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俺は狙ったターゲットと魂を同期して、自意識や認識を入れ替える能力がある。 自分の能力に気がついた俺は、いろんな人間を思い通りに動かして楽しんできた。 そんな俺の次のターゲットは、セレブ御用達のイメージのある老舗デパートのエレベーターガール、飯田 麗子。 麗子は全く気づいていないだろうが、麗子の魂を自分の魂と同期した今の俺は「俺」であり、「あたし」でもある。 「俺/あたし」は、麗子の部屋で、麗子が仕事から帰ってくるのを待っている。 いま、ドアの鍵を開ける音が聞こえ、「あたし/俺」が帰ってきた。 俺が仕事から帰るとあたしが待っていた 作、挿絵:jpeg (飯田麗子の思考) なぜだか最近なかなか疲れがとれない。 大学の四年間、バレーボールで鍛えて、体力には自信があったんだけどなあ…。 きょうも1日立ちっぱなしでくたくただ。 エレベーターガールがこんなにつらい仕事だとは…。 インフォメーションか、もう事務でもいいから、座って働ける部署に移りたいなあ…。 夕飯を作る気力もないし、またコンビニかぁ…。 結婚…したいなあ…。やさしい彼氏、ほしいなあ…。 なかなか部屋の鍵も見つからないし、もう泣きそう。 やっと帰ってきたー。 ただい― …俺の目の前で、ベッドに腰かけたあたしがニヤニヤ笑っている。 太ってベトベト脂ぎった体に人を不快にさせる笑顔、強姦で前科三犯のあたし。相変わらず気持ちが悪い。 俺は、だらしのないにやけ顔になると、自分へのごほうびに買ったブランドのバッグを乱暴に投げ捨てて、あたしの前にひざまづき、 「おい、しゃぶれよ」 言うや、目の前のあたしのペニスをくわえ、派手に音を立ててしゃぶる。 「でも、俺の体は疲れてて、命令に対する反応がちょっとにぶいなあ、 ま、疲れるのはあたしの体じゃなく、俺の体だから、どうでもいいけどな。ほら、もっと動けよ。のどの奥までくわえ込め」 俺は大きな胸をもみしだきながら言うが、あたしのペニスをしゃぶりながらなので、口から精液混じりのネバネバのよだれがダラダラとこぼれ、ついこの間まで清潔だった俺のベッドを汚すが、このベッドはあたしのベッドではないのでどうでもいい。 そんな俺を見下しながら、あたしがせせら笑っている。 「俺に働かせて、あたしは部屋でぐだくだ最高だな! だけど、もっと金ほしいなー。 俺に風俗ででも働かせるかなあ」 あたしの精液を飲みながら俺は言う。 「ところで、ちゃんとエレベーターガールの制服持ってきたな。よーし。じゃあ早速着替えてもらおうか!」 言うや俺は、さんざん迷って買った、給料の3分の1もした、お気に入りのセーターとスカートをひきちぎるように乱雑に脱ぎ捨て、エレベーターガールの制服に着替えて靴をはく。 「カーペットが汚れたわ。ま、あたしの部屋じゃないから、ぜんぜんかまわないけどな!」 俺は鏡の前に立ち、制服に身を包んだ俺の体をじっくり眺める。 ベッドに腰かけていたあたしがやってきて、俺のスカートをまくりあげ、ニヤニヤしながら、俺のボリュームたっぷりのケツをパンスト越しに揉みしだきはじめた。 俺はそれには一切かまわず、 「おお〜、やっぱ俺、いい女だなあ〜!ぐひひ…。 このスラッとしつつも、適度にむっちりとした美脚、この張りとコシのあるボリューミーなおっぱい… 乳首もピンクでツンととがってて… ン、ンッ… あ〜、あ〜、ラララ〜♪ 皆さま〜、次は〜、三階〜、おま○こ〜、売り場で〜、ございます〜。チン○コ〜。 …ぐひゃひゃ!」 俺は制服を着た自分の体でがに股になり、ゲハゲハ笑った。 美人な俺の顔が、けだもののように下品にゆがむのを見ているうち、興奮して乳首がガチガチになり、股間からも熱い粘りけのある汁がジュクジュクとあふれ出してきた。 「くっ…も…もうがまんできないっ!おいっ、ケツこっちに向けろ!」 俺は言いながら、あたしにケツを突き出す。 「いまぶちこんでやるからな〜」 言うや、俺のまん○にあたしのペニスが入ってきた。 「ヴグゥッ…!? アヒイッ! 中の壁がいっぱいひろがるぅっ…!ヒダヒダひろげられるぅっ! チン○コ、もっと出したり入れたり、出したり入れたり、出したり入れたり、出したり入れたり、ズッコンバッコンしてよぉっ!? ぎゃひゃあはぁ!アハハハハハハハハ!! ヒダヒダにからめて、動いてぇぇぇ…! ングヴ…ッ…! おい、もっと腰振れよぉ…っ!」 俺は言いながら腰をねっとりとした回転を交えながら高速で動かす。 肉と肉がぶつかり合うビッタンビッタンという卑猥な音が部屋中に響く。 「俺の体…もうくたくたで動かないのに…無理矢理動かされて…っ…! たまんない…女の体って…俺の体って…すっごいよぉ!ねえっ!ねえってばぁ!すんごぉいんだよぉぉぉ!!」 イった瞬間、俺の体は恥も外聞もなく、信じられないほどの量の小便を撒き散らした。 汚れた床を、全裸のままの俺の体で掃除させられている。 命令しても、もはや体力の限界を迎えた俺の体は、ノロノロとした、どんくさい動きしかできなくなっている。 「おいおい、ちっ、なんだよお前、四年間バレー部で体力には自信があるんだろ? 口ほどにもねえ、使えねー。 ハイッ!パス!レシーブ!トス!アタック!」 突然俺は大声で言い、素早くバレーボールのボールを追う動きをしたが、脚がもつれ、派手な音を立てて床にぶっ倒れた 「おおー、いま、やばい角度で頭ぶつけたぞ!?足首とかも、モロ変な方に曲がってたけど... ま、あたしの体じゃないから痛くないし、別にいいよね?」 言いながら俺は何事もなかったかのように起き上がり、四つん這いになり、無表情で小便まみれの床を拭く作業に戻った。 「おい、自分の小便飲んでみろよ」 言うや俺は床に口をつけ、ジュルジュルと音を立てて自分の体が垂れ流した小便をすすった。 時間が経って冷たくなっているが、独特のにおい、塩辛いような苦いような味はやはり小便だ。 「ぎゃははは!俺、ほんとに自分の小便飲んでるぜ!きったねー! おい、もっと犬みたいにみっともなく舐めろ!」 言うなり俺は四つん這いの顔だけをグッと床に近づけ、床をベロベロ舐めはじめた。 俺の大きな胸が重力で垂れ下がり、乳首が床の小便溜まりに浸っている。 その乳首をコリコリといじりながら、俺はいつまでも小便を舐め続け― 「…じゃあ、あたしは寝るから、俺はいつも通りそこで一晩中立ってろよ… って、魂取り出しちゃったから、もう聞こえないか… ふああ…おやすみ…」 布団にくるまり、すぐにやかましいいびきを立てて眠るあたしの枕元で、翌朝まで無表情のまま立ち続ける裸の麗子の脱け殻の体だけが、無意味なオブジェのように置いてあった。 了 |