タイムマシーン3 作:ecvt 「ね?いいでしょ?」 「そんな・・・キャプテン・・・」 俺、田中洋治は再びタイムマシーンを使って過去に来ていた。 理由は、数学の課題だ。 明日が提出日なのだが、すっかり忘れていて、大量の課題にまったく手が付けられていなかった。 提出日が俺達のクラスより1日遅い隣のクラスの優等生、藤森裕美子に写させてもらおうと頼んだのだが、無下に断られてしまったのだ。 彼女とは昔からの腐れ縁で、幼稚園から高校まで一緒になったのだが、そのよしみで頼んでも、「あと1日あるんだから自力でやりなさい!ダメよ!じゃ、私、部活があるから!」だとさ! くっそー! 下校した俺は慌てて始めてみたのだが、何せ大量の課題、今からでは到底間に合うハズがない! アイツがノートさえ貸してくれれば・・・ 俺はたまらずタイムマシーンを使うことにした。 時間は今日の、藤森にノート貸すのを断られた直後。 ターゲットは・・・彼女がものすごーく憧れている、彼女が所属しているバレー部のキャプテン、優木真由子先輩だ。 彼女はスポーツも出来て勉強も出来て美人で・・・全生徒の憧れの的だ。 彼女の言うことならさすがの藤森も言うことを聞くだろう。 「優木先輩、かわいい後輩の為に、人肌脱いでもらいます!ターイムスリーップ!」 俺はタイムマシーンのスイッチを押した。 一瞬、目の前が真っ白になり、視界が開けると、俺は体育館に立っていた。 「ここは・・・体育館か」 他の女子バレー部のメンバーはまだ来ていないようだった。 少し息が荒く、身体が温まっている。 部活熱心な優木先輩は、一番先に来て、アップでもしていたのだろう。 下を向くと、体操着のTシャツを二つの大きな胸が押し出しており、前屈みになってさらに下を眺めると、俺は赤いブルマを履いていた。そこからはキュッと締まった健康美溢れる美しい脚が伸びていた。 窓ガラスに反射する自分の姿は、あの全生徒の憧れの的、優木先輩になっていた。 「よし、成功だな・・・俺があの優木先輩になっちゃったよ・・・でも、ブルマって、スースーしてなんだか恥ずかしいなぁ・・・」 俺は、今や自分のものとなった優木先輩の太ももを撫で回した。 「あぁ・・・スベスベして気持ちいい・・・って、時間がなかったんだ!」 俺はすかさず俺が下校するコースである西側昇降口に駆け出した。 「おぉ、優木先輩って足速っ!身体が軽いよ!胸は重いけどね!」 俺は激しく揺れる胸を下から救い上げて抑えながら昇降口へと走った。 「田中君」 俺はまさに下校しようとしている俺自身に声を掛けた。 「え・・・!優木先輩・・・!?」 俺自身は、普段一切関わりのない高嶺の花である優木先輩から声を掛けられて緊張しているようだった。 「課題の件、聞いたわよ、大変ね。私が先輩として力になるから、言うとおりにして頂戴」 俺は俺自身の手を握った。 「はい、でも、なんで先輩が・・・!?」 「そんな細かいことはいいじゃない!かわいい後輩の為に一肌脱ぎたくなっただけよ!でね、ごにょごにょ・・・」 俺は俺自身に耳打ちをして、ある簡単な命令を出した。 「はい、わかりました」 「じゃ、よろしくねー!」 そう言うと俺は駆け足で体育館に戻ったのだった。 「あ、キャプテン!一同整列!気をつけ!」 俺が体育館に戻ると、既に集っていたバレー部の部員達が俺の元に一斉に整列してた。 (おぉ!さすがぁ!今は俺がキャプテンなんだもんな!) 俺の頼みを無下に断った藤森は、先程の俺へと向けられた表情とは全く違う、羨望と喜びに満ちた表情を俺に向けて整列している。 (なんだよ…!俺への態度と全然違うじゃねーか!) 「休め!」 俺がそう言うと、部員はいっせいに休めの姿勢となった。 (気分いい!) 「気をつけ!」 そう言うと、また部員達は気をつけの姿勢となった。もちろんあの藤森も俺の命令するがまま従っている。 (おもしれぇ!) 「休め!」 「気をつけ」 「休め!」 「気をつけ!」 藤森をはじめ、本来の俺の先輩である部員達をも全て、俺の掛け声一つで言うがままに意味のない、休め、気をつけのポーズを何度も繰り返した。 (あっはっは!こりゃ傑作だ!さて、このぐらいにしておきますか!) 「さて皆さん、今日は各自の自主練とします!」 一同がザワついた。 「キャプテン、今日はフォーメーションBの練習を徹底するとのことだったのではないですか?」 (フォーメーションB?なんだそりゃ?今のキャプテンである俺にはどーでもいいことなんだよ!そんなことはな!) 「えーと、そのハズだったのですが、それよりも重要な用件が入ったので、急遽予定を変更します!キャプテンの判断よ!皆さん、それでいいわね?」 「はい!」 部員達は俺の命令通り、各自で練習を始めた。 「あ、藤森さん!」 俺は藤森に声を掛けた。 「はい、キャプテン!」 「あなたには、すごーく重要な相談事があるの…ちょっとついてきてもらってよろしいかしら?」 俺は、こちらに羨望の眼差しを向ける藤森にそう言った。 「はい!」 俺は藤森の肩に腕を回すと、いつもの旧校舎の体育倉庫へと藤森を連れていったのだった。 「ね?いいでしょ?」 「そんな…キャプテン…」 旧校舎の体育倉庫に藤森を連れ込んだ俺は、こっそり鍵を閉めると、藤森の肩に腕を回して俺に課題のノートを貸すように頼んだのだった。 (藤森は噂通りだと、この優木先輩のことを・・・ククク・・・) 「あなたの憧れのこの私、優木真由子の頼みなんだからいいわよねぇ?」 俺は藤森の耳元に顔を近付けてそう囁くと、胸に手を伸ばした。 「はうっ!あんっ!」 案の定、藤森は大きな抵抗をすることもなく、顔を赤らめながら俺に胸を揉ませ続けた。 (ククク・・・やっぱりな・・・) 「でもぉ…キャプテン・・・あぁん!」 「なあに?」 調子に乗った俺は藤森の股間へも手を伸ばした。 「あっあぁぁん・・・!今度の・・・大会のコトで・・・あんっ悩みを・・・相談されると思ってたのにぃ…あんっ…キャプテンにとって何より大切な部活の練習を後回しにしてまで…何であのバカ洋治の為に…?あぁんっ…!」 (なにぃ!バカ洋治だと!?くっそー!) 藤森は俺の手を払った。 「あらあら、やきもちかしらぁ?キャプテンの言うことが素直に聞けないなんて悪いコねぇ・・・」 俺はハンカチで藤森の手を縛ると、再び藤森の胸と股間に手を伸ばした。 「あぁん!キャプテン・・・!」 「それに彼みたいにステキでハンサムな方のことをバカ洋治なんて言っちゃいけないわぁ!彼、私のタイプなのよぉん!」 「ステキ・・・あぁん!ハンサム・・・タイプぅ?・・・・あん!そんな・・・コト・・・」 快感に溺れながらそう言った藤森の表情は少し暗くなった。 「まさか、キャプテンもアイツのこと・・・でもキャプテンには彼氏が・・・あぁん!でも私はキャプテンも大好きで・・・あぁん!」 藤森は混乱した表情を浮かべながら、小声でそうつぶやいた。 (「も」!?ってもしかして・・・そうなのぉー!?) 「もしかして…あなた、田中君のことを…?」 藤森は顔を赤らめながらコクッと頷いた。 (やっぱりそうか…男を見る目があるヤツだ…!グフフ…) 「そうなのぉ!わかるわぁ!彼、ステキだものねぇ!」 (なんか優木先輩に褒め称えられてるみたいで気分いいなぁ!) 「私も田中君のコト想像して毎晩オナニーしてるのよぉん!あぁん!彼のこと考えたら興奮してきちゃったわぁん!」 俺は体操着のTシャツを捲り上げると、ブラをずり上げた。 (うっひょー!優木先輩のおっぱぁーい) 「あっふぅん・・・!気持ち・・・いい・・・」 俺が優木先輩の胸を凝視しながらじっくと揉んでいると、藤森がその胸に吸いついてきた。 「でも私…キャプテンのこと大好きで…いつもキャプテンのコト想像して…でも田中君のコトもかんがえちゃって…自分でもワケがわからないんです!キャプテーン…!」 (ふふふ・・・かわいいやつだ・・・俺は今、お前の憧れのの優木先輩でもあり、お前が好きな洋治でもある最高の存在なんだぜ・・・) 「うふふ・・・かわいい後輩であるあなたの為に、私が田中君との仲を取り持ってあげるわ」 (そういうことならちょっと予定を変更して・・・) 「え・・・?でも、キャプテンもアイツのこと・・・」 「ええ、田中君は私の憧れよ!今の彼氏なんて田中君の単なる代用品に過ぎないわ!」 (なーんちゃって!あの優木先輩にこんなこと言わせてるなんて興奮するぜ・・・!) 「じゃあ何で・・・?」 「私・・・彼に告白して振られちゃったのよ・・・俺には幼馴染で好きな人がいるからってね・・・!」 俺は藤森の股間に手を伸ばしながらそう言った。 「あぁん!それって・・・」 藤森の顔は一気に赤くなった。 (よしよし、かわいい奴だ・・・でも、俺があの優木先輩を振ったことにしちゃったよ!気分いい!!) 「そう、あなたのことよ」 俺は藤森の胸にしゃぶりついた。 「嬉しい・・・!あぁん!」 藤森は快感に悶えながら恍惚の表情になった。 「それにね、バイセクシャルである私は、あなたのことも好きで、かわいいあなたにずぅーっとこぉんなコトしがたかったのよ!」 俺は藤森の体操着を脱がせ、自分も全裸になり、股間を擦り合わせた。 「嬉しい・・・!キャプテーン!」 「あぁん!藤森さん、一緒にイキましょう!あぁぁぁぁ!」 「はい!あぁぁぁん!イクぅー!」 「「あぁぁぁぁん!」」 同時に絶頂に達した二人は、床に崩れ落ちた。 「よっこいしょっと!よし、あと35分あるな・・・」 ゆっくりと起き上がった俺は、時計を確認すると、藤森を起こした。 「あなたのことも、田中君のことも大好きだから、これから二人の仲を取り持ってあげるわ」 立ち上がった俺は、窓を開けて旧校舎の裏庭で待たせていた俺自身を呼び寄せた。 「え・・・?キャプテン!?」 藤森は慌てて体操着で身体を隠した。 「隠さなくっていいのよ、そのままでいなさいな」 ガラッ その時、体育倉庫の扉が開いた。 「優木先輩、藤森のノートを貸してくれるってことで・・・ゲッ!先輩に藤森・・・なんでそんな格好で・・・!?」 部屋に入ってきた俺自身は、全裸の優木先輩と藤森を見て、股間が爆発しそうに膨れ上がった。 「格好なんてどうでもいいのよ、藤森さんがあなたのことを好きだそうよ。お付き合いしていただけないかしら?」 俺は俺自身にそう言うと、ウインクして合図を送った。 (ちょっと予定は変わったが、俺自身には、話を合わせろって言ってあるから大丈夫だな・・・) 「本当か?俺もずっと藤森のこと・・・」 (よしよし、うまいうまい!そりゃそーだよな!俺自身がこのシュチュエーションで断るわけがない) 「嬉しい・・・洋治・・・」 藤森の顔が真っ赤になった。 「でね、藤森さんは全生徒の憧れである私のことも好きだって言うの・・・だから、二人で藤森さんの願いを同時にかなえて差し上げましょう!」 俺は再び俺自身に向けてウインクした。 「ああ、わかった」 俺自身は大きく頷いた。 「え・・・それって・・・」 藤森は困惑した表情になった。 「3Pしましょう!」 俺はそう言うと、それに応えるように俺自身も全裸になった。 「あぁん!最っ高!」 「藤森!優木先輩!」 「キャプテン!洋治ぃー!」 俺は藤森を攻めたり、藤森に迫らせたり、俺自身のアレを挿入したりして、レズと俺自身の身体との究極のオナニーを存分に堪能した。 「あぁぁん!イクぅーーーーー!」 三人同時にイクと、皆、グッタリと床に崩れ落ちたのだった。 (あぁ・・・最高だったぜ・・・ゲッ!あと五分しかない!) 俺はガバッと立ち上がると、慌てて優木先輩の下着と体操着を着込んだ。 「キャプ・・・テン・・・!?」 藤森はグッタリした表情でこちらを見た。 「じゃ、あと、私は用事があるから失礼するわ!あ、二人の邪魔をしたくないから、私は身を引いて、もうあなたとのレズ行為は一切しないことにするわね。このことは二人だけの秘密よ!もう絶対話題にしちゃ駄目よ!じゃ、お二人さん、お幸せにー!」 そう言い残して俺は慌てて旧校舎の体育倉庫を後にしたのだった。 「せんせー!具合悪いんで休ませてもらいまーす!」 「え・・・?えぇ」 慌てて保健室に駆け込んだ俺は、保健の先生にそう言ってベッドに飛び込んだ。 (ふぅ、間に合った・・・でも、憧れの優木先輩でいられるのも後3分か・・・) 俺は名残惜しかったので布団の中でこっそりと優木先輩の胸を揉んでいると、カーテンの隙間から保健の先生が見えた。 (相変わらずセクシーだよな・・・) 俺が見ていると、帰り支度なのか、着替えを始めた。 (おっ、ラッキー!俺が優木先輩だから安心しちゃってるんだな!中身が俺だとも知らずに・・・ククク・・・) 俺は保健の先生の生着替えを堪能しながら息を殺して最後のオナニーをした。 「うっ、くっ・・・はぁっ・・くっ・・・イクぅ・・・!」 イッたと同時にタイムリミットが来て、俺は元に戻っていた。 傍らには藤森のノートがあった。 「よしよし!ん?メールだ」 俺がノートの中身を確認していると、藤森からのメールがあり、明日一緒に学校に行くことになった。 「ラッキー!タイムマシーン最高っ!」 完 |