武志君やめて、見ないで、私身体がおかしくなってるみたいなのっ!」
武志は歪んだ笑みを浮かべて、
「何言ってるんだよ? ここが気持ちいいんだろ?」
と、目の前に見える白いパンツを執拗に刺激する。
「ぁん! や、やめて……気持ちよくなんか……んんっ」

眞子は好きでもない男に触られて、感じる女の子では決してなかった。
だが、さっきから武志の魂が出たり入ったりしているせいなのか、股間はぐっしょりと湿り気を帯びていた。
「お願い、やめて! 先生に言うわよ?」
眞子がきゅっと涙目で睨み付ける。
「何言ってるんだよ! 自分から触ってきてほしいって言ってきたくせに!」
武志はそんな眞子に腹が立ち、魂を大量に流し込んだ。

すると、眞子は一瞬呆けた顔になり、すぐさま、
「申し訳ございませんでしたーーーーーっ」
と、土下座した。スカートは完全に捲りあがった状態の土下座。白いパンツがよく見える。
「そのままでいろよ」
と、なぜか眞子が言うと、武志は土下座状態の眞子の身体を隅々まで見続けた。


「ふぅ、少しは気が晴れたな……」
土下座した眞子をしっかりと記憶した武志は、眞子を立ち上がらせて、パンツを脱がした。
「「じゃあ、挿れるからフェンスに手をつけろ」」
二人で同時に喋り、同じような動きで屋上の壁際まで歩く。
武志はズボンのファスナーを下げて、後ろから一気に眞子を貫いた。

「あ、あぐうぅぅ……き、気持ちいい…武志君気持ちいいよぅ……」
土下座をしてる時から、眞子の身体には、武志の魂が大量に入り込んでいたので、股間はもうびしょびしょだった。
すんなりと、武志のチン○が入っていく。
「く、ぅぅ……女の子の中ってこんなに気持ちいいんだ」
武志は初めての感覚に戸惑い、震える。
「あ、あぁ……うん、気持ちいぃ……私も、武志君のオチ○ポ気持ちいいよ、うぁあんっ」
武志は必至に腰を動かした。
眞子はそのリズムにぴったりと合わせて、武志のチン○を締め付ける。
「あ、ぁぁ、いぃ……いいよぅ、武志君んぅん…」
眞子は気持ちよさそうに顔をゆがめる。
武志は、初めての感覚にすぐ射精してしまいそうになるのをぐっとこらえて、また魂を移動させた。

「え、あ、あぁん……な、わ、わたし……ち、ちが…これは、ちが、んんんぅ」
さっきまで気持ちよさそうな顔で、腰を動かしてた眞子が戸惑いの声を上げた。
「なにが、違うんだよ! 俺とえっちしたかったんだろ? ええ!?」
「ち、ちが、わたし……こんなはずじゃ……あぁん!」
眞子はフェンスにしがみつき、必至に快感に耐える。
武志は、試しにと眞子の身体にある魂を一度全部戻してみることにした。

すると、眞子の表情が、まさしく憑き物が落ちたかのように、がらりとかわり、
「や、やめろ、この、キモイのよ!!」
と、腰を引き、武志のチンポを抜くと、武志の丸々としたおなかに前蹴りを入れた。
「ぐぇ」
武志はカエルみたいな悲鳴をあげ、尻餅をつく。
「キモイ、キモイ、キモイ!! 何してくれてるのよ!!」
倒れた、武志のお腹を蹴りまくって、眞子は屋上からでていってしまった。
「きもすぎる……なんで私が……あんな奴と……」
逃げるように階段を下ってきた、眞子の足がだんたんと遅くなっていく。
「早く、トイレで……洗う……洗う? なにを? あれ? 私……」
必死に降りてきた階段を今度は、ゆっくりと上がり始めた。

屋上の扉をあけ、武志をみるなり眞子は、怒りながら武志の元へ駆け寄る。
「よくもやってくれたなーー!! フェラさせてやる!!」
と、眞子が叫ぶと、屋上に倒れてる武志のお腹にまたがり、お尻を武志の顔に向けて、リップクリームのついた唇でチ○ポを咥えた。
「ん、んん……あむぅ、ん、しっかりと、ん、綺麗にしろ、んっ、んっ」
眞子は咥えながら、怒りの表情をしたまま、頭全体でフェラをする。
「ん、んぅ、よくも、ん、やってくれたな、よくもやってくれたな、んんっ!」
チン○を舐めながら怒る眞子のお尻を、武志はバシンと叩いて、流し込み過ぎた魂を回収した。
綺麗な白いお尻に、武志の手形が浮き上がってくる。
「次したら、もっとひどい目にあわすからなっ!」
「ひいぃ、はい、んんん、綺麗にする、どうか、お許しを……おねがい、んぅ…んっんっ……します…んっ」
怒っていたはずの眞子の表情は、反省の顔になり、チン○を咥えたまま従順に頷いた。


「よし、もういい、そのままセックスするぞ」
「はいっ!」
武志は屋上に寝転がったままだ。
眞子はいそいそと位置を合わせてチ○ポを迎え入れた。
「んはぁぁ……」
眞子が艶めかしい声を上げた。そのまま太ったお腹の上で、跳ね動く眞子。
「あ、あぁぁ、んぅぅ、気持ちいい……んっ、あぁぁ……」
眞子は一生懸命に武志を気持ちよくしようとしていた。
さっきまでのフェラの刺激と、お腹の上で気持ちよさそうに跳ねる眞子の刺激に、武志のチン○は爆発寸前に膨れ上がる。
「あ、あぁぁ……武志君、出していいからね? 中にいっぱいだしてね……あああぁぁ、わ、私も……もぅ」
ぐちゅぐちゅとアソコからは音がいやらしく響く。
「っんぅ、あぁ、ぁ、ぁぁ、ぁぁぁ、ぁぁぁああ、い、イきそ、う……イ、きそうなのぉぉぉっ!!」
「っく、俺も、だすぞ!!」
抜群のタイミングで動く二人。眞子と武志は同じタイミングで絶頂を迎えようとしていた。

「「あああぁあぁぁぁぁ、、い、イクーーーッッッ!!!」」

二人は同時に叫び、同時にイった――。





しばらくして、眞子はニュルリと立ち上がった。
「はぁはぁ、気持ちよかった……これで、魂を戻したら眞子はなんて言うのかな……」
そんなことを言いながら、精液がついたまま拭きもせずに白いパンツを履く。
倒れてる武志をそのままに眞子は屋上を出ていった。
階段を一歩一歩と降りながら、少しずつ武志の魂が抜けていく。
だらしない表情や、男っぽい歩き方が、だんだんといつもの眞子に戻っていく。
眞子が階段をすべて降りきった時、、昼休みの終了を知らせるチャイムが、学校全体に響き渡った。





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