ばかんすっ!
作:ecvt


「只今より、おっぱいご開帳でございまぁーす!」
「やんや、やんや!」
「そんな女がいるかよ!裕二、武史、、、お前らだろ!?」
俺たちがふざけていると、すかさず一緒に旅行に来た友達の健治がそうツッコミを入れた。
「俺がちょっと部屋を離れて戻ったらお前らの身体は気絶状態で倒れてやがる!まぁた例の薬で幽体離脱してその娘たちの身体乗っ取ったんだろ?」
「あったりー!ちょうど二人組みだったから乗っ取っちゃった!な!」
「な!」
「美人だろ?ほれ?」
俺は健治にこの乗っ取った娘の胸を見せてやった。
「コラコラ!裕二!それに武史のほうの娘の胸もズレて乳首出ちゃってるぞ!」
「ああ、、、別に俺の乳首じゃないから恥ずかしくないし、、、」
「お前ら、、、くそっ、、、」
健治はうなだれていじけてしまった。
「ホラ、ひがむなよ、ホレ!」
俺はあと一錠あった幽体離脱薬を健治に渡した。
「え?いいの!?」
「ああ、実はもう一人遅れてくる娘がいるらしいんだ。そのもう一人に怪しまれるとめんどくさいからな!お前が後から来た娘を乗っ取ってくれよ、な!」
「おう!やったぜ!」
健治は喜び勇んで薬を手に旅館の部屋へと戻っていった。
「じゃあそれまで俺たちは楽しみますか!」
「ああ!」
二人は互いの胸を擦りつけ合いながら、人目も憚らず熱いキスをした。そして手をつなぎながら彼女たちの宿泊しているホテルの部屋へと向かった。

「あぁん!いいわぁ」
「あなたもよ、、、!あぁん!」
二人はホテルのベッドで激しく求め合った。
その時、、、!
「遅れてごめーん!ひっ、、、!!!美代子、涼子、一体何してるの!?」
「美代子、涼子?あぁ、この人たちの名前ね?私は涼子さん?」
「はぁ!?何言ってるの美代子!しっかりして!」
「ああ、この娘、美代子っていうのか。ってことは武史、お前は涼子さんらしいぞ」
「そうか、でもそんなのどうでもいいし、、、」
「あなたも参加する?3Pしようぜ、、、」
「3Pって、、、何言ってるの美代子!?するわけないでしょ!様子が変よ!ちょっと救急車、、、」
その友達は電話に手を掛けたその瞬間、ピンッと背筋を伸ばしたかと思うと、苦しそうに焦点の合わない感じで瞬きをしながら空中を見つめた。
「あっ、、、あっ、、、くっ、、、」
やがてカッと目を見開くと、ニヤニヤと、まるで珍しいものでも見るかのような表情で自分の身体を撫で回した。
「やったぁ!これで俺も乗っ取りの仲間入りだな!」
女は洗面所にダッシュすると、鏡でまじまじとその姿を眺めた。
「コレが俺かよ、、、美人じゃないか、、、えへへ、、、」
鏡を見つめながら自分の胸を揉むその女の表情はとても嬉しそうだ。
「おーい、健治、やっと来たのか!こっち来て3Pしようぜ!」
「おう!3Pしようぜ!」
女は一気に全裸になると、ベッドに飛び込み、さっきまであんなに嫌がっていた3Pを仲間二人と嬉しそうにしたの始めたのだった。

「あぁん!最っ高!」


END




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